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マンション投資の闇

2008-02-28 07:03:07 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「あなたの持っている金融資産の中で、中心となる商品は何?」では・・・


 1位:円定期預金 44%
 2位:外国株/外国株投信 20%
 3位:円普通預金 17%
 4位:外貨預金 6%
  〃:国債 6%
 6位:日本株/日本株投信 3%


 となりました。圧倒的な1位はやはり円定期預金ですね。先日、お送りしたメルマガにも書きましたが、この円定期預金の人気は何なんでしょうね。ある意味、「お米」みたいなものなんですかね?そうはいってもこれがないと食事にならない感じ。


 あるいは生ビール。「とりあえず、円定期!」という感じで(笑)。確かに余計な心配をせずに済むし、圧倒的な安心感はあります。また定番商品なので、「これを選んでおけば失敗はない」というような、ある意味、ユーザーに商品選択を放棄させるような魔力がありますね。


 筆者は積極運用派なのでちょっと物足りない感のある結果ですが、とは言ってもみんながみんな積極的な運用をしたいと思っているわけではありませんし、みんながみんな資産運用に時間をかけたいと思っているわけではないのは理解できます。積極運用すると、そうは言っても最初はいろいろ調べないといけないわけで時間がとられます。アフター5や週末はフットサルに熱中している人がわざわざ資産運用を勉強する時間を作るでしょうか?週末のスキーの計画に心を奪われている人はどうでしょうか?恋人のことを四六時中考えている人はどうでしょう。英会話やフラダンスのレッスンに忙しい人はどうでしょう。


 資産運用は、日本ではまだ「趣味」的要素がありますので、他の趣味に押されやすいというのはあるでしょうね。


 また、仮に年5%の想定利回り!と言われても実際に安定的に5%が入ってくるわけではなく、むしろ10%増えたり10%減ったりしながら振り返ると平均では年5%だった、みたいなそんな世界なわけです。資産運用というのは。それなりの覚悟が必要だし、他の趣味と違って、いい思いだけでなく嫌な思いもしないといけないとなると、必然的に劣後するでしょうね。


 さらに言えば、300万円を5%で運用できると年15万円の収入になるわけですが、正直、15万円のプラスを作るためには、節約するのがもっと簡単で確実です。週2回飲んでいる人は2週間に3回に減らすだけで、月で1万円近く浮くでしょう。タクシー帰りをやめてもかなり浮くでしょう。クルマの買い替えサイクルを3年から4年に延ばすだけでも年間数十万単位で浮くでしょうね。そういう人にとっては、何より節約というすばらしい資産形成の王道があるわけで、そちらを突き進むのに異論はありません。


 ただし。


 筆者は資産運用は「趣味」ではなく「義務教育」だと思っています。なぜなら、フットサルに熱中している人だって、スキーフリークだって、みんなお金が必要ですからね。お金の問題というのは誰にも共通なわけで、やはりそこはキッチリ勉強しておきべきだと思います。


 さらに大切なのは複利効果ですね運用は早ければ早いほどいいわけです。手許に100万円あるとしましょう。10年で2倍になる運用をしているとします。10年後に200万円です。大したことないですね。20年後に400万円です。無視できない金額になってきました。30年後に800万円です。大金ですね。40年後に1,600万円です。50年後に3,200万円です。60年後には6,400万円です。節約ならこうはいきません。60年後というのは相当先ですが、今、20代なら80代の話。当然、ありうる運用期間ですね。早ければ早いほどいいわけです。


 というわけで筆者としては、日本での資産運用がもっと根付けばいいなぁ、と日夜思っているわけです。


 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。3月20日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=354


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=235



 さて今回はマンション投資について。


            --- Ginkou ---


マンション投資の失敗! その理由と問題点
http://money.jp.msn.com/investor/funds/columns/columnarticle.aspx?ac=2008022000&cc=03&nt=03



〔 出典:MSNマネー 〕


            --- Ginkou ---


 分かりやすい文章なので、それほど解説は必要ないとは思います。マンション投資についての問題点ですね。もちろん、マンション投資をすすめる会社が全て悪質であるというわけではありませんが、たまにポストに入っているチラシや、雑誌の広告などを見るにつけ「この投資利回りにだまされる人、多いだろうなぁ」と思っていたところですので、この文章は筆者には響きました。


 ポイントとしてはこの文章では「金利変動の危険」と「購入価格の危険」の2点を挙げていて、全くその通りだと思います。


 筆者が気になるのはもう一つ「投資利回りの危険」というものですね。この事例だと金利が2%のときに、こんな収支が説明されています。


 「月間の資金収支計画は家賃収入が44万円、そこから管理費・修繕積立金と家賃回収代行手数料の8万円を差し引き36万円がAさんの預金口座に入金される。ローン返済は32万円なので、差し引き毎月4万円が手元に残ることになる。」


 その後5%に金利が上昇して収支が赤字になってしまうわけですが、仮に2%の場合であっても大事なポイントが抜けています。それは建物価格の下落ですね。築10年→20年→30年と進むにつれて、当たり前ですが建物の価値は減っていきます。クルマと一緒ですね。クルマは10年経てば、まず値段がつかないでしょう。そういう意味ではクルマは年間10%程度価値が減っていくと言えます。


 マンションの場合はどうでしょう?築30年の物件が販売されているのをほとんど見たことがありません。とすると単純に言えば年間3%くらい価値が減っていくことになります。とは言っても土地の部分の価値はそれほど減りませんのでザックリ毎年の価値下落を2%としましょうか。5年で10%の下落。しっくりくる数字ですね。


 この事例の場合はマンションの購入価格は1億円。つまり2%ということは年間200万円の価値下落は織り込まないといけません。投資利回りは5.3%ということなので計算すると


家賃収入:530万円
管理費・修繕積立金と家賃回収代行手数料:-96万円
建物の価値の下落:-200万円
------------------------
合計:234万円


つまり1億円の購入価格に対して、実質的に約2.34%の利回りしかないことになります。そうすれば、ローンの金利が2%でもギリギリで、5%になれば赤字になることは誰にも明らかです。


 この「建物価値の下落」という観点が、マンション投資勧誘のチラシだったり広告には一切書かれていません。はっきり言って筆者には詐欺としか思えません。公正取引委員会は一体何をしているのでしょうか?「マンション投資の広告の場合、試算として年2%の価値下落を織り込むこと」と定めてしまえばいいのです。


 はっきり言って借入をして預金する人がいないのと同様に、借入をして投資をしてはいけないと思います。もしそれで収益が得られるならば、みんなそれをやっているはずです。そもそもそんな「確実に儲かるおいしい物件」を持ち主が手放すはずがありません。株式会社がそんなことをすれば、経営者は株主から株主代表訴訟を起こされるでしょう。


 細かいことを言えば、空室率が0ということはないと思いますので、仮に空室率を10%とすると実質利回りは1.81%とさらに下がることになります。


 ・・・と理屈を言えばそうなのですが、世の中には確かに「善意の行動」もあふれていますので、ユーザーがコロっと騙されるのはよく理解できます


 こういう基本的な仕組みを理解するためにも、やはり資産運用の勉強って「義務教育」だと思いませんか?


 現実的な対処方法としては、こんなサイトを運営しているから、というわけではないですが、やはり「素人は銀行で売っている商品しか買わない」という自衛手段も必要だと思います。不動産に投資したければJ-REITのファンドを購入すればいいわけですから
 
 さて今回の読者アンケートは「マンション投資について魅力を感じる?感じない?」でいきましょう。ちなみに自己資金で投資する分にはそこまで否定はしません。3月27日まで。
 
■マンション投資について魅力を感じる?感じない?(3月27日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=356


 



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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」2月号。

2008-02-26 00:51:34 | Weblog
2月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2008年2月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン
   (東京スター銀行、スルガ銀行、マネックス証券他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(1年11ヵ月目)

 6.3年2ヵ月目のひとりごと:「資産運用の基礎知識~その10」

 7.お問い合わせ

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ソニー銀行:新ファンド販売手数料半額

2008-02-23 20:36:50 | Weblog
さて、前回の「キャンペーンを斬る」では、イーバンク銀行の預金7,000億円突破、特別金利キャンペーン 1年もの1.05%を取り上げました。条件としてはこんな感じです(100万円以上の場合)。

 ・3ヶ月 ・・・ 0.75%
 ・6ヶ月 ・・・ 0.85%
 ・1年 ・・・ 1.05%


 またまた1年もので1%を超える金利水準の登場ですね!なかなか魅力的な金利です。しかも100万円以上でこの金利ですから、割合、手が出しやすい金額設定ですね。

■預金7,000億円突破、特別金利キャンペーン

 ・期間:2008年2月12日(火) ~ 2008年3月31日(月)
 ・対象:預入期間が1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年の定期預金
 ・キャンペーン金利:
  <1万円以上>
    1ヶ月・・・0.54%
    3ヶ月・・・0.71%
    6ヶ月・・・0.81%
    1年 ・・・0.96%

  <100万円以上>
    1ヶ月・・・0.58%
    3ヶ月・・・0.75%
    6ヶ月・・・0.85%
    1年 ・・・1.05%

  <1,000万円以上>
    1ヶ月・・・0.63%
    3ヶ月・・・0.81%
    6ヶ月・・・0.91%
    1年 ・・・1.10%

 ・中途解約の場合、別途定める定期預金中途解約利率を適用。

 1万円からでも、結構いい金利ですね。

 ではいつものように、他の銀行の金利と比較してみましょう。1年もの、100万円以上で調べますか。

 ■1年もの円定期金利比較(100万円以上)

 ・東京スター銀行    1.2% ※キャンペーン金利
 ・イーバンク銀行    1.05% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行      1.00% ※キャンペーン金利
 ・ジャパンネット銀行  0.85%
 ・オリックス信託銀行  0.8%

 やはりトップクラスの金利ですね。

 さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.5」。ウーン、ちょっと物足りない結果ですね。やはり赤字決算の影響もあるのでしょうか・・・。

 最近の円定期キャンペーンに関する投票結果をまとめると、以下のようになります。もう終わったキャンペーンも多くなってきましたので、あくまで「参考」としてみてください。

 ・<既に利下げ>ソニー銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.5」
 ・<終了>住信SBIネット銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.4」
 ・<終了>スルガ銀行ネットバンク支店:1年もの/300万円で1.25%・・・「4.3」
 ・<終了>新生銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.0」
 ・東京スター銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.0」
 ・オリックス信託銀行:1年もの/300万円で1.1%・・・「3.8」
 ・イーバンク銀行:1年もの/100万円で1.05%・・・「3.5」
 ・<既に利下げ>紀陽銀行:5年もので最大1.45%・・・「3.4」
 ・日本振興銀行:1年もの/50万円で1.3%・・・「3.1」
 ・ジャパンネット銀行:1年もの/100万円で0.86%・・・「2.7」

 イーバンク銀行への投票がまだの方は、投票をお願いします。3月16日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=353

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=236


 さて今回はソニー銀行:新ファンド販売手数料半額キャンペーンを取り上げたいと思います。



 いやぁ、やっと円定期シリーズが終わりましたね(笑)。かれこれ3ヶ月くらい取り上げてきましたかねー。今回はソニー銀行と新生銀行が高金利の円定期で先行し、他の銀行が遅れながら追随したために息長く、色々な銀行を取り上げることができました。でも、ちょっと飽きましたけれどね(笑)。特に筆者は円定期をほとんど利用しませんので・・・。

 さて、今回は久しぶりに投資信託キャンペーンですね。ソニー銀行の新ファンド販売手数料半額キャンペーンです。ソニー銀行は、新ファンドを導入する度に手数料をディスカウントして拡販する戦略を取っていますね。新ファンドなんですから、放っておいても売れそうですし、売れるときはなるべく定価で売るというのが、販売の王道だとおもいますが、あえてその逆を行っていることになります。

 おそらく投資信託という商品が、売れるのが最初だけなのか、その後も追加買いなどでずっと売れ続ける商品なのか、どっちかということなのでしょうね。流行の移り変わりの激しいファッション関連商品なら前者ですね。今年売れたからと言って来年売れる保証はありません。となると、最初になるべく高い値段で大量に販売して利潤を確保し、売れなくなってくると値下げでも何でもしてシーズン中に売り切る、という販売戦略をとっています。

 一方、本屋で売られているシリーズもののコレクション本なんかは後者ですね(鉄道シリーズとか鉱石シリーズとか、色々なシリーズを全100巻とかで販売しているアレです)。この場合は1回買ってくれるとその後も買ってくれる可能性が高いので、創刊号をディスカウントして何とか買ってもらおうとしているわけです。

 ソニー銀行は、投資信託を一度買ってくれるとずっと買ってくれる商品だと考えているのではないですかね?だから導入当初はディスカウントする。うーん、どうなんでしょうね。筆者の場合は確かに一度購入すると、飽きるまで(?)しばらく購入し続けますので、そういう意味では最初にディスカウントしてもらった方が投資は促されるかもしれません。

 前置きが長くなりましたが、このキャンペーンの概要はこのような感じです。

■ソニー銀行の新ファンド販売手数料半額キャッシュバックキャンペーン概要

 ・対象期間:2008年2月18日(月) ~ 2008年3月28日(金)
 ・キャッシュバック金額:対象期間中に申し込んだ対象ファンドの販売手数料および消費税相当額の半額(円未満四捨五入)。
 ・キャッシュバック方法、および時期:2008年4月中旬を目処にソニーバンク円普通預金口座へ入金。
 ・注意事項:対象となるお取り引きであっても、ソニーバンクが不正な取り引きと判断した場合にはキャッシュバックせず。

キャッシュバックなので、一旦、通常の手数料を支払って、後からその半額が返金されることになります。面白い(?)のは、不正な取引と判断された場合にはキャッシュバックされない、という注意文言ですね。不正な取引って何でしょう??だれかが成りすまして購入してしまったりとか??資金がないのに注文したりとか??うーん、いずれにせよソニー銀行が損するような話ではないですよね。どういうケースを想定して、こういう注意文言を入れているのか気になりました。

 さて、このキャンペーン。手数料半額自体はいいに決まっているので、気になるのは対象ファンドが何か、ですよね。3つの新ファンドが対象です。

■キャッシュバック対象ファンド

 1.「SG アラブ株式ファンド」
 2.「GS アジア不動産株&リート・ファンド」
 3.「DIAM 高金利通貨ファンド(愛称:通貨セレクション)」


 アジア不動産も気になりますが、筆者が一番気になるのはアラブ株式ですね。こんな紹介がされています。

 「SG アラブ株式ファンドは原油高などを背景に今後の発展が期待される中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とするファンドです。BRICsやVISTA、NEXT11などの次の投資対象地域として注目され始めています。」

だそうです。中東・北アフリカ。中国やインドなどの成長を目の当たりにすると確かに次の成長国を探したくなります。あと石油ですね。これだけ原油価格が上昇すると、中東諸国は儲かって仕方ありません。世界で最もホットなエリアの1つであるのは間違いないと思いますので、確かに気になりますよね。

 ソニー銀行のサイトからいくつかピックアップすると、まずは投資対象国。確かに中東・北アフリカ諸国ということになります。



 原油価格と湾岸諸国の経常収益の関係。やはり儲かってますなぁ。



 そして気になる株価の動き。面白いのは2005年から2006年の間に一度ピークアウトしていることですね。しかもその後、かなり下落しています。今はその下落を乗り越え再度上昇しているところ、ということですね。ただこのチャートは2007年11月末基準のものです。世界株式は特にこの1月に大きく下落しましたから、最新のチャートではどうなっているのか、というのは気になるところです。



 でもちょっとくらい買うなら面白そうなファンドですよね。ただ10年、20年投資するとなると石油に完全に依存した地域だけに安心して投資できる・・・ということはないですね。やはり短期的な上昇に期待するファンド、ということですかね。

 では、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。あくまでキャンペーンの評価です。「SG アラブ株式ファンド」の評価ではございませんので。筆者の評価は、投資信託の手数料をストレートにディカウントするキャンペーンであることを評価して5つ★満点=「★★★★★」としたいと思います。あなたの評価を教えてください。3月23日まで。

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アラブ株式やアジア不動産株式ファンドの手数料が半額となる、ソニー銀行の新ファンド販売手数料半額キャッシュバックキャンペーン。あなたの評価は?(3月23日まで) >>>投票はこちら


ソニー銀行の新ファンド販売手数料半額キャッシュバックキャンペーンについて、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想



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最悪のタイミングで始めるとどんな感じ?

2008-02-21 07:10:24 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「あなたの持っている金融資産の中で、株式・株式投信の割合はどれくらい?」では・・・


 1位:20-30%台 26%
 2位:0% 24%
 3位:80-90%台 15%
 4位:60-70%台 13%
 5位:1-10%台 11%
 6位:40-50%台 6%
 7位:100% 2%


 となりました。1位は「20%-30%」、2位は「0%」ですね。この2つでちょうど半分くらいです。1位・2位自体は、ちょっとおとなしめではあるのですが、どうでしょう、わざわざアンケートに答えてくれている方々なので割合、アクティブな人が多いんでしょうね。全般的には株式・株式投信の保有割合は平均より高そうです。


 実際、統計としては保険を除けば、保有金融資産の中で株式・株式投信の割合って20%くらいでしたかね。恐らく、このアンケート結果の平均値はそれより高いと思います。みなさん積極的な投資を組み込んでいると言えそうです。


 そういう筆者も、スタイルが超長期投資ということもあり、バンバン株式投信を組み込んでいます。前回のコラムでも書きましたが、現状の割合は6割くらいです。目標としてはこれを7割くらいまで持っていきたいと思っています。


 ただこの株式下落で、資産が痛んじゃった人も多いでしょうね。そういう場合は1年くらい残高を見ないことをオススメします(笑)。企業が利益を生み出し続ける限り、その利益は必ず投資家に還元されます。一喜一憂せず、じっくりいきましょう。


 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。2月29日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=349


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=235



 さて今回も引き続き分散投資の効果について。


 前回までの投資の長期トレンドを見る話、結構面白かったですよね?というわけで今回はさらに引っ張って、今の時期のような株価の下落局面で開始した場合どうなるのか検証してみたいと思います。期間は3つですね。


期間1:2003年2月→2006年12月


 2001年12月から下落が始まって1年3ヵ月後ですね。外国株式はこんな感じです。76%増加していることになります。

 

ここに国内株式、外国債券、国内債券を加えるとどんな感じでしょう。国内株式も同様に7割増えていますね。
   

さらにこれを4つの資産に均等配分してみるとどうなんでしょう?35%増加していることになります。高値で投資した場合は22%程度の増加だったわけですから、うまいタイミングでやれば22%→35%に投資リターンが改善することになります。
 


期間2:1987年11月→2006年12月

 1987年8月から下落が始まって、わずか3ヵ月後が最安値だったんですね。外国株式はこんな感じです。約5倍です。約3倍から約5倍に投資リターンが改善したわけですですね。
    

ここに国内株式、外国債券、国内債券を加えると・・・国内株式も悪いなりに成績が改善しています。
   

さらにこれを4つの資産に均等配分してみると・・・約2倍になっています。高値で投資した場合は82%程度の増加だったわけですから、うまいタイミングでやれば82%→104%に投資リターンが改善することになります。とは言っても絶対水準はちょっと物足りないですね。
 

期間3:1974年9月→2006年12月

 1972年3月から下落が始まって、2年半後が最安値だったわけですね。外国株式はこんな感じで約11倍です。約7倍から約11倍に投資リターンが改善したわけですね。
    

ここに国内株式、外国債券、国内債券を加えると・・・国内株式は4倍ということなので、5倍から少し減っていますね。
   

さらにこれを4つの資産に均等配分してみると・・・約5倍。約4.6倍から約5倍に、少しだけ投資リターンが改善されましたね。
   

 ※今回のデータもこちらを活用させていただきました。
 ■新生銀行の分散投資シミュレーション
  
http://www.shinseibank.com/unyo_info/tool/allocation/index.html



 表題としては「最悪のタイミングで~」と書きましたが、外国株式を最安値で購入できるタイミングですので投資のタイミングとしてはむしろ「最高のタイミング」で投資していることになります。ただ、安値が更新されていくなかの投資ですので気分的には「最悪のタイミング」だったと思います。従ってあえて「最悪のタイミング」ということにしてみました。


 まさに今のような株価が下落する中で投資するイメージですね。


 最も投資リターンが改善されるの外国株式ということになります。そういう期間を抽出しているわけですから当たり前といえば当たり前なんですが、リターンは概ね1.6倍くらいになりますね。この差はデカイです。


 一方、分散投資していると、それほどリターンは変わりません。1.1倍~1.2倍ということになります。分散投資を実践している方はあまり投資タイミングを気にせず、上がろうが下がろうがドンドンやっていく、というのがいいんでしょうね。


 現実的にはタイミング投資と分散投資を組み合わせるのでしょうね。毎月仮に8万円投資するとしましょう。ボーナスも含めれば年間約100万円の投資というのは達成できなくはない水準だと思います。このうち半分は分散投資にして、外国株・日本株・外国債券・日本債券に分散投資する。残りの4万円は下落している相場に投資する。


 うーん、ちょっと違う気もしますね(笑)。期待リターンは世界株式の方が高そうなので高値だろうと底値だろうと買ってしまう、という手もありますね。下落局面がいつ来るか分からないだけに、タイミング投資をルール化するのは難しいですねぇ・・・。筆者は今のところ毎月定額を購入し続けています。


 さて今回の読者アンケートは「あなたの持っている金融資産の中で、中心となる商品は何?」でいきましょう。筆者は今のところ外国株式です。3月20日まで。
 
■あなたの持っている金融資産の中で、中心となる商品は何?(3月20日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=354



 



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実況中継!自腹で資産運用~1年11ヶ月目(赤字:13万9千円)

2008-02-19 01:06:02 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、1年11ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=232

<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。ここぞという場面が来れば、生株や外貨預金に投資するかもしれません。・・・いや、たぶんしませんね。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。

<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。よく考えれば2006年5月の暴落前の最悪のタイミングから始めたことになります。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。

<3.現在の運用割合>




 お陰さまで普通預金もほぼ0となり、全額投資=フルインベストメントまで到達しました。今後はリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状16%くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきました。新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなりましたので、一部売却してきましたが、大体いい感じに収まってきましたね。現状、新興国は約30%くらいです。

 ちなみにインドは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。

 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。こちらは積極的に投資したいと思います。

 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。インフレに強い資産のはず、です。今のところサブプライム問題に弱い資産になっていますが・・・。

<4.運用実績>




 まずは運用実績の、前月との比較です。今月は、前月のように何でもかんでも下落、というわけではなく、一部の資産は上昇しています。やはり為替相場の安定が大きいですね。安定というよりは、「小休止」に近いですが。今後、どちらの方に転ぶのかまだ予断は許しませんが、このポートフォリオのように、海外への投資割合が大きいと、急激な円高は困りものですね

 個別の資産ごとに見てみると、上昇で目立つのは何と海外REITですね!最近のサブプライム問題の影響からか下落続きで、運用成績の安定化のために投資対象に入れた割りにはすっかり裏目に出て、成績としては「問題児」ですが、本来は安定した収入が入る資産ですので、そんなに下落しないはず!ということで今後の復活に期待したいところです。

 債券先進国新興国ともに上昇しました。こちらもやはり為替の影響でしょうね。先月のこの時期より若干、円安になったんですかね。このまま少しずつ収益を積み上げていってほしいものです。

 それ以外では海外株式/高配当株海外株式/アジアが上昇しています。全般的にはリスクの比較的低いものが上昇するという、本来の値動きに近い動きになっています。

 一方で下落しているのは国内REIT国内株式海外株式/中国海外株式/ロシア・東欧ですね。特に国内の新興市場と中国の下げが大きいです。国内新興市場の方は、じっと待つしかないですね。中国の方は調整局面に入ったのでしょうか。経済成長自体は続いていますから、こちらは待ちさえすればよい、という感じです。「待つしかない」と「待ちさえすればよい」。ニュアンスが違いますよね?(笑)

 全体としては、2万2千円の下落になりましたが、今までの下落に比べるとかわいいものです。これくらいの下落が続いて、どこかで反転!となるとうれしいのですが、果たしてどうなりますかね・・・。




 通算成績ではこのような感じです。中国(香港)株アジア株ロシア・東欧株が大きく黒字で、海外債券/先進国も黒字を確保、という状況は変わらず、ですね。

 とは言いつつ、毎回書いていますが、債券REIT高配当株は比較的安定的なリターンが期待できますから時間が経てば黒字を回復していってくれるでしょう。一喜一憂せず、じっくり待ちたいと思います。




 そして損益推移。まだ借金生活が続いています・・・。世界経済の見通しは、だんだん暗いものになっていますが、一方で株価はさすがに底入れされてきている感があります。1月の動きはちょっとパニック的な感じでしたもんね。

 ここから、すぐに株価がどんどん上昇していくことは少し考えにくいですが、世界経済の見通しについて概ねコンセンサスがとれれば、まず下落が止まり、さらに世界景気の拡大が確認されれば、そこから上昇していくものと思います。

 今月くらいの下落がチョコチョコ続き、どこかで大幅反転、というのが一番うれしいシナリオですね。のんびり待ちたいと思います。「待つしかない」ですしね(笑)。

 ちなみに何度も書いていますが、目標リターン=年25万円くらいですので4月=2年終了時点で約50万円の利益があればいいことになりますが、ちょっと難しくなってきましたね・・・。1年延長で来年の4月に約75万円の利益を目標ということで(笑)。先は長いし、じっくり行きましょう。

<5.今月の追加投資/売却>

 一旦、全額投資は完了したので、今後はリバランスを中心にゆったり調整していこうと思います。バランスとしては概ねいい感じになってきたと思いますので、今月は特に売却はありません。売却がないと、もう普通預金は残っていませんので、購入もありません

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。




 筆者のポートフォリオの方が株式のシェアが高いので期待される収益率は高いわけですが、リスクも大きいということで、今月も引き続き最下位となっております・・・悔しいです。とは言いつつ仕方ないですね。じっくり行きましょう。

 一方、グロソブは黒字を維持していますね。さすがグロソブ!安定しています。最後の砦になってほしいですね。何といっても日本最大のファンドですからね。

   では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字拡大にご期待ください・・・





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イーバンク銀行:円定期1年もの1.05%

2008-02-17 02:38:13 | Weblog
さて、前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス信託銀行のeダイレクト預金1年もの1.1%を取り上げました。概要はこんな感じになっています。

■オリックス信託銀行のeダイレクト預金概要

 ・金利(6ヶ月・1年ものの場合):
   <6ヶ月>
    100万円以上:0.65%
    300万円以上:0.90%
    1,000万円以上:1.05%
   <1年>
    100万円以上:0.80%
    300万円以上:1.10%
    1,000万円以上:1.15%
 ・預入単位:100万円以上1円単位
 ・証書・通帳:発行しない。インターネット操作による照会で確認。
 ・取引方法:インターネットのみ
 ・元本保証:預金保険の対象商品

 キャンペーンではありませんので概要としてはシンプルですね。預入金額によって金利が変わるのはいつもの通りですが、今回は特に「300万円未満のお金はいらね~」オーラがプンプンしている条件ですね。割り切りを感じます。

 ではいつものように、他の銀行の金利と比較してみましょう。1年もの、300万円以上で調べますか。

 ■1年もの円定期金利比較(300万円以上)

 ・東京スター銀行    1.2% ※キャンペーン金利
 ・オリックス信託銀行  1.1%
 ・ソニー銀行      1.02%  ※キャンペーン金利
 ・イーバンク銀行    0.95%
 ・ジャパンネット銀行  0.85%
 ・住信SBIネット銀行 0.72%

 やはり300万円以上という条件の中ではトップクラスの金利ですね。

 さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.8」。なかなか高い評価ですね。ただ最近の円定期キャンペーンが軒並み4点台の評価だったことを考えると、ちょっと物足りない気もします。やはりオリックス信託銀行の知名度の問題なのでしょうかね。あるいはオリックスグループに対するネガティブな印象も若干あるのでしょうか?分かりませんが、いい金利を出し続ければ評価はさらに上がっていくと思うのでがんばってほしいものです。

 では最近の円定期キャンペーンに関する投票結果をまとめると、以下のようになります。もう終わったキャンペーンも多くなってきましたので、あくまで「参考」としてみてください。

 ・ソニー銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.5」
 ・<終了>住信SBIネット銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.4」
 ・<終了>スルガ銀行ネットバンク支店:1年もの/300万円で1.25%・・・「4.3」
 ・<終了>新生銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.0」
 ・東京スター銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.0」
 ・オリックス信託銀行:1年もの/300万円で1.1%・・・「3.8」
 ・紀陽銀行:5年もので最大1.45%・・・「3.4」
 ・日本振興銀行:1年もの/50万円で1.3%・・・「3.1」
 ・ジャパンネット銀行:1年もの/100万円で0.86%・・・「2.7」

 オリックス信託銀行への投票がまだの方は、投票をお願いします。3月9日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=351

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=234


 さて今回はイーバンク銀行の預金7,000億円突破、特別金利キャンペーン 1年もの1.05%を取り上げたいと思います。



 いよいよ円定期キャンペーンを取り上げるのは最後!とご案内し続けて3週間が経過しましたが、またまたいい金利が出てきましたので、もう1回延長ということで・・・。

 今回は当サイトの人気投票でも上位のイーバンク銀行の円定期キャンペーンですね。「預金7,000億円突破、特別金利キャンペーン」だそうです。ソニー銀行がこの前、預金残高が1兆円を突破した、という記事を見ましたが、イーバンク銀行もがんばっていますね。

 条件としてはこんな感じです(100万円以上の場合)。

 ・3ヶ月 ・・・ 0.75%
 ・6ヶ月 ・・・ 0.85%
 ・1年 ・・・ 1.05%


 またまた1年もので1%を超える金利水準の登場ですね!なかなか魅力的な金利です。しかも100万円以上でこの金利ですから、割合、手が出しやすい金額設定ですね。さらに人気のイーバンク銀行ですから、人気爆発まちがいなし!?

 ・・・しかしボーナス時期には、ソニー銀行や新生銀行の高金利キャンペーンに追随しなかったイーバンク銀行が、この2月という中途半端な時期に、こういうアグレッシブな金利を出してきたのでしょうか?その答えは多分これでしょう。

■イーバンク銀、最終赤字116億円・4―12月、サブプライム響く
 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080214AT2C1400H14022008.html

 赤字になりました。しかも116億円!!すさまじい金額ですね。

「米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に絡んで損失が拡大したほか、新型カードの発行費用などがかさんだ。」
「サブプライム関連の債務担保証券(CDO)などの売却損と減損損失は07年9月中間期決算から29億円増え、47億円となった。」


とのことです。イーバンク銀行のサイトを見てもあまり詳しくは書いていませんが上のニュースから類推すると、サブプライム問題に関する損失と、イーバンク・マネーカードに関する発行費用の2つが大きい要因のようですね。で、サブプライム関連の損失はどうやら47億円のようですから、マネーカード関連で残りの約70億円の大半を占める、ということになるのでしょうか。

 しかしイーバンク・マネーカードってまだまだ発行されますよね、多分。問題が一過性のものでないとするとなかなか状況は深刻ですね。一過性のものでないからこそ、特別損失ではなく経常損失になっているのでしょうし。

 また同じニュースに気になる言葉も。

「決済手数料を見直して収益を改善する。」

 決済手数料って何でしょうね。振込手数料?ATM手数料?何にせよ、ユーザーにも影響がありそうですね。しかし個人向けの銀行ビジネスというのは、なかなか儲からないものですねぇ。

 とは言っても円定期は預金保険で守られていますので、円定期を利用される方は、経営状態を何も気にしなくても大丈夫ではあります!

 さて、預金の話に戻って、このキャンペーン。概要はこんな感じになっています。

■預金7,000億円突破、特別金利キャンペーン

 ・期間:2008年2月12日(火) ~ 2008年3月31日(月)
 ・対象:預入期間が1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年の定期預金
 ・キャンペーン金利:
  <1万円以上>
    1ヶ月・・・0.54%
    3ヶ月・・・0.71%
    6ヶ月・・・0.81%
    1年 ・・・0.96%

  <100万円以上>
    1ヶ月・・・0.58%
    3ヶ月・・・0.75%
    6ヶ月・・・0.85%
    1年 ・・・1.05%

  <1,000万円以上>
    1ヶ月・・・0.63%
    3ヶ月・・・0.81%
    6ヶ月・・・0.91%
    1年 ・・・1.10%

 ・中途解約の場合、別途定める定期預金中途解約利率を適用。

 1万円からでも、結構いい金利ですね。

 ではいつものように、他の銀行の金利と比較してみましょう。1年もの、100万円以上で調べますか。

 ■1年もの円定期金利比較(100万円以上)

 ・東京スター銀行    1.2% ※キャンペーン金利
 ・イーバンク銀行    1.05% ※キャンペーン金利
 ・ソニー銀行      1.00% ※キャンペーン金利
 ・ジャパンネット銀行  0.85%
 ・オリックス信託銀行  0.8%

 やはりトップクラスの金利ですね。

 では、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は、経営状況はやや気にはなりますが、1年ものの中では最高水準の金利であることを評価して5つ★満点=「★★★★★」としたいと思います。あなたの評価を教えてください。3月16日まで。



1年もの円定期の金利が100万円以上で1.05%のイーバンク銀行の特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(3月16日まで) >>>投票はこちら


イーバンク銀行の円定期について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想




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2月の世界の株価収益率を更新しました。

2008-02-14 02:02:50 | Weblog

世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。


<1.株価収益率(PER)とは?>


 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。


 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。


 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。


 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう



<2.今月の株価収益率>


 2月の世界の株価収益率はこんな感じです。



 今月はすっかり下がりましたねぇ。株価の下落と共に株価収益率も大きく下落しました。ほとんどの株式市場が青色、つまり割安の水準ということですね。何かこうやって割安の水準をじっと待って投資をし、割高になると売却するだけで随分儲かりそうな気がしてきますね。実際にはなかなか難しいのでしょうけれど。


 先月も記載しましたが、投資家が投資資金をどう回収するかと言うと、企業の収益から回収していくわけですね。一部は配当として現金で回収できますし、一部は内部留保されますが、その分、理論上は株価上昇につながります。従って、企業が収益を稼ぎ出せば、配当+株価上昇の両面から投資資金を回収できることになります。


 そういう意味では、投資家にとって何より大事なのは企業の収益なわけです。企業の収益が犬で、株価が尻尾だとすると、尻尾はパタパタするかもしれませんが、犬自体は4つの足でデーンと立っているわけですね。なので我々投資家も尻尾に気をとられて犬そのものを見ることを忘れないようにしないといけないわけです。犬自体はパタパタすることはないのですから。


 ひるがえってこの株価収益率で見ると、収益はそれほど下がっていないのに株価が大きく下がっているわけですね。だからこそ株価収益率が下がっているのです。もちろん株価は収益の先行指標の面がありますので、ある程度、今後収益が減っていくのを織り込んでいるという部分はあると思いますが、とは言っても株価だけがどんどん下がっていくというのはやはりちょっとおかしい。そうするとやはり一歩引いて、冷静に観察した方がいいでしょうね


 さて個別に見ていくと、最も高いのは相変わらず中国本土ですね。株価収益率は約40%です。少し下がりましたが、やはりバブルですね。中国本土の株には直接投資することはほとんどないと思いますが、気をつけましょう。


 中国本土以外の「株価収益率20倍」を超える割高市場はぐっと少なくなって、アメリカのナスダック市場のみとなりました。


 割安でも割高でもない「株価収益率15倍~20倍」の間に収まるのが、インドおよび日本の各市場ですね。インドはついにこのカテゴリーに落ちてきました。


 割安である「株価収益率15倍未満」の市場はたくさん増えましたね。香港アメリカのNYダウドイツイギリスなどのヨーロッパ市場の他、中国H株ロシアブラジル南アフリカトルコなどの新興国です。



<3.読者アンケート>


 前回の「2007年1月、投資したい株式市場は?」では以下のような結果となりました。
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=343


 1位:中国/香港市場 14%
 2位:日本/大型株 11%
  〃:世界市場全体に分散投資 11%
 4位:インド 8%
  〃:ロシア 8%
  〃:アジア全般 8%
 7位:中国/本土市場 5%
  〃:ブラジル 5%
  〃:トルコ 5%
  〃:南アフリカ 5%
  〃:ベトナム 5%


 今回は分散しましたね!1位の中国/香港市場でも得票率は14%という低水準です。まぁどれも割安なのでどれを買ってもいいということはあるのでしょうけれど。


 今月分のアンケートも回答をお願いします。3月13日まで。
 
■2008年2月、あなたが投資したい株式市場は?(3月13日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=352



※参考:世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)
  
http://www.ginkou.info/modules/per/


 




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2月の金利比較、更新しました(その2)。

2008-02-11 23:58:09 | Weblog
先週に引き続き、投資信託・住宅ローン・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

4.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは、三菱東京UFJ銀行の「インターネットバンキング投資信託キャンペーン」、新生銀行の「分散投資スタートキャンペーン」、東京スター銀行の「特別金利優遇キャンペーン」、そして住友信託銀行の「2008 投資信託キャンペーン」の4つです。ボーナスシーズンが終了したとは言え、なかなかいい感じですね!

 特に東京スター銀行の「特別金利優遇キャンペーン」は投資信託と同額の3ヶ月円定期が年8%になるというキャンペーンですが、年8%ということは税引き後年6.4%。3ヶ月分なので4で割って1.6%。つまり実質的に1.6%のキャッシュバックということになります。投資信託の手数料は概ね3%ですから、要は「手数料半額キャンペーン」という感じですね。なかなか良いキャンペーンです。

 さて評価ですが、★★★はみずほ銀行ソニー銀行、そして東京スター銀行。続く★★は、三井住友銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行新生銀行住友信託銀行の各キャンペーンですね。


 なお、2007年度の当サイトのユーザーランキングでは、イーバンク銀行が1位になっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5

 投資信託リターン率ランキングにおいては、最近はずっと中国株が全てを占めていましたが、株価が好調なインドに投資するファンド群もランクインしてきましたね。また7位に資源株に投資するファンドが入ってきました。資源は要注目ですね。形を変えた新興国ファンドなのかもしれませんが・・・。



5.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=12


 今月は三菱東京UFJ銀行の「特別金利キャンペーン」がスタートしていますね。10年ものとしてはトップクラスの低金利です。

 マーケットの方は先月に比べればやや持ち直したもの、全般的にはまだまだ低金利が続いていますね。

 

 さて評価ですが、筆者の長年の勘から(?)以下3つとしたいと思います。

 1.「変動金利もの」で、1.1%程度か。
 2.「10年もの」で、1.9%程度か。
 3.「30年もの」で、2.7%程度か。

 上記の基準の「いずれか」を満たすものを★★★としました。★★★はみずほ銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行ソニー銀行新生銀行住友信託銀行SBIモーゲージ楽天モーゲージの8行です。


 なお、2007年度の当サイトのユーザーランキングでは、新生銀行が1位になっています。

 ■住宅ローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#6



6.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 りそな銀行がいよいよ生体認証ICカードを導入しますね。○をつけています。最近、○が増えてきましたね。評価も★★としました。生体認証ICカードについては発行手数料も無料にするようですので、気合が入っていますね。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険

 ★★★は三井住友銀行イーバンク銀行の2行としました。これに続く★★はみずほ銀行三菱東京UFJ銀行りそな銀行ジャパンネット銀行住友信託銀行としています。


 なお、2007年度の当サイトのユーザーランキングでは、イーバンク銀行が1位になっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#7



各銀行のサービスを調べたら、ぜひ投票を開始した「2008年版」ユーザー投票にもご参加ください。

投票開始!「2008年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16






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オリックス信託銀行:円定期1年もの1.1%

2008-02-09 08:54:40 | Weblog
さて、前回の「キャンペーンを斬る」では、日本振興銀行の全国出店記念!定期預金キャンペーンを取り上げました。概要はこんな感じになっています。

■日本振興銀行の全国出店記念!定期預金キャンペーン概要

 ・預け入れ期間/金利:
   1年/1.3%
   3年/1.5%
   5年/1.7%

   10年/2.1%
 ・預け入れ金額:1口あたり50万円以上1,000万円まで(預金保険の対象)
 ・預け入れ単位:50万円以上1円単位
 ・預け入れ方法:振込用口座へ振込。現金による受入れは取扱せず。
 ・中途解約の取扱:不可。ただし、やむを得ないと認められた場合は、期間の定めにかかわらず、 約定利率×5%の中途解約利率を適用。
 ・通帳・証書:通帳および証書は発行せず。定期預金口座作成後、「定期預金新規ご契約のお知らせ」を送付。
 ・残高レポートの発行:4月・10月の年2回「残高レポート」を送付。

 ポイントはいくつかありますね。まずは振込みしか受け付けていない点です。よく知らない銀行だけに店頭で入金できれば安心なのですが、それはダメなようです。当たり前ですが振込みするとしても慎重に口座番号を確認してからの方がいいですね。騙されて別の口座に送金したらエライことです。

 それから中途解約ができない点も注意です。期間が長い定期も魅力的ですが、中途解約できないと言われるとちょっと気になりますね。

 さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.1」。悪くない結果です。悪くない結果ですが・・・最近の高金利の円定期キャンペーンと比較すると低い結果ですね。しかも、このキャンペーンは1年ものとしては最高クラスの金利ですからなおさらです。やはり日本振興銀行への親近感の無さが結果に現われているのでしょう。

 あるいはまだ創業赤字の続く経営状態や、現会長に対するゴシップの影響か・・・どうか分かりませんが、当たり前ですが、「金利が高ければいいというわけではない」という、ユーザーのみなさまのとても真っ当な感覚を改めて感じました。要するに「信用」ですね。預けて安心できる信頼感。スタッフへの信頼感。経営に対する信頼感。それらは全て、その銀行への信用が源泉ですね。それが弱いと、金利だけでは、なかなか戦えないということなのでしょう。

 ちなみに先週たまたまテレビをつけたら、サンデープロジェクトで木村会長が竹中元大臣と並んでいろいろ話をしていましたが、まともな人でしたよ(笑)。

 では最近の円定期キャンペーンに関する投票結果をまとめると、以下のようになります。

 ・ソニー銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.5」
 ・住信SBIネット銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.4」
 ・スルガ銀行ネットバンク支店:1年もの/300万円で1.25%・・・「4.3」
 ・新生銀行:1年もの/100万円で1.1%・・・「4.0」
 ・東京スター銀行:1年もの/100万円で1.2%・・・「4.0」
 ・紀陽銀行:5年もので最大1.45%・・・「3.4」
 ・日本振興銀行:1年もの/50万円で1.3%・・・「3.1」
 ・ジャパンネット銀行:1年もの/100万円で0.86%・・・「2.7」

 日本振興銀行への投票がまだの方は、投票をお願いします。3月2日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=350

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=232


 さて今回はオリックス信託銀行のeダイレクト預金1年もの1.1%を取り上げたいと思います。



 いよいよ円定期キャンペーンを取り上げるのは最後!とご案内し続けて2週間が経過しましたが、またまたいい金利が出てきましたので、もう1回延長ということで(笑)、今回も円定期を取りあげたいと思います。オリックス信託銀行のeダイレクト預金1年もの1.1%です。いい具合に(?)、2月4日から300万円以上の場合の金利を引き上げたのですね。

 条件としてはこんな感じです(300万円以上の場合)。

 ・6ヶ月 ・・・ 0.9% <金利引き上げ>
 ・1年 ・・・ 1.1% <金利引き上げ>

 ・3年 ・・・ 1.1%
 ・5年 ・・・ 1.3%

 6ヶ月0.9%もなかなかよい金利ですが、やはり1年ものですね。1.1%の高金利です。しかしみんなこの1.1%という中途半端な金利がお好きですね。1.0%でも切りがいいと思うのですが、まぁとは言え、ソニー銀行が金利1.1%で預金集めに成功している、という記事もありましたから、今はやはり「1.1%」が基準点になっている、ということですね。

 いや、この中途半端なタイミングですから、もしかするとあの記事に触発されてこの利上げを決めた可能性もありますね!あるいは3月の決算に向けて「巻き」が入ったのか?なにやら、いろいろ想像してしまうタイミングです。

 ・・・と思って見てみたら、ソニー銀行、いつの間にか利下げしていますね。1.1%ではなく1.0%になっています。集まりすぎてしまったんですかね。住信SBIネット銀行も、サクッとキャンペーン期間を短縮しましたし。残念。

 さてさて話を戻してオリックス信託銀行、筆者はかなり見慣れてきましたが、そうでない方も多いと思いますので前回の日本振興銀行と同様に最新の決算とwikipediaを覗いてみますか。

 2007年9月中間期の決算を見てみると22億円の黒字ですね。他の新興銀行が赤字になったり黒字になったりとバタバタしている中で言えば、格段に安定感のある経営だと思います。前期(2007年3月期)は1年で63億円の黒字ですね。

 ■オリックス信託銀行:2007年9月中間決算概要
  http://trust.orix.co.jp/comsum/disclo/pdf/kessangaikyo_0709.pdf

 ただ、前期の中間期(2006年9月中間期)と比較すると利益が約3割減少しており、その主な理由の一つが支払い利息の増加のようです。いろいろな銀行が金利競争を繰り広げている中で、競争が激化しているということなのでしょう。ユーザーとしてはありがたいことですが、ちょっとかわいそうな気もしますね。ま、黒字なんだからいいとしますか。

 wikipediaではこんな感じです。

「オリックス信託銀行株式会社は、東京都に本店を置くオリックス傘下の信託銀行。もとは山一證券の信託子会社であったが、山一證券の破綻に伴ってオリックスに譲渡された。支店を持たない(出張所にあたるローンプラザがある)。」

 ・・・以上。

 ・・・以上。

 ・・・日本振興銀行でも紀陽銀行でもスルガ銀行でも、この数十倍の情報量がありましたが・・・やはりマイナーな銀行なんですねぇ。山一證券の信託子会社であったというのは知りませんでした。はるか昔に新聞で読んだ気もしないではないですが。しかし山一證券の破綻からもう10年経つわけですな。月日の経つのは早いものです。

 いずれにせよ1,000万円までは預金保険で保護されますので、基本的にはあまり心配しなくていいとは思います。

 さて、預金の話に戻って、このeダイレクト預金。概要はこんな感じになっています。

■オリックス信託銀行のeダイレクト預金概要

 ・金利(6ヶ月・1年ものの場合):
   <6ヶ月>
    100万円以上:0.65%
    300万円以上:0.90%
    1,000万円以上:1.05%
   <1年>
    100万円以上:0.80%
    300万円以上:1.10%
    1,000万円以上:1.15%
 ・預入単位:100万円以上1円単位
 ・証書・通帳:発行しない。インターネット操作による照会で確認。
 ・取引方法:インターネットのみ
 ・元本保証:預金保険の対象商品

 キャンペーンではありませんので概要としてはシンプルですね。預入金額によって金利が変わるのはいつもの通りですが、今回は特に「300万円未満のお金はいらね~」オーラがプンプンしている条件ですね。割り切りを感じます。

 ではいつものように、他の銀行の金利と比較してみましょう。1年もの、300万円以上で調べますか。

 ■1年もの円定期金利比較(300万円以上)

 ・東京スター銀行    1.2% ※キャンペーン金利
 ・オリックス信託銀行  1.1%
 ・ソニー銀行      1.02%  ※キャンペーン金利
 ・イーバンク銀行    0.95%
 ・ジャパンネット銀行  0.85%
 ・住信SBIネット銀行 0.72%

 やはり300万円以上という条件の中ではトップクラスの金利ですね。

 では、みなさんの評価をお聞きしたいと思います。筆者の評価は、1年ものの中では最高水準の金利であることを評価して5つ★満点=「★★★★★」としたいと思います。あなたの評価を教えてください。3月9日まで。




1年もの円定期の金利が300万円以上で1.1%のオリックス信託銀行のeダイレクト預金。あなたの評価は?(3月9日まで) >>>投票はこちら


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銀行人気ランキング、2月の途中経過

2008-02-07 01:43:45 | Weblog

当サイトで恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その「2008年版」の、2月6日現在の途中経過をご案内します。なお、まだ投票されていない方は、ぜひ投票をよろしくお願いします。


1.総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)


 1位:新生銀行  2位:★住信SBIネット銀行  3位:★ソニー銀行


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2.口座サービスランキング


 1位:新生銀行・★住信SBIネット銀行  3位:★ソニー銀行


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3.円預金ランキング


 1位:★住信SBIネット銀行  2位:★ソニー銀行  3位:★東京スター銀行


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4.外貨預金ランキング


 1位:ソニー銀行  2位:★住信SBIネット銀行  3位:イーバンク銀行・★住友信託銀行


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5.投資信託ランキング


 1位:イーバンク銀行・★新生銀行  3位:★ソニー銀行・★その他の銀行


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6.住宅ローンランキング


 1位:新生銀行  2位:その他の銀行  3位:りそな銀行・★住友信託銀行・★住信SBIネット銀行


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7.セキュリティランキング


 1位:イーバンク銀行  2位:★ジャパンネット銀行・★シティバンク銀行


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8.証券会社ランキング


 1位:イー・トレード証券  2位:★楽天証券  3位:★カブドットコム証券・マネックス証券  


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 2007年度は何度も「外貨預金を除けば、新生銀行とイーバンク銀行で1位を分け合っている状況です。ユーザーとしては、新生銀行とイーバンク銀行の口座を持っておけば必要十分ということですかね。」と書いてきました。ところが!今年は住信SBIネット銀行ソニー銀行が大きく躍進していますね。


 まだまだ投票数自体はそれほどありませんので今の段階で1位だ2位だと言っていても仕方ありませんが、しかし住信SBIネット銀行とソニー銀行の今後の動向が気になりますね。


 さてさて2008年の投票についてまだの方は奮って投票ください。




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