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国内最大の夜間株式市場スタート

2007-08-30 07:06:58 | Weblog

 まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「今回の世界連鎖株安で、あなたのとった投資行動は」では・・・


 1位:ルールはないけれど「様子見」 35%
 2位:ルールはないけれど「購入」 23%
 3位:自分の運用ルールに基づいた「様子見」 17%
 4位:自分の運用ルールに基づいた「購入」 8%
 5位:自分の運用ルールに基づいた「売却&購入」 5%
 6位:自分の運用ルールに基づいた「売却」 2%
  〃:ルールはないけれど「売却」 2%
  〃:ルールはないけれど「売却&購入」 2%


 となりました。「様子見」派が52%、売却&購入を含む「購入」派が38%、「売却」派が4%と、狼狽した人、特に狼狽して売却した人はいなかったようですね。呆然となっていて結果的に「様子見」になった人はいるかもしれませんが・・・。


 一方、投資ルールの有無で言うと「ルール無し」派が68%になって、こちらは、やや気になる結果です。長期運用するなら、相場の動きに一喜一憂しているとロクなことはありません。いかに感情をコントロールするか、もっと言えば感情が一切、差し挟まれない運用をするべきで、そのためにも何らかのルールを持ちたいものです


 儲かっているときは特に必要を感じませんが、こういう下落して損をしたときほど、じっくり自分のルールを考えるいいタイミングです。ぜひ思案してはいかがでしょうか。・・・と言っても思案しただけで何かひらめく人はなかなかいないと思うので資産運用に関して名著と呼ばれるような本を1冊でもいいので読むことをオススメします。


 まだの方はぜひ投票をお願いします。9月23日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=295


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=199



 さて今回は、夜間株式取引市場について。


            --- Ginkou ---


国内最大の株式夜間取引開始…5社参加で取引量確保へ
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200708280005a.nwc
 
 インターネット証券など5社が参加する株式の夜間取引が27日、スタートした。証券会社が運営するコンピューターシステムを利用した「PTS」と呼ばれる私設取引システムを活用。午後7時から11時50分まで取引が可能になり、仕事を終えた後に取引ができるなど利便性の向上が期待できる。


 夜間取引の名称は「ジャパンネクストPTS」。総合金融グループのSBIホールディングス(HD)と米ゴールドマン・サックス(GS)証券が合弁で設立した「SBIジャパンネクスト証券」が運営する。売買対象は東京証券取引所をはじめ国内証取に上場している株式のほぼすべてをカバーする約4000銘柄。


 夜間取引は、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券に続く4社目で、国内最大規模となる。


 SBIHD傘下のSBIイー・トレード証券、GS証券が27日から取引を開始。9月7日にGMOインターネット証券、来年3月末までに楽天証券オリックス証券が加わる計画だ。取引は、参加証券会社に開設した口座を通じて行い、価格を指定する「指し値」で注文する。


 1998年に取引所でしか株式が売買できない「取引所集中義務」が撤廃されて以降、01年のマネックス証券を皮切りに夜間取引がスタートしたが、1日の売買代金は1億~3億円程度にとどまっている。


 単独で運営しており、参加者が少なく、売買が成立しない場合があるためで、ジャパンネクストでは他社にもシステムを開放し参加を募った。


 同日記者会見したSBIHDの北尾吉孝CEO(最高経営責任者)は「どれくらいの取引量を確保できるかがカギ。5社以外にも参加したいと言ってきているところがある」と述べ、さらに参加証券会社を増やしていく考えを示した。 


〔 出典:フジサンケイ・ビジネスi 〕


            --- Ginkou ---


 世界連鎖株安については、もう書くネタもほぼ尽きましたので、一旦、お休みで(笑)、今日はこれでいきたいと思います。株式の夜間取引ですね。今までもマネックス証券やカブドットコム証券などがそれぞれ独自に夜間取引サービスを提供してきましたが、どれも主流派にはなれず、結果的にイマイチ盛り上がりに欠けているのが現状です。


 ところが今回は、ネット証券では独り勝ち状態にあるイー・トレード証券と勢いのある楽天証券などが参加する夜間取引市場ということですので、いよいよ「真打」登場ということになります。これは少し期待してしまいますね。と言うかこれでダメなら、本当に日本では夜間取引のニーズがないということになります。


 さて、夜間取引のメリットを改めて整理しましょうか。


1.夜でも株式の売買ができる


 主婦やリタイアされた方を除けば、平日の昼間、堂々と株式の売買ができる方は少ないと思います。そうなると前日、注文を出しておいて・・・なんてことになりますが、どうしても売りたい時や、どうしても買いたい時などは、「売れたかなー」「買えたかなー」と気もそぞろになり精神衛生上、よろしくありません


 また、少し欲を出して指値で買おうと思ったら、大きく値上がりして買えなかった、というようなこともありますね。そんな時は買えなかったショックと大きな値上がりを逃してしまったショックがWできます。そういう意味でも、夜のうちに取引を完了してしまえるのはいいですね。


 もちろん、ヤフオクではないですが、売買の醍醐味を毎日味わえるというメリットもありますね。


2.手数料も安い


 イー・トレードのホームページで確認するとこんな体系になっています。


 1注文の約定金額と手数料
 ・~50万円 450円
 ・~100万円 800円
 ・~150万円 950円
 ・~3,000万円 1,500円
 ・3,000万円超 1,575円


 イー・トレードの昼間の通常の株式売買手数料はこんな感じですね。


 1注文の約定金額と手数料(スタンダードプラン)
 ・~50万円 450円
 ・~100万円 800円
 ・~150万円 950円
 ・~3,000万円 1,500円
 ・3,000万円超 1,575円


 そう、全く同じ手数料です。ただ「昼間」の方は実はもう少し細分化されているので、50万円未満なら「昼間」の方が、150万円超なら「夜間」の方がお得です。とは言え全般的には「昼間とほぼ同じ手数料」と考えた方がラクでいいですね。


 一方、デメリットを挙げるとこんな感じでしょうか。


1.夜の売買はより自己責任が問われる


 現状、企業は大きなニュース、とくに「悪いニュース」については市場が閉まったあとの夕方とか夜とか、週末に発表します。これは市場での無用な混乱を避けるためと、投資家がそのニュースを完全に織り込む時間的な余裕を与えるためですね。また、取引時間中に大きなニュースがあった場合は東証自体が少しの時間、売買停止を行い、投資家にそのニュースが周知されるのを待ったりします。


 一応、この夜間取引市場でも「PTSでの独自のルールにより、売買の停止又は制限が行われる場合がございます。」とのことですので、こういった投資家保護のための措置がなされるのかもしれませんが、とは言え、東証ほどではないと思いますし、企業側からしても夜間取引市場を意識するとも思えませんので、ニュースをリアルタイムでチェックする等、より自己責任が問われるということになるのでしょう


2.不利な値段で売買してしまう可能性が高まる


 売買量は、最大手が参加するわけですからそれなりの量になることを期待していますが、とは言え東証に匹敵するほど、というのは絶対ないでしょう。とすれば、取引量が多ければ多いほど適切な株価に近づきますから、逆ですので不適切な株価で売買してしまう可能性が高まります。不適切な株価という意味では、割高な場合も割安な場合もあり平均すれば一緒、なんて荒っぽい考え方もできますが、とは言え「買い」か「売り」かと言われればやや「買い」の方が多そうですから、「より割高な値段で買ってしまう」可能性があると考えた方がいいかもしれません。


 また、ずる賢い人々が、夜間市場で、不適切な株価で売買されようとしている株を探して、有利な値段で取引を全部買い占めてしまう、なんて動きに出るかもしれません。このあたりも要注意ですね。



 ということで夜間市場はメリット、デメリット両方ありますが、サービスの幅が広がること自体はありがたい話です。果たして、この夜間市場は盛り上がるのでしょうか?興味津々です。


 さて今回の読者アンケートでは、「イー・トレードや楽天証券が参加する国内最大の株式夜間取引がスタートしましたが、利用したい?利用したくない?」でいきましょうか。9月29日まで。
 
■イー・トレードや楽天証券が参加する国内最大の株式夜間取引がスタートしましたが、利用したい?利用したくない?(9月29日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=297


 



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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」8月号。

2007-08-28 01:18:17 | Weblog
8月号の内容はこのようなものです。

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□ 2007年8月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン
   (イーバンク銀行、新生銀行、マネックス証券他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(1年5ヵ月目)

 6.2年8ヵ月目のひとりごと:「資産運用の基礎知識~その5」

 7.お問い合わせ

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東京スター銀行:右肩上がり円定期

2007-08-26 02:21:52 | Weblog
前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券のアジア・フォーカスを取り上げました。

 今般の世界連鎖株安のような大きな相場の変動を目の当たりにすると、値動きが安定している運用もしたくなります。その選択肢の一つになりうるのが「ヘッジファンド」ですね。「オルタナティブ投資」と言ってもいいかもしれません。言葉の意味はおいておいて、いずれも主にリスクを減らしてリターンを増やすことを狙う投資戦略です。・・・と言うと「?」という感じかもしれませんが、たとえばマネックス証券の販売する投資信託「アジア ファンドオブファンズ連動型投信 アジア・フォーカス」は、その代表例ですね。その基準価額を見てみるとこんな動きをしています。

 ■アジア・フォーカス 基準価額(1年)
  

 とても安定していますが、「アジア・フォーカス」の直近の1年の上昇率が9.4%。中国(香港)の場合、最近の下落を勘案しても20%は上昇しています。このあたりが難しいところですね。やはり「ヘッジファンド」だったり「オルタナティブ投資」というのは、比較的高いコストなどで少々リターンを犠牲しながらも安定的なリターンを狙っていくもの、と理解した方がいいのでしょう。ファンドの特色は以下の通りです。

ファンドの特色

 ユーロ円債への投資を通じ、ヘッジファンドに投資を行う「マネックス フルトン アジア ファンド」に投資するオルタナティブ投資ファンド。「マネックス フルトン アジア ファンド」は、日本を含むアジア地域(オセアニアなどの太平洋地域を含みます)の資産に投資を行う複数のヘッジ・ファンドを組入れるファンド・オブ・ファンズ。為替ヘッジあり。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」!ピッタリ中間点でした。これはこれで気持ちのいい結果ですが、投票も「★★★」が一番多く、最高の「★★★★★」も最低の「★」もあまりいません。投資信託でミドルリスク・ミドルリターンものっていつもこんな感じになりますよね。ミドルリスク・ミドルリターンのファンドを「★★★★★」として評価する人が、あまりいないということですよね。そうでなくてもいいと思うのですが、何だか面白い結果です。

 投票がまだの方は、投票をお願いします。9月18日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=293

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=199


 さて今回は東京スター銀行の右肩上がり円定期を取り上げたいと思います。



 本来は値動きが安定しているヘッジファンドをしばらく特集しようと思いましたが、あんまりないもんですね。値動きは安定しているが成績は冴えないものか、値動きがそもそも安定していないかのどちらか、という感じです。値動きが安定していて成績もいいとなるとローリスク・ハイリターンとなるのでありえないということかもしれませんが・・・ヘッジファンド系でいいファンドがあれば教えてください。

 ということで今回は、主旨を変えて円定期でいきたいと思います。今回の相場変動でもう株はコリゴリという方も少なくないでしょうし、何より金利が低下しています。まだ日銀が利上げする見通しはあるようですが、とは言え、しばらくそう言われながら長期金利はほとんど上がっていない現実がありますので、今のうちにいくらかは円定期で運用を始めてしまう、というのも一つの手ですね。

 

そうした中で、各行の円定期を見比べたときに気になるのが東京スター銀行の右肩上がり円定期です。印象的な名称もさることながら、金利もなかなか競争力がありますね。今回、追加された5年ものの金利を見てみると以下のようになっています。

金利

 1年~2年:1.5%
 3年~4年:1.55%
 さらに1年延長した場合:1.6%

 「さらに1年延長した場合」という表現が曲者ですが、要はこれも「仕組み預金(デリバティブ預金)」の一種ですね。何か条件がつくかわりに、比較的高い金利になる円定期です。典型的なものは、銀行の都合で預入期間が延びてしまったり、逆に短くなったりするものですが、これもそうですね。

 5年後に世の中の金利が上昇している場合は、低い金利の預金というのは銀行にとってトクなので1年間延長されます。逆に、5年後に世の中の金利が低下している場合は、高い金利の預金というのは銀行にとって損なのでその場で終了となります。4年でオシマイということですね。ただ、その違いはわずか1年なので、どちらになってもあまり気にしなくてもいいかもしれませんけれど。

 平均金利は、4年で終わった場合と、1年延長された場合とで以下のようになります。

平均金利

 4年で終わった場合:1.525%
 1年延長して5年になった場合:1.54%


 ・・・金利はあまり変わりはありませんね。ですのでリスクはやはり期間ですね。とは言え4年か5年ということですから、それほど大きな差はありません。では、他の銀行の金利と比較しましょう。

5年もの(100万円以上)

 イーバンク銀行・・・1.19%
 ソニー銀行・・・1.1%
 オリックス信託銀行・・・1.20%

 ウーン、やはりどの銀行も金利を引き下げている中では、この右肩上がり円定期の金利は圧倒的に高金利ですね。ちょっと長めに運用してもいいという人は検討されてもいいのではないでしょうか。なお、注意事項を東京スター銀行のサイトからコピペすると・・・

注意事項

 中途解約はできません。やむを得ず中途解約に応じる場合、違約金をいただきます。違約金をお支払いいただくと、元本を割り込む可能性が非常に高くなります

 これは仕組み預金(デリバティブ預金)のお約束事ですね。実質的に中途解約できないと考えた方がいいでしょう。もし利用するとしても余裕資金でやりましょうね。

 というわけで、東京スター銀行の5年もの右肩上がり円定期について、あなたの評価を教えてください。筆者の評価は・・・「★★★★★」満点にしておきます。9月25日まで。





最長5年で平均の金利が1.5%以上になる、東京スター銀行の仕組み預金:5年もの「右肩上がり円定期」について、あなたの評価は?(9月25日まで) >>>投票はこちら


東京スター銀行の右肩上がり円定期について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想



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世界連鎖株安の教訓!

2007-08-23 11:46:12 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「世界の株式が軒並み10%くらい下落している、今回の世界連鎖株安。いつまで続く?」では・・・


 1位:3ヵ月 34%
 2位:1ヵ月 28%
 3位:もう終了 15%
 4位:半年 12%
 5位:1年 6%
 6位:5年 3%


となりました。「5年」などという恐ろしい予想を支持する猛者の方もいらっしゃいまいすが(笑)、大部分の方は1ヵ月から半年の間に終息すると予想しています。「もう終了している」と考えているやや気の早い方も含めれば90%を超える人が「長くとも半年以内には終息する」と考えていることになります。


 筆者も、今回の世界連鎖株安の原因について、誰もが納得のいく合理的なものは少ないと思いますので、市場の「恐怖感」が抑えられれば早晩上向くと考えており、そういう意味からも「長くとも半年以内」という読みはもっともだと思います。果たしてどうなるのでしょうか。注意してマーケット動向をウォッチしていきましょう。


 まだの方はぜひ投票をお願いします。9月15日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=292


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=197



 さて今回も、世界連鎖株安について。


            --- Ginkou ---


 書き始めると長くなりそうなので、今回は引用はなしにしたいと思います。さて、今度の世界連鎖株安のポイントは以下の通りです。


今回の世界連鎖株安の震源はアメリカの低所得者層への住宅ローンの焦げ付き、という極めて局所的な理由にも関わらず、なぜだか知らないけれど世界中の株価に影響してしまった


という点です。これって何かの話に似ていますね。そう、2月末に起こった世界同時株安です。あの時も上海市場の急落が原因と言われていてホンマかいな、という感じでしたが、一応そういうことになっています。そして一通りの調整が済んだ後は、株価はスクスクと上がり始めました。どちらかと言うと、市場が下げる理由を探しているときにたまたま上海の話が出てきただけで、全体としては株価の上昇が好調すぎるので下落する理由を探していた、という方が実態に近いと思います。そういう意味では今回もこの半年、世界全体の株価が好調すぎるほど好調だったので、みんなが利食いしたいなぁ、と思っているときに「サブプライム」の問題が起こったというところではないでしょうか。


 また次のポイントも留意すべきです。


世界の投資家と世界の相場-株式だけでなく債券やREITなども含めた世界の相場-が、今まで以上に相関していて、さらに投資行動が画一化されている可能性がある


これはもう根拠のない推測ですが、世界中の投資家が分散投資を進めた結果、一つの資産の変動が他の資産へ影響する割合が大きくなっているのではないでしょうか。株式の下落を受けて債券にシフトしたり、REITを売って補填したりなどと、資産から資産へダイナミックに動いているイメージですね。そういう意味では分散投資の効能が薄まってきているのかもしれません。みんなが分散投資を進めた結果、分散投資の効能が薄まるのであれば、ちょっと笑えない話ではあります。


 さらに一定の下落に直面したときの投資行動が画一的になっているような気もしますね。たとえば10%下落したら売却する、といったルールをみんなが忠実に守った結果、さらに下落し20%下落する、という具合です。そうだとすると、こういう下落相場を待っている投資家が一番トクをするのかもしれません。


 さて、今までの筆者の世界連鎖株安に関するコメントと重なるかもしれませんが、筆者が今回の株安についてどのように考えて対処したのか、ちょっと整理しておきますね。


1.原因を把握する


 なぜ下落が起こったのかを調べてみると、アメリカの低所得者向け住宅ローン=サブプライムローンの焦げ付きの問題とのことでした。この問題が、現在、絶好調な世界経済に大きく影響するとも思えませんでしたし、アメリカの中でも影響は金融セクターに限られると思いましたので、「サブプライム問題自体の影響は一時的」と考えました。


2.割高感をチェックする


 ただ原因は何であれ、あるキッカケをもとにして株価が崩れることはよくあることです。ライブドア事件の新興市場への影響などが典型的な例ですね。では世界株は今、割高でしょうか?「否」です。仮に割高としても10%~20%程度でしょう。であれば、大きく底割れする、ということはないと考えました。


3.過去の事例を考える


 この10年でも世界株は大きく下落する局面がありましたが、結局は大きく上昇しています。この10年、ITバブルの破裂や、同時多発テロイラク戦争など、世界経済を震撼させる事がありましたが、それでも、です。そういった事例と比較すると「サブプライム問題」はいかにも小者ですよね。ですので、大きく世界経済が変動する要因にはなりえないと考えました。


4.過去のデータを振り返る


 統計学的な検証から言うと、過去の動きから将来の株価を予想することはできません。相場は記憶を持たないと言われています。そうすると今日大きく下落したからと言って、それも言わば「過去の動き」ですので、明日、さらに下がるとも逆に上がるとも誰も分からないことになります。また、長期投資において、株価の変動による影響は実はあまり大きくありません。とすると個人投資家がとりうる現実的かつ一番成功率が高いのはBuy&Hold、つまり買ったら放っておく、という戦略であり、今回も、その考えを変更する必要性はないと考えました。ちなみにこれは十分に分散した場合の話ですのでご注意を。


5.自分の投資哲学を思い出す


 筆者の投資哲学はなるべく分散してじっくり保有するということです。また売買も月1回と決めています。これは短期的な株価の動きに直面した場合の狼狽買いや狼狽売りなど、心理的かつ非合理的な投資行動をなるべく排除するためです。今回もその哲学を変えなければいけない理由はないと考えました。



 ・・・ということを踏まえ、結局、何もしない、という大胆な選択をしました。それが吉とでるか凶とでるか分かりませんが、歴史的には多分、正しいはず、です。とは言いつつ、投資の素人である筆者にも2つの教訓が残りました。


教訓その1.円の割安感をチェックすべし


 今回の大きな誤算は、大幅な円高ですね。株価の読みは大体そんなものでしたが、この10%近い円高というのは読んでいませんでした。為替というのは一晩で10円くらい動くことがあるとはよく言われていることですが、この2年くらいの穏やかにすすむ円安相場にすっかり慣れてしまって想定外でした。これからは何らかの方法で適切な相場観というようなものを養いたいと思っています。少なくとも、心の準備ですね(笑)。


教訓その2.大幅な下落相場をもっと利用すべし


 「過去の動きから将来の株価を予想することはできません」という言葉と矛盾しますが、投資家の行動が画一化され、みんなが売却するときに自分も売却するといった動きが鮮明になっていくのあれば、そういうパニック相場では、冷静に底値で買った投資家が長期的には成功しそうです。そしてパニック相場は、世界経済が絶好調なこの2年間だけでも3回起きています。このときに、信用取引やFXなどレバレッジをかけた投機的取引をやってみるという手はありますね。これは具体的にどうすればいいのか方法論を勉強したいと思います。ただ、10万円を2倍にするよりは300万円を年5%で回す方が重要ですけれどね


 さて今回の読者アンケートでは、「今回の世界連鎖株安で、あなたのとった投資行動は?」でいきましょうか。9月23日まで。
 
■今回の世界連鎖株安で、あなたのとった投資行動は?(9月23日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=295


 



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実況中継!自腹で資産運用~1年5ヶ月目(赤字:▲12万6千円)

2007-08-21 01:46:57 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、1年5ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。

■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=192

<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。ここぞという場面が来れば、生株や外貨預金に投資するかもしれません。・・・いや、たぶんしませんね(笑)。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指します。でも最近はポートフォリオ重視になってきました・・・。
5.投資比率は、リスクが高めの株式とリスクが低めの債券との比率を半分半分にすることを目指します。

<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。よく考えれば2006年5月の暴落前の最悪のタイミングから始めたことになります。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。

<3.現在の運用割合>




 お陰さまで普通預金もずいぶん減ってきましたね。残り約30万円です。全額投資=フルインベストメントまで、あともう一息です。とは言いつつ運用の基本は「分散すること!」ということで投資する場合も1商品1回(=1ヵ月)あたり原則として10万円くらいを上限に考えています。というわけで、もうしばらく、じっくり投資していきたいと思います。

 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。

 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状15%くらいのシェアで保有しています。

 海外株は主に中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資しています。とは言え新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなっているので、全額投資完了後には、少しシェアを減らしたいとは思っています。

 ちなみにインドは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。

 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。目が覚めました(笑)。こちらは積極的に投資したいと思います。

 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。

<4.運用実績>




 まずは運用実績の、前月との比較です。見てください、みなさん!と、もう叫びたくなるくらいひどい結果です(笑)。はい、もう笑いましょう!こんな時もあるんです。

 とにかく軒並み下落しました。世界の株式市場は今回の世界連鎖株安の影響で1割~2割下落しましたので、株式に投資しているファンドはそれだけ下落しています。

 また今回厳しかったのは、為替相場もザックリ1割くらい円高方面に上昇したことですね。円高自体は日本人にとってはウレシイ面も多いのですが、こと海外への投資に対する影響と言う面では、残念ながら悪い影響が出ます。これにより海外に投資しているファンドは一律1割くらい下落しました。比較的、値動きが安定している債券ファンドも下落してしまったのです。これはキビシーですね。

 さらに海外の株式に投資しているファンドは、株価部分で1割~2割、為替部分で1割ということで、合わせて2割~3割くらい下落していることになります。これは非常にキビシーですね(苦笑)。

 ということで今月は先月と比べて何と83万円も下落してしまいました。投資は上昇するのは緩やかで、下落するのは早いとよく言いますが、まさにそれを地で行っているような展開でした。

 しかしよくもまぁ、どのファンドも押しなべて6万円とか8万円とか下落してくれたものですね。分散してくれてもいいものですが・・・(苦笑)。




 通算成績ではこのような感じです。中国(香港)株、アジア株、ロシア・東欧株のみ何とか黒字にとどまってくれたものの、それ以外は赤字に転落してしまいました

 比較的値動きが安定しているはずの債券も赤字になってしまったのが痛いですね。




 そして損益推移。そう賢明な読書の方はお気づきだと思いますが、今回の株価の大幅な下落を受けて、積み上げていた利益をサクッと吐き出し、赤字に転落してしまったのです。シクシク・・・。現在、赤字が▲12万6千円。先月は70万円の黒字だったんですが、遠い過去のヨウデス。

 また、損益的には上昇相場の中でドルコスト平均的に投資を積み上げてきたことも悪影響が出ている感じがしますね。平均単価が高く、平均運用期間が短く、しかも全額投資に近づき内包する価格変動リスクが高まったところで一気に下落したので悪影響をもろに受けたという感じです。言うなれば「あまりトクするまもなく下落してしまった」という感じでしょうか。

 ただまぁ▲13万円程度の赤字なら、期待リターンを年5%とすると半年でクリアーできますし、そもそも世界経済全体は堅調なわけですから、パニックが収まれば株価も反転するでしょう。

 こういった試練は、投資家への定期テストのようなものですから、一喜一憂せずにドッシリ構えたいですね。特にこれからも新規資金で追加投資できる人にとっては、絶好の投資機会が来たと思って喜んでもいいくらいです。

<5.今月の追加投資>

 前回から申し上げているとおり、足りないのは国内&海外の高配当株ですので、ここに投資します。いよいよ来月で普通預金も0になるでしょう!

 今月の追加投資/売却

 
1.海外債券/先進国 ・・・ 0円
 2.海外債券/新興国 ・・・ 0円
 3.国内REIT ・・・ 0円
 4.海外REIT ・・・ 0円
 5.国内株式/高配当株 ・・・ +10万円
 6.国内株式/新興市場 ・・・ 0円
 7.海外株式/高配当株 ・・・ +10万円
 8.海外株式/中国(香港) ・・・ 0円
 9.海外株式/アジア ・・・ 0円
 10.海外株式/ロシア・東欧 ・・・ 0円

<6.他ファンドとの比較>

 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較したいと思います。

 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 
・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。




 筆者のポートフォリオの方が株式のシェアが高いので期待される収益率は高いはずですが、3分法ファンドに負けています・・・それもそのはず、他のファンドは最初から全額投資した前提で、筆者の方はじっくり1年以上かけて投資してきたので、その分が差になっていますね。

 ということで今月こそ逆転を狙っていましたが、むしろ株式のシェアが高いことが仇となって、世界的な株式相場の下落の影響を受けて大きく下がってしまいました。本当にタイミングが悪いです・・・何て嘆いていても仕方ないので、来月こそV字回復を目指してがんばります!!

<7.読者アンケート>

 最後にみなさんが、今月投資したい資産(アセット)を選んでもらいましょう。あなたが投資するなら、どの資産(アセット)?9月20日まで。

 ■あなたが今月投資したい資産(アセット)はどれ?(9月20日まで)■
  
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=294

 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・




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マネックス証券:アジア・フォーカス

2007-08-18 23:28:49 | Weblog
前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行の金利2倍チャンス定期を取り上げました。この定期は仕組み預金(デリバティブ預金)というジャンルの商品の一つで、単に「何年預ければ、何%の金利」という通常の定期預金とは違って、何か条件をつけることで、比較的高い金利の商品に仕上がっています。

 よくある仕組み預金は、預入期間を銀行が短くしたり長くしたりする権利を持っていて、銀行にとって都合のいい方向に短くしたり長くしたりするので、その分、金利が高い、というものですね。

 で、この「金利2倍チャンス定期」の場合、どういう条件がついているかというと、為替レートです。2年後、3年後の為替レートが今より同じか少しでも円安になっていれば金利が2倍になります。逆に少しでも円高になっていれば、金利はそのまま(1倍)ということですね。

 為替レートと聞くと、ウッと思う方もいるかもしれませんが、預金の元本は円で戻ってくるみたいですので、特に何かの為替リスクを取っているわけではなく、単に利率がそのままか2倍になるかが為替レートで決まる、ということですね。さて詳しい条件を見てみるとこんな感じです。

金利

 3年もの
  1年目:0.75%
  2年目~3年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)

 5年もの
  1年目:1.00%
  2年目~5年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)

注意点は、中途解約は実質的に不可能という点ですね。余裕資金でやりましょう。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「1.7」!これは壮絶に低いですね!!もうほとんどの人が「1」です。あーびっくりした。史上最低の結果ではないですかね。中途解約できない点や為替レートがからんでいる点が敬遠されたのでしょうか?それとも「5年」という期間が全く人気がないのでしょうか??

 どれもあるのでしょうけれど、やはり仕組み預金であるという点が敬遠されたのかもしれませんね。筆者の評価は「4」くらいでしたが、ユーザーのみなさんとの感覚とズレまくっていましたね。反省です。

 投票がまだの方は、投票をお願いします。9月11日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=291

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=197


 さて今回はマネックス証券のアジア・フォーカスを取り上げたいと思います。



 前回の金利2倍チャンス定期の評価の低さには驚きましたが(笑)、それ以上に驚いたのが最近の株価と為替相場の変動ですね。株式相場で約2割、為替相場で約1割くらい下落(円相場は上昇)したことになります。ですから、海外の株式相場に投資している場合が最悪ですね。概ね3割くらい損失を出した人も多いかもしれません。

 今回は特に為替相場が同時に動いたことも「曲者」ですね。最近の世界的な株式相場の上昇の中で、リスクコントロールの観点から債券の比率を高めていた人も多いかもしれませんが、株式だけでなく為替相場も動いてしまったので日本円ベースでは海外の債券も軒並み下落したことになり、株も債券も下がるというWパンチ状態ですね。

 海外株も下がり、日本株も下がり、海外債券も下がり、影響を受けなかったのは日本債券だけということです。日本の個人投資家の中で、どれくらいの割合の人が日本債券をポートフォリオにいれているのかは分かりませんが、いずれにせよ少ないことは間違いないでしょう。そういう意味でも今回の下落は「回避できない下落」だった、というのが率直な感覚です。

 そうなると今後は真面目に日本債券も投資対象にいれるか、ということになりますが、現状の低金利ではイマイチその気になりません。何か日本債券ではないけれど、価格変動が安定しているものがないか・・・と思いますよね。せめて値動きが株価や為替相場と連動しなければ資産全体の収益の安定性が増します

 その選択肢の一つになりうるのが「ヘッジファンド」ですね。「オルタナティブ投資」と言ってもいいかもしれません。言葉の意味はおいておいて、いずれも主にリスクを減らしてリターンを増やすことを狙う投資戦略です。・・・と言うと「?」という感じかもしれませんが、たとえばマネックス証券の販売する投資信託「アジア ファンドオブファンズ連動型投信 アジア・フォーカス」は、その代表例ですね。その基準価額を見てみるとこんな動きをしています。

 ■アジア・フォーカス 基準価額(1年)
  

 中国や日本の株価と比べるととても安定しているのが分かります。

 ■中国(香港)株価(1年)
  

 ■日経平均株価(1年)
  

とても安定していますが、「アジア・フォーカス」の直近の1年の上昇率が9.4%。中国(香港)の場合、最近の下落を勘案しても20%は上昇しています。このあたりが難しいところですね。やはり「ヘッジファンド」だったり「オルタナティブ投資」というのは、比較的高いコストなどで少々リターンを犠牲しながらも安定的なリターンを狙っていくもの、と理解した方がいいのでしょう。

 ただ相場の変動による影響を少しでも抑えたいという人にはいい選択肢なのではないですかね。これは単にコストの問題ではなく「安心感」という心理的な問題ですから、それはそれで重要なことです。

 ファンドの特徴や成績をマネックス証券のページからコピペすると以下の通りです。

1.ファンドの特色

 ユーロ円債への投資を通じ、ヘッジファンドに投資を行う「マネックス フルトン アジア ファンド」に投資するオルタナティブ投資ファンド。「マネックス フルトン アジア ファンド」は、日本を含むアジア地域(オセアニアなどの太平洋地域を含みます)の資産に投資を行う複数のヘッジ・ファンドを組入れるファンド・オブ・ファンズ。為替ヘッジあり。

2.こんな人におすすめ

 ・中長期投資に。
 ・オルタナティブ投資(絶対収益型の投資手法)を組入れたい方。

3.最近の騰落率

 ・3ヵ月 3.6%
 ・6ヵ月 4.6%
 ・1年 9.4%

4.主な費用

 ・申込手数料(税込): 2.1%
 ・信託報酬(年率・税込): 純資産総額に対して1.1025%


 しかし関係ないですがマネックス証券の投資信託のページは見やすくなりましたね。

 というわけで、マネックス証券のヘッジファンド「アジア・フォーカス」について、あなたの評価を教えてください。筆者の評価は・・・「★★★★」くらいにしておきますかね。9月18日まで。





安定した収益を狙いたい人にオススメのマネックス証券のヘッジファンド「アジア・フォーカス」について、あなたの評価は?(9月18日まで) >>>投票はこちら


マネックス証券のヘッジファンド「アジア・フォーカス」について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想



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コメント

いつまで続く?世界連鎖株安。

2007-08-16 07:22:14 | Weblog

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。「一時、米ドル円相場は1ドル119円台となりましたが、2007年後半は今より円安?円高?あまり変わらない?」では・・・


 1位:今より円安 48%
 2位:今より円高 34%
 3位:あまり変わらない 17%


となりました。前回も書きましたが、ドル円のように主要通貨同士の取引においては常に価値が同じになるように市場原理が働いていると考えていいと思います。つまり今の為替相場が1ドル=119円とすると、「今後、上がるだろう」とか「今後、下がるだろう」という思惑を全て織り込んだ上で、1ドルの価値は119円なのです。完全に。


 ということは、そこから上がる可能性も下がる可能性も50%になるところで値段は折り合うんですよね。理論的に言えば。つまりもっと円高になると思っている人が多いのであれば、その人は円を買いますので円高になっていきますし、逆の場合は円安になっていきます。今、119円だとするとちょうど、それらの思惑が一致しているということですよね。


 そういう意味からも、今より円安と思う人と今より円高と思う人がほぼ同数いらっしゃるという結果は理論的にも正しいことになります(笑)。


 ただ結果としては、現在1ドル=116円台ということで、このアンケートを作成したときよりは、もう一段の円高水準になりましたね。今後、どうなるのか要注目です。


 ■米ドルチャート(3ヵ月)

">



 とは言いつつ、こちらも前回記載しましたが、筆者も含めた個人投資家が、投資先として日本より海外に目を向けている状況はしばらく変わらないと思います。そういう意味では円高は海外に投資するチャンスになるので、


 円高になる → みんなが海外に投資する(円を売って、外貨を買う) → 円安になる


と、やはりしばらく円安トレンドが続く、というのが筆者の読みであります。とは言いつつ、一喜一憂しても仕方ないのでじっくり行きましょう。


 まだの方はぜひ投票をお願いします。8月25日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=287


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=193



 さて今回は、世界連鎖株安について。


            --- Ginkou ---


東証大引け・大幅に反落――世界連鎖株安で約8カ月ぶり安値
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20070815m1ds0iss1615.html


 15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反落。大引けは前日比369円ちょうど(2.19%)安の1万6475円61銭で3月5日以来約5カ月ぶりに年初来安値を更新した。水準としては昨年12月8日以来約8カ月ぶりの安値。14日の米株安をきっかけに世界的な信用収縮懸念が再燃し、銀行や保険など金融株を中心に幅広い銘柄が売られた。外国為替市場で円相場が約4カ月半ぶりに1ドル=116円台に上昇したことも輸出関連株に売りを誘った。東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落し、昨年11月29日以来の安値となった。


 アジア各国・地域の株式相場も軒並み安となり、世界連鎖株安の様相が強まった。ヘッジファンドに加え、信用取引で追加証拠金(追い証)の差し入れに迫られた個人投資家の売りが下げに拍車をかけたという。小売り最大手の米ウォルマート・ストアーズによる14日の利益予想の下方修正をきっかけに、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題が米消費に影を落としているのではとの懸念を誘い、ハイテク株や自動車株に売りが広がった。


〔 出典:日経ネット 〕



            --- Ginkou ---


 為替も大きく動いていますが、株式相場も大きく動いていますね。株安が止まらない状況です。日経平均で言うと、18,200円くらいあったものが、今は16,500円くらいですので、ちょうど10%くらい下落したことになります。


 ■日経平均(3ヵ月)

">



また世界経済の中心であるアメリカでもそんなものですね。S&P500も約10%下落しています


 ■S&P500(3ヵ月)



そして悩ましいのが、まだ全然下げ止まっていないということですね。もっと下がるかもしれないし、ここで反転するかもしれない。上がるのか、下がるのか。買おうと思っている人にとっても、売ろうと思っている人にとっても、そして既に投資をしていて当面耐えようと思っている人にとっても、心を乱されるというか、ソワソワしてしまう状態が続くことになります


 では相場は下がるのでしょうか?上がるのでしょうか?


 率直に言って、分かりません(笑)。みもふたも無いですが。ただ、筆者が破れかぶれで言っているわけではなく(笑)、過去、株価について世界各国のエライ人たちがさまざまな検証を行ってきましたが、科学的な結果として認知されている結論は、「過去の動きから今後の株価の動きを予測するのはほぼ不可能」であり、さらに「過去の動きから今後の株価の動きを予測して儲けを出すのはさらに不可能」だと言われています。


 従って、今後、上がるのか下がるのか全く分かりません。


 ただそれは短期的な話でして、長期的にみれば株価というのは右肩上がりで伸びています。もちろん、日経平均のように89年以降17年の間、株価が低迷し続ける、というような不幸な事例もありますが、それはかなり稀なケースで、日経平均構成銘柄も含めた世界株式の平均をとれば、一貫して右肩上がりになっています。世界経済全体が成長する限り、世界全体の企業の利益が拡大し、その結果、世界全体の株式の価値も上昇する、という流れを想像するのは難しくないと思います。


 では「長期的」と言うとどれくらいの期間のイメージかというと「10年」ですね。つまり世界全体の株式に分散して投資をし、10年くらい寝かしておけば、まず間違いなく増えている、ということです。ではどれくらい増えるイメージかと言うと10年前の1997年に世界株式に投資していたとすると、ざっくり60%~70%は増えていると思います。年利に直すと5%~6%くらいですかね。


 この間、世界的にITバブルが崩壊したり、911のテロがあったり、イラク戦争があったりと大きく下落する要素はありましたが、全体としては上昇しています。たとえばS&P500の50年のチャートを見ると、より実感できると思います。


 ■S&P500(50年)


 デイトレーダーのように日々株式の売買にいそしむ、という運用スタイルもありますが、普通の人が投資で大きく儲けようとするなら「世界の株式に分散投資をして、10年単位で運用する」というのが、一番、確実だと言われています。今回の株安で焦焦している方もいるかもしれませんが、年当たりで最大の下落は30%くらいです。そういう上がり下がりを繰り返しながら、長期的にみれば緩やかに上昇していくというのが株価ですね。こちらもあまり一喜一憂せずにいきましょう。


 ちなみに個別の銘柄や、個別の国にだけ投資している場合は、そうならないケースもたびたびありますので、単に長期で運用するだけでなく、なるべく投資対象を分散することをお忘れなく


 というわけで今回の読者アンケートでは、「世界の株式が軒並み10%くらい下落している、今回の世界連鎖株安。いつまで続く?」でいきましょうか。筆者にはサッパリ分かりませんが、最近の株安の事例を考えると「3ヵ月」くらいですかね?アンケートの方は9月15日まで。
 

■世界の株式が軒並み10%くらい下落している、今回の世界連鎖株安。いつまで続く?(9月15日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=292


 



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8月の金利比較、更新しました(その2)。

2007-08-14 00:39:05 | Weblog
先週に引き続き、投資信託・住宅ローン・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

4.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


  今月は住友信託銀行の「ダイレクトで投信はじめてキャンペーン」と「すみしんサマー
  セレクション 投信キャンペーン」の2つが新しいキャンペーンとなっています。

  さて評価ですが、★★★は、手数料をストレートにディスカウントする新生銀行
  キャンペーンにしました。

  続くところではみずほ銀行三井住友銀行三菱東京UFJ銀行シティバンク銀行
  住友信託銀行の各キャンペーンを★★としています。

  なお、2007年8月現在、当サイトのユーザーランキングでは、イーバンク銀行
  1位になっています。

  ■投資信託ランキング
   http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5


5.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=12


  株式相場の下落に引きづられてか、長期金利は低下していますね。

  

  さて評価ですが、筆者の長年の勘から(?)以下3つとしたいと思います。

  1.「変動金利もの」で、1.4%程度か。
  2.「10年もの」で、2.6%程度か。
  3.「30年もの」で、3.0%程度か。

  上記の基準の「いずれか」だと結構数が多くなってしまうので、いずれも満たすもの
  を中心に★★★としました・・・となると★★★が少なくなってしまいますね。
  難しいものです(笑)。

  というわけで★★★は三菱東京UFJ銀行りそな銀行新生銀行SBIモーゲージ
  楽天モーゲージの5行です。

  なお、2007年8月現在、当サイトのユーザーランキングでは、新生銀行
  1位になっています。

  ■住宅ローンランキング
   http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#6


6.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


  今月は、セキュリティに関しては大きな動きはないようです。

  さて先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

  <評価のポイント>
  1.生体認証カード
  2.ICカード
  3.乱数表
  4.ワンタイム・パスワード
  5.出金メール通知
  6.不正利用保険

  全般的に★の数が増えてきたので少し整理しました。その結果、★★★は三井住友銀行
  とイーバンク銀行の2行のみとなりました。これに続く★★はみずほ銀行三菱東京
  UFJ銀行
ジャパンネット銀行住友信託銀行としています。

  なお、2007年8月現在、当サイトのユーザーランキングでは、イーバンク銀行
  1位になっています。

  ■セキュリティランキング
   http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#7


各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2007年版」ユーザー投票にもご参加ください。

■「2007年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16





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新生銀行:金利2倍チャンス定期

2007-08-11 16:37:19 | Weblog
前回の「キャンペーンを斬る」では、イーバンク銀行のイーバンクマネーカードを取り上げました。パっと見るとクレジットカードっぽいですが、クレジットカードではなく、キャッシュカード+VISAデビットカードの一体型カードということです。

 VISAデビットカードと言われてもなんのこっちゃ分からん、という人も多いかもしれませんが、基本的にはクレジットカードのようなものです。VISAのマークがついている店舗でクレジットカードのように使えます。クレジットカードと違うのは、すぐに代金が普通預金から引き落とされる、ということですね。また引き落とされる代金も普通預金の残高の範囲内です。それ以上の出金はできません。

 ・・・ということは・・・そう、キャッシュカードと同じということですね。代金が普通預金からすぐ引き落とされ、残高以上に出金できないわけですから。イメージとしては、クレジットカードのように使えるキャッシュカードということです。ポイントまでつくところもクレジットカードのようです。

 また「キャッシュカード」機能も、イーバンク銀行ユーザーには大切なメリットですね。今までイーバンク銀行でキャッシュカードを作ろうと思ったら有料でしたよね?そもそも昔はキャッシュカードそのものがありませんでしたし。ということでキャッシュカードそのものを持っていないユーザーもたくさんいると思います。そんな方にも、クレジットカードを作らなくていい無料のキャッシュカードというのはメリットがあるのではないでしょうか。残高が少なければ落としてもそれほど心配いりませんし(笑)。

 さて気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「3.3」。まずまずの好結果ですね。ただし投票は、「5、4」の高評価か、「1」の低評価に分散されていますので、いいと思う人はとてもいいと思っているし、そうでない人は全く不用だと思っている、という感じですね。このあたりも何かキャッシュカードとクレジットカードの合いの子っぽいような気がしますね。

 いつもそう思いますが、ビジネスとしてはどれだけ「1」と評価する人が多くても、「5」と評価する人さえいてくれれば成り立つと思いますので、まずまず成功するのではないでしょうか。

 投票がまだの方は、投票をお願いします。9月4日まで。

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=289

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=195


 さて今回は新生銀行の金利2倍チャンス定期を取り上げたいと思います。



 何となく気になりますね、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」。「金利2倍」じゃなくて「チャンス」ですから、何となく怪しい感じもしますが、でもどういう意味だろうとついクリックしてしまいますね。こんなサイトを運営している筆者だけかもしれませんが・・・。

 さて、この定期は仕組み預金(デリバティブ預金)というジャンルの商品の一つで、単に「何年預ければ、何%の金利」という通常の定期預金とは違って、何か条件をつけることで、比較的高い金利の商品に仕上がっています。

 よくある仕組み預金は、預入期間を銀行が短くしたり長くしたりする権利を持っていて、銀行にとって都合のいい方向に短くしたり長くしたりするので、その分、金利が高い、というものですね。

 で、この「金利2倍チャンス定期」の場合、どういう条件がついているかというと、為替レートです。2年後、3年後の為替レートが今より同じか少しでも円安になっていれば金利が2倍になります。逆に少しでも円高になっていれば、金利はそのまま(1倍)ということですね。

 為替レートと聞くと、ウッと思う方もいるかもしれませんが、預金の元本は円で戻ってくるみたいですので、特に何かの為替リスクを取っているわけではなく、単に利率がそのままか2倍になるかが為替レートで決まる、ということですね。さて詳しい条件を見てみるとこんな感じです。

1.金利

 3年もの
  1年目:0.75%
  2年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)
  3年目:0.75%or1.50%(為替レートが円安になった場合)

 5年もの
  1年目:1.00%
  2年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
  3年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
  4年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)
  5年目:1.00%or2.00%(為替レートが円安になった場合)

2.金額・・・10万円~

3.注意事項

 原則として中途解約できない。中途解約した場合、元本割れとなる可能性が高い。また、解約時の市場環境等によっては大きく元本割れする可能性がある。


やっぱり気になるのは中途解約は実質的に不可能という点ですね。余裕資金でやりましょう。

 さて、この金利条件がいいのか悪いのか、という点ですが、筆者としては長期的な円安傾向をイメージしていますので、50%以上は「2倍」になるのでは、と思いますが、仮に「2倍」になる確率が50%だとすると、

 3年もの:1.0%
 5年もの:1.4%


となります。たとえば最も金利の高いイーバンク銀行のキャンペーン金利で言うと100万円以上なら

 3年もの:1.21%
 5年もの:1.37%
  
となっていますので、これなら3年ものはイーバンク銀行の定期を利用した方がいいですね。

 一方、5年ものは五分五分というところです。仮に金利2倍チャンス定期の5年もので、1回しか「2倍」にならなかった場合の金利は1.2%、逆に3回「2倍」になった場合は1.6%。相場観にもよりますが、とは言え負けても勝っても、それほど大きな差にはならないので、「どちらでもお好きな方を」という感じですかね。あとは相場観次第です。

 またリスクがない円定期であるという点はいいですね。

 というわけで、新生銀行の「金利2倍チャンス定期」について、あなたの評価を教えてください。筆者の評価は・・・「★★★★」くらいにしておきますかね。9月11日まで。





5年ものの場合、金利が2%になるチャンスがある新生銀行の金利2倍チャンス定期について、あなたの評価は?(9月11日まで) >>>投票はこちら


新生銀行の金利2倍チャンス定期について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想



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8月の世界の株価収益率を更新しました。

2007-08-08 23:58:50 | Weblog

 先月から掲載を開始した、世界各国の主要株式市場の株価収益率(PER)一覧・・・株価収益率(PER)って何?という人に再度ご説明しておきますと、株価が、その会社の利益の何倍くらいになっているか、という株価の割高・割安を示す尺度です。ある会社の一株あたりの利益が1万円として株価が20万円なら、20万円÷1万円=20倍、というわけですね。言い換えれば、「株価は利益の何年分か」を表していると言えます。株価収益率が20倍なら「利益の20年分の株価」ということですね。


 で、なぜこれが大事かというと、株価が割高か割安か、全てこれだけで説明できてしまうような万能のモノサシだからです。歴史上、たくさんのバブルがありましたが、多くは株価収益率が40倍とか60倍とか80倍という、利益額から見れば気の遠くなるような株価になったんですね。


 もちろん当時は、その「高い株価収益率」を正当化するもっともな理屈がたくさんあったのでしょうけれど、結果的にはどんなバブルもはじけ、高い株価収益率は「重力」に負けて低下し(時には破滅的なスピードで)、概ね15倍前後に落ち着いています。株価収益率は、特に株価が割高になっていないかどうか、目安としては「20倍を超えていないかどうか」チェックすればいいと思います。


 一方で例えば15倍未満の株価収益率は相対的に割安といえますが、割安には割安な理由があるので、飛びつくのはオススメしません。あくまで「割高」のチェックに用いると良いでしょう。


 さて、前置きが長くなりましたが、8月の世界の株価収益率はこんな感じです。



 中国本土の株価が高いのは相変わらずですね。どこかでバブルが破裂するのでしょうけれど、それがいつになるかは誰も分かりません。ただ、リアルタイムでこういう割高市場をウォッチできるのは、筆者にとってもいい勉強となりそうです。ちなみに日本の新興市場もライブドアショックを契機にして1年半下がりっぱなしですが、確か当時は株価収益率が40倍くらいあったような・・・。まずは40倍を超えることが節目となりますね。


 それ以外の「株価収益率20倍」を超える割高市場アメリカのナスダック市場と、香港の中国本土株(H株)市場となります。ナスダックはともかく、H株の方は、日本人が普通に投資するチャイナ・ファンドに多く含まれていますので、要注意ですね。ここが崩れると多くのチャイナファンドの価格が崩れることになります。ただ上海などの本土市場と比べればまだまだ適性水準とも言えますので、今すぐ慌てる必要はないと思います。


 割安でも割高でもない「株価収益率15倍~20倍」の間に収まるのが、日本インド香港NYの各市場です。日本は先月は20倍を超えていましたが、最近の株価の下落で20倍を切りました。しかし日本の場合、新興市場であるJASDAQが、大型株中心の日経225より株価収益率が低いというのはどういうことですかね。JASDAQを構成する銘柄の成長力があまり期待されていないともとれますし、日経225を構成する大型株の価値が過大評価されているともとれます。いずれにせよ日本の市場は他の市場と比べて割安ではありませんので、株価が下がったからと言って飛びつく必要はないとは思います。


 割安である「株価収益率15倍未満」の市場は、ドイツイギリスなどのヨーロッパ市場の他、ロシアブラジル南アフリカトルコなどの新興国です。


 こうしてみると、先進国の中では日本が、新興国の中では中国とインドが高く評価されているのが分かります。この評価に応えられるかどうかがポイントですが・・・投資家としては、やはり割安な銘柄も一定割合組み入れた方がいいですね。従って、保有しているのは日本と中国とインドだけ、というのは、かなりよろしくないポートフォリオかもしれません。


 個人的にはあまり個別の市場に集中するのを避け、なるべく幅広く分散して投資しようと心がけています。


 せっかくなのでアンケートをとりましょうか。「2007年8月、投資したい株式市場は?」。9月8日まで。
 
■<複数回答可>2007年8月、あなたが投資したい株式市場は?(9月8日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=290



※参考:世界各国主要株式市場の株価収益率(PER)
  
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