まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「2015年の春季労使交渉の第1回集計では、定期昇給とベースアップを合わせた賃上げ額の平均は7,497円ということですが、あなたの給料は上がりそう?」では・・・
1位:変わらない 41%
2位:そこまで行かないと思うが上がりそう 25%
3位:金額はわからないが上がりそう 16%
4位:むしろ下がりそう 8%
〃:固定給ではないので関係ない 8%
ということになりました。1位は残念ながら「変わらない」で約4割ということですね。業種や会社の業績、財務基盤にもよるのでしょうけれど、ある程度出世してしまった人は定期昇給もなくなってくると思いますのでそうした方の回答も含まれているのかもしれません。
一方で2位は「そこまで行かないと思うが上がりそう」、3位は「金額はわからないが上がりそう」ですが、この2つを合算するとシェアは約4割ということで1位の「変わらない」と同じ割合になるというですね。
回答数は限られておりますが、それでも4割の方々が「給料が上がりそう」と感じておられるというのはよく考えるとかなりすごいことなのかもしれませんね。実際のところ「下がりそう」と答えた方は1割以下という割合です。
本格的に賃上げの動きが広がってくればいよいよ、インフレ経済が本格的に始動してくることになりそうですが果たしてどうなるのでしょうか?ポイントとなってくるのはそうした賃上げ分が消費に回り、経済の好循環が効いてくるかどうかですね。
そうしたわけで筆者自身は浪費を積極的に勧める考え方は持たないものの、日本経済への貢献を考えると、せめて賃上げ部分は積極的に、有意義に使い切りたいものですね。「情けは人のためならず」「お金は天下の回りもの」ですから、そのように使うことで巡り巡って自分に返ってくることになります。
では筆者が何にお金を使うかと言うと・・・電化製品も嗜好品も一通りそろいちょっと今すぐ思いつきませんねぇ。時期的にもモノを買うには割高な時期ですし。
となると飲み食い、もしくは旅行などと言うことになります。自己投資という手もありますが、筆者には「勉強」は苦痛以外の何ものでもありません(笑)。
おりしもゴールデンウィークが始まりましたしね。人ごみは避けつつ費用対効果の高い「散財」について思いを巡らしてみたいと思います。
ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは5月22日まで。
〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1143
〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=916
--- Ginkou ---
アジア投資銀、なぜ注目集まるの?
http://mainichi.jp
Q:これまでの国際金融機関だけでは不十分ということなの?
A:背景には、現在の国際金融機関に対する新興国などの不満があります。経済発展を進めたい途上国や新興国は、道路などのインフラ整備を早く進めたいと思っていますが、お金が足りません。世銀やADBに融資を求めた場合、経済発展を実現してきちんと返済できるかどうか、インフラ整備を急いで環境破壊(かんきょうはかい)を進めたりしないか、などを審査します。融資が実現しない場合も少なくないため、断られた国の中には「世銀の仕事はお役所的すぎる」などと不満を持つケースもあります。また、IMFや世銀などが各国に支援を行う場合、厳しい緊縮財政(きんしゅくざいせい)や市場の開放などを求めています。こうした「欧米流」の手法では、公共サービスの削減など国民の痛みを伴うこともあり、アジアや南米などの新興・途上国から不満や批判が出ています。さらに、世銀やIMFの歴代トップは欧米出身者が務めており、ADBの総裁も日本から選ばれてきました。こうした既存の国際金融機関の枠組みが、新興国には不満というわけです。AIIBだけでなく、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)も「新開発銀行」の設立を目指しています。
Q:でも、AIIBには先進国である英国やドイツも参加するんでしょう?
A:欧州は中国との貿易や、現地への企業進出など経済的な結びつきが強くなり、AIIBへの参加を通じて、関係を強固(きょうこ)にしたい考えです。英国やドイツなどは、創設メンバーとしていち早く設立を支援する姿勢を示すことで、中国の通貨・人民元の取引市場を自国に取り込みたいという思惑もあるようです。先進国にとって、中国の経済力が無視できなくなったということです。
Q:日本はどうするの?
A:日本は米国とともに「AIIBは融資の審査や運営体制がはっきりしていない」などとして参加に慎重(しんちょう)な姿勢を崩していません。ただ、中国との経済的な結びつきが深まる中で一概には無視できず、日本政府は夏までに参加の是非を見極める方針です。貿易や外交が複雑に関わる課題で、難しい対応が迫られています。
※抜粋
〔 出典:毎日新聞 〕
--- Ginkou ---
せっかくのGWということもあり、もっとお手軽で簡単なネタを想定しておりましたが、ちょっと古かったのかすでに配信が停止されてしまっており、何か他のネタをと探すと一番最初に目に飛び込んできたのがこのアジアインフラ投資銀行=Asian Infrastructure Investment Bank=AIIBの話題です。
いきなり最も硬派なネタの1つですが・・・目についてしまったので仕方ありません。取り上げてみたいと思います。
この、中国が主導して設立されるAIIBの問題ですが、なぜクローズアップされているかと言えば、この金融機関に参加するかどうかで各国の対応が分かれているからですね。日本も含めた西側諸国からすれば、こうした新興国のインフラ作りを支援する金融機関としてはすでに世界銀行やアジア開発銀行があり、必要十分という立場でした。わざわざそうした世界的な金融秩序に挑戦する金融機関は不要ということですね。
しかし風向きが大きく変わってしまったのが、イギリスやドイツなどのヨーロッパの主要な国々が創立メンバーとして参加を表明したことですね。つまり先進国の中でも参加するヨーロッパと、参加しない日米とで分かれてしまったということになります。
となると日本としても参加するのかしないのか議論が活発に出てくるわけですが、その前にそもそもよく分からないのが現状の「世界銀行+アジア開発銀行」という体制のどこに問題点があるのかということですね。もし何も問題点がないのであればここまでAIIBが支持を集めることはなかったと思います。
それをわかりやすくまとめたのが上記記事でして、要するに既存の枠組みだと「経済発展を実現してきちんと返済できるかどうか」「インフラ整備を急いで環境破壊を進めたりしないか」などが審査されるため、相対的に基準が厳しく、使いづらかったということのようですね。
ただお金を貸すのに厳しい審査があるのは当然で、もしそのあたりの基準が相対的に緩いのだとすれば焦げ付きが多く発生し、今度は銀行そのものの経営がおかしくなります。その点で参加に慎重となるのは当然かもしれません。
とは言いつつ参加の是非を考えた場合の本質はそこではありませんね。最大の懸念はもちろん「安全保障」です。軍事力を増強し、尖閣諸島や南沙諸島への「挑戦」が明らかにしているように覇権拡大の意欲を隠さない中国が、このような世界的な金融機関を持つことは安全保障上の脅威以外の何ものでもありません。
レアアースの輸出制限のように、国益のためなら「使えるものは何でも使う」のが中国の流儀ですね。だとするとこのAIIBも当然、カードの1つになってきます。たとえば経済的に困窮している国にこのAIIBを通じて大量の資金を融資すれば、その国は結果的に中国の意向を無視できなくなってくるということですね。
その点では日本やアメリカといった直接的に中国の軍事的な脅威を感じている国とそうでない国とで対応が分かれてくるのも当然なのかもしれません。
一方でこのAIIBに参加しないデメリットがあるのも事実です。もし適切に運営されていくのであれば、どのような資金拠出の仕組みになるのかはわかりませんが、よい資金運用のチャンスとなる可能性があります。
また、仮に既存のアジア開発銀行の地位が低下し、このAIIBがアジアにおけるメインストリームになっていくのであれば、日本の発言権・影響力を維持するためにも参加した方がよい、ということになります。
加えて融資先のプロジェクトは当然のことながら民間企業にとっては大きなビジネスチャンスになると思いますが、何だかんだ言って参加メンバー国の企業が優先されるでしょうから、経済界からすれば機会損失の可能性があるということになります。
上記のような安全保障上の懸念を考えればアメリカと歩調を共にする以外はないとは思いますが、政治は政治、経済は経済ということでうまく「政冷経熱」といった形ができれば一番良いのかもしれません。たとえば日本のメガバンクが民間として参加する、といった形です。
なかなか簡単に答えが出る問題ではありませんが、参加するのかしないのか、世論や政治がどのような判断をするのか注目ですね。
しかし中国が貧乏で困っている間は日中関係は相対的に良好だったのではないかと思いますが、経済的に成長してくると緊張が高まってくるのは何とも皮肉なことですね。韓国との関係も同じことが言えるわけですが。
ただ一方で日本が「大人の対応」をしていれば関係が良くなってくるかと言うとそうではありません。難しいところですが、これもまた、歴史上初めて先進国となった日本が経験しなければいけない通過儀礼の1つなのかもしれませんね。
そうしたわけで、今回の読者アンケートは「イギリスやドイツも参加することになった、中国主導のアジアインフラ投資銀行=AIIBですが、日本では意見が分かれているようです。あなたは参加すべきだと思う?参加すべきではないと思う?」でいきましょう。投票は5月29日まで。
■イギリスやドイツも参加することになった、中国主導のアジアインフラ投資銀行=AIIBですが、日本では意見が分かれているようです。あなたは参加すべきだと思う?参加すべきではないと思う?(5月29日まで)
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1145
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1位:変わらない 41%
2位:そこまで行かないと思うが上がりそう 25%
3位:金額はわからないが上がりそう 16%
4位:むしろ下がりそう 8%
〃:固定給ではないので関係ない 8%
ということになりました。1位は残念ながら「変わらない」で約4割ということですね。業種や会社の業績、財務基盤にもよるのでしょうけれど、ある程度出世してしまった人は定期昇給もなくなってくると思いますのでそうした方の回答も含まれているのかもしれません。
一方で2位は「そこまで行かないと思うが上がりそう」、3位は「金額はわからないが上がりそう」ですが、この2つを合算するとシェアは約4割ということで1位の「変わらない」と同じ割合になるというですね。
回答数は限られておりますが、それでも4割の方々が「給料が上がりそう」と感じておられるというのはよく考えるとかなりすごいことなのかもしれませんね。実際のところ「下がりそう」と答えた方は1割以下という割合です。
本格的に賃上げの動きが広がってくればいよいよ、インフレ経済が本格的に始動してくることになりそうですが果たしてどうなるのでしょうか?ポイントとなってくるのはそうした賃上げ分が消費に回り、経済の好循環が効いてくるかどうかですね。
そうしたわけで筆者自身は浪費を積極的に勧める考え方は持たないものの、日本経済への貢献を考えると、せめて賃上げ部分は積極的に、有意義に使い切りたいものですね。「情けは人のためならず」「お金は天下の回りもの」ですから、そのように使うことで巡り巡って自分に返ってくることになります。
では筆者が何にお金を使うかと言うと・・・電化製品も嗜好品も一通りそろいちょっと今すぐ思いつきませんねぇ。時期的にもモノを買うには割高な時期ですし。
となると飲み食い、もしくは旅行などと言うことになります。自己投資という手もありますが、筆者には「勉強」は苦痛以外の何ものでもありません(笑)。
おりしもゴールデンウィークが始まりましたしね。人ごみは避けつつ費用対効果の高い「散財」について思いを巡らしてみたいと思います。
ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは5月22日まで。
〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1143
〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=916
--- Ginkou ---
アジア投資銀、なぜ注目集まるの?
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Q:これまでの国際金融機関だけでは不十分ということなの?
A:背景には、現在の国際金融機関に対する新興国などの不満があります。経済発展を進めたい途上国や新興国は、道路などのインフラ整備を早く進めたいと思っていますが、お金が足りません。世銀やADBに融資を求めた場合、経済発展を実現してきちんと返済できるかどうか、インフラ整備を急いで環境破壊(かんきょうはかい)を進めたりしないか、などを審査します。融資が実現しない場合も少なくないため、断られた国の中には「世銀の仕事はお役所的すぎる」などと不満を持つケースもあります。また、IMFや世銀などが各国に支援を行う場合、厳しい緊縮財政(きんしゅくざいせい)や市場の開放などを求めています。こうした「欧米流」の手法では、公共サービスの削減など国民の痛みを伴うこともあり、アジアや南米などの新興・途上国から不満や批判が出ています。さらに、世銀やIMFの歴代トップは欧米出身者が務めており、ADBの総裁も日本から選ばれてきました。こうした既存の国際金融機関の枠組みが、新興国には不満というわけです。AIIBだけでなく、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)も「新開発銀行」の設立を目指しています。
Q:でも、AIIBには先進国である英国やドイツも参加するんでしょう?
A:欧州は中国との貿易や、現地への企業進出など経済的な結びつきが強くなり、AIIBへの参加を通じて、関係を強固(きょうこ)にしたい考えです。英国やドイツなどは、創設メンバーとしていち早く設立を支援する姿勢を示すことで、中国の通貨・人民元の取引市場を自国に取り込みたいという思惑もあるようです。先進国にとって、中国の経済力が無視できなくなったということです。
Q:日本はどうするの?
A:日本は米国とともに「AIIBは融資の審査や運営体制がはっきりしていない」などとして参加に慎重(しんちょう)な姿勢を崩していません。ただ、中国との経済的な結びつきが深まる中で一概には無視できず、日本政府は夏までに参加の是非を見極める方針です。貿易や外交が複雑に関わる課題で、難しい対応が迫られています。
※抜粋
〔 出典:毎日新聞 〕
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せっかくのGWということもあり、もっとお手軽で簡単なネタを想定しておりましたが、ちょっと古かったのかすでに配信が停止されてしまっており、何か他のネタをと探すと一番最初に目に飛び込んできたのがこのアジアインフラ投資銀行=Asian Infrastructure Investment Bank=AIIBの話題です。
いきなり最も硬派なネタの1つですが・・・目についてしまったので仕方ありません。取り上げてみたいと思います。
この、中国が主導して設立されるAIIBの問題ですが、なぜクローズアップされているかと言えば、この金融機関に参加するかどうかで各国の対応が分かれているからですね。日本も含めた西側諸国からすれば、こうした新興国のインフラ作りを支援する金融機関としてはすでに世界銀行やアジア開発銀行があり、必要十分という立場でした。わざわざそうした世界的な金融秩序に挑戦する金融機関は不要ということですね。
しかし風向きが大きく変わってしまったのが、イギリスやドイツなどのヨーロッパの主要な国々が創立メンバーとして参加を表明したことですね。つまり先進国の中でも参加するヨーロッパと、参加しない日米とで分かれてしまったということになります。
となると日本としても参加するのかしないのか議論が活発に出てくるわけですが、その前にそもそもよく分からないのが現状の「世界銀行+アジア開発銀行」という体制のどこに問題点があるのかということですね。もし何も問題点がないのであればここまでAIIBが支持を集めることはなかったと思います。
それをわかりやすくまとめたのが上記記事でして、要するに既存の枠組みだと「経済発展を実現してきちんと返済できるかどうか」「インフラ整備を急いで環境破壊を進めたりしないか」などが審査されるため、相対的に基準が厳しく、使いづらかったということのようですね。
ただお金を貸すのに厳しい審査があるのは当然で、もしそのあたりの基準が相対的に緩いのだとすれば焦げ付きが多く発生し、今度は銀行そのものの経営がおかしくなります。その点で参加に慎重となるのは当然かもしれません。
とは言いつつ参加の是非を考えた場合の本質はそこではありませんね。最大の懸念はもちろん「安全保障」です。軍事力を増強し、尖閣諸島や南沙諸島への「挑戦」が明らかにしているように覇権拡大の意欲を隠さない中国が、このような世界的な金融機関を持つことは安全保障上の脅威以外の何ものでもありません。
レアアースの輸出制限のように、国益のためなら「使えるものは何でも使う」のが中国の流儀ですね。だとするとこのAIIBも当然、カードの1つになってきます。たとえば経済的に困窮している国にこのAIIBを通じて大量の資金を融資すれば、その国は結果的に中国の意向を無視できなくなってくるということですね。
その点では日本やアメリカといった直接的に中国の軍事的な脅威を感じている国とそうでない国とで対応が分かれてくるのも当然なのかもしれません。
一方でこのAIIBに参加しないデメリットがあるのも事実です。もし適切に運営されていくのであれば、どのような資金拠出の仕組みになるのかはわかりませんが、よい資金運用のチャンスとなる可能性があります。
また、仮に既存のアジア開発銀行の地位が低下し、このAIIBがアジアにおけるメインストリームになっていくのであれば、日本の発言権・影響力を維持するためにも参加した方がよい、ということになります。
加えて融資先のプロジェクトは当然のことながら民間企業にとっては大きなビジネスチャンスになると思いますが、何だかんだ言って参加メンバー国の企業が優先されるでしょうから、経済界からすれば機会損失の可能性があるということになります。
上記のような安全保障上の懸念を考えればアメリカと歩調を共にする以外はないとは思いますが、政治は政治、経済は経済ということでうまく「政冷経熱」といった形ができれば一番良いのかもしれません。たとえば日本のメガバンクが民間として参加する、といった形です。
なかなか簡単に答えが出る問題ではありませんが、参加するのかしないのか、世論や政治がどのような判断をするのか注目ですね。
しかし中国が貧乏で困っている間は日中関係は相対的に良好だったのではないかと思いますが、経済的に成長してくると緊張が高まってくるのは何とも皮肉なことですね。韓国との関係も同じことが言えるわけですが。
ただ一方で日本が「大人の対応」をしていれば関係が良くなってくるかと言うとそうではありません。難しいところですが、これもまた、歴史上初めて先進国となった日本が経験しなければいけない通過儀礼の1つなのかもしれませんね。
そうしたわけで、今回の読者アンケートは「イギリスやドイツも参加することになった、中国主導のアジアインフラ投資銀行=AIIBですが、日本では意見が分かれているようです。あなたは参加すべきだと思う?参加すべきではないと思う?」でいきましょう。投票は5月29日まで。
■イギリスやドイツも参加することになった、中国主導のアジアインフラ投資銀行=AIIBですが、日本では意見が分かれているようです。あなたは参加すべきだと思う?参加すべきではないと思う?(5月29日まで)
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