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千葉銀行がナンバーワン!?

2009-07-30 06:10:44 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「貯金の運用方法。あなたは定期預金派?投資派?それとも普通預金で放置派?」では・・・


 1位:定期預金派 77% 2位:投資派 21% 3位:その他 2% 4位:普通預金派 0%


となりました。圧倒的に「定期預金派」が多いという結果になりましたね。


 そもそものキッカケは日経新聞の記事の中に、世の中の普通預金が160兆円で、実は定期預金の額(195兆円)と大差ないという記述があり、案外みなさん、普通預金に放置してしまっているのかな?と思った次第ですが、少なくとも当サイトのユーザーのみなさまはそんなことはなく、定期預金で運用するか投資に回していて、普通預金に放置している人は0ということですね。スバラシイ。


 ただ実際には、頭では定期預金や投資に回すと考えていても、面倒だったり時間がなかったりして、結果的に普通預金に放置された状態になっている、という人は意外に多いかもしれません。特に定期預金は、売り切れることもありませんし、今日と明日で金利が大きく変わることも少ない。季節によって装いが変わるものでもありませんし。


 バーゲンじゃない時期の百貨店とか専門店のようなもので、焦って買う客がいない。「そのうち、そのうち」と設定が「先送り」されて、その間は普通預金に眠っている、というような場合も多いんじゃないかな、と感じたりもします。


 筆者は基本的にグータラなので、何事も「先送り」ですね(笑)。そういえば定額給付金すら、まだ受け取っていないですね。「まだ大丈夫」、なんて思っている間にもう8月ですね。ヤバイ!


 そういえば、普通預金って銀行では儲かるみたいですね。全体で見ればそれほど大きく残高が増えたり減ったりしないし、何より金利が低いですからね!仮に筆者のように一定層のグータラ顧客がいて、100万円とか300万円とかまとまった資金があるのに普通預金に放置していたりすると、銀行から見れば「最もオイシイ客」ということになるのかもしれません。 


 携帯のプランなんかもそうですが、サービスを提供する側から「こっちの方が安くなりますよ」とは教えてくれません。利潤を追求するのが企業であり、資本主義というものです。まぁ、企業でなくても、役所だって「こうすれば税金が安くてすみますよ」と教えてくれることもないわけですが。


 なので、銀行を儲けさせてはいけない!とは言いませんが、意識が高い人と低い人とで待遇に差が出てくるのであれば、やはり意識を高くしておくべき、ということでしょうね。放置しておいてもいいことはありません。・・・早く給付金、もらいに行くか・・・。


 アンケートの結果に戻れば、「投資派」は21%ということで、こちらも世の中の平均から見れば、かなり高い方ではないのでしょうか?資産運用という意味でも、意識が高い人が多そうです。これまたスバラシイことですね。


 折りしも、株価も徐々に戻ってきていますし、景気の先行きもだんだん明るさが見えてきました。7月の終盤ということで、夏のボーナスの残りの資金の運用方法を考えるにはいいタイミングですね。筆者のように「先送り」せず(笑)、決めたらしっかり実行してみてはいかがでしょうか。


 ちなみに、万事先送りの筆者ですが、資産運用に関しては積極派で、全額「投資」です。全額!


 民主党政権になったら、財政はともかく、経済としては、短期的には少しはプラスになる見通しのようですね。筆者の運用も、一日も早く含み損が解消されることを願っています(笑)。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。8月22日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=497


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=354


 さて今回は、日経の銀行リテール力調査について。


            --- Ginkou ---


銀行リテール力、千葉銀再び首位 第5回日経調査http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090727AT2C2400S25072009.html


 日本経済新聞社と日経リサーチは全国の121銀行を対象とする第5回「銀行リテール力調査」をまとめた。店頭サービスや金融商品の充実度を比べた結果、千葉銀行が2年連続で首位となった。みずほ銀行は前回の8位から2位に、三菱東京UFJ銀行は前回の60位から3位に浮上した。


 調査員が銀行本店の営業窓口に出向き、接客姿勢や相談・説明能力などを採点。投資信託の品ぞろえやATM手数料などのアンケート調査の結果も加え、総合ランキングを作成した。(26日 07:00)


〔 出典:日経ネット 〕


            --- Ginkou ---


 世の中的には超マイナーそうですが、日経新聞が年1回発表している「銀行リテール力」。一応、日経新聞のトップにも出ていたと思いますし(違いましたっけ?)、日経金融新聞改め日経ヴェリタスにも特集が掲載されていますので、銀行員の方々の中ではそれなりに知名度のある調査なのではないですかね?よく分かりませんけれど。


 で、そのやや「内輪受け」っぽい調査の、今年の結果が出てきました。1位は何と・・・千葉銀行!渋い・・・。しかも2年連続。マジデスカ。


 ヴェリタスによればこんな結果になっています。( )内は昨年の順位。


 1位:千葉銀行 (1位) 2位:みずほ銀行 (8位) 3位:東京スター銀行 (2位)  〃:三菱東京UFJ銀行 (60位) 5位:横浜銀行 (43位) 6位:広島銀行 (40位) 7位:琉球銀行 (10位) 8位:常陽銀行 (5位) 9位:スルガ銀行 (28位) 10位:池田銀行 (32位)


当サイトの人気投票では下から数えた方が早そうな銀行が人気上位になっていますね(苦笑)。


 ではこのマイナー感たっぷりの「銀行リテール力」の算出根拠ですが、300点満点で内訳はこんなことになっているようです。


 200点 ・・・ 調査員が窓口に出向いて接客サービスを評価する「店頭サービス」 100点 ・・・ 商品の品揃えや手数料などの「商品充実度」


ポイントとしては採点の過半が店頭サービスで評価される、という点と、調査員による主観的な評価である、という点ですね。


 ユーザーのみなさんはどうか分かりませんが、筆者は銀行の店舗に行かないので、店頭サービスには現状は興味がありません。将来、暇を持て余して話し相手が欲しくなったら変わるかもしれませんが(笑)。したがって店頭サービスの質が銀行の評価に影響を与えることはまずありません。


 また、後者の主観的な調査という部分に関しては、正直あまり信用していません。ホテルとかレストランとかなら「快適さ」とか「おいしさ」とか、メインのものさしがしっかりしているので、主観的な調査でも参考になりますが、銀行の場合はものさしがハッキリしていません


 もちろんメインのものさしは「お金を減らさず増やしてくれること」に違いありませんが、その結果が出てくるのは何年も先の話なので、店頭でチャチャっと調査して評価できるものではありません。


 そうなると「銀行員の接客の丁寧さ」とか「説明の丁寧さ」とか「リスクに対する説明」とか「商品知識」とかいったところで評価するのかもしれませんが、どれが重要かは人によって違いますし、その調査結果も各項目の配点次第で大きく変わります。


 その評価の不安定さは去年の順位からの変動を見れば一目瞭然ですね。三菱東京UFJ銀行が昨年の60位から3位に一気に順位を上げていますが、恐らく三菱東京UFJ銀行の店頭サービスは去年と今年で微塵も変わっていないはずです。逆に三井住友銀行が、去年の4位から18位に一気に順位を下げていますが同様でしょうね。


 ハッキリ言って、あまりあてにならないということです。


 無理やり点数を合計する総合ランキングをやめて、「接客姿勢ランキング」「相談・説明ランキング」など、個別の項目ごとに順位を出したほうがまだマシではないですかね。


 一方、定量調査っぽい「商品充実度」の順位だけを抜き出してみるとこんな風になっています。


 1位:中央三井信託銀行 2位:三菱UFJ信託銀行 3位:シティバンク銀行 4位:三菱東京UFJ銀行 5位:三井住友銀行


 ・・・これまた当サイトの人気順位でいけば、下から数えた方が早そうですね・・・。


 てなわけで。


 いつも違和感のある日経新聞のこういう類の調査ですが、恐らく調査項目が的外れか、配点が間違っているから、結果が世間ズレしてしまうのだと思います。もし筆者が無理やり総合ランキングを作るならこんな感じですかね(ちなみに筆者自身の評価ポイントではありませんので悪しからず)。


 ・店舗/ATMが近くにある     20点 ・預金の金利が高い         30点 ・ATMや振込の手数料が低い    20点 ・知名度がある/イメージがいい   20点 ・信用力がある           10点 ・行員の説明が丁寧であるとかナントカ 0点


 千葉銀行さんには申し訳ないですが、この配点なら1位は別の銀行になると思います。


 さて、今回の読者アンケートは、「1位が千葉銀行、2位がみずほ銀行、3位が東京スター銀行と三菱東京UFJ銀行になった日経新聞の銀行リテール力調査2009。結果に納得できる?」でいきましょう。8月29日まで。


 ■1位が千葉銀行、2位がみずほ銀行、3位が東京スター銀行と三菱東京UFJ銀行になった日経新聞の銀行リテール力調査2009。結果に納得できる?(8月29日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=499


 






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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」7月号。

2009-07-28 05:28:59 | Weblog
7月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2009年7月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (住信SBIネット銀行、日本振興銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・政権交代がほぼ確実な民主党。その民主党の公約、どれが大事?

   ・あなたは定期預金派?投資派?それとも普通預金で放置派?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(3年4ヵ月目)

 6.4年8ヵ月目のひとりごと:「アメリカはやっぱり大丈夫?」+300本

 7.お問い合わせ

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マネックス証券:カブロボファンド

2009-07-25 09:20:58 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、日本振興銀行の個人定期預金を取り上げました。現状はこんな金利になっています。

■日本振興銀行の個人定期預金

 ・1年もの :1.0%
 ・3年もの :1.4%
 ・5年もの :1.8%
 ・10年もの:2.1%


どの期間でも1%以上ですから、やはりかなりの高金利ですね!最近は金利を下げる銀行も増えてきましたので、その中ではがんばっている方と言えますね。ただ、この金利も来週一杯までで、7月27日からはこんな金利になるようです。

 1年もの :1.0%
 ・3年もの :1.3%
 ・5年もの :1.7%
 ・10年もの:2.0%


・・・とは言っても、引き続き高金利ですね。十分、魅力的な水準です。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。ちょうど真ん中。まぁ、そんなものじゃないですかね。金利は高いが、会社の中身はよく分からず少し気持ち悪い。でも預金は元本保証だし。で、真ん中の「3つ★」。

 ただ実際の投票は「5つ★」満点をつけている人と、最低の「1つ★」をつけている人が最も多く拮抗しています。好き嫌いが分かれている銀行、ということですかね。ただビジネスをやっていく上では「好きな人」さえいてくれれば、どれだけ「嫌いな人」がいてもやっていけるとは思います。

 まだの方は投票をお願いします。8月18日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=496

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=343


 今回はマネックス証券のカブロボファンドを取り上げたいと思います。



 出たーカブロボファンド!(笑)

 当サイトのほとんどのユーザーの方は興味がないかもしれませんが(笑)、この圧倒的な存在感!いいですね。

 ついに出たか・・・という感じですね。確か、去年くらいにマネックスがこういうファンドを出そうと考えている、というニュースを見たような気がします。その後、音沙汰ありませんでしたので、さすがにプログラム投資もリーマンショックなどの荒波には耐え切れなかったのかな、と思っていましたが、しっかり準備を続けていたのですね。すばらしい。

 どういうファンドかと言えば、要は、あらかじめ株式の売買のルールを作っておいてプログラミングしておき、実際の売買はそのプログラムにそってコンピューターがやっていく、というものですね。

 また買うだけでなく売りも組み合わせるので、うまく行けば、相場が下がった時も収益をあげることができます。

 そして何より、コンピューターなら感情が入らないので判断に迷うことがありません。下げ相場で買うのには勇気がいりますが、コンピューターなら躊躇しませんし、上げ相場で売るのも然りですね。


 肝心の投資手法についてはよく分かりませんが、基本的にはデイトレーダーに近いものだと思います。株価の動きをとらえて売買を繰り返すスタイルですね。コンピューターは将来を予測するのは苦手というかできませんが、事実を処理するのは半端なく早いので、株式の取引状況などの膨大なデータをもとに注文を出していくのでしょう。

 そういう意味では企業の将来性とか、企業を所有する・応援すると言った、株式投資の「ウェット」な面は一切なく、あくまでも「ドライ」に売買益を狙っていくというものですね。「ウェット」だろうと「ドライ」だろうと、究極の目的は収益を稼ぐことだと思いますので、まぁ、それもアリかなと思います。

 マネックスのサイトでは、BRICsなどの新興国と違い、日本は経済成長がなかなか見込めなくなっていて、日本株を「バイ&ホールド」スタイルで長期保有しても、なかなか収益をあげづらくなってきている。なので、ここは短期売買で収益をあげていきましょう、というような趣旨のことが書いてあります。
 https://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G800/kaburobo/faq/q2.htm


 この論法が正しいかと言うと・・・正直、かなり疑問です(笑)。日本の経済成長はなかなか見込めないのは事実でしょうけれど、それでは企業の収益が伸びないかというとそうではありません。2007年度の全産業の売上高は1,580兆円でバブル時の1992年度の1,455兆円を上回っていますし、2007年度の経常利益は53兆円で、同じくバブル時のピークであった1989年度の39兆円大きく上回っています

 これはやはり各企業の生産性の改善のほか、海外でしっかり収益を上げる体制を整えていったということですよね。

 また株価上昇によるキャピタルゲインも収益源となりますが、配当によるインカムゲインも見逃せません。NYダウを例にとると、長期間では株価上昇による収益よりも、配当による収益の方がはるかに多かった、というデータも見たことがあります。

 要は株価が全く上がらなくても、収益が全く成長しなくても、とにかく安定した収益をあげて潰れさえしなければ株主は報われる、ということです。まぁ、この「潰れさえしなければ」というのが、競争を是とする市場経済においては難しいのではあるのですが。


 日経平均株価がまだバブル時の株価を上回れないのは、日本経済の成長率が低くなったことが原因ではなく(間接的にはもちろん原因の1つではあるのでしょうけれど)、やはりバブル時の株価が高すぎた、ということですよね。ちなみに日本株は今でも収益から見れば割高ですのでご注意ください。


 それから、短期売買で利益を上げれるかと言うとこちらもかなり疑問ではあります。短期では企業の配当や収益はほとんど見込めないので、基本的には誰かが得をすると誰かが損をする「ゼロサム」と呼ばれる、まぁ言ってみればマネーゲームの世界になってきます。さらに短期売買の場合は、その分、手数料がかさみますので、平均すればプラスマイナス0ではなく、手数料分だけマイナス、という状況になります。

 そして株式市場の参加者の過半はプロですからね。その中にはもちろんすでにプログラム投資をしている参加者もいるでしょうし、そう簡単には勝たせてくれないでしょう。まさにカブロボさんの腕前をどこまで信じるか、というところですね。


 では、筆者がこのファンドに否定的かと言うと・・・実はそうではありません(笑)。ユニークで面白いじゃないですかね。かつ筆者は基本的に「バイ&ホールド」なので、あえてこういうファンドをポートフォリオに組み入れてみると分散効果も期待できるかもしれません。「ホントかなぁ、ちょっと胡散臭いなぁ。」と思いながら、投資してみるくらいのスタンスであればいいのではないですかねー。


 ちなみにこちらではカブロボファンドのまで聴けます(笑)。歌手はアノ人です。
 https://www.monex.co.jp/FundGuide/topslide/guest/G800/kaburobo/movie.htm
 

 では、マネックス証券の、プログラムで日本株取引を行う、ユニークな「カブロボファンド」、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・ちょっと胡散臭さを感じながらも、やっぱり面白いので「★★★★」としておきます。投票は8月25日まで。




マネックス証券の、プログラムで日本株取引を行う、ユニークな「カブロボファンド」。あなたの評価は?(投票は8月25日まで) >>>投票はこちら


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定期預金派?投資派?それとも普通預金派?

2009-07-23 06:59:52 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「政権交代がほぼ確実な民主党。その民主党の公約、どれが大事?」では・・・


 1位:年金制度改革 21%  〃:(公約にはないが)財政改革 21% 3位:医療改革 17% 4位:子ども手当 10%  〃:雇用政策 10% 6位:暫定税率廃止 7% 7位:高校無償化 3%  〃:高速道路無料化 3%  〃:郵政事業改革 3%


となりました。筆者が前回のコラムで強調した財政改革については同率1位ということで、そこそこの賛同をいただいたようです。本当、このままでは絶対、国の借金返せないですから。深刻になれば、みんな香港とかシンガポールとかタイとかに移住するんですかね??一部の金持ちはすでに動いている気もしなくはないですが。


 とは言いつつ、個人が国家権力に逆らえるはずもなく、最終的には税務署にイチャモンをつけられて重い課税をされるのがオチだと思います。将来、逃げ出す方法を考えるのではなく、やはり今すぐ、借金を減らす道筋をわれわれ有権者自身がつけたいものですね。


 やはり、今後の人口減少社会をしっかり直視すべきですよね。今、人口が減り始めているということは、しばらくはこのトレンドが続くのは間違いないわけで、移民等を受け入れないなら、もう確実に人口が減っていくわけです。


 人口が減ること自体は別に悪いことではなく、日本が豊かになった証でもあるわけですし、土地も安くなるかもしれませんし、今後は相続のたびに(税金のことを考えなければ)資産が合体して増えていくことになります。今までは相続のたびに土地が分筆され、細切れになっていったわけですが、今後はその逆のことが起こってくるわけですね。


 また、ある意味、地球にも優しいわけで、人口減少のデメリット面だけを見るのは良くないと思います。


 ただし。


 国の借金という面では、人口減少は完全にデメリットですね。現状、国の借金は1人あたり450万円くらいあります。1人450万円でも厳しいですが、普通は扶養家族などがいますので、4人家族なら1,800万円もあります。これだけでもかなり厳しいわけですが(というか無理!?)、人口が仮に3/4になれば1人600万円。4人家族で2,400万円。家、買えちゃいますよ・・・。


 というわけで、バラ色の未来を描くのはいいですが、しっかり今後、人口が減少することを見据えて対策を練ってほしいですね。そういえば楽天で個人献金できるんでしたっけ??ちょっと考えようかなー。


 さて同率1位のもう一つは「年金制度改革」で2位は「医療改革」。いずれも収支のアンバランスがどんどん拡大していっている問題ですね。高齢者が増えて、支払う年金や医療費が増えていっているのに、収入のあてがない。では、どうするか、ということですね。今までごまかしてきたから(これだけが理由ではもちろんないですが)、ここまで借金が増えてしまったわけです。


 個人的にはまず支出を抑えるところから始めるべきだと思います。年金の支払額を減らす医療費の自己負担額を増やす。高齢者に優しくないと怒られるかもしれませんが、統計的には日本の場合、高齢者ほど金持ちなわけですからね。金融資産の過半は高齢者が持っています。若者の税金で、高齢者の年金や医療費がまかなうということは、統計的には「貧乏人が金持ちの年金や医療費をまかなう」ということで、道義的におかしいです。


 そうした上で、とは言いつつ生活がラクではない高齢者の方もいらっしゃるわけで、そういう方へのセーフティーネットはしっかり作っていく、という二段構えではないですかね。


 このあたり、まだまだ書き足りない気がしますが、また次の機会にでも。いずれにせよ、日本の未来を決めるのはわれわれ有権者なわけですから、そこはしっかり考えていきたいですね。投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。8月15日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=495


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=352


 さて今回は、定期預金と普通預金にについて。


            --- Ginkou ---


個人マネー生活防衛色、定期預金7年ぶり高水準 消費より貯蓄にhttp://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090721AT2C1701519072009.html


 個人マネーが生活防衛の動きを強めている。定期預金残高は5月末時点で前年比5%近く増え、約7年ぶりの高水準になった。雇用や賃金への先行き不安から、個人が元本割れリスクのない預金などの安全資産を積み上げているためだ。定期預金はこのところ月間1兆円近いペースで増えており、年内にも過去最大だった2001年1月末の201兆円を上回る可能性がある。


 日銀によると、5月末の個人の定期預金残高(国内銀行)は195兆円と前年同月比4.9%増えた。貯蓄志向を示す定期預金の伸びが顕著なのに対し、主に生活費に充てられる普通預金はここ数年、160兆円前後の横ばいが続いている。(20日 07:00)


〔 出典:日経ネット 〕


            --- Ginkou ---


 先日、日経新聞の一面に出ていたこの記事。趣旨としては定期預金の残高が増え続けているというものですね。個人的にはすっかり「景気回復モード」で投資をしていますが、世の中はそうでもなく、まだまだ守りということのようですね。


 確かに景気関連の各種指数で言えば、雇用とか賃金とかは遅行指数、つまり景気の動きに遅れてくる指数なわけで、例えば昨年夏のリーマンショックのあおりを受けて、今年の夏のボーナスの支給が減らされたりしているわけですね。


 そういう意味では、今まさに景気悪化の「痛み」を実感している方も多いかもしれませんし、結果として世の中の雰囲気が生活防衛の真っ只中にいるのも当然なのかもしれません。


 しかし、あと数日で8月。リーマンショックからすでに1年が経とうとしているわけですね。早いものですねー。


 ところで筆者がこの記事で気になったのは別のところでして、普通預金が160兆円ということで、実は定期預金の額(195兆円)と大差ないということですね。「お金が貯まれば定期預金」というイメージがありますし、金融資産の過半を高齢者が保有している現状を踏まえれば、何となく定期預金の金額は普通預金の残高の3倍とか4倍とかあるイメージをもっていましたが、実際にはそうではなく、ほぼ拮抗しているということですね。


 ほう。


 いつ使うか分からないので、普通預金に置いてあるのでしょうか?それとも、どうせ定期預金にしても金利が大してつかないので、普通預金に放置してあるのでしょうか?


 もしかすると、金利のつかない流動性預金なら預金保険で保護されていたと思いますので、一部の大金持ちが資産の大半をそういう預金に入れていて、それが普通預金としてカウントされているのかもしれませんね。


 果たして本当の理由は何なのでしょうね。


 そしてもう一つ気になったのは、普通預金と定期預金を足しても350兆円くらいにしかならない、ということですね。日本の個人の金融資産って1,400兆円って言われてなかったでしたっけ?


 で、第一生命のこのページを参考にしてみると http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/data/data.htm


 ・現金、普通預金等   323兆円 ・定期預金       450兆円 ・国債等         39兆円 ・投資信託        60兆円 ・株式等        118兆円 ・保険         400兆円 ・合計(その他含む)1,467兆円


となっていますね。こちらでは800兆円近い残高になっています。350兆円と800兆円。エライ違いですね。どっちが正しいのでしょう・・・。多分、どちらも正しいはずなので、恐らく日経の記事については、本当はもう少し限定的な数字なのでしょうね。「国内銀行」となっていますが、たとえばゆうちょ銀行を含まないとかナントカ。


 しかしこうしてみると投資信託なんかはもっとイケルような気がしますし、保険はちょっと掛けすぎなような気もしますね!?


 ちなみに・・・国の借金は550兆円を超えています。オエ。


 さらに地方の借金も含めると800兆円とかナントカ。オエオエ。預金を全部解約しても賄えないっす・・・。


 さて、今回の読者アンケートは、普通預金と定期預金の数字が拮抗していることを受けて、「貯金の運用方法。あなたは定期預金派?投資派?それとも普通預金で放置派?」でいきましょう。8月22日まで。


 ■貯金の運用方法。あなたは定期預金派?投資派?それとも普通預金で放置派?(8月22日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=497


 




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実況中継!自腹で資産運用~3年4ヶ月目(赤字:161万円)

2009-07-21 06:27:09 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、3年4ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=347

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状18%くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきました。新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなりましたので、一部売却してきましたが、株価も大幅に下がり大体いい感じ(?)に収まってきましたね。現状、新興国は約22%くらいです。

 ちなみにインド・ブラジルは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。今なら投資をしてもいいタイミングかもしれませんが・・・投資できる資金がありません(笑)。

 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。こちらは積極的に投資したいと思います。・・・って、こちらも資金はありませんけれど。何かを売却したら追加購入したいと思います。

 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・。


<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月はなかなか面白い動きですね。上がったのは国内REIT海外REIT国内の新興市場株中国株、アジア株、下がったのは先進国債券新興国債券国内の高配当株海外の高配当株ロシア東欧株とまちまちな動きでございました。

 概してこういう相場の方が解説もしやすくいいと言えばいいですね。ただ、こういう場合は最近いつでもそうですが、上がった資産が半分、下がった資産が半分なら、少しくらいプラスか、せめてプラスマイナス0でいいようなものですが、少しだけマイナスになっています・・・前月比マイナス2,116円ですね。ちょっとくらいプラスでもいいんですけれど(苦笑)。

 まぁ、それはともかく各市場の動きですが、海外債券が下がったのは円高の影響でしょう。国内外の高配当株が下がったのは円高の影響に加えて、今月はアメリカの雇用統計の悪化を受けて株価が全般的に軟調でしたからね。その影響を受けているのだと思います。ロシア東欧株は原油相場ですかね?原油は6月に比べるとかなり下がりましたからね。その影響を受けているのかもしれません。

 ただし円高は限定的に推移していますし、アメリカも各社の比較的堅調な決算発表を受けて急速に株価が回復しています。原油相場も然り。ここから底割れする可能性は少ないのではないか?と感じさせる最近の動きです。

 一方、上昇した資産に目を向けると、国内REITは、公的機関による投資ファンドの話が進んでいるのに加え、破綻したレジデンシャルの新スポンサー選びが紆余曲折を経ながらも進んでいることがあるのでしょう。国内の新興市場は堅調ですね。ただマーケット自体はここまで伸びたわけではないので、筆者の組み入れているファンドのファンドマネージャーが頑張ってくれているのかもしれません。

 最後に、ガツンと上昇しているのが中国アジア株式ですね。特に今回は中国よりアジア株の方が上昇しているのが面白いですね。中国がやや伸び悩んだのは円高の影響もあるかもしれませんが、アジアの方は、韓国台湾が比較的堅調に推移していますね。中国からあふれた資金が、米国の景気動向も横目でにらみながら、韓国や台湾に流れているのかもしれませんね。

 いずれにせよ、こうやって上がる資産や下がる資産が出てくると、分散投資の効果も出てくるってなものですし、全部の資産が上昇したり、全部の資産が下落したり、というパニック的な動きよりはるかに健全ですね。こんな「平常時」の相場が続くことを期待しましょう。

 さて、今後の相場見通しに関しては、専門家の見方は基本的に「短期的には悲観」という感じがしますがどうなんでしょうね?7月初旬の下落は「すわ、調整局面入りか?」と思いましたが、NYなんかはサクっと戻してきていますしね。どうなんでしょう。下がりそうで下がらない、そんな局面が続いています。やはり相場は誰にも分からない、というところですかね。

 ただ、一つだけハッキリしている点。それは1ドル=100円、日経平均1万円の壁は限りなく厚い、というところですね(笑)。FXやら日経先物を組んでいる人がそこで売り注文を出しているんですかね?よくは分かりませんが、しばらくボックス圏の動きが続くんですかねー。




 先月に引き続き、通算成績は悲惨な状態を維持しています。中国(香港)株以外、全部赤字ですね。せっかく分散しているんだから、もう少し損益も分散してほしいのですけれど、今のところ、みんな仲良く赤字です・・・。どこが次に黒字化するんですかねー。読めません・・・横一線です。




 こちらは損益推移です。去年の9月→11月でガツン×ガツン×ガツンと3連発で大損となりましたが、まだ半値も戻していないですかねー。4ヶ月連続の上昇は途切れ、今月はほんの少し下落しましたが、足元の指標が下落しているかとそうでもありません。しばらく一進一退が続くのでしょうかね??

 目標としては毎年25万円の利益。ということで5年目を迎える来年の4月には100万円の黒字を目指すということで、がんばってまいりましょう・・・。


<5.今月の追加投資/売却>

 景気回復の胎動が聞こえ始めたということもあり、また借金漬けの先進国債券に一抹の不安を感じていることもあり、先進国債券を7万5,000円ほど解約し、新興国債券海外の高配当株アジア株に2万5,000円ずつ投資することにしました。

 さらに解約を続けるかは様子を見ながらにしたいと思います。


<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。



 今月は少し下落したこともあり、3分法ファンドとの差がまた少し開いてしまいましたね。結局1年半以上、3分法ファンドに負けています。ウーム。筆者のポートフォリオの方がリスクが高いはずなのでリターンも高いはずなんですが・・・違うのかなぁ。まぁ、じっくり行きましょう。

 じっくりという観点では、グロソブもなかなか黒字回復せんですなー。あと一歩なんですが。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら!?

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日本振興銀行:円定期1年もの1.0%

2009-07-18 20:43:16 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の住宅ローン 最大20万円キャッシュバックキャンペーンを取り上げました。キャンペーン内容としてはこんな感じですね。

■キャッシュバック金額

 ・借入金額5,000万円以上:20万円
 ・借入金額3,000万円以上:10万円
 ・借入金額1,500万円以上: 5万円

 
借入金額って普通いくらくらいなんですかね?3,000万円~5,000万円の間くらいですかね?となると10万円のキャッシュバック。1万円じゃなくて10万円。大きいですね

 ただし。

 冷静に考えれば、住信SBIネット銀行の住宅ローンって手数料がかかるんですよね。借入の2.1%。3,000万円なら63万円。ということは・・・要するに10万円キャッシュバックと言っても、63万円の手数料を払うわけで、位置づけとしては「手数料の割引」に近いですね。割引されないよりはされる方がいいに決まっていますが、それ以上の手数料があることには注意が必要ということです。

 そして・・・。

 もちろん、もっと大切なのは金利ですね。金利が高ければ、いくら10万円や20万円割り引かれても意味がありません。では住信SBIネット銀行の金利がどれくらいかと言うと・・・


■住信SBIネット銀行の住宅ローン金利

 ・5年 :1.62%
 ・10年:2.10%
 ・20年:2.65%
 ・30年:2.70%


 ・・・そう、かなり低いんですよね。というわけで手数料キャッシュバックはちょっと「ダマシ」な感じもしなくはありませんが、金利はそれを補って余りある魅力的な水準です。借入や借換を検討している方は、選択肢の一つにしてもいいのではないでしょうか。

 他の銀行の住宅ローンと比較したい方は、サイト内のこちらのページも参考にしてみてください。
 
 ※住宅ローン:金利・手数料比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/index.php



 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.3」・・・かなり低いですね。ほとんどが1つ★か2つ★ですね。やはり実際には手数料がかかるダマシ感が災いしたのでしょうか。

 そして投票数もかなり寂しいことになっています・・・やはり世の中、定期預金ユーザーほどには住宅ローンユーザーがおらず、さらに当サイトには、住宅ローンユーザーがさらに少ないということですかね・・・残念です。

 人気絶好調の住信SBIネット銀行だけに高い評価を期待したのですが、世の中、そんなに甘くはないようですね。ただ、金利自体はかなりの低水準ですので、本当に住宅ローンを検討している方は選択肢の一つに入れてもいいとは思います。まだの方は投票をお願いします。8月11日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=494

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=341


 今回は日本振興銀行の個人定期預金を取り上げたいと思います。



 何だかんだと3~4ヶ月に1回は取り上げていますね、日本振興銀行。やはり、相当な存在感を発揮しています(笑)。いい意味での存在感としては、何といってもその高金利ですね。現状はこんな金利になっています。

■日本振興銀行の個人定期預金

 ・1年もの :1.0%
 ・3年もの :1.4%
 ・5年もの :1.8%
 ・10年もの:2.1%


どの期間でも1%以上ですから、やはりかなりの高金利ですね!最近は金利を下げる銀行も増えてきましたので、その中ではがんばっている方と言えますね。ただ、この金利も来週一杯までで、7月27日からはこんな金利になるようです。

 1年もの :1.0%
 ・3年もの :1.3%
 ・5年もの :1.7%
 ・10年もの:2.0%


・・・とは言っても、引き続き高金利ですね。十分、魅力的な水準です。

 預け入れ金額は50万円からなので、まずまず手ごろですね。通帳や証書が発行されないので、少し不安を感じる人もいるかもしれませんが、残高レポートを4月と10月に送ってきてくれるので、それを見れば残高は確認できますね。

 あと注意しないといけないのは、満期の時に継続するタイプを選んでおかないと、金利がエラく下がってしまうということですね。満期の時に自動的に解約するタイプだと金利がこんな感じになります。

 1年もの :0.7%
 ・3年もの :1.1%
 ・5年もの :1.5%
 ・10年もの:1.8%


自動継続タイプでも、途中で自動解約タイプに変更することもできるので、もしこの定期を利用するなら、迷わず自動継続タイプを選ぶべきですね。


 さて。

 どうせ1,000万円までは利息まで預金保険で保護されているので、純粋に金利で定期預金を選ぶというのは正しいわけですが。

 どうもこの日本振興銀行という銀行はオススメするのに躊躇させるものがあります。こちらが悪い意味での存在感ですねー。要は何で儲けが出ているのか、ぜんぜんわからないんですよね。

 ただ最近になって、少しそのビジネスモデルの一旦が見えてきました。以前、強引な取立てが社会問題となった商工ローンの代表的な会社の1つである旧商工ファンド(現SFCG)の債権=貸付金を買い取っていたのですね。

 商工ローンの貸付金の金利は30%近かったと思いますので、1%~2%の金利で預金を集めて、30%で貸し出せれば「丸儲け」になるのはよく分かります。ですが・・・世の中、そんなに「うまい話」があるわけがありません

 30%の金利でしか借りられない先というのは、当たり前ですが極めてリスクが高い先ですよね。貸し倒れ=倒産率が30%近くあってもおかしくありません。となると、倒産しそうな、あるいは倒産した先から、あるいはその保証人から、どれだけ強引に回収できるかがポイントになってきます。商工ローンは違法な方法も含めて、そのノウハウが図抜けいていたので急成長したわけですが、結局は社会問題になり、破綻しているわけですからね。

 やはり、真っ当な儲け方ではなかったわけです。

 翻って日本振興銀行がそういう一癖も二癖もある債権=貸付金を上手に管理できるかと言うと・・・正直、かなり難しいでしょうね。ノウハウの問題もありますが、そもそも銀行ですからね。下手なことをすると、恐い恐い金融庁から締め上げられてしまいます。強引な取立てなんかはできないでしょうね。

 では、商工ローンもどきのビジネスではなく、本来の設立の趣旨であるもう少しマトモな中小企業向け融資ビジネスがすごく有望かと言うと・・・残念ながら、そこはかなり過当競争になっていて銀行がなかなか儲けられない世界ですよね。

 新銀行東京の苦戦を見るまでもなく、マトモな中小企業向けの融資はメガバンクから地元の金融機関から、各金融機関の主戦場になっているようですから、ほいほい出て行って簡単に融資を積み上げられるはずもありません。

 さらに日本振興銀行のように預金金利が高いと、貸し出し金利もそれなりに高くせざるを得ないと思いますので、さらに難しいと思います。

 そして、折りしもの不景気で多くの中小企業が倒産しています。ほとんどの銀行が赤字に転落している中で、増収増益を続ける日本振興銀行。やっぱり「よく分からない」ということになってしまうんですよねー。どうなんでしょうね、ホント。

 そのうち、誰かが日本振興銀行の増収増益の理由の種明かしをしてくれることを期待しています。 


 では、日本振興銀行の、1年ものが1.0%、5年ものが1.7%になる個人定期預金について、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・最高レベルの高金利ではありますが、上記の通り、ちょっとキモチ悪いということもあり、「★★★★」としておきます。投票は8月18日まで。




日本振興銀行の、1年ものが1.0%、5年ものが1.7%になる個人定期預金。あなたの評価は?(投票は8月18日まで) >>>投票はこちら


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民主党の公約、どれが大事?

2009-07-17 07:35:13 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「巷で話題になっているFXの倍率規制。あなたは賛成?反対?」では・・・


 1位:反対 51% 2位:賛成 45% 3位:その他 4%


となりました。反対と賛成が拮抗していますね!筆者は、規制アレルギーみたいなものがありまして(笑)。昔から校則を始めとして、上から押し付けられるルールにはとりあえずイラっとしてしまいます。クルマを運転していても白バイやネズミ捕りを見るだけでイラっとしますし。善良な市民である皆さんはそんなことはないでしょうけれども(笑)。


 白バイやネズミ捕りが腹立つのは、わざわざスピードが出しやすい場所に張っているところですね。スピードが出しやすい場所というのは、見晴らしが良くて直線で、要は高速道路に近いような状況の道路なのですが、それはつまりスピードを出しても安全な場所である、ということなんですよね。


 ドライバーも馬鹿ではないので、危険そうな場所ではスピードを出さない。少々、スピードを出しても安全そうな場所でスピードを出す、そういう判断をしているわけですよ。そういうスピードを出しやすい道を見張って何の意味があるのか、ということですね。しかも、そのほとんど意味のない交通取締りを行っている警官たちの給料は私たちの税金から出てるんですよ!?うー、やめてくれ。どうせやるなら、せめて交通事故の多発地帯とかそういうところでやってくれ。


 もちろん、シートベルトの着用とか、チャイルドシートの装着とか、飲酒運転の取り締まりとか、統計上、明らかに死傷事件の減少につながるものはドンドンやってくれてもいいですけれどね。


 翻ってFXの規制。これも結局は本質的に投資家の保護につながるかどうかという問題ですね。FXによって借金が膨らみ夜逃げをせざるを得なくなる、というようなモノであれば規制も必要ですが、FXの場合、理論的には大損をこいても証拠金が0になるだけです。マイナスになることはない仕組みなわけですから、社会問題になるようなことは考えにくいですね。


 あとは投機性がどうか、ということですが、ハッキリ言って大きなお世話だと思いますね。もちろん倍率が高くなっていけば投機性は高まるのは間違いありませんが、どこまでが投機でどこまでが投資といえるのでしょうか?倍率2倍なら投機なのでしょうか?


 また投資か投機かの一般的な区別として、取引頻度があげられます。デイトレーダーは投機で、1年以上保有している人は投資だ、というような感覚は皆さん持っているでしょうけれど、では1ヶ月ならどうでしょう?半年なら?


 結局、投資と投機の境目は極めてあいまいなものですね。そして行動としてはみなさんすべからく収益を得ようとしているわけで、目的は全く同じなわけです。そこに線引きするような行為は極めて不健全ですね。


 そして繰り返しになりますが、投機性云々を言うのであれば、まず競馬・競輪・競艇などの公営ギャンブルを廃止すべきです。それから宝くじ。あんな胴元しか儲からない極めて不健全なものがあるのに、FXの投機性を議論するなんて馬鹿げています。


 しかも、その規制を守る金融庁の職員の給料は我々の税金から出るわけです。やめてけれー。


 ただし、悪徳業者を取り締まるのには大賛成ですけれどね。昨日もFXでの収益を詐称していた業者が捕まっていたようですが、これこそ投資家の保護に資するわけで、どんどんがんばってほしいと思います。そういう本質的に投資家の保護につながることに集中して仕事をしてほしいものです。


 投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。7月24日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=490


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=348


 さて今回は、衆議院選挙について。


            --- Ginkou ---


内閣支持最低、16.3%=民主支持初のトップ-時事世論調査http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090716-00000088-jij-pol


 時事通信社が9~12日に実施した7月の世論調査によると、麻生内閣の支持率は前月比7.8ポイント減の16.3%と急落、昨年9月の政権発足以来最低となった。不支持率は同7.6ポイント増の64.2%。政党支持率も、民主党が1998年の結党以来初めて自民党を逆転した。東京都議選など地方選での同党連敗で示された麻生太郎首相への逆風が裏付けられた形だ。 内閣支持率が2割を切ったのは、3月以来。首相が自民党役員人事をいったん検討しながら断念し、指導力不足を露呈したことなどが、下落につながったとみられる。 政党支持率は民主が18.6%(同3.1ポイント増)で、自民は15.1%(同3.3ポイント減)。以下は公明4.6%、共産1.7%、社民1.3%、国民新0.2%。支持政党なしは55.7%だった。 「首相にふさわしい政治家」は、鳩山由紀夫民主党代表が34.3%(同0.3ポイント減)で、麻生首相の15.1%(同8.8ポイント減)を大きく引き離した。次期衆院選比例代表の投票先も民主が37.4%(同3.5ポイント増)となったのに対し、自民は19.5%(同5.3ポイント減)に落ち込み、差がさらに広がった。 


〔 出典:時事通信 〕


            --- Ginkou ---


 来る衆院選の前哨戦とも言える東京都の議員選挙が今週行われました。結果はみなさん、ご存知の通り、民主党が躍進したわけですね。自民党は歴史的大敗を食らったわけです。では8月に予定されている衆院選はどうなるかと言えば・・・まぁ、どう考えても民主党の大勝は間違いないですね。


 民主党も小沢氏の秘書が捕まったときはどうなることかと思いましたが、何とかここまで来た、ということですね。鳩山氏の献金問題などの火種はありますが、議論がそのあたりをさまよっている間は、大きく風向きが変わることはないでしょう。いよいよ政権交代の時期が来た、ということですね。


 さてその前哨戦だった都議選。筆者も都内に住んでいる関係で各党のビラを見ましたが、民主党のビラは詳しくは覚えていませんが、メインは


 ・築地移転反対 ・新銀行東京の存続反対 ・子供手当ての拡充とか保育園の増設とか何とか(すみません、うろ覚えです・・・)


そんな感じでした。はっきり言ってゲンナリでしたね。いつまでも野党じゃないわけで、反対すべきものは反対でもいいけれど、じゃぁ、代わりに何がしたいのかはっきり示して欲しい。時代は変わり、経済環境も変わる中で、反対しているだけでは取り残されるだけです。東京をどうしたいのか、どう活性化させていくのか、そういう具体的な提言を見たいわけです。築地なんてとっとと移転してしまっていいと思いますけれどね。何もあそこで畑や田んぼを作ろうという話じゃないですし。


 経営者の観点からの提言がほしいんですよね。結局、石原都知事が人気があるのもその点だと思います。彼に経営者としての資質があるかどうかは別にして(笑)。


 とは言いつつ、今回は民主党に投票しましたけれどねー。そんな有権者も今回は多いのではないでしょうか。


 さて国政の方で行けば、民主党はマニフェスト(公約)作りを急ピッチで進めているようです。主な項目はこんな感じのようです。


 ・子ども手当 ・高校無償化 ・年金記録 ・年金制度改革 ・医療改革 ・雇用政策 ・地域主権 ・高速道路無料化 ・暫定税率廃止 ・農業者戸別所得補償制度 ・地球温暖化 ・中小企業政策 ・郵政事業改革


いいですね。地球温暖化に反しそうな高速道路無料化や、民営化が後退しそうな郵政事業改革を除けば、概ね反対するようなものはありません。


 しかし・・・大事なことが抜けていませんか?


 そう、財政改革


 国の借金を今すぐ減らして欲しいわけです。今やGDPの2年分ですよ。先進国の中で突出して高いわけです。国民1人あたり5、600万円くらいでしたっけ??4人家族なら数千万円ですよ。ハッキリ言って借金漬けです。サラ金問題なんて目じゃないですから。


 1日も早く、税金で不景気を何とかできる、という幻想を捨てるべきです。経済活動は民間に任せ、国はセーフティネットの構築だけにフォーカスするべきだと思います。それこそ「飢え死にする人をなくす」ことだけにフォーカスするとか。


 世界経済のグローバル化が進む中で、富める国と貧しい国の格差が縮まるのは必然ですし、景気の波が大きくなるのもこれまた必然です。その必然的な動きを食い止めるのは不可能ですし、食い止めようとすればするほど無駄な税金がかさみます。そしてその税金を負担するのはわれわれ国民です。


 というか負担云々の話ではなくて、本当に返済できるんですか?


  せっかく政権交代するのですから、過去のしがらみを捨てて、しっかり道筋をつけてほしいですね。鳩山さん、「今は増税の話すらしてはいけない」なんて甘いこと言っている場合じゃないですよ。・・・やっぱり岡田さん与謝野さんに首相になってほしいですけれど・・・無理かなぁ。


 さて、今回の読者アンケートは、「民主党の公約、どれが大事?」でいきましょう。8月15日まで。


 ■政権交代がほぼ確実な民主党。その民主党の公約、どれが大事?(8月15日まで)■http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=495






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7月の金利比較、更新しました(その2)。

2009-07-14 06:23:25 | Weblog
先週に引き続き、外貨預金・投資信託・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月の新しいキャンペーンは、三井住友銀行の「ネット・モバイルで為替手数料75%優遇」と新生銀行の「豪ドルへの外貨為替手数料無料キャンペーン」キャンペーンですね。

 いずれも手数料を思い切ってディスカウントしています。すばらしい!

 さて評価ですが、イーバンク銀行ソニー銀行住友信託銀行住信SBIネット銀行に加えて、上記の通り思い切ったキャンペーンを開始した、三井住友銀行新生銀行を★★★としています。

 米ドル/円は、一時期の円高局面も一服し、95円から100円の間をウロウロしています。なかなか100円の壁は厚いですね・・・なんて言っていたら、92円近い円高になりました。おぉ。

 とは言いつつ、大きな材料もありませんし、しばらくはボックス圏で推移するのでしょうか?

 <ドル円為替チャート(1年)>
  


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンはみずほ銀行の「ネットで投資信託キャンペーン」、イーバンク銀行の「投信口座開設+グロソブキャンペーン」、ジャパンネット銀行の「夏のボーナスキャンペーン」、そして住友信託銀行の「インターネットバンクサービス専用投資信託キャンペーン」ですね。さすがにボーナスシーズンですね。色々出てきました。

 中でもみずほ銀行のキャンペーンはプレゼント率が高いですし、住友信託銀行のキャンペーンは、ネット専用の投資信託の手数料を半額にする、なかなか積極的なものですね。

 さて、評価ですが★★★は、上記の通り積極的なキャンペーンを実施しているみずほ銀行住友信託銀行としています。


 また、投資信託のラインナップについては、メガバンクの一角であるみずほ銀行がついにノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から評価しました。結果、イーバンク銀行ジャパンネット銀行が★★★ですね。

 日経平均はさすがに失速していますね。このスピードで行けば、8,000円割れくらい行くかもしれません。売るのもヨシ、買うのもヨシ、という状況でしょうかね。まぁ、ノンビリと投資を続けていれば、そんなに失敗はしないと思います。

 <日経平均チャート(1年)>
  


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5


 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 先月に引き続き、今月も上位ファンドが、株式相場が下落したときに利益が出るベアファンドと、円高が進むと利益が出る円高ファンドです。ただ、最近の株価上昇や円安基調を受けてリターン率は下がってきていますね。6ヶ月や3年のリターンは赤字になってきました。毎月言っていますが、そろそろ、普通のファンドがランクインしてくるんじゃないですかね??期待したいところです。

 ランキングとしては、売りと買いを組み合わせて収益を狙う「GS 米国株式マーケット・ニュートラル・F 『愛称 : GS USニュートラル』」と「野村 グローバル・アセット・モデル(SMA)」、そして「(野村FWA) グローバル・アセット・モデル」がランクアップしていますね。


7.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 今月はセキュリティに関しては動きがないようですね。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行イーバンク銀行に加えて、シティバンク銀行の4行としました。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、りそな銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
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住信SBIネット銀行:住宅20万円バック

2009-07-11 09:45:57 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の円定期預金 特別金利キャンペーンを取り上げました。金利はと言えばこういうことになっています。

■住信SBIネット銀行の「円定期預金 特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.9% ・・・1,000万円まで
 ・3年:1.0%
 ・5年:1.1%


 1年ものは、あともう一歩で1%ということですので、ちょっと残念ですが、とはいえ「かなりいい金利」であることは間違いないですね。3年もの・5年ものは1%を超えていますし。

 それから、何よりのメリットは1,000円から利用できる点ですかね?この時期、各銀行がいろいろなキャンペーンをやっていますが、大抵は「100万円以上」などの金額設定になっています。他に満期がない限り、手元の余裕資金だけで100万円というのはちょっと厳しいですよね。

 その点、住信SBIネット銀行なら1,000円からできますので、さすがに1,000円だと利息がつかないと思いますが、例えば10万円で一口作っておいて、ボーナスのたびに10万円ずつ増やしていくことも可能ですね。これから資産を造っていこうという人にはうれしい金額設定ではないでしょうか。

 最後に主要銀行の金利を比較しておきます。今回は目線を変えて10万円~、1年ものの金利で比較してみます。

■1年もの円定期預金・金利比較(10万円~)
 ・住信SBIネット銀行   0.90% ※9/30まで
 ・ソニー銀行        0.75% ※8/30まで
 ・ジャパンネット銀行    0.50%
 ・イーバンク銀行      0.42%
 ・東京スター銀行      0.25%
 ・新生銀行         0.20%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.20%


 こうしてみると、風景がかなり変わりますね。1%以上の金利は無くなり、住信SBIネット銀行の金利がダントツに高い、ということになります。やはり手ごろな金額から始めたいという人にはベストな金利なのかもしれませんね。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「4.1」!おぉ、かなり高いですね。1%に届かないこの金利でこの高い評価は、想像以上です。小額からできる点が受けているんですかね。

 ただ、それだけでなく、やはり住信SBIネット銀行の人気そのものがさらに評価を押し上げている感じがしますねー。勢いを感じます。どこまで行きますかねー、住信SBIネット銀行。まだの方は投票をお願いします。8月4日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=492

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=339


 今回は住信SBIネット銀行の住宅ローン 最大20万円キャッシュバックキャンペーンを取り上げたいと思います。



 最近は定期預金のキャンペーンばかり取り上げていますが、やや一巡した感もありますので、今回は久しぶりに住宅ローンのキャンペーンを取り上げたいと思います。前回に引き続き、人気好調の住信SBIネット銀行ですね。

 筆者は何度も書いていますが、住宅に関しては「賃貸派」です。何度も計算してみましたが、持ち家と賃貸の経済合理性はほぼ同じです。正確に言えば持ち家でも30年とか40年住むのであればオトクですが、都心や都心近郊に住んでいる場合、なかなかそこまで長く住むことは想定しにくいですよね。

 ライフスタイルが変われば必要な広さや間取りも変わるし、そもそも一般的な木造住宅なら30年も住めば結構ガタがきます。立て替えないといけないとまでは言わないものの、せめてリフォームはしたくなります。そんなもろもろのニーズやコストも合わせて考えると、経済合理性という面では持ち家も賃貸も五十歩百歩です。

 アメリカやヨーロッパの家は築年数が50年とか100年とか、日本に比べると遥かに長いようですね。気候や素材の違いもあるのでしょうけれど、それくらい長ければ持ち家でもいいんでしょうけれどね。

 かつ賃貸のメリットは何と言っても、職場の近くを選んで住めるという点ですね。これはハッキリ言ってかなりのメリットです。東京の平均通勤時間は1時間を超えていたような気がしますが、往復2時間の通勤時間は、まぁ率直に言って勿体ないですよね。電車なら新聞読んだり雑誌読んだり小説読んだり携帯見たり、時間のつぶし方はいろいろありますが、まさに「時間つぶし」なのであって、本来、自由時間ならしないことが大半なのではないですかね。

 また実際に電車内では、何もしていない人の方が多いですからね。さらに勿体ないわけです。加えて座れないですからね。クルマ通勤なら別ですが、クルマならクルマで本当に何もできないですからね。

 なーんてことを考えると、やはり賃貸の方がいいと思うわけですが、では筆者が永遠に賃貸かと言うと、多分、そんなことはないと思います(笑)。理性では「賃貸の方が絶対いい」と思いながらも、気持ちが「それでもこの家は絶対ほしい」と思えるような物件に出会えれば、たぶん買ってしまうのでしょうね。

 海が見えて、見晴らしがよくて、ルーフバルコニーがついていて、リビングが20畳以上で、ベッドルームが4部屋くらいあって、風呂場からも海が見えて、日当たりがよくて、車は3台くらい泊めれてエトセトラ。

 はい、都心なら1億円オーバーです(笑)。

 間違っていました。「この家は絶対ほしい」かつ「買える」物件に出会えれば、ということですね(笑)。

 というわけで住宅購入というのは基本的に経済合理性ではないと思いますし、「経済合理性では賃貸の方がいいと思うけれど、それでもほしい」という物件こそ、買うべきだと思います。

 逆に言えば、「賃貸だと家賃が勿体ないから」みたいな意味不明な理由で購入しないようにしましょう。


 さて前置きが長くなりましたが、住信SBIネット銀行の住宅ローン最大20万円キャッシュバックキャンペーンです。キャンペーン内容としてはこんな感じですね。

■キャッシュバック金額

 ・借入金額5,000万円以上:20万円
 ・借入金額3,000万円以上:10万円
 ・借入金額1,500万円以上: 5万円

 
借入金額って普通いくらくらいなんですかね?3,000万円~5,000万円の間くらいですかね?となると10万円のキャッシュバック。1万円じゃなくて10万円。大きいですね

 ただし。

 冷静に考えれば、住信SBIネット銀行の住宅ローンって手数料がかかるんですよね。借入の2.1%。3,000万円なら63万円。ということは・・・要するに10万円キャッシュバックと言っても、63万円の手数料を払うわけで、位置づけとしては「手数料の割引」に近いですね。割引されないよりはされる方がいいに決まっていますが、それ以上の手数料があることには注意が必要ということです。

 そして・・・。

 もちろん、もっと大切なのは金利ですね。金利が高ければ、いくら10万円や20万円割り引かれても意味がありません。では住信SBIネット銀行の金利がどれくらいかと言うと・・・


■住信SBIネット銀行の住宅ローン金利

 ・5年 :1.62%
 ・10年:2.10%
 ・20年:2.65%
 ・30年:2.70%


 ・・・そう、かなり低いんですよね。というわけで手数料キャッシュバックはちょっと「ダマシ」な感じもしなくはありませんが、金利はそれを補って余りある魅力的な水準です。借入や借換を検討している方は、選択肢の一つにしてもいいのではないでしょうか。

 他の銀行の住宅ローンと比較したい方は、サイト内のこちらのページも参考にしてみてください。
 
 ※住宅ローン:金利・手数料比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/index.php



 では、住信SBIネット銀行の、手数料が最大20万円キャッシュバックされる住宅ローンキャンペーンと、住宅ローンについて、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は・・・キャンペーンはメチャクチャ魅力的というわけではありませんが、金利がそもそもかなり低いこと考慮して、「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は8月11日まで。




住信SBIネット銀行の、手数料が最大20万円キャッシュバックされる住宅ローンキャンペーンと、住宅ローン。あなたの評価は?(投票は8月11日まで) >>>投票はこちら


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7月の世界の株価収益率を更新しました。

2009-07-09 07:14:12 | Weblog

7月になりました。いつものように世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。


<1.株価収益率(PER)とは?>


 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。


 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。


 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。


 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


<2.今月の株価収益率>


 7月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。


 


 7月の株価収益率の平均は少し下がりましたね。先月の単純平均は21.15倍で、今月は19.88倍。下がったということは、株価が少し「割安」になった、ということになります。


 また、単純平均が20倍を切ったということは、世界の株価全体が「割高」から「適正」に戻ってきている、ということになります。ただ前回も書きましたが、全体の水準を引き上げているのは日本株で、日本株を除いた単純平均は14.55倍と大幅に下がります。この水準なら、すでに「割安」水準になっていると言えなくもないですね。


 さて、株価が「割安」になる理由としては2つしかなく、


 ・株価が下がる ・企業の利益が伸びる


です。もちろん後者の方がウレシイわけですが、企業の利益はさすがに1年とか半年刻みですからね。日々、目まぐるしく変わるわけではありませんので、そこは一歩引いて、大局的に考えていく必要があります。


 ・・・と考えれば、今月、株価が割安になった=株価収益率が下がった理由は自ずと分かる気もしますが、いつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。■日経平均株価(3ヶ月)■日本を除く、世界の先進国の平均株価(3ヶ月)■世界の新興国の平均株価(3ヶ月)


となっています。残念ながら、今月はやはり株価が下がったことにより「割安」になった、ということですね。


 ただ正直、最近の上昇はちょっと「スピード違反気味」でしたね。前回、このようなことを書きました。


 景気が今年の1-3月で本当に底入れされたのだとすると、ここから2-3年は株価は上昇していくのかもしれませんが、とはいえそれは2-3年かけて企業の「実際の利益」を確認しながら上がっていくべきものであって、「期待先行」はやはりちょっと危なっかしいです。そのあたりは熱くなりすぎないように、短期的に株価が下落する可能性も十分に頭に入れながら、のんびり・ゆったり投資していきたいものです。


 筆者のスタンスは先月と全く変わりません。上がろうが下がろうが、のんびり投資を続けたいと思います。そういう意味では、むしろしばらく割安水準に留まってくれたほうが、その後のキャピタルゲインを期待できますので、いいのかもしれませんねー。


 株価収益率が19.88倍ということは、株価が利益の19.88年分ということです。19.88日分でも、19.88月分でもありません(笑)。本来、株式投資というのはそれくらい長い期間で取り組むべきものですよね。


 ちなみに先進国で高齢化が進み、世界の退職&年金マネーがどんどん増える中で今のような低金利状態だと、その資金はリターンを得るために、株式などのリスク商品に向かわざるを得ません。その仕組みが半永久的かどうかは疑問が残るとしても、少なくともここ数年は、株式市場は順調に回復していくのではないかと思っています。そしてまたバブルが起こるんですかね!?


 さて、具体的に市場ごとの水準を見てみると、次の表となります。 


 株価収益率を個別に見るとこんな感じですね。株価収益率が20倍以上の市場を当サイトでは「割高市場」と定義していますが、先月に引き続き「超割高」になっているのは日本の各市場で、「割高」となっているのが中国本土の上海市場アメリカのナスダック市場ですね。


 毎回書いていますが、日本にしろアメリカにしろ、確かに景気が回復する中で、業績が回復する可能性はあります。ただ一方で日本もアメリカも、国としては、財政問題が重くのしかかります。借金大国なわけで、そしてそれが減っていく道筋が全く見えない。


 特に日本はヒドイです。民主党の鳩山政権になったらなおさらでしょうね。政権交代自体は間違いなくいいことだと思いますが、政権基盤が不安定になり、財政再建と言った不人気施策が後回しになってしまうのは、かなり痛いですね。「逃げない」岡田民主党の誕生を祈りましょう・・・。


 話が脇にそれましたが、やはり先行きが不透明な日本とアメリカを避けて、それ以外の国に投資したくなりますよね。他の国は、そこまで借金がない上に、なんたって株価が「割安」なんですから。筆者も日本やアメリカへの投資金額を減らして、新興国への投資金額を増やすことにしました。


 ただ新興国の中でも、中国・インドの両国は順調に成長を続けているものの、株価水準がだんだん割高に近づいているだけに注意が必要ですね。投資先は分散しておきましょう・・・。


<3.読者アンケート>


 前回の読者アンケートの結果は・・・


■2009年6月、あなたが投資したい株式市場は? http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=484


 1位:投資しない 25% 2位:インド 18% 3位:ブラジル 12%  〃:世界市場全体に分散投資 12% 5位:日本/大型株 6%  〃:日本/新興市場 6%  〃:ヨーロッパ 6%  〃:中国/本土市場 6%  〃:トルコ 6%


となりました。1位は「投資しない」ですね。引き続き、「円定期」派が増えているんですかね?どうでしょう・・・。


 一方2位にインド、同率3位にブラジルと新興国が続いています。このあたり強気派と弱気派が両方いる感じなのですかね。


 とは言いつつ、投票数自体は相変わらず少ないです。一番多いのは「投資に無関心」派ですかね?(苦笑)


 では、今月のアンケートにもぜひ投票ください。


■2009年7月、あなたが投資したい株式市場は? http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=493 


※参考:世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)  http://www.ginkou.info/modules/per/


 



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