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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」2月号。

2017-02-27 10:39:09 | Weblog
2月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2017年2月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (楽天証券、SBJ銀行、楽天銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・2017年の長期金利は日銀の金利操作によって-0.1%~0.1
    %の間で推移する可能性が高い、という認識が主流のようですが、あ
    なたは今年の長期金利は上昇すると思う?低下すると思う?

   ・毎年恒例の日経金融機関ランキングでは、9年連続首位だったソニー
    銀行が陥落し、1位:イオン銀行、2位:みずほ信託銀行、3位:ソ
    ニー銀行という順番でしたが、あなたはこの結果に納得できる?

   ・ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント社は人工知能(A
    I)が運用する投資信託を設定するとのことですが、AIが運用する
    ファンドは魅力的?

   ・金融業界ではフィンテックがブームになっているようですが、フィン
    テックに期待できる?できない?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(10年11ヵ月目)

 7.12年2ヵ月目のひとりごと:
   「アメリカが北朝鮮を攻撃する日は近い!?」
    +13,400本+213万円

 8.お問い合わせ

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SBI証券:ソフトバンク債約2.1%

2017-02-24 11:52:55 | Weblog
全然、全くノーケアでしたが、今日から「プレミアムフライデー」が始まるようですね!筆者には全く関係ない試みですが、これに参加する方々はどれくらいおられるのでしょうね?チャンスがあれば外に出て人手の変化を知りたい気もします。いやまぁ、それならもう早く帰れということかもしれませんが・・・。

 ちなみにもし仮に15時に「帰ってもよい」というより「帰らないといけない」となると、何をしますかね?誰かと飲むとしても何だかんだと言って夕方になるでしょうから、パっと思いつくのは映画です。最近は映画館に行く回数も減りましたからね・・・いいチャンスになりそうです。

 あとは何でしょう?半日ならまだしも「2~3時間」となるとその次が思い浮かびません。読書・・・もとい漫画喫茶などでしょうか(笑)。ただ少なくとも、日が明るいうちから家路を急ぐことはなさそうです。だとすれば経済にはプラスなのでしょうね、きっと。

 オフィス街の飲み屋さんなどは「素通り懸念」から「プレミアムフライデー」に対する強い不快感があるようですが、しかし筆者も含めみんながみんな15時に帰れるわけではなく「コア顧客」はやっぱり残業するような気がしますし、さらには15時に帰る人々の中にも時間調整目的なども含めて15時から飲み始める「猛者」もいるでしょうから、そこまで懸念する必要はない気がします。

 「プレミアムフライデー」・・・プラスの経済効果があり、きちんと根付くのでしょうか?官製の試みに違和感がないわけではないですが、ただ瞬く間に広まったハロウィンのようにきちんと離陸する可能性はゼロではありません。どうせならしっかり定着してほしいものですね。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」

 ・3ヶ月:0.10%
 ・2年 :0.15%


 おそらく先日まで実施していた「6ヶ月0.11%」の定期預金キャンペーンと重複しないようにした結果、このような特殊な(?)ラインナップになったものと思います。

 残念ながら金利水準については、多くの読者の方からすれば物足りないのではないかと思いますが、それでもメガバンクの金利と比べればかなりの高金利であるのは間違いありません。

 最近の2年ものの市場金利は+0.050%前後と低水準であり、それを大きく上回るという点も評価しても良さそうです。つまり銀行からすれば「赤字覚悟」だと言うことですね。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.0」。真ん中が3つ★なのでそれを下回る残念な結果ですね・・・。

 上記の通り相対的な金利水準としては悪くありませんが、やはり「0.1X%」だとこれくらいの評価になるのでしょう。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月17日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1350

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=912

 今回は、SBI証券のソフトバンク社債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

 ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

 足元では+0.065%ということで一時と比べると少し下がってきましたがそれでもプラス水準を維持しています。

 となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、長期金利が0.15%まで上昇した局面では日銀が「指値オペ」を行い、直ちに0.1%以下の水準まで長期金利を引き下げています。

 やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

 さて今回はSBI証券が取り扱うソフトバンクの個人向け社債です。

 個人向け社債は、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

 ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

 2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

 加えて今回の社債も前回同様、「社債間限定同順位特約付」という聞きなれない条件が付加されています。これが何を意味するのか素人である筆者にはさっぱり分かりませんが、「限定」とついている以上、投資家にとってプラスな特約であることはなさそうです。

 では、そういったリスクの見返りに、このソフトバンク(株)社債の気になる金利はと言うと・・・

■ソフトバンク株式会社/7年もの無担保社債

 ・7年:1.75%~2.35% ※仮条件


 まだ仮条件ではあるもののかなりの高金利ですね!これだけ高いと投資してみたくなりますが、運用期間は約7年ですか・・・これまたかなり長いです。7年後もソフトバンク社は生き残っているのでしょうか

 ちなみに金利の正式決定は3月2日ということですので、ご興味がある方はそれ以降にチェックしてみてください。ただし概ね仮条件レンジの真ん中あたり、つまり2.05%前後になる可能性が高いと思います。

 さてこの社債の購入を検討する場合にカギとなるのは、当然のことながらソフトバンクの信用力、ということになります。ソフトバンクはスプリント社やアーム社を買収するなど、絶賛「水ぶくれ」中ですからね。例の20兆円ファンドもソフトバンク社の財務諸表に反映されるのでしょうか?

 結果的にソフトバンクの格付けはS&Pが「BB+」、ムーディーズが「Ba1」と、投資適格を下回る「ジャンク債」水準にまで低下しています。JCRという日本の格付け機関は引き続き「A-」と投資適格の判断をしていますが、正直甘いですね。

 7年以内にソフトバンクが倒産してしまう可能性は・・・低いとは思いますが、ゼロではありません。こちらの社債を検討される方は「ジャンク債を購入する」というリスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。

 後任もいなくなってしまいましたからねぇ。カリスマ経営者である孫氏の力は当面衰えることはなさそうではありますが。

 なおこの社債購入に関する注意事項としては、募集期間は3月15日(水)までとなっていますが、こうした個人向け社債は短期間で売り切れてしまうことが多いです。

 口座をお持ちでない方は購入するかどうかは別にして、まず口座開設しておいた方が良さそうです。

>>>SBI証券の口座サービスについて詳しくはこちら

 ちなみに今回の募集金額も4,000億円という莫大なものですね!「バンク=銀行」という名前に負けない規模となってきました・・・。

 では、7年で2.05%前後と高金利が魅力の、SBI証券が取り扱うソフトバンク個人向け社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクは相対的に高いものの、それをカバーする高金利である点を評価して一応、「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月24日まで。

>>>SBI証券が取り扱うソフトバンク個人向け社債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


7年で2.05%前後と高金利が魅力の、SBI証券が取り扱うソフトバンク個人向け社債。あなたの評価は?(投票は3月24日まで) >>>投票はこちら



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今、マンション投資は魅力的?

2017-02-22 10:12:27 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「金融業界ではフィンテックがブームになっているようですが、フィンテックに期待できる?できない?」では・・・

 1位:内容次第 57%
 2位:期待できない 28%
 3位:海外送金手数料が安くなるのであれば期待できる 14%

 となりました。1位は「内容次第」ですね。当然ですが・・・。約6割の得票となっています。

 2位は「期待できない」で約3割。つまり全体的にはフィンテックに対してかなり懐疑的ということですね。少なくとも消費者に期待が高まっている様子はなく、やはりいつもの「預金者不在」の金融ムラ内の流行りのように感じてしまいますねぇ。関係者の方には申し訳ないですが。

 ただ少数意見ではありますが「海外送金手数料が安くなるのであれば期待できる」という回答もあり、具体的なメリットが提供できれば話は変わってきます。それこそ「住宅ローンのソーシャルレンディング」などがあれば面白そうですね。

 しかし現実的には、今の住宅ローンの利ザヤは限りなくゼロに近いですから、仲介手数料を抜かれれば投資家の手元にはほとんどリターンは残らないものと思います。「日本初の住宅ローン・ソーシャルレンディング!投資リターンは0.5%!」と言われても誰も投資しないでしょうね・・・実際には0.5%も難しいわけですが。

 やはり日本のような「超低金利+苛烈な貸し出し競争」のもとでは、海外で成功しているようなフィンテックがそのまま成功するとはとても思えません。

 そもそも海外にいわゆるフィンテックが出てきたのは10年前でしょうか?5年前でしょうか?少なくともここ2、3年ではないと思います。それでも日本にほとんどまったく上陸していないあたり、すでに答えが出ている気がするのは筆者だけでしょうか・・・。

 前回のコラムと同じ結びとなりますが、そうした斜に構えた見方を打ち破るような素晴らしいフィンテックが登場することをそこはかとなく期待したいと思います。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは3月15日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1349

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1113



            --- Ginkou ---

中古マンション価格 東京都心や大阪 下落
http://www.nikkei.com

 
 中古マンション価格が東京都心部や大阪市で下落した。値ごろ感のある物件を買う動きは底堅い一方、高額な物件を中心に需要が鈍い。割安な埼玉県や千葉県に引き合いが移っている。販売価格の上昇と比べ、賃料の伸びは小さく投資家人気も伸び悩んでおり、マンション価格の頭打ち感が強くなってきた。

 東京カンテイ(東京・品川)が21日まとめた中古マンションの1月の希望売り出し価格(70平方メートル換算)は、東京23区が5317万円と前月と比べて0.2%下がった。下落は3カ月ぶり。

 個人消費は盛り上がりを欠き、中古マンションでも都心の価格が割高とみる購入者が増えているようだ。東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「高額物件に対し実需の動きが鈍い」と指摘する。

 一方で、物件の需要は割安な周辺部に移りつつある。さいたま市エリアの平均価格は2564万円と前月比3.9%上がった。千葉市も4.7%上昇して1817万円と、都心部とは対照的な値動きとなった。

 マンションの取引を実需と共に支えた投資目的の購入も、値上がりで鈍りそうだ。東京都心部では投資利回りが4%台の物件が増え、5~6%程度だった値上がり前に比べ投資妙味が薄れている。「購入用に借りた資金の金利が上昇する懸念もあり、売り時と考えている投資家もいる」(東京カンテイの高橋氏)。

 大阪市エリアでも平均価格は0.8%下がって2861万円となり、2カ月連続で値下がりした。東京などと比べて値上がりが始まる時期が遅かったものの、これまでの上昇から新築と比べても割安感が薄れている。

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 これまで住宅市場にはさまざまな「」が吹いていたわけですが、まず「追い風」から考えると住宅ローンの金利低下や、住宅ロローン減税贈与税の減免措置などが挙げられます。

 また、数度にわたって繰り返された「消費税増税への動き」も、駆け込み需要という形で強い「追い風」となりました。

 要するにここ数年は、右を見ても、左を見ても、「追い風だらけ」だったということですね。となると不動産市場が盛り上がって当然ですが、そのように盛り上がると残念ながら「副作用」も出てくるわけで、その最たるものがマンション価格の上昇かもしれません。

 都心部を中心にどんどん上昇を続けてきたマンション価格ですが、今や往時より3割前後は上昇しているのではないでしょうか?

 だとするとマンション購入を検討されている方からすればなかなか悩ましい状況ですが、たださすがに価格が「上昇しすぎた」ということなのか、いよいよ頭打ちの兆しも出てきているようですね。上記記事によればあくまで「中古マンション価格」ではありますが、このような推移となっているようです。

 

 確かに素人目にみても価格上昇が止まってきていることが分かります。ここからいよいよ下落に転じるのでしょうか?それとも上昇は止まりつつも高値で推移するのでしょうか?

 今のところ景気も底堅く推移しておりますし、株価も好調となればマンション価格だけが下がるということはないような気もしますので、どちらかと言うと後者のような気もしますが果たしてどうなるのでしょうね。

 ただもし仮に下落していくとなると、ムズムズ・ソワソワしてくる方もおられるかもしれません。「実需」としてマンションに住みたいという方もおられれば、投資や節税目的で、という方もおられるでしょうね。

 特に今は空前の低金利であり、運用のチャンスはほとんど全くありません。となると低金利でローンを借りてマンション投資、と考えるのは極めて自然な発想です。そもそも低金利政策とはとうした投資を生み出そうとするものですからね。

 では仮にそうしたマンション投資に臨んだ場合、どのようなリターンが期待できるかと言うと、上記記事でも指摘されているように今は「4%台」ということのようです。0.0X%の預金金利にすっかりなじんでしまった我々からすれば「4%」というのは夢のような数値ですが、ただ残念ながら4%だと利益を出すのはなかなか難しいでしょうね・・・。

 マンションが仮に40年でほぼ無価値になるとすれば単純計算で年2.5%ほど価値を失っていくことになります。もちろん土地は残りますが、多数の地権者の存在を考えればそう簡単に更地にはできませんし、仮に築20年で購入すると残り20年ですから年5%で価値を失うわけですね。とするとリターンが4%でもまるっきり赤字です。

 そのように建物価値の目減りだけでトータルリターンが赤字になる可能性があるところに、仮に不動産投資ローンを借りれば2~3%の利息がかかるわけですし、税金管理費用も発生します。

 またその肝心の賃料も、建物の劣化が進めば徐々に下がっていきますし、空室率がゼロということもあり得ません。そのようにもろもろ考えると・・・少なくとも投資利回りが4%では「負けが確実」でしょうね。

 では以前のように投資利回りが5~6%に戻るためにはどれくらいの値下がりが必要かと言うと単純計算では「2~4割の価格下落が必要」ということになります。

 仮にそこまで値下がりしてもローンを組むと勝つのは難しい気がしますが・・・。

 いずれにしても今のタイミングでは、「実需」や「節税目的」はともかく、「投資目的」でのマンション購入は「まずやめておいた方がよい」というのが結論になりそうです。実際のところ、マンション投資で損をしたという話を聞いても、マンション投資で儲けたという話は聞きませんからねぇ。

 不動産投資で「キャッシュフローが増えた!」「収入が1億円を超えた!」という話は聞きますが、これは残念ながら「儲け」の話ではありません。いくら1億円の現金収入があったとしても、裏でその不動産の価値が年1億円以上失われていればやっぱり「赤字」です。

 さらに不動産投資が怖いのはそうした赤字が5年後や10年後、あるいは物件を売却しようとした時に一気に表面化することですね。つまりは「行きはよいよい、帰りは怖い」ということです。低金利の中、不動産投資を検討されている方は十分ご注意ください。

 ということで今回の読者アンケートは「低金利の中、マンション投資が人気のようですが、足元の投資利回りは4%台とのことです。この水準でのマンション投資は魅力的?」でいきましょう。投票は3月22日まで。

■低金利の中、マンション投資が人気のようですが、足元の投資利回りは4%台とのことです。この水準でのマンション投資は魅力的?(3月22日まで)
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実況中継!自腹で資産運用~10年11ヶ月目(前月比-1万円)

2017-02-20 11:34:35 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、10年11ヶ月目となります。

 実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1105

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、昨今の株価下落を背景に「積極的な手仕舞い」モードに移り、現時点ではほぼ手仕舞い完了です。

<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。

<3.現在の運用割合>



 現在の運用割合ですが・・・ついに投資資産のかなりの部分を売却し、9割超普通預金となりました!

 国内外の債券日本株先進国株新興国株海外REITもたたき売り、残る投資資産は国内REITだけとなっております。さっぱりしてしまいましたね・・・。

 売却については2016年春先の株価下落に対して過剰反応してしまった気もしなくはないですが、吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る、です。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月は約-1万円ですね。わずかにマイナスです。

 つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが下落したということですが、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラスであってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

 次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



 通算成績としては、ほとんどのリスク資産を売却してしまったこともあり、当面は海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジアの黒字が確定、ということになります。

 逆に言えば海外REIT国内株式/新興市場海外株式/ロシア・東欧海外株式/ブラジル海外株式/インドの赤字もまた当面確定ということになります。

 そうしたわけで「7勝5敗」という全体成績もまた当面はこのままですね。



 全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約74万円となっています。こちらも当面はこのままということです。

 目標としては毎年25万円の利益ということなので、丸11年となる今年4月の目標は「275万円の黒字」が必要なわけですが・・・重い「宿題」となりそうです。

 先は長いですが、どこかのタイミングで投資を本格的に再開していく中でこの目標値をクリアしたいものです。

<5.今月の追加投資/売却>

 さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたいと思います。まず株式相場を眺めてみるとこうなっています。

■日経平均

 

■アメリカ株(S&P500)

 

■先進国株(円建て)

 

 日経平均も、アメリカ株も、円建ての先進国株価もどれも昨年の11月以降ハッキリと上昇してきましたね!

 その理由はもちろんアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利し、そのトランプノミクスに対する期待が膨らんだからですね。

 選挙前のトランプ氏に対するあれだけの懸念や不安、疑念は一体何だったのかという気もしますが、筆者自身も大いにそのネガティブインパクトを心配しておりましたので全く人のことは言えません。

 そのトランプノミクスに対する期待ですが、最大のものはやはり公約となっていた「大規模な減税」と「大規模な公共投資」ということではないかと思います。与党共和党は基本的には「小さい政府」志向ですので、後者はともかくとして前者には賛成かと思います。規模はともかくとして一定の減税は実現するのではないでしょうか。

 実際のところトランプ大統領は近日中の減税策発表を明言しておりまして、その期待が継続する限りは世界の株価はアメリカ株を筆頭に堅調に推移するのでしょうね。

 確かに上記グラフを見てもアメリカ株は足元で再び上昇しており、株価の面からも「減税期待」がうかがえます。

 ただ、これまでの期待先行の相場展開を考えれば、今般の減税策発表でいよいよその期待が「現実化」していくことになるわけで、現実化と聞くと悪いことではなさそうに響きますが、しかしこれまでの高い期待を考えると、投資家を満足させられる中身となるのか不透明です。

 と言うより「100%満足」というのは難しいのでしょうね、やっぱり。万年財政赤字のアメリカには大規模減税の財源がありません

 加えてそもそも株というのは「噂で買い、事実で売る」ものですから、仮に「100%満足」の内容だとしてもやはり基本的には株価は下落するものと考えておくのが現実的ですね。

 もちろん出てきた減税案が期待からかけ離れた不十分なものであれば、株価は大きく下落することになります。その可能性も・・・結構あるのではないでしょうか?

 いずれにしてもトランプ政権の減税策発表は今後の株価の大きなターニングポイントとなりそうです。その中身に加え、株価への影響も注視したいとものです。

 なお、日本の投資家にとって追い風となってきたドル高円安の動きはどうなっているかと言うと、ドル円相場はこうなっています。

■ドル円相場

 

 一時のドル高円安の動きは失速しているということですね!

 円安に対するプレッシャーを受けている安倍政権からすれば悪くない傾向かもしれませんが、ただ日本の投資家にとってはこのまま円高になっていくのであれば「逆風」ということになります。

 米ドルは今後も継続的な利上げが予想される一方、日本では大規模な金融緩和が行われているわけで、どんどん円高になるとは考えにくいものの、こちらもターニングポイントを迎えつつあるということですね。

 トランプラリーによる「円安株高」の流れが続くのか、一転して「円高株安」となってしまうのか、繰り返しになりますが鍵となるのはやはり「アメリカの減税策次第」ということになりそうです。

 上記の通り筆者自身は全く楽観しておりませんが、もちろん投資家としては「円高株安」より「円安株高」の方が良いわけで、希望を捨てずにおきたいと思います・・・。

 ただし。

 いつもご案内しているように、トランプ氏がいくら奮闘しようとも数年以内に世界的なリセッション=景気後退が到来する可能性があります。

 これまで概ね10年に一度繰り返されてきた世界的な金融危機を思い出せば、リーマンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目となります。

 もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが、仮にそのような危機が勃発すれば、大幅な「円高株安」局面となるのは間違いありません。要するにリーマンショックの再現ですね。

 そして、そうした「円高株安」局面こそ、「絶好の投資機会」と言えます。

 投資機会をただただじっと待つというのはそれはそれでストレスを感じなくもないですが、もちろん大切なのはストレスの有無などではなく着実・堅実な運用リターンです。

 フォローの風が強く吹くことをのんびり待ち続けたいと思います。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 当サイトのポートフォリオは引き続き1位を維持しています。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。

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2月の世界の株価収益率を更新しました。

2017-02-18 14:40:10 | Weblog
2月の、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。

<1.株価収益率(PER)とは?>

 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。

 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。

 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。

 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


<2.今月の株価収益率>

 2月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。



 2月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は14.02倍で、今月は14.36倍ということですね。

 上がったということは株価が「割高」になったということになります。株価が割高となる要因は以下の通りです。

 ・株価が上がる
 ・企業収益が減る


 ここでいつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。

■日経平均株価(6ヶ月)



■日本を除く、世界の先進国の平均株価(円建て:6ヶ月)



■世界の新興国の平均株価(円建て:6ヶ月)



 微妙にまちまちですが、それでも全体的には上昇傾向にあると言えそうです。いつものように具体的な数値をチェックするとこのようになっています。

・日本 :下がる(19,287円→19,235円)
・先進国:上がる(575ポイント→580ポイント)
・新興国:上がる(849ポイント→873ポイント)


 と思ったら日本の株価はごくわずかに下がっているようですが、それでも先進国・新興国についてはしっかり上昇しています。中でも好調なのが新興国ですが・・・何か新興国が上昇する要因ってありましたっけ?

 昨今の「ドル高」や「ドル金利高」は新興国市場からの資金流出を想像させますので向かい風のはずですが・・・。ということで主要な新興国の株価をチェックしてみたいと思います。

■中国株(ハンセン)

 

■インド株(SENSEX)

 

■ブラジル株(ボベスパ)

 

■ロシア株(RTS)

 

 今や懐かしいというより死語になりつつあるのかもしれませんが、BRICSの面々です。いずれも上昇傾向ですね!

 中国は投資と輸出インドは消費ブラジルとロシアが資源、といった感じでしょうか?要するに産業構造がバラバラなわけですが、一律に上昇しているということは、個別の経済の状態というよりは「新興国投資」そのものが復調してきているということなのでしょう。

 その理由は定かではありませんが、上記の通り「ドル高」や「ドル金利高」が新興国株に逆風なのだとすれば、そのどちらも上昇が一服していることが雰囲気を変えたのかもしれません。まずドル円相場はこのようになっています。

■ドル円相場

 

 確かに足元ではドル安(円高)基調ですね。次にアメリカの長期金利はこのようになっています。

■アメリカ長期金利

 

 こちらは下がっているという感じではありませんが、少なくとも一時の急激な上昇は収まっております

 つまりは昨年11月以降の「トランプラリー」の反動が新興国株にプラスに働いている可能性があるということですね。単なる「反動」であれば上昇は限定的のような気もしますが、出遅れ感が強かった新興国株の株価が今後も順調に回復するのかどうか注目です。

 いずれにしても、今月株価収益率(PER)が上昇したのは「概ね株価が上昇したから」と言えそうです。

 加えて、近日中にトランプ政権による「大型減税案」が発表される見通しである点も株価を支えているものと思います。期待通りの内容になっていることを祈りたいと思います。

 ただそうは言いつつ、企業収益にしても株価にしても今後の見通しはかなり不透明ですね。何といっても自由主義の推進役だったはずのアメリカに保護主義の影がチラつきはじめているわけですから、その影響は大きいです。

 日本人ならではのいつもの「トランプ恐怖症」であり、全くの杞憂である可能性もありますが、ことリスク管理においては楽観的よりは悲観的の方が良いわけで、十分気を付けたいものです。

 個別の株価収益率=PERはこのようになっています。



 今月の割高市場は先月に引き続きアメリカ/ナスダック市場ですね。

 次の15倍以上20倍未満のゾーンですが、インド/SENSEX市場アメリカ/NYダウ日経平均南アフリカ/全株日本/JASDAQ市場ですね。

 もちろん株価は割高の時よりも割安の時に購入した方がいいわけで、これから株式投資をご検討の方はこうしたPERの状況にも注意しながら、なるべく割高な市場・タイミングは避けて投資先を選別していただければと思います。

 だからと言って「低ければいい」というものではないのは申し上げた通りですが。

 各株価指数のPERの具体的な推移はこちらをご参照ください。

>>>世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)推移はこちら
  http://www.ginkou.info/modules/per/




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楽天銀行:円定期3ヶ月0.1%、2年0.15%

2017-02-17 08:31:47 | Weblog
東芝の経営が揺れております。アメリカの原発事業で多額の減損が発生し、債務超過に陥るということです。特に上場企業としては債務超過はアウトですね・・・。

 今後スポンサーを見つける必要があるわけですが、仮にまた海外資本が買収となると、再び日本人に馴染み深いメーカーが「外資系」に変わることになります。日曜夕方のあの国民的アニメ番組もスポンサーが変わるのですかねぇ。

 もちろん東芝社員の方々はエリートばかりだと思いますので青天の霹靂でしょうけれど、経済はそのように古い企業が倒れ、新しい企業が育つことでダイナミズムを維持しています。どんなに有名な企業に勤めていても決して安穏とはしていられないということですね。度重なる電機メーカーの苦境も決して偶然ではありません。

 そもそも会社の平均寿命は何年なのでしょうか?10年?20年?30年?正確な数字は把握していませんが、倒産まで至るかどうかは別にして、少なくとも「右肩上がりの時期」というのはそれほど長いものではないと思います。その点では民間企業のサラリーマンとしては、変化を予見し、変化に対する準備を入念に行い、変化を冷静に受け入れ、変化をチャンスに変える心構えが必要そうです。

 言うのは簡単ですけれど・・・。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の円定期預金を取り上げました。韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行ですが、通常金利はこのようになっています。

■SBJ銀行「円定期預金」

 ・1年:0.15%
 ・3年:0.25%
 ・5年:0.30%


 これだけでもかなりの好金利ですが、新規口座開設者には上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「ミリオくん 特別金利キャンペーン」を利用すると金利はこのようになります。

■SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.30%


 0.3%という金利水準はなかなか無いと思いますのでお得ですね!ほとんどの方はSBJ銀行の口座をお持ちではないと思いますので、このチャンスに口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価ですね。

 ただ金利水準の割に評価が低かったのは・・・やはり「韓国系」と言う点でしょうか。

 どこの国も最も仲が悪いのは隣の国だったりするわけですが、つい最近までの「韓流ブーム」を思い出すと残念な気もしますね。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月10日まで。

>>>SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1348

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=910

 今回は、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

 ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

 加えて最近のトランプ大統領の「円安批判」もあり、本日の長期金利は+0.095%と再び節目である「0.1%」に近づいています。

 0.1%を超えると、再び日銀は指値オペを実施するのでしょうか?注目したいと思います。

 やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

 さて本題に戻りまして、2月に入り冬の定期預金キャンペーンが徐々に姿を消していく中ではありますが、「逆張り」的に優遇金利を提供する銀行がないわけではありません。

 その1つが楽天銀行ですが、その「円定期預金特別金利キャンペーン」の気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」

 ・3ヶ月:0.10%
 ・2年 :0.15%


 これまた内容まで「逆張り」的ですね!おそらく先日まで実施していた「6ヶ月0.11%」の定期預金キャンペーンと重複しないようにした結果、このような特殊な(?)ラインナップになったものと思います。

 残念ながら金利水準については、多くの読者の方からすれば物足りないのではないかと思いますが、それでもメガバンクの金利と比べればかなりの高金利であるのは間違いありません。

 また、2月17日現在の2年ものの市場金利は+0.050%と低水準であり、それを大きく上回るという点も評価しても良いかもしれません。つまり銀行からすれば「赤字覚悟」だと言うことですね。

 ここで楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2017年3月期の第3四半期累計では経常利益が139億円、当期利益が99億円となかなか堅調です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

 引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

 では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

 ・新生銀行            0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・じぶん銀行           0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・SBJ銀行           0.30% ※新規客向け
 ・オリックス銀行         0.20%
 ・住信SBIネット銀行      0.20% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行           0.18%
 ・楽天銀行            0.15% ※2年
 ・関西アーバン銀行        0.15% ※いちょう並木支店
 ・東京スター銀行         0.10% ※6ヶ月
 ・新生銀行            0.05% ※2週間満期
 ・ジャパンネット銀行       0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.01%


 楽天銀行の金利はまずまずの好金利水準と言った感じでしょうか。

 ではこの、3ヶ月ものが0.10%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいにしておきます。投票は2月17日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


3ヶ月ものが0.10%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は3月17日まで) >>>投票はこちら


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フィンテックに期待する?しない?

2017-02-15 10:08:57 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント社は人工知能(AI)が運用する投資信託を設定するとのことですが、AIが運用するファンドは魅力的?」では・・・

 1位:魅力的ではない 27%
  〃:運用成績次第 27%

 3位:魅力的 18%
  〃:よく分からない・どちらとも言えない 18%
  〃:その他 9%

 となりました。1位は「魅力的ではない」と「運用成績次第」が同率で並んでいます。見知らぬファンドですから当然の反応かと思います・・・。

 またうがった見方をすれば、本当に連戦連勝のシステムが出来上がれば、投資銀行であるゴールドマンサックス本体が利用するでしょうから、小口販売されるものは「良くてそこそこ」という気もします。

 さらにこうしたAI投資が流行りだせば、そのアルゴリズムを分析し、裏をかこうとする戦略も出てきそうです。株式投資というのは本来そうした「他の投資家を出し抜く」要素がありますからね。もしそうなれば運用成績は劇的に悪化することになります。

 ただ一方で、約2割の方が「魅力的」と回答しているわけで、資産運用ビジネスとしては最初はそれで十分ではないかと思われます。何と言っても母集団も、母金額(?)も大きいですからね。

 リスクテイカーと言いますか、「新しもの好き」の方々に支えられて新商品は離陸していくわけで、その志はとても立派だと思うのですが、ただもし筆者にアドバイスを求められれば・・・やはり「運用成績次第」と答えるでしょうね。そもそもすでにファンド運営にAIが取り入れられている気もしますし。

 果たしてこうしたAIファンドは期待に応えられるのでしょうか?折を見てチェックしていきたいと思います。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは3月8日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1347

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1111



            --- Ginkou ---

メガ銀、フィンテック加速
http://www.nikkei.com

 
 3メガバンクや大手生保は金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックの取り組みを加速する。みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループの投資会社は仮想通貨取引所の国内最大手に出資。三菱東京UFJ銀行は人工知能(AI)を生かすベンチャーに直接出資した。大手金融はベンチャーとの連携を強め、24時間送金や手数料引き下げといった新たなサービスにつなげる。

 みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルと第一生命保険は13日、仮想通貨取引所のビットフライヤー(東京・港)に出資した。出資額は計約2億円。三菱UFJの投資会社である三菱UFJキャピタルも出資済みで、3メガグループがそろって投資した。

 ビットフライヤーがノウハウを持つ仮想通貨を安全に使う技術を使えば、今は10万円送るのに数千円かかる海外への銀行送金を大幅に安くできる。ネットを通じ24時間送金できる仕組みを作れる。

 フィンテック技術で仮想通貨と並ぶのがAIを使ったサービスだ。みずほフィナンシャルグループはソフトバンクグループと組み、個人向け融資の審査に活用。応用範囲は広がっている。

 三菱東京UFJ銀行は中小企業向けの取引先開拓にAIを活用する。2月初旬にAIを使ったデータ分析に強みを持つベンチャー企業のゼノデータ・ラボ(東京・渋谷)に出資した。三菱UFJ銀がベンチャーに直接出資するのは初めて。カブドットコム証券と三菱UFJキャピタル、帝国データバンクの4社で計6千万円を出資した。

 三菱UFJは年内にも、この技術を使ってグループで抱える過去の取引先の膨大なデータを分析し、投資提案などを始める。マイナス金利下でも比較的高い利ざやを見込める中小企業取引を増やす起爆剤にする。

 米アップル、グーグルなどIT(情報技術)大手がこぞって決済サービスを打ち出すなど、金融の垣根は崩れ始めている。仮想通貨は中央銀行に取って代わるとの見方すらある。既存の金融大手も自前の技術にこだわらずフィンテックを取り込む必要に迫られている。

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 昨日の日経新聞の一面記事はこれでしたね。「フィンテック」です。それだけニュースバリューがあるということでしょうか?

 筆者自身はこれまで何度か触れてきたように2つの点で大きな違和感を感じています。1つ目は消費者の方では全く盛り上がっていないという点ですね。

 具体的なサービスがほとんど提供されていませんので当然かもしれませんが、これまで何度かあった銀行業界が先導するこうしたムーブメントが本格的に世の中に広まり定着したことは、ほとんど全くなかったように思います。

 何かありましたっけ?

 ご本人たちには申し訳ないですが、やはり長らく銀行業界にいて銀行のトップに上り詰めたシニアな方々が、消費者の大部分を占める一般市民の感覚を理解するのは不可能なのではないかと思います。

 筆者も含め消費者の気持ちというのは、非合理的ですからね!合理的にビジネスを組み立てても成功は遠い・・・気がします。

 違和感を感じる2つ目は、1つ目にも重なってきますが、今予想されている具体的なフィンテックサービスが、これまた関係者の方々には申し訳ないですが「とてもショボイ」という点です。日経新聞まとめではこういうことですね。

 

 「24時間送金」など、フィンテックと呼ぶに値しないほど技術的には簡単なことですし、「AIを使った融資効率化」というのも当たり前と思う一方で、新銀行東京のように数字だけで融資を決めると莫大な不良債権ができてしまうことから危なっかしさも感じます。

 「ロボットが投資指南」というのは先週のテーマとも重なりますが運用成績次第ですね。ただ少なくともすでにいくつかローンチしている「ロボアドバイザー」は中長期的な分散投資を勧めるもので、それなら別に人間のアドバイスで十分だと思います。アドバイス内容が日々刻刻と変わるものではありませんからね。

 本当に知りたいのは「買い時・売り時」であり、特に「売り時」ですが、そこに踏み込めない限り(おそらく踏み込めないと思いますが)、結果はインデックス運用とたいして変わらなそうです。

 一方、唯一期待できるのが「海外送金手数料の削減」です。今なら2~3,000円かかるのでしょうか?これはおそらくフィンテックを利用すれば2~300円などにできると思いますので、大いに期待できそうです。

 しかし・・・いかんせんマーケットが小さいですね!世の中に海外送金を使っている人はどれくらいいるのでしょう?ネットショッピングならクレジットカードでしょうし、海外に留学している等であればインターナショナルキャッシュカードを利用すれば、即座に引き出せます。手数料も数百円かと思います。

 法人なら海外送金を利用している場合があるでしょうけれど、その場合は金額が大きいでしょうから、2~3,000円のコスト削減よりも、取引の安全性が重視される気がしますしね。

 とするとやはり・・・フィンテックの具体的な姿が全く見えてきません。少なくとも一面トップで扱うようなブームではないと思うのですがいかがでしょうか。

 ちなみに海外では大規模なフィンテックがありますが、それは主にP2P、つまり個人が個人に融資するサービスだと思います。ここに参入してくるフィンテックがあれば市場規模は一気に大きくなりますが、そこに立ちはだかるのが日本の低金利であり、金融機関の熾烈な貸し出し競争ですね。

 つまり、わざわざリスクをとっても表面的なリターンがたとえば3%であったり、あるいは返済してこないリスクを差し引いた実質的なリターンが1%未満だったりすると、とても預金者が利用するとは思えません。

 また、仮に金融機関よりP2Pの方が審査が緩いとなれば、そうした「金融機関から借りられない人々」が集まってくるわけで実質的なリターンがマイナスになってしまう可能性は十分あります。

 その場合は元本が吹きとぶようなマイナスになる可能性がありますね。返済してくれないわけですから。

 当然、金融機関が利用する、延滞履歴などの信用情報も利用できません。

 逆に言えばなぜ海外でP2Pサービスが普及したのか疑問を感じなくもないですが、いずれにしても現時点では筆者のフィンテックに対する期待値はゼロです。

 ぜひそうした冷めた目をハッと覚まさせるような新サービスが出てくることを期待したいと思います。 

 ということで今回の読者アンケートは「金融業界ではフィンテックがブームになっているようですが、フィンテックに期待できる?できない?」でいきましょう。投票は3月15日まで。

■金融業界ではフィンテックがブームになっているようですが、フィンテックに期待できる?できない?(3月15日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1349




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2月の金利比較、更新しました(その2)。

2017-02-13 06:49:17 | Weblog


さて、先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧と証券会社比較を更新しました。

なお、先週更新した口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較についてはこちらからご確認ください。
■今月の金利更新(その2):
 http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=909



5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月は三井住友信託銀行の「インターネット限定 外貨定期預金金利上乗せ」が新しいキャンペーンですね。

 さて評価ですが、いつものように楽天銀行ソニー銀行三井住友信託銀行住信SBIネット銀行じぶん銀行SBI FXトレードに加え、高金利が魅力的な東京スター銀行、そして外貨預金の提供を開始したジャパンネット銀行を★★★としています。

 米ドルは、リーマンショック後のアメリカの金融緩和の影響を受けてずっと下落が続いてきました。つまり円高が進んできたということですね。

 しかしながら。

 安倍政権の発足と共に2013年から円安を試す動きとなり、あっという間に100円を超える円安となりました。

 これは、貿易収支の赤字による実需の円安圧力に加え、2013年4月4日に発表された「異次元」と形容される、日銀の新たな金融緩和策の影響が大きかったと言えます。

 そしてそうした円安の動きにダメを押したのが2014年10月末に発表された日銀の追加金融緩和策でした。これは「黒田バズーカ2」と形容されるほど驚きをもって迎えられ、結果的にその後ガツンと円安が進みました。

 加えてアメリカで「利上げ」が始まった一方で、日本では今度は「マイナス金利」という衝撃的な「黒田バズーカ3」が発射されたこともあり、日米の金利差拡大に伴うさらなる「円安ドル高」は間違いないと思えたのですが・・・2016年は反対に大きく円高が進みました!

 日本の金融緩和よりも中国経済の減速やBrexitといった次々起こる「世界的な心配事」の方が影響が大きかった、ということなのでしょう。やはり日本円は「安全資産」なのですね・・・。

 7月末に発表された異次元緩和第4弾も「期待外れ」でした。

 しかし。

 2016年秋からは再びアメリカの利上げが織り込まれてきたことに加えて、想定外だった「トランプショック」によって大きく円安が進んでいます!「トランプリスク」によって円高になるかと思いきやそうならないところに違和感を感じたものですが、これはトランプ政権に対する期待に加えて、アメリカの上下院で共和党が勝利したという「共和党期待」もあるのでしょうね。

 足元ではそのトランプラリーも失速し始めておりますが、再び動き始めた為替相場がどちらに向かうのか注目したいと思います。

 <ドル円為替チャート(1年)>
  

 対ユーロでも円安の動きが一服しています。

 <ユーロ円為替チャート(1年)>
  

 一方、対豪ドルではまだ円安傾向が続いていますね。興味深いです。

 <豪ドル円為替チャート(1年)>
  

 通貨によって相場観が徐々に異なってきていますね。注意が必要そうです。

 なお、2016年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となりました。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは住信SBIネット銀行の「SBI証券新規口座開設特別企画!」キャンペーンですね。

 これから投資信託を利用しようとされている方はこうしたキャンペーンを上手にご活用ください。

 さて評価ですが★★★は、積極的なキャンペーンを実施している住信SBIネット銀行ジャパンネット銀行、そして楽天銀行としています。

 また、投資信託のラインナップについては、多くの銀行でラインナップが充実してきて、さらにメガバンクもノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から住信SBIネット銀行(SBI証券)楽天銀行(楽天証券)ジャパンネット銀行を★★★としています。

 なお、2016年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となりました。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#5

 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 2017年2月の1年リターン率ランキングです。これまで中国A株ファンドが寡占状態だったわけですが、2016年後半に一気に入れ替わりました。

 2015年夏から続く世界同時株安の「主犯」の1人であり、バブルが崩壊したと指摘されて久しい中国A株に投資するファンドが上位を独占するというのは何とも奇妙な印象を受けたものですが、いよいよ姿を消したわけです。

 その中国上海市場の動きをチェックしてみるとこうなっています。

 

 ただバブル崩壊から1年以上経て、1年前と比較すれば上昇に転じていますね!再び中国A株ファンドが登場してくることもありそうです。今月も10位に中国株関連のファンドがランクインしています。

 実にしぶといですが、中国株式が順調に上昇するのであれば、世界の株式市場にとっては良い材料ですね。さすがに今度はバブルにはなりにくいでしょうし・・・恐らく。

 ちなみにその中国株ファンドの代わりにランクインしてきたのは日本の中小型株ファンドでしたが、こちらも昨年の夏の訪れとともに姿を消してしまいました。株価が好調だったマザーズ市場をチェックしてみるとこうなっています。

 

 確かに、2月ごろから5月ごろまで株価は順調に上昇したわけですが、その後は低迷していますね・・・とてもダイナミックです。こうした動きが健全なのかどうかは分かりませんが、新興株式市場らしいと言えるのかもしれません。

 少なくとも下げ止まっているようですが再びこちらもランクインしてくることはあるでしょうか?

 そうした中、今月のランキングはと言うと・・・ブラジル株式ファンドが席捲していますね!何と1位から9位までを独占しています。その株価指数をチェックしてみるとこのようになっています。

 

 確かに昨年の今頃は40,000ポイント程度で、今は65,000ポイント程度ですから大きく上昇していますね!「トランプ相場」は基本的には新興国株式には逆風なはずですが、なかなか好調です。

 ただそのブラジル株式ファンドも中長期的なリターンは悲惨ですね。特に5年リターンはほぼマイナスです。要するに今の株価上昇は下がりすぎたものが「多少回復した」といった程度のものなのでしょう。 これまたダイナミックですね・・・。

 少なくともこうした中長期的なリターンがプラスになるくらいまでは株価やレアルが上昇し、長期投資が報われる状態になることを期待したいと思います。

 来月のランキングもブラジルファンドが踏ん張れるでしょうか?注目ですね。


7.カードローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30

 
 まず銀行系のカードローンを比較してみます。信用力があって最低金利が1.7%と低いオリックス銀行の「オリックス銀行カードローン」、0.99%の住信SBIネット銀行の「MR.カードローン」、そして3.0%のみずほ銀行の「みずほ銀行カードローン・エグゼクティブプラン」となりました。

 次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。

 この中では、最低金利が4.5%となっているプロミス、3.0%となっているアコムを★★★としました。

 なお、2016年の当サイトのカードローン人気ランキングでは住信SBIネット銀行が1位となりました。

 ■カードローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#7


8.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 セキュリティに関する動きといえば、三井住友信託銀行が、新しい振込先に振り込む時に適用となる「電話認証サービス」の導入を発表しています。これは登録された電話番号から電話しないと認証されないもので面倒といえば面倒ですが、相応に強固なセキュリティ対策となるのではないでしょうか。

 また、三井住友銀行は2016年7月から乱数表の利用を縮小させ「パスワードカード」がないと振込などができなくなりました。利便性は下がりますがセキュリティの向上が期待できますね。

 その先を行くのがジャパンネット銀行でついに2015年4月から乱数表を終了しました!これからは「ワンタイムパスワード一本」ということです。ただ2016年12月から、そのワンタイムパスワード用のトークンを携帯したくない人に「認証パネルアプリ」の提供を開始していますね。利便性の向上に努めているのは大変いいことだと思います。

 三菱東京UFJ銀行も2014年8月から「ワンタイムパスワードアプリ」の提供を開始しているほか、インターネットバンキング専用の無料ウィルス対策ソフトの提供を始めています。2015年3月からはみずほ銀行と同様に「ワンタイムパスワードカード」も導入しています。

 さらにこちらも2016年6月からワンタイムパスワードがないと振込ができなくなりました。上記、三井住友銀行ジャパンネット銀行と同様の動きと言えます。

 住信SBIネット銀行もスマートフォンを利用した認証サービス「スマート認証」の取り扱いを開始しています。振込みのたびにスマートフォンで認証するものでこちらもセキュリティレベルはかなり高そうです。

 りそな銀行も新たな認証方式である「ワンタイムパスワード生成アプリ(ソフトウェアトークン)」を、そしてみずほ銀行も「スマホアプリ型ワンタイムパスワード(ワンタイムパスワードアプリ)」の導入を開始しています。三菱東京UFJ銀行と同様ですが、自分のスマホからワンタイムパスワードを入手できるので便利ですね。

 このように各銀行がセキュリティ強化を急ぐ理由はと言えばもちろん、インターネットバンキング経由での不正送金被害が増加しているためですね。報道によれば2015年の1年間の被害額が約30億円ということで、残念ながら2014年の被害額である約29億円から微増となっています。十分な注意が必要です。

 ちなみに新たな不正の動きとしては法人向けインターネットバンキングが狙われているという話ですのでお心当たりの方、会社の方は十分ご留意ください。

 こうした不正送金の主な手口ですが、1つ目は偽のポップアップ画面によるもの、ということですね。

 具体的にはウイルスに感染したコンピューターで、メガバンクなどのインターネットバンキングにログインすると、偽のポップアップ画面が表示されて、そこに騙されて乱数表の番号などを入力してしまうと、情報が盗まれ、犯人に不正にログインされてしまう、という手口です。

 偽画面の例は、各銀行が発表していますので参考にしてみてください。

 不正送金の主な手口の2つ目は、被害が急速に拡大しつつあるフィッシングメールです。メールを受け取った経験のある方も多いと思います。

 フィッシングメールと言われると何かハイテクなものかと不安になりますが、実際にはこちらも偽のポップアップ画面の手口と同様に、偽のログイン画面や添付ファイルに暗証番号等を入力させ、送信させるというアナログのものです。

 どちらも確かに巧妙ですが、自衛手段は簡単ですね。「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということに尽きます。

 インターネット上でいくら不正な細工をしても、手元にある乱数表の数字の情報を直接奪うのは不可能です。被害に遭うのは主にこうした数字を全て入力してしまった場合だけですね。結局のところ、最後はパソコンではなく人が騙されるかどうかにかかっています。今一度、上記原則を胸に刻みこんでいただければと思います。

 通常、乱数表の入力は3マス程度だと思いますが、4マス以上だと「おかしいぞ?」と思う姿勢が重要ですね。乱数表を廃止する銀行も徐々に増えてきておりますが・・・。

 ここで評価のポイントですが、以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行楽天銀行の3行としました。

 なお、2016年の当サイトのユーザー人気ランキングでは新生銀行が1位となりました。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#9


9.証券会社比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=31


 株式の現物手数料については、SBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券がずば抜けて低いですね。特に利用する回数が多そうな、売買金額が10万円までが150円以下、50万円までが400円以下、100万円でも650円以下と、1,000円を大幅に切る水準ですね。魅力的です。

 このSBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券を★★★としました。

 また、証券会社の口座開設キャンペーンについては、取引条件がいろいろありますが最大で10万円程度もらえるわけで、どうせ口座を開設するなら、ぜひこういったキャンペーンを併用していただければと思います。

 さて株式相場ですが、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災が転機となり大きく下落し、その後はどんぶらこ、どんぶらこと、日経平均で言えば8,000円から9,000円の間を行ったり来たりする日々が続いておりました。

 そんな低位安定中だった日本の株価ですが、2013年から上昇を始め日経平均はあれよあれよと16,000円前後まで上昇しました。

 このように株価が上昇した最大の要因はアベノミクスへの期待と大規模な金融緩和によるものですね。金融緩和が実施されれば原則的には円があふれることから円安要因となるわけですが、実際に大きく円安が進み、それと歩調を合わせるように株価も上昇していきました。

 さらに2014年10月末に日銀から追加金融緩和策が発表されたのを契機に再び大きく株高が進みました。20,000円を超え、このまま高水準を維持していくものと思ったわけですが・・・株式相場はそんなに甘くはなく、逆に昨年8月以降、中国の景気失速やアメリカの利上げに対する懸念から急落しました。

 そして2016年に入ってからはもっと深刻な株価下落局面を迎え、原油(オイル)などの資源価格の下落も意識され、上記中国(チャイナ)に対する懸念との掛け合わせで「チャイル・ショック」などと言った言葉も踊りました。

 加えて衝撃だったのがBrexitですが、ただその後はそうした混乱も徐々に落ち着き、株価もジワジワ回復してきています。

 2016年2回目の衝撃となったトランプショックもなぜか円安・株高となっていますね!わからないものです・・・日経平均は今や20,000円を狙えるところまで回復してきました。

 状況的には株価に追い風が吹いている状況ですが、こうした流れはいつまで続くのでしょうか?このまま一本調子で上昇すると予測している人は・・・少ないでしょうね。実際、ここ1ヶ月の株価は上昇が一段落し足踏み状態です。

 やはりトランプ政権に対する過度な期待が剥げ落ちるに連れ、一定の調整局面が来るものと思います。注目でもあり、要注意でもあります。

 <日本の株価/日経225(1年)>

  

 円建ての世界の株価についても、株高×円安の「W効果」で大きく上昇してきましたが、足元では伸び悩んでいる状況です。

 <世界の株価/MSCIコクサイ(1年)>

  

 2016年の当サイトのユーザー人気ランキングではGMOクリック証券が1位となりました。

 ■証券会社ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#10


 各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2017年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。

投票募集中!みんなで選ぶ「2017年版」ユーザー人気投票■
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円高?円安?2月の購買力平価

2017-02-11 10:25:39 | Weblog
さて当サイトでは「株価の割安・割高を測るモノサシ」として株価収益率=PERをご案内しております。

>>>世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)推移
  http://www.ginkou.info/modules/per/


 ただ投資判断をする上で「株価だけを見ていればいい」というものではありませんね。特に海外に投資する時に大切になってくるのが為替相場です。

 当然のことながら、海外に投資するには「円高」の時がよく、逆に海外の資産を売却するには「円安」の時がいいわけですが、ただこの「円高か円安か」という判断はついつい相対的なものになりがちです。

 つまり例えば1ドル=80円だったものが90円となれば「円安」ですし、1ドル=120円だったものが110円となれば「円高」なわけですが、しかし1ドル=90円110円を比べれば、当然のことながら円高90円であり、円安110円ということになります。

 やはり株価だけでなく為替相場についても一定の「モノサシ」が欲しくなりますよね。

 そうした為替相場のモノサシとして一番有名なものが購買力平価=PPPです。

 購買力平価とは1つのモノをドルで買っても円で買っても同じ値段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なのか分かるわけですね。

 では今月=2月のドル円の購買力平価はと言うと国際通貨研究所によればこのようになっています。

 ・消費者物価ベース : 1ドル=126.59円
 ・企業物価ベース  : 1ドル= 96.88円
 ・輸出物価ベース  : 1ドル= 76.32円


 残念ながら・・・これだと開きが大きすぎてどれを使えばいいのやら全く分かりません。そこでこれまでの推移を見てみるとこうなっています。

 

 上から赤が消費者物価ベース、紺が実勢相場、緑が企業物価ベース、青が輸出物価ベースなわけですが、紺色の実勢相場の推移を見てみるとちょうどいい具合なのが緑の企業物価ベースですね。

 歴史的にはこの緑の企業物価ベースの購買力平価を基準に実勢相場が上に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走してきたことが分かります。

 とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわけです。

 そして2017年2月の企業物価ベースの購買力平価は上記の通り96.88円。足元のドル円相場は113.39円ということで・・・今は「円安」ということですね。個人的な感覚としても円高・円安の境目が100円あたりにあるのは何となくしっくり来ます。

 

 この数年のドル円のレンジは80円~120円でしたからね。そのちょうど真ん中あたり、というのは違和感を感じません。

 そうしたわけで海外への投資を検討されている方は、ドル円相場が100円を割り込んだあたりから真剣に考えてみるのがよさそうです。

 筆者もこのPPP=購買力平価PER=株価収益率を参考に、よい投資のタイミングを探っていきたいと思います。

 この購買力平価は来月もこの時期にご案内する予定です。参考にしてください。



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SBJ銀行:円定期1年0.3%、5年0.3%

2017-02-10 12:10:52 | Weblog
金融市場は毎週、毎週、毎日、毎日、トランプ発言に振り回されているわけですが、昨日はついにトランプ相場の「本命」にかかわる話題が出ました。何かと言えば2、3週間以内に「税に関する驚くべき発表をする」ということですね!

 なぜトランプ氏が勝利した後、アメリカの株価が上昇したかと言えば「大規模な減税」と「大規模な財政出動」への期待が高まったからですが、しかし当選してからはこの2つについてほとんど触れられてきませんでした。

 もしかするとこの公約は反故にされるのかも・・・といった懸念が広がる中で、ついにトランプ大統領の口から「減税」が示唆されたわけですから否が応でも期待が高まりますね。しばらく「トランプラリー第2弾」が訪れるのではないでしょうか。

 ただ個人的に衝撃だったのはこの減税発言ではなく、氏が側近に対して「強いドルと弱いドル、米国経済にはどっちがいいんだっけ?」と聞いたというニュースの方です。マジですか・・・。

 それすらわからずに為替操作批判をしていたのかと思うと愕然としますが、アメリカ全体としては「強いドル」が良い一方で、公約通りアメリカ中西部の製造業の雇用を取り戻すのであれば「弱いドル」が良いのは自明です。

 そしてもし「弱いドル」を目指すのであれば、本来は「貿易赤字上等」のはずですね。

 相変わらず支離滅裂ですが、世界経済の中心であるアメリカの大統領なわけですから付き合うしかありません。せめて4年で「卒業」されることを祈るのみですね・・・。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券の取り扱う個人向け国債を取り上げました。今月の気になる今月の金利はと言うと以下の通りです。

■個人向け国債

 ・固定3年タイプ :0.05%
 ・固定5年タイプ :0.05%
 ・変動10年タイプ:0.06%


 「変動10年タイプ」は先月の0.05%からわずかにではありますが、しかし確かに上昇し0.06%になっています。

 これはつまり過去に発行された「変動10年タイプ」のうち、今月金利が見直されるものについても同様に「0.05%から0.06%に上昇する」ということになります。素晴らしい!

 1年もの定期預金でも0.2%を超えるものがある点を踏まえれば、金利水準としての魅力はありませんが、それでも変動金利のメリットを実感できたのは良いことですね。

 なお、個人向け国債は多くの金融機関で購入できますが、楽天証券では、口座開設の上、各種取引で最大95,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。

>>>楽天証券の口座サービスについて詳しくはこちら

 どこでも購入できる国債ではありますが、どうせ購入するのであれば、こうした少しでもお得なオマケがついてくる金融機関を選択してはいかがでしょうか。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.8」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価ですね。

 金利水準を考えれば「相当良い評価」と言えるのかもしれませんが。

 やはり久しぶりに金利上昇を実感できたのが良かったのでしょうね。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月3日まで。

>>>楽天証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1346

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=908

 今回は、SBJ銀行の円定期預金を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

 皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

 ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、足元ではさらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

 加えて最近のトランプ大統領の「円安批判」もあり、本日の長期金利は+0.095%と再び市場の節目である「0.1%」に近づいています。

 とすると更なる金利上昇を期待したいところですが、ただ日銀は長期金利の目標値を「0%」に置いており、ここから大きく上昇することはなかなか難しいものと思います。

 やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

 さて本題に戻りまして、2月に入り冬の定期預金キャンペーンが徐々に姿を消していく中で、通常金利がいつも高水準で魅力的なのがSBJ銀行です。

 韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行ですが、通常金利はこのようになっています。

■SBJ銀行「円定期預金」

 ・1年:0.15%
 ・3年:0.25%
 ・5年:0.30%


 これだけでもかなりの好金利ですが、新規口座開設者には上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「ミリオくん 特別金利キャンペーン」を利用すると金利はこのようになります。

■SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」

 ・1年:0.30%


 0.3%という金利水準はなかなか無いと思いますのでお得ですね!ほとんどの方はSBJ銀行の口座をお持ちではないと思いますので、このチャンスに口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
 
 なお6年前に取り上げたときは、SBJ銀行の親会社である韓国の新韓銀行で、持ち株会社の会長と社長、そして銀行の社長の3人が3つ巴の争いをし、3人がそれぞれ告訴されるという、かなりシリアスな内紛状態に陥っていたようですが、無事に解決したのでしょうか?

 同じタイミングで日本の金融庁もSBJ銀行の検査をしたとのことですが、ただその後、特にこの件にまつわる報道は記憶になく、6年も営業してきたわけですから、今はさすがに経営体制もビジネスモデルも安定しているのでしょうね。きっと。

 加えて新韓銀行はともかく、SBJ銀行自体は日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。

 では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(100万円以上)

 ・新生銀行            0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・SBJ銀行           0.30% ※新規顧客向け
 ・じぶん銀行           0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
 ・オリックス銀行         0.20%
 ・住信SBIネット銀行      0.20% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行           0.18% ※キャンペーン金利
 ・SBJ銀行           0.15%
 ・関西アーバン銀行        0.15% ※いちょう並木支店
 ・東京スター銀行         0.10% ※6ヶ月
 ・新生銀行            0.05% ※2週間満期
 ・楽天銀行            0.03%
 ・ジャパンネット銀行       0.02%
 ・三菱東京UFJ銀行       0.01%


 やはりSBJ銀行の金利はトップレベルですね!

 ではこの、新規顧客向けの1年もの円定期の金利が0.30%、通常金利の5年ものが0.30%となる、SBJ銀行の定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・トップクラスの高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月10日まで。

>>>SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


新規顧客向けの1年もの円定期の金利が0.30%、通常金利の5年ものが0.30%となる、SBJ銀行の定期預金。あなたの評価は?(投票は3月10日まで) >>>投票はこちら



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