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SBI証券:オリックス社債0.415%

2016-01-29 11:22:24 | Weblog
先週も当欄で嘆息した甘利大臣の金銭授受問題ですが、結局大臣辞任ということで幕引きとなりそうです。

 もちろん釈明内容はかなり苦しく心象は残念ながらクロであり、検察が動く可能性も十分ありますが、仮にそうなればその結果も気になるところですね。グレーなまま終息すれば検察の信頼も揺らぎそうです。

 しかしよく分からないのが件の建設会社であり、件の「総務担当者=金銭提供者」ですね。なぜ週刊誌に暴露したのか、その狙いがさっぱり理解できません。今朝の報道によればその総務担当者氏は社員ではなく客だった、ということですからよりミステリアスです。ぜひこうした魑魅魍魎な部分にも光を当てていただきたいものです。

 とは言いつつ筆者が今回の問題で最も思いを馳せてしまうのが、ほとんど全て自分のせいにされてしまった秘書氏の立場ですね。もらった500万円のうち、収支報告書に記載しなかった300万円分は「自分で使ってしまった」とされてしまいましたが、それを信じる人はいないでしょう。

 先生の一大事には自分が犠牲になるのが秘書の役割ではあるのですが、悲哀を感じますねぇ。政治家にとって本当の「SP」とは秘書であるのは間違いありません。その点では「先生を守りきれなかった」時点で失格、ということなのかもしれませんが。

 罪をべっちょりなすりつけられた秘書氏に幸あらんことをお祈りしております・・・。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券の取り扱う、クレディセゾン社債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■マネックス証券:第57回株式会社クレディセゾン無担保社債

 ・5年:0.42%


 うーん、5年で0.42%ですか。どんなものでしょう?定期預金で言うとオリックス銀行の5年もの定期預金が2016年1月現在0.40%ですので、リスクや中途解約などの利便性を考えればそちらの方がよさそうですね。

 ただ5年後にクレディセゾン社の経営が傾いてしまっている可能性は直感的にはほぼないと思いますので、少しでもよい利回りを、ということでこちらの社債を選択される方もおられるかもしれません。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.9」。あら?そうは言いつつ思ったより低いですね。真ん中が3つ★ですのでそれを下回りました。

 社債としては悪くない金利ですが、やはりオリックス銀行の定期預金と比べてしまうとこれくらいの評価になる、ということかもしれませんね。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月29日まで。

>>>マネックス証券の口座開設はこちらから

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1231

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=832


 今回は、SBI証券の取り扱う、オリックス社債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力となるのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。

 2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。

 とはいえ2015年の後半はそうした金利上昇の動きもすっかり一服してしまいましたね・・・と言うよりもむしろ、アメリカの利上げを契機に世界の株価が総崩れとなっており、それに呼応して長期金利も大きく低下しています。

 一時的にこれまでの史上最低値を更新したということで、本日の長期金利も0.220%ということでやはり低水準です。

 預金者の忍耐の日々はまだまだ続きそうです・・・残念なことです。

 さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えば終盤戦ではあるもののボーナス時期ということで、冬の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げが出そろっています。

 そうしたボーナス資金を当てこんだ動きの1つと言えるのが、SBI証券が本日=1月29日から受付開始するオリックス株式会社第185回無担保社債です。

 社債については先週も取り上げましたが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

 が、注意事項としては以下の通りです。

 ・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

 ・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

 素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このオリックス社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:オリックス株式会社第185回無担保社債

 ・5年:0.415%


 先週取り上げたクレディセゾン社債とほぼ同じ条件ですので全く同じ感想となってしまうわけですが、うーん、5年で0.415%ですか・・・どんなものでしょう?

 繰り返しになりますが、定期預金で言うとまさに子会社であるオリックス銀行の5年もの定期預金が2016年1月現在0.40%ですので、リスクや中途解約などの利便性を考えればそちらの方がよさそうですね。

 ただ5年後にオリックス社の経営が傾いてしまっている可能性は直感的にはほぼないと思いますので、0.015%でもよりよい利回りを、ということでこちらの社債を選択される方もおられるかもしれません。

 実際、5年ものの市場金利は今や0.135%ということですからね!そこから考えれば十分魅力的な「赤字覚悟」の金利水準と言えます。

 またメガバンクの金利は5年で0.03%程度ですからね。そこから比べれば約「14倍」ということになります。そのように考えると「相応に高金利」であるのは間違いありません。

 なお、この債券の申し込み締め切りは2月9日(火)14時ということで、まだ比較的余裕があるものの、SBI証券が販売する社債はすぐに売り切れる場合が多いと思いますので、ご興味がある方は早めに手続きください。

 ちなみにオリックス社の業績はどうなっているかと言うと、2015年4月から12月までの9ヵ月間で3,347億円もの利益を計上しているようですね!すごい・・・。前年同期が2,783億円ですので順調に業績を伸ばしています。

 もちろん金融業ですので業績のブレは小さくないと思いますが、しっかり利益を稼いでこの社債のように、預金者や投資家に投資機会を提供し続けてくれることを期待したいと思います。

 ではこの、SBI証券が扱う、オリックス社の5年0.415%の無担保社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、相応の高金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月29日まで。

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 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


SBI証券が扱う、オリックス社の5年0.415%の無担保社債。あなたの評価は?(投票は2月29日まで) >>>投票はこちら







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金利は今年上昇する?しない?

2016-01-27 12:57:27 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「年明けからの世界的な株価下落を受けて、新興国ファンドなどのリスクの高い投資資産は早く手放した方がいいと言い切る専門家もいるようですが、あなたの投資判断は今は売り?買い?様子見?」では・・・

 1位:今は様子見 46%
 2位:今は買い 38%
 3位:今は売り 15%

 となりました。1位は「今は様子見」ということですね。約5割となっています。思ったより親しみやすい結果となっていますね(笑)。

 かく言う筆者も今のスタンスはこれです。バリュエーションやファンダメンタルズからすればここまで株価水準が下がるはずはなく、遠くない将来、「本来の株価水準」に戻る可能性が高いと冷静に分析しているから・・・というわけではもちろんなく(苦笑)。単純に逃げ遅れたからですね。

 いやもうここまで逃げ遅れてばかりいると、そもそも「逃げることが無理」なのではないかと思えてきます。株価の高いうちにルールに従って淡々と投資資産を圧縮していくしかないのかもしれません。

 その点ではここ数日の株価の回復基調はリスク資産を整理する良いチャンスと言えそうですね。昨年も確か3月くらいに運用ポートフォリオの一部を換金しましたので、このまま順調に株価が戻っていくようであれば、今年も一部を現金化し、リスクをコントロールしていきたいと思います。

 加えてメルマガでもコメントしましたが、資産を整理する良いチャンスとなりそうなのが日銀の追加金融緩和第2弾異次元緩和第3弾と言った方が分かりやすいかもしれません)です。おそらく満を持して発動されれば中期的な効果はともかく短期的には市場は「円安・株高」で反応するでしょうから、売り時を探っていた方には朗報ですね。

 もちろんそうした投資家が多くなればなるほど異次元緩和の神通力は薄れることになるわけですが・・・果たしてその結果はどうなるのでしょうか。

 ちなみにアンケート結果に戻れば2位は「今は買い」という力強い回答で、こちらは約4割となっています。つまり1位の「今は様子見」にしても、2位の「今は買い」にしても、今回の世界的な株安に対して、それほど狼狽せず落ち着いて対応している様子がうかがえます。すばらしい。

 中には筆者のように逃げるに逃げれず、いっそナンピン買い!という方もおられるかもしれませんが・・・。

 なお投資の世界では「年に数回起こる上昇局面に乗り遅れるとリターンは大幅に悪化する」ということが有名で今朝の日経新聞にもこういうグラフが掲載されておりました。



 1980年からの35年で月間上昇率が高かった9つの月に投資していなかった場合、そのリターンは3分の1くらいになってしまう、ということですね。

 そこから考えれば何も考えずただ市場に残り、様子見を続ければよい、ということになりますが、リーマンショックを経験した身からすれば・・・やはりもう少しリスク管理したくなりますね。

 はたして3ヶ月後や半年後、1年後に振り返った時、この昨年夏から続く「世界同時株安」はどう総括されているのでしょうか・・・。筆者からすれば全然他人事ではないわけではありますが。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは2月20日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1230

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=996



            --- Ginkou ---

2016年、金融政策の限界を知る年

http://blogos.com

新年を迎え、専門家と称される人達が株価や為替の見通しを披露していますが、日銀による追加緩和に関しては市場にポジティブな影響があるという意見が大半を占めています。しかし、世界の金融の専門家が、FRBがQE(量的緩和)を止め、金利を含めて金融政策の正常化に向かい始めているなかで、さらに自ら「金利リスク」を生み出す「金利リスク」を抱えようとする日銀の追加緩和をポジティブに受取る保証はあるのでしょうか。

日銀が追加緩和に踏み切ったとしても、専門家と称される人達が指摘する様な都合の良い「円安・株高」になるとは限りません。追加緩和が日銀の財務内容に対する信頼を失墜させることになれば、とんでもない円安、大幅な株価下落、大幅な長期金利上昇」という事態を招きかねないからです。

異次元の金融緩和の本来の目的である「2%の物価安定目標」の達成がほぼ不可能になるなかで、国家財政に負担を掛けてまで、中央銀行の財政不安を招きかねないこれ以上の追加緩和をする必要があるのか大いに疑問です。

日銀の追加緩和に期待を寄せ過ぎている国内投資家は、追加緩和が先送りされれば失望観を強めていくことになると思いますが、追加緩和に踏み切れば世界の投資家から「自爆緩和」として呆れられる可能性も否定出来ません。

追加緩和に踏み切るも地獄、追加緩和を止めるも地獄・・・。

2015年は「中央銀行試練の年」でしたが、2016年は「金融政策の限界を知る年」になりそうです。

 ※抜粋

〔 出典:ブロゴス 〕

            --- Ginkou ---


 さてこれまで数回に渡り2016年の見通しについてお伺いしてきましたが、その最後は我々預金者になじみの深い「金利」についてですね。

 ご存知のようにこれまで日本の金利はバブル崩壊以降、ずっと右肩下がりで下がり続けてきたわけですが、その原動力は何と言っても日銀の金融緩和姿勢です。

 そもそも金融緩和=政策金利の引き下げですので、つまり金融緩和=金利低下なわけですが、さらに最近では金利を誘導するだけでは不十分と見て市場から国債などを大量に購入する「量的緩和」によって、国債価格を釣り上げ(金利の低下を意味します)、マネーを金融機関に大量に供給するという「往復ビンタ」で史上空前の低金利を実現しています。

 こうした積極的な金融政策によって確かに景気も上向いているわけですが、預金者からすれば「景気の悪い時は低金利、景気の良い時も低金利」という大変残念な状態が続いています。

 言い換えれば金利が上昇するためには、足元の「異次元緩和」が縮小することが絶対条件ですね。

 ではどういう状況になれば日銀がこれまでの金融政策を翻し、金融緩和を縮小させるかと言えば・・・その答えは非常に簡単で、なぜなら日銀がすでに目標を明言しているからです。

 具体的には「インフレ率2%達成」です。インフレ率が2%まで高まってくればいよいよ金融緩和が縮小し、それに呼応して金利も高まる可能性が出てくるわけですね。では足元のインフレ率がどうなっているかと言えば以下の通りです。

 ・総合:+0.3%
 ・生鮮食品除く:+0.1%
 ・食品、エネルギー除く:+0.9%


 つまり、いろいろな計測をしても2%目標には全然足りないということですね。

 さらに足元の「円高」傾向や「資源安」傾向も、当然、インフレの反対の「デフレ圧力」となりますから、今のところ2%達成はかなり困難な目標となっています。

 そもそも2013年の黒田日銀発足時に「2年で2%達成」と言っていたわけですから、約束の時間はとっくに過ぎていることになります。

 そうしたわけで、まだまだ異次元緩和が続き、むしろ強化される可能性が高いとすれば、2016年の本格的な金利上昇を予想するのは困難ですね・・・。そもそも2017年4月に消費税増税が控える中で、景気の足を引っ張るような「金融緩和の縮小」を日銀が決断するはずもないのですが。

 と言うわけで今年の金利動向については話題にすらなっていない感じがしますが、上記ブログでは一応の金利上昇シナリオとして以下を挙げています。

「追加緩和が日銀の財務内容に対する信頼を失墜させることになれば、とんでもない円安、大幅な株価下落、大幅な長期金利上昇という事態を招きかねない」

 アメリカを除けば世界中の中央銀行が引き続き積極的な金融緩和を行っている中で、日銀の信頼だけが失墜するというようなことはなさそうですが、ただそれでも金利上昇シナリオを挙げるとすればこのような「国債に対する信任リスク」しか考えつかない、というのはあります。

 何と言っても1,000兆円を超える借金ですからね!人口が1億人に減れば、赤ちゃんからお年寄りまで1人あたり1,000万円です。4人世帯なら4,000万円。返せるはずがありません

 しかし、仮に世界中の投資家が日本国債を投げ売りしたとしても、今のような金融緩和が続くのであれば結局、日銀が購入してお終い、という気もします。実質的に際限なく購入できる「絶対的な買い手」がいる市場で国債が暴落し、金利が急上昇するなんてことが起きるのでしょうか?

 ちょっとピンと来ません。

 そうした点からもやはり、金利は当面上昇しそうにない、ということになりそうですね。だとするとポイントとなってくるのがその次の「どう運用するのか」という点かもしれません。

 筆者は・・・積極的に投資するタイミングではないと思っておりますので結果的にどんどん普通預金などにシフトしていくことになりそうです。

 ということで今回の読者アンケートは、「長期金利が史上最低値を更新するなど金利低下局面が続いていますが、あなたの今年の金利見通しと運用方法は?」でいきましょう。投票は2月27日まで。

■長期金利が史上最低値を更新するなど金利低下局面が続いていますが、あなたの今年の金利見通しと運用方法は?(2月27日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1232







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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」1月号。

2016-01-25 11:27:25 | Weblog
1月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2016年1月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (静岡銀行、SBI証券他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・当サイトのポートフォリオの2015年の運用成績は+1%という結
    果となりましたが、あなたの運用成績は?

   ・今年の株価は年央に2万円台といった見方や、年末に2万円・2万3,
    000円といった予測が発表されていますが、あなたが考える1年後
    の日経平均の株価はいくら?

   ・今年の為替相場は専門家でも円高予想と円安予想とで分かれているよ
    うですが、あなたが考える1年後のドル円相場はいくら?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(9年10ヵ月目)

 6.11年1ヵ月目のひとりごと:「アベノミクスの終焉近し?」
    +12,100本+174万円

 7.お問い合わせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 アドレスのご登録がまだの方は是非ご登録ください。下記アドレスに「空(から)メール」を送るだけ!です。またお友達にもぜひ、ご紹介ください。

 sub@ginkou.info




↓メールバックナンバー(2015年12月号)はこちら↓

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マネックス証券:クレディセゾン社債0.42%

2016-01-22 09:37:38 | Weblog
さて今年は健康的かどうかはともかくとして週刊誌のスクープが続き、世間が騒然としているわけですが、ここに来てまた新たなスクープが出ていますね。甘利大臣の金銭授受疑惑です。

 昨年の政治は安保法案に揺れたわけですが、個人的には最大の「事件」はTPPの大筋合意と思っております。それだけ合意が困難であった事案が無事合意に至ったのは、参加メンバーの献身的な努力によるところが大きく、日本で言えば甘利大臣が成功の立役者の1人ということになります。

 そうしたわけで筆者の中の氏への評価はグーンと上昇したわけですが、好事魔多しとはまさにこのことで、今般あっさり週刊誌のえじきとなってしまったのですね。

 こうしたスキャンダルに際しては、「全てを認めて謝る」か「徹底的に否定する」しかないわけですが、「記憶が曖昧」「記憶をたどっている」という説明は疑惑をかなり強めます。と言うかまぁ、クロということなのでしょうね。筆者が支持する数少ない政治家の1人であったのに残念なことです。

 せめて秘書を通せば何とかなったかもしれませんが脇が甘かったということですね。金銭授受を擁護する気はありませんが。

 しかしこうしたスクープは通常は内部の人間の暴露によってもたらされるわけですが、週刊誌を除き、一体誰が得するのでしょうね?

 隠そうと思っていることを本人の意に反して公にさらすことはあまり健全ではありませんが、こうしたことがあると一定の社会的な存在意義があるということになるのですかねぇ。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のSBI債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第33回SBI債

 ・1年:1.42%


 期間1年で1%をはるかに超え、1.5%近いということですから、かなりの高金利ですね!また、1年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

 しかし。

 残念ながらこの債券を実際に購入するのは極めて難しいです。その理由の1つ目はこの債券はその人気から「抽選」制になっているのですね!IPOでもあるまいし抽選というのは高飛車なような気もしますが、率直に言ってこの債券は「客集め」商品でしょうから、より多くの人に「購入の可能性」を感じてもらうためには抽選がベターということなのでしょう。

 そして購入が難しい理由の2つ目はその抽選期間が極めて短いのですね。今回は1月13日(水)12:00から1月15日(金)15:00までの実質2日間しかありませんでした。ほとんどの方は「間に合わなかった」ということではないかと思います。

 どうしてもこの債券に投資したいという方は口座を開設し、購入用の資金を入金した上で「次回を待つ」というのが現実的な対応ということになりそうです。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「4.0」!お!今回も評価が高いですね。すばらしい。これで年明けずっと高評価が続いているということになります。

 冬のボーナスシーズンが続いており、各銀行が戦略的な商品を投入しているということも背景にあるのでしょうね。できれば2月以降もこうした魅力的な商品が継続的に提供されることを期待したいと思います。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月15日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1229

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=831


 今回は、マネックス証券の取り扱う、クレディセゾン社債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力となるのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。

 2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。

 とはいえ2015年の後半はそうした金利上昇の動きもすっかり一服してしまいましたね・・・と言うよりもむしろ、アメリカの利上げを契機に世界の株価が総崩れとなっており、それに呼応して長期金利も大きく低下しています。

 一時的にこれまでの史上最低値を更新したということで、本日の長期金利も0.230%ということでやはり低水準です。

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 さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということで、冬の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げが出そろっています。

 そうしたボーナス資金を当てこんだ動きの1つと言えるのが、初めて取り上げるマネックス証券株式会社クレディセゾンの社債です。

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 実際、5年ものの市場金利は今や0.142%ということですからね!そこから考えれば十分魅力的な「赤字覚悟」の金利水準と言えます。

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 なお、この債券の申し込み締め切りは1月28日(木)16時ということですのでご興味がある方は今すぐ手続きください。

 ちなみにクレディセゾン社の業績はどうなっているかと言うと、2015年9月期の中間決算では当期利益が230億円ということですね!なかなかの規模です。前年が185億円ということですから、そこから見ても増益基調ということになります。素晴らしい。

 しっかり利益を稼いでこの社債のように、預金者や投資家に投資機会を提供し続けてくれることを期待したいと思います。

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株は今、売却すべき?

2016-01-20 13:25:35 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「今年の為替相場は専門家でも円高予想と円安予想とで分かれているようですが、あなたが考える1年後のドル円相場はいくら?」では・・・

 1位:115円以下の円高 33%
 2位:100円以下の円高 22%
 3位:130円以上の円安 11%
  〃:125円以上の円安 11%
  〃:現状とほぼ変わらず 11%
  〃:110円以下の円高 11%

 となりました。1位は「115円以下の円高」ということですね。これから円高が進むことを予想されているわけですが、確かに往時は120円を超える円安である一方、足元は117円台まで円高が進んでおりますので、この調子で行けば115円~110円といった円高水準で落ち着く可能性は十分あります。

 ただ一方で投票は分散しておりまして全体をまとめるとこういうことですね。

 ・今より円安 : 22%
 ・現状とほぼ変わらず : 11%
 ・今より円高 : 67%


 とは言いつつこうして集計してみても「円高派」が7割ということで読者の多数派は円高を予想していることになります。

 世界の株式市場の下落が続く中で、投資資金が比較的安全であるとされる日本円に向かっており、結果的に円高が起きているという見立てをよく聞きますが、もしそうなら株価下落の長期化に伴い、これからも円高がどんどん進む可能性が徐々に現実味を帯びてきます。

 しかしながら、アメリカの利上げが断続的に続く中で円とドルの「金利差」から、むしろ円安ドル高になる、というメカニズムは分かりやすいですし、加えて円安の大きな切り札となるのが日本の追加金融緩和ですね。

 実際のところ、80円前後だった日本円が一気に120円台まで円安が進んだ原動力は「異次元の金融緩和」です。だとすればさらなる金融緩和によって円安トレンドに戻ると予想するのは自然なことですね。

 円高となれば輸入物価が下がり、デフレ圧力が加わるわけですが、もし本当にデフレに戻れば安倍政権も黒田日銀も、そしてアベノミクスも、「デフレからの脱却」という目的からは「失敗だった」ということになりかねません。

 さすがにそれは日銀としても避けたいでしょうから、やはり年内のどこかで追加金融緩和が実施されるというのがメインシナリオです。

 過去2回は目覚ましい効果があった異次元緩和ですが第3弾ははたしてどうなるのでしょうか?

 投資家としては、当局の金融政策に完全に依存する時点で「終わっている」気もしなくはないですが・・・。  

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは2月6日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1228

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=993



            --- Ginkou ---

新興国投信 弱まる収益力

http://www.nikkei.com

 「新興国通貨の下げは実感としてまだ6合目」。龍谷大学の竹中正治教授はそう主張する。

 新興国・資源国の通貨は昨年半ばから下げを加速。ブラジルレアルは対ドルですでに8割近く下落した。それでも長期的な趨勢からみれば、ユーロや円など先進国通貨に比べて割高感があり、底入れはまだ先という。

 これら通貨の下落をもたらしたのは、米国の量的緩和(QE)など、世界的な金融緩和の反動だ。

 リーマン危機後、超低金利で運用難に陥った投資マネーは相対的に高利回りの新興国債券や米ハイイールド債(低格付け社債)、新興国株などに向かった。それが米国の利上げ観測や昨年8月のチャイナショックを機に、マネーは大きく逆流し始めた。

 新興国市場の動揺は、日本の個人投資家にも人ごとではない。リーマン危機後、新興国や資源国の株式、債券で運用する投信が大量に販売されて、今も保有する投資家が多いからだ。

 では、これらのファンド保有者は今後、どう対応したらいいのか。「早く手放した方がいい」と、損切りを勧めるのは第一生命経済研究所の西浜徹・主席エコノミスト。「米国の利上げのペースにもよるが、新興国は利上げには動けず、通貨は対ドルでずるずる下げそう」だからだ。

 これに対して独立系投信コンサルタントの吉井崇裕氏は、「いまさら売っても仕方ない。3年は待つつもりで、いずれ来る反発局面を逃さないために持ち続けた方がいい」と主張する。投信の頻繁な売買は手数料分が損失となり、裏目に出ることが多いという。

 高利回り物でも事情が異なりそうなのは米ハイイールド債投信。昨年半ばからの債券価格の下落で利回りは9%程度に上昇している。吉井氏は「5年程度の長期保有を前提にすれば購入の好機」と話す。

 高い金利の収入が支えとなり、回復力が早いのが米ハイイールド債相場の特徴。実際に過去の相場では、下落した年の翌年には上昇に転じている。

 フランクリン・テンプルトン・インベストメンツのグローバルマクロチームで最高投資責任者を務めるマイケル・ハッセンスタブ氏は「今の市場は悲観しすぎ。個別では投資魅力の高まっている国もある」という。竹中氏は「先んじて経済が悪化したブラジルなどには今年後半から来年にかけて、時間分散で1回目の投資をするタイミングがくるかもしれない」と話す。

 投資の好機は往々にして市場が不人気のときに到来する。ただし、高リスクの新興国投資は余裕資金の一部にとどめるのがセオリーだ。

 ※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

            --- Ginkou ---


 そろそろ銀行に関する話題に戻りたいところですが、引き続き世界的な株価の下落基調が続いている上に、今日は上記の通り日経新聞で印象的な記事を見かけましたので、今回も投資に関する話題でいきたいと思います。どうぞお付き合いください。

 まずこれまでの株価の動きを振り返るとこういうことですね。

■日経平均

 

■アメリカ株価(S&P500)

 

■世界の先進国の株価(円建て)

 
 
■世界の新興国の株価(円建て)

 

 最近、なるべく見ないようにしてきた株式チャートですが(苦笑)、改めて見るとひどい惨状ですねぇ。年初からの下げが強烈であることが分かりますし、その中でも新興国の株価が見るも無残な状態です。

 これには株価がそのものが下がっていることに加えて、新興国の通貨が円に対して下がっていることも要因です。つまり株価×通貨の「W安」が結果的に円建てで見た「大幅安」を生み出しているわけですね。日本の投資家からすれば往復ビンタ状態です。アイタタタ・・・。

 このように株価の底が抜けてしまうと当然のことながら投資家には強く選択が迫られることになります。つまり「逃げるか、残るか」、そして「売るか、買うか」ということですね。

 残念ながらこれには正解はなく、あったとしてもそれは後からしか分からないわけで、結局は自分自身の投資判断に全責任がゆだねられるわけですが、さらに困難となるのが「専門家からのアドバイスが当てにならない」という点かもしれません。

 そもそも将来のことは誰にもわかりませんので、「アドバイスが当てにならない」のは当然なわけですが、それに加えて専門家としてもわざわざ当たらないリスクを犯してまで踏み込んだ意思表示をすることはありませんし、また専門家のポジションもそうした思い切った発言を躊躇させます。

 要するに「専門家」の多くは証券会社に所属しているわけで、だとすれば会社のためには常に楽観的な見通しを求められているということですね。さらに顧客自身も楽観的なコメントを望んでいるとすれば尚更です。

 そうしたわけで切れ味のよい専門家のコメントを見かけることはなかなかないわけですが、上記記事の通り今般の株価下落の中、新興国に投資するファンドなどの比較的リスクの高いファンドについて、第一生命経済研究所の主席エコノミスト氏は「早く手放した方がいい」とバッサリ言い切っています。

 なかなかの切れ味ですね!エコノミストという肩書も信用力を感じさせます。

 気になるその理由ですが「米国の利上げのペースにもよるが、新興国は利上げには動けず、通貨は対ドルでずるずる下げそう」とのことで、主にさらなる通貨安を通じて新興国ファンドの成績が悪化することを懸念しているというわけですね。なるほど。

 他方でもちろん楽観的なコメントもあり、独立系投信コンサルタント氏は、「いまさら売っても仕方ない。3年は待つつもりで、いずれ来る反発局面を逃さないために持ち続けた方がいい」と主張されております。

 この「いまさら売っても仕方ない。」という言葉は、筆者を含め逃げ遅れた多くの個人投資家の気持ちを代弁しているのではないでしょうか?問題は3年以内に反発局面が来るのかどうか、という点ですが・・・。

 また外資系ファンドの最高投資責任者氏は、「今の市場は悲観しすぎ。個別では投資魅力の高まっている国もある。」とのことですね。確かにここ数週間の株価の動きだけを見て「もう終わり」と考えるのは短絡的すぎると言えるのかもしれません。実際にこれほど相場を下落させるような大きなニュースがあったわけではないですからね。

 はたして今は「逃げ時」なのかそうでないのか、むしろ「投資のタイミング」なのかどうか・・・悩ましい状態ですね。さらに株価が下がれば下がるほど投資家の困惑は深まっていきそうです。

 ちなみにいつも「逃げ遅れ癖」がある筆者のこと、今回もビタ一文逃げられておりません・・・。もともと2016年末から2017年にかけて資産を圧縮しようと考えておりましたが、こんなに早く調整局面が来るとは想像していませんでした。

 今年は「嵐の前の静けさになる」と予想していたわけですしね(苦笑)。

 筆者は「塩漬け街道」をまっしぐらに進むことになりそうですが、もちろんそうならないことを祈っております・・・。
 
 ということで今回の読者アンケートは、「年明けからの世界的な株価下落を受けて、新興国ファンドなどのリスクの高い投資資産は早く手放した方がいいと言い切る専門家もいるようですが、あなたの投資判断は今は売り?買い?様子見?」でいきましょう。投票は2月20日まで。

■年明けからの世界的な株価下落を受けて、新興国ファンドなどのリスクの高い投資資産は早く手放した方がいいと言い切る専門家もいるようですが、あなたの投資判断は今は売り?買い?様子見?(2月20日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1230








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実況中継!自腹で資産運用~9年10ヶ月目(前月比-46万円)

2016-01-18 02:28:13 | Weblog
このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、9年10ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=987

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、昨今の株価好調を背景に、どちらかというと「上がったら売り」と変更しています。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/4くらいは維持しようと思います。


<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。


<3.現在の運用割合>



 株価上昇局面もそろそろ終盤戦なのではないかと思っておりますので、今後はタイミングを見計らって売却しながらバランスを維持していきたいと思います。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状16%くらいのシェアで保有しています。

 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は14%くらいです。

 また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っていたポートフォリオを調整するのが狙いです。

 それ以外には、REIT(不動産投信)にも11%くらい投資しています。インフレに強い資産のはず、です。世界的にはどんどんデフレに向かっている気もしないではないですが。

<4.運用実績>



 まずは運用実績の前月との比較です。今月は予想通り・・・-46万円大幅下落しました。下がりましたねぇ。

 過去そんなに下がったことはあるかな?とチェックしてみるとあっさり見つかりました。昨年の9月にもやはり-50万円下落しているのですね。要するに2015年夏以降の「世界同時株安」が実は継続していた、ということです。アメリカの株価を見ても、日本の株価を見てもそれはハッキリしています。

■アメリカの株価(S&P500)



■日本の株価(日経平均)



 昨年夏に大きく下げたのち、年末に向けて回復していたものの、年始からズドンと下落し昨年夏の水準まで戻ってしまったということです。まさしく「行って来い」という状況ですね。

 株価の動きも・・・あまりよろしくないですねぇ。少しサブプライムショックを思い出させます。あの時も一旦回復した後、次のリーマンショックで大きく下落したのでした・・・。

 さらに残念な点はこの株価の大幅下落が「現在進行形」ということです。15日のNYダウも大幅下落となっておりますので週明け18日の日本の株価も大きく下がるのは間違いありません。しばらくは個人投資家の忍耐力が試される状況と言えます。

 ややパニック的な下落相場となっているわけですが、早期に収拾しようと思えば新たな金融緩和くらいしか思いつきません。それを最もしやすいのは日本ですが、ただ市場にせっつかれる形での受け身の金融緩和はしたくないでしょうし、効果も限定的そうなので大きな期待はできません。

 もちろん12月に利上げしたばかりのアメリカがいきなり利下げに転じることもありませんので、つまりは金融緩和に期待するのは難しいということです。とすると・・・残念ながら市場の混乱はもう少し続きそうですね。

 なぜアメリカが利上げしたかと言えばそれだけアメリカ経済が堅調に推移しているわけであり、金融市場ももう少し自信を持ってもよさそうなものですが、やはりこれまでの世界的な金融緩和がもたらした「投資の宴」があまりに深酒であり、当面は二日酔いが続くということなのでしょうね。

 加えて世界経済にとって完全にリスクとなっているのが「中国本土株」と「原油価格」の「W下落」です。

■中国上海市場



■原油価格



 中国本土株は2015年前半にバブル化し、あっという間にこれまでの2倍を超える水準まで高騰したと思ったら、2015年後半にあっという間にバブルが弾け、ついに節目である3,000ポイントを下回る水準まで低下しました。

 「爆買い」&「爆売り」という感じですが、加えて下げを促しているのが中国当局が完全にコントロールを失っているという点です。株価が一定割合下がったら売買が停止される「サーキットブレイカー」制度が導入されましたが、これが余計に売りを誘う形となりあっさり撤回されるなど、当局がドタバタするたびに中国の金融市場に対する不安が増大している状態ですね。

 同じく原油価格もWTI先物が節目である30ドルを下回る水準まで低下しました。数年前まで100ドルを超えていたことを考えれば3分の1という水準であり、「劇的な価格下落」と言えそうです。

 供給サイドでは「シェール革命」や「イランの制裁解除」と言った過剰懸念があり、消費サイドでは「中国経済のスローダウン」と言った低迷懸念があるわけで、つまりは供給と消費の双方から下落圧力がかかっている現状では早期の原油価格回復を期待するのは難しそうです。

 もちろん原油の輸入大国である日本にとっては原油価格の下落は喜ばしいわけですが、ただ世界経済全体では石油ビジネスの恩恵は幅広く広がっており、ここがコケるとそのネガティブインパクトは結構な規模になるということなのでしょう。

 その点ではこの「中国本土株」と「原油価格」の2つが下げ止まることが、今回の「世界同時株安」が落ち着く必要条件のような気がします。

 それがいつなのか誰にも分かりませんが、ただ1つ希望が持てる点は、どちらもかなり下がる中でいよいよ底が見えてきたということですね。価格がゼロになることがないのは当然として、これまでの価格動向を踏まえればたとえば中国本土株=2,000ポイント&原油価格=20ドルあたりが底なのだとすると、「これから下がるにしても限定的」ということです。

 中国経済がスローダウンしたと言っても依然6%と言った相対的にはかなり高い成長率が期待できますし、原油だって需要がなくなることは永遠にありませんからね。

 そのように考えると金融緩和などによって人為的に金融市場のトレンドが変わることを期待するよりも、「下がるだけ下がった後で上昇する」ということを期待する方が現実的であり、さらにそのタイミングは意外と近いのかもしれませんね。

 期待しておきたいと思います・・・。

 ちなみに個別の資産を見てみるとどれも見事に下落しています。せっかく分散投資しているわけですから、もう少し違った動きができないものかと毎回思いますが、残念ながら実質的には「すべての卵を1つのカゴに入れている」状態と言えそうです。
 
 次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



 通算成績としては、すでに黒字転換している海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジア海外株式/インドが今月も黒字を維持しています。今月は全体的には大幅な赤字だったわけですが、それでも新たに赤字に転落してしまう資産はなかったということですね。ありがたいことです。

 なお引き続き赤字にとどまるのは残り4資産ということです。早期に黒字化することを期待したいと思います。赤字幅を見る限り相応の時間がかかりそうではありますが・・・。



 全体の通算成績の推移ですが、上記の通り今月は大幅なマイナスだったこともあり、通算の運用益はプラス約80万円に後退しています。

 目標としては毎年25万円の利益ということなので、丸10年となる来年4月の目標は「250万円の黒字」ということになりますが、こちらも先は長いですね・・・筆者の目の黒いうちにこの目標値をクリアしたいものです。

 ちなみに毎月ご案内しているように、世界的には株価の上昇局面は平均4年程度と言われています。

 また、最近の金融危機は1987年のブラックマンデー、97年に始まったアジア通貨危機、2008年のリーマン・ショックと、ほぼ10年毎に繰り返されているという指摘もあり、その点からは次の金融危機は2017年~2018年ごろが1つの目安と言えるかもしれません。もちろん明確な根拠のないアノマリーではあるのですが。

 今回の株価下落がどれくらいの規模となるかはわかりませんが、仮に「軽傷」で済んだとしても、そう遠くない将来、相応の規模の金融危機が起こる可能性は十分あるということですね。ご留意ください。

<5.今月の追加投資/売却>

 今月は特に追加投資も売却もありません。

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



 今月は大きく下落した当サイトのポートフォリオですが、それでもまだ引き続き1位を維持しています。これで14ヶ月連続ということですね。このまま安定的に首位を維持したいものです。

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字拡大にご期待ください。

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1月の世界の株価収益率を更新しました。

2016-01-16 00:12:56 | Weblog
1月の、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧を更新しました。

<1.株価収益率(PER)とは?>

 株価収益率(PER)って何?という人にご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。

 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。

 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。

 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


<2.今月の株価収益率>

 1月の世界の株価収益率の推移はこんな感じです。



 1月の株価収益率の平均は前月と比較して大幅に下落しました。先月の単純平均は14.39倍で、今月は12.60倍ということですね。

 下がったということは株価が「割安」になったということになります。株価が割安となる要因は以下の通りです。

 ・株価が下がる
 ・企業収益が増える


 ここでいつものように最近の株価の動きをチェックしておきましょう。

■日経平均株価(6ヶ月)



■日本を除く、世界の先進国の平均株価(円建て:6ヶ月)



■世界の新興国の平均株価(円建て:6ヶ月)



 言わずもがなですが・・・株価は仲良く大幅に下落していますね!過去1年間の株式相場のハイライトは昨年8月から9月にかけての「世界同時株安」なわけですが、グラフを見れば分かる通り、新年早々、あっさり同水準まで低下したことになります。

 前者を「中国本土株ショック」とするなら今回は「サーキットブレイカーショック」という感じでしょうか?いずれにしても中国本土の株価の大幅下落世界同時株安につながっているのですね。困ったことです。

 いつものように具体的な数値をチェックするとこのようになっています。

・日本 :下がる(18,986円→17,147円)
・先進国:下がる(553ポイント→510ポイント)
・新興国:下がる(790ポイント→703ポイント)


 やはり大幅に下がっていますね。より正確に把握するために下落率を算出するとこうなります。

・日本 :-10%
・先進国:-8%
・新興国:-11%


 かなり下がった感じがしましたが、ただそれでも1割ですか・・・もちろん大幅な下落には違いありませんが、みるみる半値になったリーマンショックと比較すればそれほどでもありません。震源地が世界経済の中心であるアメリカかそうでないかでそのインパクトは大きく違ってくるということですね。

 さて気になるのは今後の株価動向ですが、未来のことは誰にもわからないという点は割り引いていただいた上で、やはりこれだけ下がってくるとそれなりに悲観的にならざるを得ないですね。

 特に株価が明確に昨年9月の水準を下回ってくると「実は下落トレンドが維持されていた」ということになりますのでかなり心象が悪くなります。つまりは別のコラムにも書きましたが、まさに今、「下落トレンド維持かそうでないか」の分水嶺に立っているということです。

 ここで踏ん張ってくれることを期待したいと思いますが、結局15日の日経平均もわずかながらマイナスでしたからね。やや分が悪そうです。更なる下落に十分ご注意ください。

 そのような株価トレンドではありますが、もう少しマクロ的に考えてみると今般の株価下落要因は以下3つと言えそうです。

1.アメリカの利上げ

2.中国経済の減速

3.原油価格の下落


 これらの中で最も世界経済に影響が大きいのは1つ目のアメリカの利上げですが、これについては必要以上に心配することはないと思います。と言うのもアメリカが利上げするということは、それだけアメリカ経済が堅調であることの裏返しだからですね。

 加えて利上げするもしないもアメリカの中央銀行であるFRBの判断ですので完全にコントロールされています。もし本当に世界経済が危機的な状況となれば「利下げ」を行う選択肢だってあるわけで、その点はFRBの見識を信頼してよいものと思います。

 他方、コントロールが難しいのが後者2つで、まず中国経済の減速は如何ともしがたいですね。この数年間で急速に拡大した生産能力をそのまま維持することはできませんので、今後社会全体として大幅なリストラが必要になってくると思います。その過程でハードランディングしてしまう可能性も当然ゼロではありません。

 ただし忘れてはいけないのは中国の成長率は減速しても6%台とそれでも十分高いという点ですね。こうした成長率が維持されている限り、とは言いつつソフトランディングする可能性の方が依然高いと思います。

 その点では中国経済で問題なのは実体経済ではなく、株式市場の方だと言えるかもしれません。いつもご案内している上海市場の株価推移はこのようになっています。



 つまり昨年春から夏にかけて一気に株価が2倍になった後であっという間に破裂してしまったということです・・・はかなくも美しい・・・かどうかは分かりませんが。

 この中国本土の株式市場が落ち着いてくれないことには世界の株式市場も落ち着かないと言えそうですが、まだまだ下落しそうな気配がある反面、株価水準としては3,000ポイント程度と徐々に「バブル前」の水準に戻りつつあるのは良い傾向と言えるのかもしれません。

 バブルが破裂するのが早かった分、萎むのもあっと言う間ということですね。となると、とっとと2,000ポイントなど必要十分な水準まで下落してしまった方が、「悪材料出尽くし」という観点からは良いと言えそうです。

 いずれにしてもリスクはかなり限定されてきた、ということではないかと思います。

 最後の株価下落要因は原油価格の下落ですが、これもなかなか悩ましい問題ですね。原油を買うことはあっても売ることはない日本国民からすれば、原油安は良いことでしかないように思いますが、原油価格の下落傾向が長引くにつれむしろそのマイナスの影響が世界を覆い始めていますね。

 原油価格が下がるということは資源価格が下がるということでもありますが、結果として資源国だけでなく世界の資源&エネルギー企業が打撃を受けています。日本で言うと商社などがその代表でしょうか。

 もしかすると、原油安によってコストセーブできた分をまるごと別の支出にあてようと言った積極的な消費文化はあまりないのかもしれませんね。となると世界経済全体で見れば原油安が進めば進むほど経済のパイが縮小していくことになります。

 経済原理の観点だけから言えば「値下がりは罪」ということになるのでしょうか。

 加えて原油価格の下落が中東やロシアの緊張を高める地政学上の問題となっており、このようにネガティブインパクトを見せられるとそろそろ原油価格が上がってほしいと思えてくるから不思議です。

 しかしながら最もコントロールが難しいのがこの原油価格ですね。価格決定は市場に委ねられておりますし、シェール革命など外部環境を見ても原油価格が下落する要因は多くあるからです。

 アメリカの利上げもダイレクトに原油価格下落につながりますしね。

 そのように考えると・・・マクロ的にも今後の株価の見通しについては不透明感を感じてしまいます。少なくとも短期的には。

 ただ一方で株価が下がれば下がるほど株価収益率という点では割安感が増してくることになります。上記の通り今月の株価収益率は大きく下がりましたしね。

 積極的に株に投資すべきタイミングとは思いませんが、株価下落はチャンスの面もあることは頭の片隅に入れておきたいものです。

 では個別の株価収益率=PERはこのようになっています。



 今月の割高市場は一時的かもしれませんがゼロですね!

 次の15倍以上20倍未満のゾーンですが、アメリカ/ナスダック市場インド/SENSEX市場日経平均南アフリカ/全株日本/JASDAQ市場となっています。

 もちろん株価は割高の時よりも割安の時に購入した方がいいわけで、これから株式投資をご検討の方はこうしたPERの状況にも注意しながら、なるべく割高な市場・タイミングは避けて投資先を選別していただければと思います。

 だからと言って「低ければいい」というものではないのは申し上げた通りですが。

 各株価指数のPERの具体的な推移はこちらをご参照ください。

>>>世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)推移はこちら
  http://www.ginkou.info/modules/per/







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SBI証券:SBI債1年1.42%

2016-01-15 01:22:37 | Weblog
今週はと言えば国民的アイドルの解散報道もなかなか衝撃的でしたが、それに匹敵する衝撃となっているのが世界株価の下落ですね。昨日=14日の日経平均は一時700円以上下げたわけですから強烈です。

 見たくもない株価チャートですが、ちょうど昨年8月~9月の「世界同時株安」水準まで低下していることが分かります。ここで踏みとどまるのか、それとも底が抜けてしまうかで今後の株価動向は大きく変わりそうですね。つまりは分水嶺にいるわけで、今日=15日の株価に注目したいと思います。

 さて今回の混乱の背景としては「中国株の下落」と「アメリカの利上げ」というのはよく指摘されていることですが、それに加えて挙げられるようになっているのが「原油&資源価格の下落」ですね。資源を持たないわが日本国民としては「資源が安くなるなんてサイコー!」というポジティブな印象しか持たないわけですが、結果として産油国&資源国だけでなく、先進国の中の資源&素材&エネルギー産業が苦境に立たされているのを見ると良いことばかりではないことに気づきます。

 いやむしろネガティブなことの方が多いのかもしれませんね。

 節約意識・デフレ意識・輸出意識がしみ込んだ筆者の感覚としては「値下げ=正義」ですし、それに同意される方も多いと思いますが、こと経済や景気の観点からすると「値下げ=悪」であり、値上げこそ正義ということなのでしょうか。

 そのように考えるとこの「原油&資源価格の下落」は我々の想像以上に世界経済を冷え込ませる可能性はありそうです。注意しておきたいところです。

 

 ※日経平均株価

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、静岡銀行の円定期預金ウルトラ金利を取り上げました。気になる今回の冬のウルトラ金利はこのようになっております。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

 ・1年 :0.28%
 ・3年 :0.28%


 今回もシンプルに1年もの・3年ものの2本立てですが、どちらもまずまずの好水準です。

 0.3%にあと一歩届かなかったのは惜しいですが、それでも1年ものの市場金利は今や0.11%程度という状況ですからね。それを大きく上回る「出血大サービスの金利」ということになります。

 なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、今回は「1,800億円」ですが、これに到達すれば、キャンペーンが終了となってしまうという点です。

 あくまで一般論ですが、繁忙期ともなると口座開設に数週間かかる場合もありますので、「絶対利用しよう!」と思われている方は念のために早めにご利用になることをオススメいたします。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.8」!お!前回のあおぞら銀行に続き、こちらもかなり高いですね。新年早々素晴らしい。

 意外だったのは上記の通り0.3%に届かない水準でも高評価だった点です。預金者の皆さんの期待値も徐々に下がっているということでしょうか・・・。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月8日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」について詳しくはこちらから

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1227

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=829


 今回は、SBI証券のSBI債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

 さらに大きな金利低下圧力となるのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。

 2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。

 とはいえ2015年の後半はそうした金利上昇の動きもすっかり一服してしまい長期金利も上記グラフの通り再低下しています。アメリカの利上げも今のところ日本の金利には影響していないように見えますね。

 と言うよりもむしろ、アメリカの利上げを契機に世界の株価が総崩れとなっており、それに呼応して大きく低下していますね。一時的にこれまでの史上最低値を更新したようですし・・・何とも残念な状況です。実際、本日の長期金利も0.230%ということでやはり低水準です。

 預金者の忍耐の日々はまだまだ続きそうです。

 さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということで、冬の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げが出そろっています。

 そうしたボーナス資金を当てこんだ動きの1つと言えるのが、数年ぶりに取り上げるSBI証券SBI債です。要はSBI証券の発行する社債ですね。

 社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

 が、注意事項としては以下の通りです。

 ・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

 ・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

 素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBI債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第33回SBI債

 ・1年:1.42%


 期間1年で1%をはるかに超え、1.5%近いということですから、かなりの高金利ですね!また、1年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

 もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありませんし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性があります。

 過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

 とは言いながら、この金利はやはり相場よりは高いと思います・・・が、しかし。

 ここまで読んで興味を惹かれた方には申し訳ないのですが、残念ながらこの債券を実際に購入するのは極めて難しいです。

 その理由の1つ目はこの債券はその人気から「抽選」制になっているのですね!IPOでもあるまいし抽選というのは高飛車なような気もしますが、率直に言ってこの債券は「客集め」商品でしょうから、より多くの人に「購入の可能性」を感じてもらうためには抽選がベターということなのでしょう。

 そして購入が難しい理由の2つ目はその抽選期間が極めて短いのですね。今回は1月13日(水)12:00から1月15日(金)15:00までの実質2日間しかありません。つまり本日(15日)の15時には抽選が終わってしまうというわけですから、ほとんどの方は「間に合わない」ということではないかと思います。

 どうしてもこの債券に投資したいという方は口座を開設し、購入用の資金を入金した上で「次回を待つ」というのが現実的な対応ということになりそうです。

 ちなみにSBI証券の業績はどうなっているかと言うと、ほぼ1年前となってしまいますが2015年3月期決算は201億円の黒字決算となっています。前年が179億円ということですから順調ということですね。

 しっかり利益を稼いでこのSBI債のような形で顧客還元が図られることを祈りたいと思います。

 では、このSBI証券の発行する社債である、1年1.42%のSBI債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、期間も短く、高金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。当たればの話ではありますが・・・。

 投票は2月15日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


SBI証券の発行する社債である、1年1.42%のSBI債。あなたの評価は?(投票は2月15日まで) >>>投票はこちら







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今年の為替相場は円安?円高?

2016-01-13 13:56:40 | Weblog
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「今年の株価は年央に2万円台といった見方や、年末に2万円・2万3,000円といった予測が発表されていますが、あなたが考える1年後の日経平均の株価はいくら?」では・・・

 1位:2万円前後 30%
 2位:1万9,000円前後 15%
  〃:1万7,000円前後 15%
 4位:2万4,000円以上 10%
  〃:1万8,000円前後 10%
  〃:1万5,000円前後 10%
 7位:1万6,000円前後  5%
  〃:1万3,000円以下  5%

 となりました。1位は「2万円前後」ということですね。約3割ということになります。

 実は筆者も概ねそのあたりかなと考えておりまして、まずそもそも「2万円」というのは非常に切りがいいことに加えて、今年は大幅な下落は想定しておらず、とは言いつつ大幅な上昇もイメージしづらく、「控えめな上昇予想」という点では2万円というのはとても居心地がいいわけですね。

 昨年は何度も2万円を超えておりましたからその点でも「控えめ」感は十分と言えます。

 ただしこの1位でも30%の得票ということは投票が分散しているわけですが全体をまとめるとこのようになります。現在の株価を「1万7,000円~1万8,000円前後」とするならこのような分布というわけですね。

 ・現在より上昇 : 55%
 ・変わらず : 25%
 ・現在より下落 : 20%


 そうは言いつつ5割超の方が「現在より上昇」を予想していることになります。確かに足元では急落していますからね!この水準からは上昇を予想するのも無理はないというか自然なことではないかと思います。

 残念ながら2016年は波乱の幕開けとなっておりますが、これはやはり世界的に超金融緩和が続いてきた「宴の日々」が昨年末のアメリカの利上げで終わりを告げ、金融市場がその2日酔いフラフラしているということなのでしょうね。

 さらにはリーマンショック後の世界経済の「補助輪」となっていた中国経済が失速し始めていることも「2日酔いの頭に響く」ということなのでしょう。

 しかしながら深酒は体に毒ですし、依存症となってしまう恐れもあります。「正常化」はいつかは通らないといけない道ですね。深酒が20年以上続いている日本の国民がそう述べても全く説得力はありませんが・・・。

 加えてもし仮に今年、日銀が2014年10月に続く「追加緩和第2弾」を実施するなら、日経平均を1,000円単位で押し上げるでしょうから、正直投資家の立場としては期待してしまう面はあります。実際、実施されるでしょうしね。

 「預金者」としては更なる金利の低下を意味しますので歓迎できませんが・・・。

 それはともかく2016年は「嵐の前の静けさ」と予想しておりましたが、どちらかと言うと「リハビリの1年」となってくるのかもしれませんね。世界の株価は「金融緩和」と「爆買い」という2つの「ドーピング」効果が完全に消えるまではもう少し相場が荒れそうです。心の準備だけはしておきたいところです。

 ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは2月6日まで。

〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1226

〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=992



            --- Ginkou ---

エコノミストの2016年末のドル・円相場予想

http://mainichi.jp
 
藤代宏一さん 130円/第一生命経済研究所主任エコノミスト

 日米金利差の拡大から円安を予想する。円高論者が根拠とする日本の経常収支の黒字拡大は今回、ほぼ原油安で説明可能であり、輸出回復が円高につながった過去の局面とは異なる。日銀の追加緩和があってもなくても方向感は変わらない。

田中泰輔さん 128円/ドイツ証券ストラテジスト

 ドル・円相場は米利上げ進行に伴う上昇気流内にいるが、当面は株式・資源・新興国の動揺で乱気流がある。120円以下は日本投資家が買い支える一方、125~130円は買いが細り、日米選挙年の円安けん制もあって上値が重い。

亀岡裕次さん 114円/大和証券チーフ為替アナリスト

 世界的に景気は減速傾向にあり、「リスク回避」の動きが円高に働く。米国でも景気が減速し、利上げは、年後半には難しく、長期金利も下がるだろう。円安は昨年半ばで既に終わっており、16年はこの流れが続くことになるだろう。

内田稔さん 112円/三菱東京UFJ銀行チーフアナリスト

 米経済は、生産面や消費面など、やや元気がなくなっており、利上げは今年2回できるかどうか。円は既に弱い通貨ではなく、昨年はドルを除く主要通貨に対して円高だった。今年は、円高の動きが本丸のドル・円に及ぶ年になるだろう。

 ※抜粋

〔 出典:毎日新聞 〕

            --- Ginkou ---


 先週は2016年の株価予想についてでしたが、その流れで今週は2016年の為替相場を占っていきたいと思います。

 筆者自身の相場観としては単純にアメリカの利上げによりドル高→円安の流れが起こると感じています。金利を引き上げられた通貨は短期的には上昇するからですね。

 さらに数年前まで80円台だったドル円相場が一気に120円前後まで下落した原動力は何と言っても日銀による金融緩和です。そして日銀が目指す「物価上昇率=インフレ率2%」が達成されていない現状を踏まえれば、上記の通りではありますが、早晩新たな金融緩和が追加されるのは確実だと考えています。

 また、インフレ率だけでなく2017年4月に予定されている消費税増税のネガティブインパクトを和らげる上でも追加的な金融緩和の意義は大きいですね。その点では追加緩和が実施されるのは間違いなく、問題は「いつか」というのが筆者の認識です。それが昨年=2015年に実施される、という読みはすっかり外してしまいましたが・・・。

 それはともかくとしてそのように「アメリカ利上げ+日本追加緩和」というシンプルな、しかし強力な2つの要因から「円安ドル高」を予想している筆者ではありますが、ただ金融市場というのはそう単純ではなく、実際には足元では円高が進んでいますね。

 

 もちろんその要因は年明けからの株価の大幅下落です。最近では株価と為替相場は完全にリンクしておりますので、株高→円安、株安→円高というわけですね。メカニズム的には主従が逆で円安→株高円高→株安ということではないかと思いますが。

 いずれにしても相場観は足元の相場の動きに影響されるものですので、「いやむしろ今年は円高なのでは?」と思い始めている方も増えているのかもしれませんね。

 では専門家はと言うと上記毎日新聞の記事では、「円高予想」と「円安予想」とに真っ二つに分かれております。もちろん新聞社として50%・50%とすることでリスクヘッジしたという可能性も高そうですが、それぞれの言い分をまとめるとこういう感じです。

<円安要因>

 ・日米金利差の拡大
 ・120円以下は日本投資家が買い支え

<円高要因>

 ・世界的に景気は減速傾向
 ・米国でも景気が減速
 ・円安は昨年半ばで既に終了


 結局のところ、世界景気とアメリカ景気が今年は好調なのかどうか、という点に尽きると言えそうですね。

 好調であればアメリカで利上げ進み、日米金利差が拡大し、円安ドル高が進む。一方、それほどでもなければ利上げは進まず、円安も進まない、むしろ円高だ、というわけです。

 また印象深いのが、円高派の2人が「すでに昨年で円安局面は終了している」と見ている点です。ドル円相場を見ている限りはあまり「円高」という印象はありませんでしたが、他の主要通貨との関係を見れば全体的にはもうすでに円高が始まっている、ということですね。なるほど。

 ただそれでも過去2回、強烈な「円安相場by異次元緩和」を見せつけられた筆者からすればあの光景は忘れられず、年後半のどこかで「追加緩和第2弾→円安相場第3弾」というシナリオが有力な気がします。

 なお、最近では円安によるデメリットも認識され始めていて、与党として更なる円安を望まない雰囲気が広がっているという話も聞きます。今後半年間は政権がどんどん「参院選モード」に入っていくのであれば、諸刃のリスクがある追加緩和は参院選終了後の「秋以降」といのが現実的なラインかもしれませんね。

 となると「年前半は円高・年後半は円安」という可能性が高まりそうですが果たしてどうなるでしょうか。

 ちなみに投資家の損益としては円安が望ましいわけですが、では筆者が円高派か円安派かと聞かれれば・・・やはり円高派でしょうね。円高になるということは円を持っている人、つまり日本人全員がお金持ちになることを意味します。

 その点では円高にもメリットが、円安にもデメリットがあるわけで、あまり一喜一憂する必要はないのかもしれません。
 
 ということで今回の読者アンケートは、「今年の為替相場は専門家でも円高予想と円安予想とで分かれているようですが、あなたが考える1年後のドル円相場はいくら?」でいきましょう。投票は2月13日まで。

■今年の為替相場は専門家でも円高予想と円安予想とで分かれているようですが、あなたが考える1年後のドル円相場はいくら?(2月13日まで)
 http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1228







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1月の金利比較、更新しました(その2)。

2016-01-11 03:21:32 | Weblog


さて、先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧と証券会社比較を更新しました。

なお、先週更新した口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較についてはこちらからご確認ください。
■今月の金利更新(その1):
 http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=828



5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月は住信SBIネット銀行の「米ドル定期預金預け入れで1,000円プレゼント」が新しいキャンペーンですね。

 さて評価ですが、いつものように楽天銀行ソニー銀行三井住友信託銀行住信SBIネット銀行じぶん銀行に加え、高金利が魅力的な東京スター銀行、そして外貨預金の提供を開始したジャパンネット銀行を★★★としています。

 米ドルは、リーマンショック後のアメリカの金融緩和の影響を受けてずっと下落が続いてきました。つまり円高が進んできたということですね。

 しかしながら。

 安部政権の発足と共に2013年から円安を試す動きとなり、あっという間に100円を超える円安となりました。

 これは、貿易収支の赤字による実需の円安圧力に加え、2013年4月4日に発表された「異次元」と形容される、日銀の新たな金融緩和策の影響が大きいですね。

 ただそうした2013年の円安の動きも2014年に入ると一服し、為替相場は奇妙なまでに落ち着き、見事なまでにレンジ相場を形成しました。

 しかし2014年9月に入り、EUでの追加的な金融緩和実施を契機に米ドルが上昇し始め、ついに膠着状態を抜け出してきました。つまりは円安に動き始めたということです。

 そしてそうした円安の動きにダメを押したのが2014年10月末に発表された日銀の追加金融緩和策ですね。これは「黒田バズーカ2」と形容されるほど驚きをもって迎えられました。結果的にその後ガツンと円安が進んでいます!

 さすがにこうした極端な円安がずっと続くと思えませんし、実際足元では「世界同時株安」の影響からか多少円高となっていますが、ただ円安パワーも引き続き健在です。日本ではさらなる追加金融緩和が実施されるのは間違いなさそうですしね。

 日本の個人投資家からすればやはり円安トレンドの方が投資しやすいのは事実です。当面は値動きが荒い展開となりそうですが、今後の為替相場に注目です。

 <ドル円為替チャート(1年)>
  

 対ユーロでは徐々に円高傾向となってきていますね。ギリシャ問題・ウクライナ問題・テロ問題など、ユーロを取り巻く悪材料がたくさんある中では当然の流れかもしれませんが。

 <ユーロ円為替チャート(1年)>
  

 対豪ドルではより顕著に円高傾向が出ていますね。オーストラリアの最大の貿易相手国である中国の景気減速の影響もありそうです。

 <豪ドル円為替チャート(1年)>
  

 なお、2015年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは住信SBIネット銀行の「SBI証券新規口座開設特別企画!」キャンペーンと楽天銀行の「楽天証券の口座開設でもれなく現金1,000円プレゼント」キャンペーンですね。

 これから投資信託を利用しようとされている方はこうしたキャンペーンを上手にご活用ください。

 さて評価ですが★★★は、積極的なキャンペーンを実施している住信SBIネット銀行、そして楽天銀行としています。

 また、投資信託のラインナップについては、多くの銀行でラインナップが充実してきて、さらにメガバンクもノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から住信SBIネット銀行(SBI証券)楽天銀行(楽天証券)ジャパンネット銀行を★★★としています。

 なお、2015年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#5

 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 2016年1月の1年リターン率ランキングです。これまで中国A株ファンドが寡占状態だったわけですが、今月は一気に入れ替わり中国株ファンドは1ファンドのみですね。

 昨年夏から始まった世界同時株安の「主犯」の1人とされ、バブルが崩壊したと指摘されて久しい中国A株に投資するファンドが上位を独占するというのは何とも奇妙な印象を受けたものですが、今月はいよいよ「退場」ということですね。

 一応、中国上海市場の動きをチェックしてみるとこうなっています。

 

見事なバブル崩壊の軌跡をたどってきているわけですが、確かに昨年夏に大きく下落したほか、年明けも下落基調ですね。1月10日現在、1年前と比較すれば指数としては「マイナス」水準となっています。リターン率ランキングから姿を消すのも当然ですね・・・。

 ではその中国株ファンドの代わりにランクインしてきたのはどういうファンドかと言うと・・・日本の中小型株ファンドですね!1年で約3割上昇しています。日本の新興株式市場が上昇しているイメージはなかったのですが・・・実際には堅調だったのですかね?

 そうしたわけで中小型株がメインと思われる日本のJASDAQ市場の株価推移をチェックするとこのようになっています。

 

 順調に上昇・・・ということはないですが、同時株安後の回復が堅調だったということですかね。1年前が105程度で足元は113といった感じですので8%程度上昇していることになります。ただそれでも上記ファンド群が1年で挙げている30%超のパフォーマンスには届きません。

 念のためマザーズ市場をチェックしてみても1年で見ればほぼトントンです。

 

 たまたまこれらのファンドがこぞって投資している数社の株価が堅調だったということですかね?いずれにしても国内の新興市場の株式相場全体がそこまで盛り上がっていないのだとすればこうした好成績を維持することは難しそうですね。

 そのように考えると、これからしばらくは短期間でいろいろなファンドが出たり入ったりを繰り返すのかもしれません。投資家としては落ち着かないものの、ランキングとしては面白い展開となりそうです。果たして来月のランキングはどうなるでしょうか。


7.カードローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30

 
 まず銀行系のカードローンを比較してみます。信用力があって最低金利が3.0%と低いオリックス銀行の「オリックス銀行カードローン」、1.99%の住信SBIネット銀行の「Mr.カードローン」、そして3.0%のみずほ銀行の「みずほ銀行カードローン・エグゼクティブプラン」となりました。

 次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。

 この中では、最低金利が4.5%となっているプロミス、4.7%となっているアコムを★★★としました。

 なお、2015年の当サイトのカードローン人気ランキングではオリックス銀行が1位となっています。

 ■カードローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/ranking/index.php#7


8.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 セキュリティに関する動きといえば、みずほ銀行が2015年3月から「ワンタイムパスワードカード」を導入しました。これはインターネットバンキングのログイン時にワンタイムパスワードが発行されることに加え、新しい口座に送金する時にもこのパスワードカードが必要となることから、不正送金被害をかなり防いでくれる効果がありそうです。

 その先を行くのがジャパンネット銀行でついに乱数表を終了させました。これからは「ワンタイムパスワード一本」ということです。

 三菱東京UFJ銀行も2014年8月から「ワンタイムパスワードアプリ」の提供を開始しているほか、インターネットバンキング専用の無料ウィルス対策ソフトの提供を始めています。この3月からはみずほ銀行と同様に「ワンタイムパスワードカード」も導入していますね。

 また、住信SBIネット銀行がスマートフォンを利用した認証サービス「スマート認証」の取り扱いを開始しています。振込みのたびにスマートフォンで認証するものでこちらもセキュリティレベルはかなり高そうです。

 それ以外には三井住友銀行も「パスワードカード」の導入を開始しています。こちらは既存のワンタイムパスワード生成機との違いは大きくなさそうですが、持ち運びのしやすさなどの利便性は相対的に高まっているようです。

 りそな銀行も、新たな認証方式である「ワンタイムパスワード生成アプリ(ソフトウェアトークン)」の導入を開始しています。三菱東京UFJ銀行と同様ですが、自分のスマホからワンタイムパスワードを入手できるので便利ですね!

 このように各銀行がセキュリティ強化を急ぐ理由はと言えばもちろん、インターネットバンキング経由での不正送金被害が増加しているためですね。報道によれば2014年の1年間の被害額が約29億円ということで、ちょうど2013年から倍になった計算です。もちろん、オレオレ詐欺などと比較すれば被害額は一桁少ないですが、それでも十分な注意が必要です。

 ちなみに新たな不正の動きとしては法人向けインターネットバンキングが狙われているという話ですのでお心当たりの方、会社の方は十分ご留意ください。

 こうした不正送金の主な手口ですが、1つ目は偽のポップアップ画面によるもの、ということですね。

 具体的にはウイルスに感染したコンピューターで、メガバンクなどのインターネットバンキングにログインすると、偽のポップアップ画面が表示されて、そこに騙されて乱数表の番号などを入力してしまうと、情報が盗まれ、犯人に不正にログインされてしまう、という手口です。

 偽画面の例は、各銀行が発表していますので参考にしてみてください。

 不正送金の主な手口の2つ目は、被害が急速に拡大しつつあるフィッシングメールです。メールを受け取った経験のある方も多いと思います。

 フィッシングメールと言われると何かハイテクなものかと不安になりますが、実際にはこちらも偽のポップアップ画面の手口と同様に、偽のログイン画面や添付ファイルに暗証番号等を入力させ、送信させるというアナログのものです。

 どちらも確かに巧妙ですが、自衛手段は簡単ですね。「何があっても乱数表の全ての組み合わせを入力しない」ということに尽きます。

 インターネット上でいくら不正な細工をしても、手元にある乱数表の数字の情報を直接奪うのは不可能です。被害に遭うのは主にこうした数字を全て入力してしまった場合だけですね。結局のところ、最後はパソコンではなく人が騙されるかどうかにかかっています。今一度、上記原則を胸に刻みこんでいただければと思います。

 通常、乱数表の入力は3マス程度だと思いますが、4マス以上だと「おかしいぞ?」と思う姿勢が重要ですね。

 ここで評価のポイントですが、以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行楽天銀行シティバンク銀行の4行としました。

 なお、2015年の当サイトのユーザー人気ランキングでは新生銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
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9.証券会社比較
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 株式の現物手数料については、SBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券がずば抜けて低いですね。特に利用する回数が多そうな、売買金額が10万円までが150円以下、50万円までが400円以下、100万円でも650円以下と、1,000円を大幅に切る水準ですね。魅力的です。

 このSBI証券楽天証券マネックス証券、そしてGMOクリック証券を★★★としました。

 また、証券会社の口座開設キャンペーンについては、取引条件がいろいろありますが最大で7万円程度もらえるわけで、どうせ口座を開設するなら、ぜひこういったキャンペーンを併用していただければと思います。

 さて株式相場ですが、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災が転機となり大きく下落し、その後はどんぶらこ、どんぶらこと、日経平均で言えば8,000円から9,000円の間を行ったり来たりする日々が続いておりました。

 そんな低位安定中だった日本の株価ですが、2013年から上昇を始め、日経平均はあれよあれよと言う間に1万円を突破し、一時は16,000円を超えるところまで上昇しました。

 このように株価が上昇した最大の要因はアベノミクスへの期待と、大規模な金融緩和によるものですね。金融緩和が実施されれば原則的には円があふれることから円安要因となるわけですが、実際に大きく円安が進み、それと歩調を合わせるように株価も上昇していきました。

 しかしそうした急激な株価上昇はそう長くは続かず、翌2014年の前半はむしろ株価は停滞し、14,000円から15,000円の間をウロウロする完全なレンジ相場を形成しましたが、再び動き出したのが2014年9月です。EUが追加的な金融緩和を発表したあたりからようやくレンジを上抜け株高の動きが鮮明となりました。

 さらに2014年10月末に日銀から追加金融緩和策が発表されたのを契機に再び大きく株高が進みました。20,000円を超え、このまま高水準を維持していくものと思ったわけですが・・・株式相場はそんなに甘くはなく、逆に昨年8月以降で急落しました!

 足元の株価水準も18,000円前後ということでなかなかパっとしません。中国の景気失速やアメリカの利上げに対する懸念が背景にあるようですが、ただどちらも1年以上前から指摘されていることでやや理解に苦しむ面はあります。

 とは言いつつ結果的には株価の混乱が長引いてるわけで、当面は上がるにしても下がるにしても値動きの荒い展開が続きそうですね。心の準備だけはしっかりしておきたいものです。

 <日本の株価/日経225(1年)>

  

 世界の株価についても日本株と同様、不冴えです。

 <世界の株価/MSCIコクサイ(1年)>

  

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 ■証券会社ランキング
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