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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」1月号。

2010-01-31 08:12:17 | Weblog
1月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□ 2010年1月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (イオン銀行、ソニー銀行、三菱東京UFJ銀行)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・2010年、あなたが投資したい株式市場は?

   ・2010年末、日経平均はいくらになる?

   ・アメリカの新しい金融規制の問題なども出てきていますが、
    あなたは2010年の世界の株式市場に強気?弱気?

 4.今月の世界の株価収益率

 5.自腹で資産運用中!(3年10ヵ月目)

 6.5年1ヵ月目のひとりごと:「今年、はじめたいこと」+2,100本

 7.お問い合わせ

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スルガ銀行:ジャンボ宝くじ付き定期預金

2010-01-30 08:25:03 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーンを取り上げました。内容としてはこんな感じですね。

■三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーン

 ・ホワイトステージ(残高10万円以上) :+0.1%
 ・シルバーステージ(残高50万円以上) :+0.2%
 ・プラチナステージ(残高500万円以上):+0.3%


で、肝心の店頭表示金利ですが、

・1年:0.07%
・5年:0.15%


となっています。つまり出来上がり金利はこんな感じですね。

■1年もの円定期

 ・ホワイトステージ(残高10万円以上) :0.17%
 ・シルバーステージ(残高50万円以上) :0.27%
 ・プラチナステージ(残高500万円以上):0.37%


ウーン、ぶっちゃけ大したことないですね・・・。市場金利が下がっているのでやむをえないといえばやむをえないのかもしれませんが、三菱東京UFJ銀行が去年提供していた円定期キャンペーンより金利が低いとなると、誰も利用しようという気になれないのではないですかね・・・。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「1.3」・・・低い!低いですね・・・。

 このキャンペーンは、「メインバンク プラス」サービス導入を記念して実際されているわけですが、こんなに評価が低いならやらないほうが良かったのではないですかね?かえって逆効果な気が・・・。

 しかしこれだけ運用難の時代ですから、メガバンクがいい金利の預金を出すことは永遠にないのかもしれませんね。では、まだの方は投票をお願いします。2月23日まで。


投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=555

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=381


 今回はスルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金を取り上げたいと思います。



 今回は趣向を変えて、スルガ銀行ジャンボ宝くじ付き定期預金ですね。昔はもっと違う名前だったような気がおぼろげながらしますが、とはいえ宝くじ付き定期預金という発想は斬新で、「面白いアイデアだな」と思った経験があります。

 宝くじというのは当然、ギャンブルで、それ以上でもそれ以下でもないわけですが、他の公営ギャンブルと客層が全く異なるのが面白いですね。競馬にしても競輪にしても競艇にしてもメインのお客さんは40-50代の男性ですよね。客層を広げようと広告宣伝は積極的にやっていますが、それでもやはり「場末」的な雰囲気というか「日陰」的な雰囲気からは脱し切れていない気がします。

 筆者も何度か競馬場に言った事がありますが、あの雰囲気はやはり一種独特ですよね。世の中にはギャンブルをやる人とやらない人がいて、ギャンブルをやる人だけが集まるとこんな雰囲気かー、と体感できます。いずれにしても「下界」とはかなり違った雰囲気であることは間違いありません。

 翻って宝くじ。

 こちらはもう老若男女を問わず、幅広く受け入れられていますよね。宝くじ売り場に並んでいる人と、街で行きかう人々の差はほとんどありません。まぁ、宝くじの方がちょっと女性が多かったり、ちょっと身なりが良かったりするかもしれませんが、いずれにせよ他のギャンブルユーザーとは明らかに異なりますよね。

 夢があるけれど、仕組みがシンプルで、勝負勝負していない点が、幅広い層、特に女性に受け入れられたのかもしれません。また何も選ばなくていい点も、「自己責任」が苦手(?)な日本人の特性にあっているのかもしれませんね。このあたり上手に掘り下げていくと、新しいマーケティングのアイデアが生まれてくるかもしれません。

 で、このスルガ銀行ジャンボ宝くじ付き定期預金。その幅広い層に受け入れられている宝くじを定期預金の利息がわりにしてしまう、ということですから単純で安直で、さらには乱暴ですが(笑)、発想としては面白いですね。

 仕組みですが残高に応じて1年に3回ジャンボ宝くじ=「ドリームジャンボ」、「サマージャンボ」、「年末ジャンボ」がもらえるというもので、枚数はこんなことになっています。

■スルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金/1年間でもらえる宝くじの枚数

 ・100万円
   ドリームジャンボ:5枚
   年末ジャンボ  :5枚

 ・300万円
   ドリームジャンボ:10枚
   サマージャンボ :10枚
   年末ジャンボ  :10枚


 100万円あたり10枚、という換算ですね。1枚=300円、10枚で3,000円。100万円に対して3,000円ということは0.3%ということになりますが、金利なら税金が20%くらいかかりますので、これも加味して「金利換算」すると0.375%ということになります。

 で、この定期預金のベースとなる金利はこんな感じですね。

■スルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金

 ・金利:0.06%


つまり、実質的なこの定期預金の金利は「0.375%+0.06%」=0.435%

 ウーン、普通の金利ですね(苦笑)。経済合理性で考えれば、1年0.8%とか0.7%の定期預金で運用して、その利息で宝くじを購入したほうが倍近い枚数の宝くじが購入できることになりますので、その方がいいわけですが、どうなんでしょうね??

 ちなみにこのジャンボ宝くじ付き定期預金を通して購入するメリットはこれもあります。

 「日本一といわれる人気の宝くじ売場:西銀座デパートチャンスセンターで、全ての宝くじを購入しています。」

これはなかなかツボですね(笑)。スルガ銀行の行員が買いに行かされるのでしょうね!大変そうですが、笑えます。

 
 それではここで主要銀行の1年もの円定期の金利と比較しておきましょう。

■1年もの円定期預金・金利比較(300万円~)
 ・住信SBIネット銀行   0.83%
 ・オリックス信託銀行    0.80%
 ・ソニー銀行        0.70%
 ・泉州銀行         0.65%
 ・イーバンク銀行      0.44%
 ・スルガ銀行        0.435% ※宝くじを金利換算
 ・ジャパンネット銀行    0.41%
 ・三菱東京UFJ銀行    0.07%


 やはり経済合理性だけでは見劣りしますね。放っておいても勝手に買ってきてくれる「お楽しみ」の部分をどう評価するか、というところでしょうか。

 では、100万円につき毎年10枚の宝くじがもらえるスルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね。投票は2月28日まで。


>>>スルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金について詳しくはこちら


100万円につき毎年10枚の宝くじがもらえるスルガ銀行のジャンボ宝くじ付き定期預金。あなたの評価は?(投票は2月28日まで) >>>投票はこちら


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アメリカの金融規制の衝撃

2010-01-28 07:45:43 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「2010年末、日経平均はいくらになる?」では・・・


 1位:12,000円以上14,000円未満 39%
 2位:8,000円以上10,000円未満  26%
 3位:10,000円以上12,000円未満 21%
 4位:14,000円以上16,000円未満 13%


ということになっています。1位は「12,000円以上14,000円未満」ということで「順調に上昇する」イメージですね。


 2位は「足踏み~やや下落」という感じで、3位は「そこはかとなく上昇」で、4位は「かなりの上昇」とまぁ、おおよそイメージとしてはそういう感じでしょうか。


 全般的には約7割の人が「上昇」、約3割の人が「下落」を想定しているわけで、希望的観測ももちろん入っているのでしょうけれど、割合バランスの取れた分布になっていると言えそうです。これがもう「全員が上昇を予想!」というような雰囲気になってくると、かなりバブルというか、過熱感を感じますね。


 加熱されてどんどん温度が上昇していけばいいのですけれど、常識的に考えれば企業の利益がそんなに簡単に増えるはずもなく、株価と企業の利益との乖離が極度に開くとそこでついにバブルがはじけますね。


 そういう意味では少なくとも「投資家の投資意欲」というモノサシだけで考えれば、今の「半信半疑」という状況は投資を始めるいいタイミングと言えるかもしれません。


 しかし「慎重派」が強気に転じた時が株価のピークだとすると、「慎重派」は永遠に投資の世界では報われない気がしますね(笑)。日本人がいつまで経っても投資や金融の世界で存在感を発揮できないのも、慎重なところが災いしているのかもしれません。


 もちろん、ただイケイケドンドンでリスクをとっていけばいいとは思いませんし、バブルが崩壊すると案外、慎重だった金融機関がトップに躍り出ることもよくあることなので、積極的な「慎重」戦略も当然あっていいと思います。


 問題は本来「慎重派」な人が周りに流されて「積極派」に転ずることが、こと投資の世界では危険かもしれないということですね。「積極派」がずっと「積極派」ならそれはそれでいいし、「慎重派」が最後まで「慎重派」ならそれまたいいわけですが、「慎重派」が妙にソワソワしてしまって「積極派」に変わると、それが株価のピークに近いことが、投資の世界ではよくありそうだ、ということです。


 「後追い」戦略は失敗も労力も少なくて済むので多くの世界では有効な手段ではありますが、投資の世界ではそうではないですね。郷に入らば郷に従えではないですが、投資の世界には投資のルールがあり、それをマスターすることが重要ですね。


 なお、筆者は世界経済の持ち直しや、世界の株価の回復に関しては「積極派」ですが、日本の株価の回復に関しては「慎重派」です。だって割高なんですもの・・・。


 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=554


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=393



 さて今回は、アメリカの金融規制について。


            --- Ginkou ---


オバマ大統領の「銀行規制」
http://money.jp.msn.com/investor/stock/columns/columnarticle.aspx?ac=fp2010012600&cc=02&nt=02


 1月21日(木)、オバマ米大統領は、「仮に実現すれば世界の歴史の大きな転換点になるポテンシャルをもつような」声明を出しました。


 声明の骨子は「大きすぎて潰せない(too big to fail)銀行がこれ以上現れないよう、規模に規制を設ける」、「顧客の要請とは無関係に自己の利益を目的とした投機を禁ずる」の2つです。


 今回の規制案を考案した主要人物はポール・ボルカー元FRB議長です。彼はオイル・ショックで強烈なインフレが進行していた70年代の終わりにFRB議長に就任し、政策金利を20%にまで引き上げてマネー・サプライを安定化させ、インフレ沈静化に成功した人物です。これだけ金利を引き上げれば当然ですが景気はかなり厳しいことになり、当時は各方面から「悪者扱い」も受けましたが、そこを政治力で押し切ったという実績があります。


 現在、ボルカー氏の肩書きは「大統領経済再生諮問会議議長」で、御年82歳でいらっしゃいます。オバマ大統領は今回の提案を「ボルカー・ルール」と呼ぶ等、御大に対する信頼感を鮮明にしています。また市場のプロの多くもボルカー氏になんらかの敬意を持っている人が多く、今回の提案は少なくともまじめに考えなければいけないという雰囲気が流れています。


金融業界の反応は


 ただ率直に言って、この声明に対する金融業界の反応はすこぶる悪いです。米国の金融機関はこの案が実現すれば確実に今よりも勢力が弱まるので当たり前です。株式市場もこの声明の発表があってから木、金の2日間で米国市場は4~5%も下落するなど完全に「悪材料」扱いです。


 いつもでしたらこれだけの「事件」がおきれば雪崩を打ったようにレポートを発行する証券会社各社も、現時点では「法案」になっているわけではありませんし、「各論」にまで踏み込んだものでもないこともあり、ほとんど反応していません。この辺に、ボルカーに対する敬意も絡んだ複雑な心理が垣間見られます。


 一部には、「19日(火)の上院補欠選挙で伝統的に民主党の支持率が高いマサチューセッツ州で医療保険改革支持を訴えた候補が負けてしまったため、捲土重来を期して『カードを切った』」ことから見て、「オバマ大統領は追い込まれており」、現在の金融界と大統領の力関係から見て、今回の提案が実現するのはまず無理だというような論調もあります。


経済の安定性


 今後この提案が法制化される過程で金融業界と政治とのバトルが激しくなることは確実だと思います。が、筆者はオバマ大統領の提案は歴史的にも論理的にも非常に理に適っていますので、成立してほしいと願っています。そして、この提案が実現したほうが「長期的に考えれば」経済にとっても、金融市場にとってもプラスに働くと考えています。


 これは、ボルカー氏が70年代の終わりから80年代にかけて執った政策が当時は悪者扱いされながらも、その後30年を経て「あの時ボルカーがいなければ、今の世界の繁栄はない」と言われているのとまったく同じ構図です。


 この10年ほどの間に「投資銀行」というビジネスが隆盛を極め、経済の「レバレッジ」が急速に高まった結果、資本市場が実体経済と比べて大きくなりすぎて、資本市場のバブルとその崩壊が起きやすくなっています。その中で、一部の巨大金融機関は「大きすぎて潰せない」ほど巨大化したため、彼らのリスク・テイクには「失敗しても結局は政府が助けてくれる」というモラル・ハザードがおきており、彼らが失敗した場合には一般市民がより多くの損を蒙るという状態になってしまいました。


 さらに、金融機関を助けるために政府の財政が危険なレベルにまで悪化し、資本市場はますます不安定になり、経済活動を阻害するほどにまでになっています。こうした状況を抜本的に変えるには、「大きくなりすぎた金融機関の縮小」と「行き過ぎた投機の制限」しかありません。これが「ボルカー・プラン」の思想的背景です。


ウミを出し切る必要


 筆者は世界経済がバブルに頼ることなく長期的に繁栄していくためには、今回の提案はなんとしても実現する必要があると思います。ただその実現のためには、景気が弱い状態がかなり長期間続くことも覚悟しなければなりません。ウミを出し切るにはそれなりの痛みがどうしても必要です。その覚悟がオバマ政権にどの程度あるのか、それが問題です。


 この案が実現するかどうかにかかわらず、いずれにせよ、株式市場はこの半年以上軽視続けてきた「バランス・シート問題」や「金融システム問題」に再び目を向けざるを得なくなりました。


 いまだ不良債権は増え続けており、失業は深刻を極め、銀行は貸し出しを減らし続けているという現状で、消費が回復することはどう考えてもありえません。「最終需要」が盛り上がらない中、期待先行で進んできた投資が今後どんな影響を与えるのか…。市場が冷静にその辺りを判断し始めれば、少なくともこの9ヶ月間の上げ相場の修正は避けられないと筆者は考えています。


グローバル債券ファンドマネージャー 鈴木 英寿


〔 出典:MSNマネー 〕


            --- Ginkou ---


 久しぶりに鈴木氏のコラムのご紹介です。鈴木氏にはもちろんお会いしたことはありませんが、筆者が敬愛する書き手の中のお一人です。いつも冷静に世界経済を分析する、その見方はとても参考になります。


 とても参考になりますが・・・株式市場に対してはいつも「慎重派」なんですよねー(笑)。上記の通り慎重派な人がずっとそのスタンスを崩さないというのは、それはそれで大切なことだとは思いますが、筆者は基本的に「積極派」ですし(日本株には慎重派ですが)、特に去年の夏以降は完全に積極派に転じましたので、どうも違和感を感じることが多くなり、最近では取り上げることはありませんでした。


 ですが。


 今回のこのコラムは先日、オバマ大統領がその構想を明らかにしたアメリカの新しい金融規制案の衝撃を理解する上でとても分かりやすく書いていますので引用させていただきました。えー、読んでみてください。以上(笑)。というのは冗談でして、ポイントとなる部分はここですね。


 この10年ほどの間に「投資銀行」というビジネスが隆盛を極め、経済の「レバレッジ」が急速に高まった結果、資本市場が実体経済と比べて大きくなりすぎて、資本市場のバブルとその崩壊が起きやすくなっています。その中で、一部の巨大金融機関は「大きすぎて潰せない」ほど巨大化したため、彼らのリスク・テイクには「失敗しても結局は政府が助けてくれる」というモラル・ハザードがおきており、彼らが失敗した場合には一般市民がより多くの損を蒙るという状態になってしまいました。


 さらに、金融機関を助けるために政府の財政が危険なレベルにまで悪化し、資本市場はますます不安定になり、経済活動を阻害するほどにまでになっています。こうした状況を抜本的に変えるには、「大きくなりすぎた金融機関の縮小」と「行き過ぎた投機の制限」しかありません。これが「ボルカー・プラン」の思想的背景です。



 もうまさに仰るとおりという感じです。「資本市場が実体経済と比べて大きくなりすぎて、資本市場のバブルとその崩壊が起きやすくなっています」というのはその通りですね。資本市場と実体経済の関係は、本来、資本市場が犬のしっぽで、実体経済が犬自身なわけですが、最近は「犬がしっぽを振る」のではなく「しっぽが犬を振る」状態になっています。どう考えてもおかしいですよね。


 伝統的な投資商品である株や債券などは幾多のバブル崩壊を経て、一定の抑止力が働くようになりつつありますが、新しい金融手法である「レバレッジ」はもう全く抑止力がありません。そういう意味ではFXと同じですね。少ない元手で多額の投資ができます。1万円を元手に100万円の投資ができたりするわけです。個人個人としては実質的には「1万円の投資」でしかないのでそれはそれでいいかもしれませんが、市場から見るとそれは「100万円の投資」ですからね。


 みんながレバレッジを100倍で投資するとすれば、資本市場は一気に100倍に膨らみます。しっぽの長さが昨日まで20cmだったものが、いきなり200cm・・・ではなく2,000cm、つまり20mになるのです(笑)。20mのしっぽですよ!そりゃ、しっぽが犬を振りますわね。


 直感的に「おかしい」と思うことは実際、「やっぱりおかしい」となるのが世の常でして、それは投資の世界でも変わりません。「20mのしっぽ」なんておかしいわけです。やはり何らかの方法で「行き過ぎた投機の制限」は必要ですね。


 まさに「世界経済がバブルに頼ることなく長期的に繁栄していくためには、今回の提案はなんとしても実現する必要がある」わけです。とは言いつつ、そういう風に投機を制限すると、資本市場が急速に小さくなり、結果として株価などが下がる可能性は充分ありますね。というわけで鈴木氏はいつもの「慎重」な結論に落ち着くわけですが(笑)、筆者はそうは言っても世界経済は回復しつつあるわけだし、それに伴い企業収益が回復すれば株価も上昇するわけで、一時の混乱はあってもそれほど大変なことにはならないのではないかとは思います。


 とは言いつつ、別のコラムにも書きましたが、今回のサブプライムショック/リーマンショックで筆者が学んだことは「アメリカの影響はデカイ」ということです。この金融規制の影響を軽視するわけにはいかないのは確かにその通りです。


 けれども。


 行き過ぎた投機で、また金融危機が起こるのはゴメンですからね。避けて通れない道だとは思います。



 さて、今回の読者アンケートは、「アメリカの新しい金融規制の問題なども出てきていますが、あなたは2010年の世界の株式市場に強気?弱気?」でいきましょう。2月27日まで。
 
■アメリカの新しい金融規制の問題なども出てきていますが、あなたは2010年の世界の株式市場に強気?弱気?(2月27日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=556








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実況中継!自腹で資産運用~3年10ヶ月目(前月比+10万円)

2010-01-25 22:50:30 | Weblog
 このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、3年10ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。


 なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。


■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=387


<1.運用方針>

1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。



<2.計算方法>

1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。



<3.現在の運用割合>





 普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。


 商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。


 株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。


 海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきました。新興国の株価の上昇に合わせて結構なシェアとなりましたので、一部売却してきましたが、株価も大幅に下がり大体いい感じ(?)に収まってきましたね。現状、新興国は約1/4くらいです。


 ちなみにインド・ブラジルは投資のタイミングを逸しましたので投資先には加えておりません。今なら投資をしてもいいタイミングかもしれませんが・・・投資できる資金がありません(笑)。


 また海外株の方でも高配当株を加えています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。こちらは積極的に投資したいと思います。・・・って、こちらも資金はありませんけれど。何かを売却したら追加購入したいと思います。


 それ以外には、REIT(不動産投信)を加えています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・。



<4.運用実績>





 まずは運用実績の前月との比較です。今月は前月比+10万円増加しましたね。すばらしい!全般的に上昇しましたが、今まで上昇してきた中国やアジア株ではなく、国内株式海外/高配当株ロシア・東欧株など、比較的出遅れてきた株式が上昇したのが注目ですね。中国やアジア経済に対する楽観的な見方が、その他の市場にもだんだん広がってきたかと言うと・・・筆者はそう思いますけれどね。


 世界経済も株価も昨年の3月に底入れされ、その後順調に回復を続けているわけですが、その間、何度も「二番底」懸念や「腰折れ」懸念を聞かされ続けてきました。では実際に世界の株価がどんな動きをしたかと言うとこんな感じですね。いずれも1年ものチャートです。


■日経平均株価(1年)





■日本を除く、世界の先進国の平均株価(1年)





■世界の新興国の平均株価(1年)





上昇のスピードこそ鈍りつつありますし、直近ではアメリカの銀行に対する規制案が浮上する中で、株価も下落していますが、とはいえ全般的には企業収益の回復に歩調を合わせ、着実に株価は上昇してきていますね!少なくとも昨年は「心配しただけ損」だったと言えます。


 何度も何度も書いていますが、前回の景気回復局面は2003年から2007年の4年間だったわけで、今回もそうだとするとあと3年間は上昇を続けていくことになります。


 もちろん昨年は各国が多額の財政支出を行ったわけで、今後はそれが縮小していくわけですし(アメリカの場合は今年もまだ財政支出の恩恵があるとの記事を読んだ気がしますが)、かつ借金を減らそうと思うと、いつか財政緊縮しないといけません。そうなると悪影響はあるのはあるでしょうけれど、サブプライムショック/リーマンショックの前は、そういった財政支出に頼らなくても世界経済は順調すぎるほど順調な成長を続けていたわけですから、あまり「財政支出の終了」の悪影響の部分に固執しすぎる必要はないと思います。


 そもそもそういう多額の財政支出を、どうやって返済していくのか、という道筋の方がよっぽど大切ですね。財政支出は結局のところ「将来の税金の前借り」で、いつか返済しないといけません。とは言いつつ財政支出を減らしながら借金を返済していくことは誰も考えていないと思いますので、結局のところ「財政支出以上に税収が増える=経済が右肩上がりに拡大する」ということが前提になっています。


 それって・・・バブルと全く同じ構造ですよね(笑)。


 土地が右肩上がりに上昇するから土地を買う。株価が右肩上がりに上昇するから株を買う。いずれも将来的に上昇することを前提にしているわけで、財政支出も税収が右肩上がりに上昇することを前提にしています。でも、税収が頭打ちになればどうなるでしょう?そこで財政バブルが崩壊するのでしょうね。国債の値段が下がり、金利が上昇し、通貨が下落する。


 そして、それが最も起こりそうなのが日本!ある意味、日本の信用バブルの崩壊となるのでしょう。輸入品価格が高騰し、輸出企業にとってはハッピーかもしれませんが、一般的な庶民の生活は困窮するでしょうね。ほとんどの食材が輸入品ですからね。そうなると食料自給率は劇的に改善されるかもしれませんが。


 そういう財政バブルの発生を招いた、現在の政治家や官僚たちは一掃され、一旦、貧乏な国になった後、新たな成長が始まる・・・というようなことが起こるのかもしれません。今の完全に硬直化した日本の政治・経済を思うと、案外、そういう「創造と破壊」が行われた方がよっぽどいいかもしれませんけれど(笑)。


 ただ問題は、戦後と違って人口増は望めない中で、本当に成長できるのか怪しい限りです。また、通貨が下落するということは、製品が安く売れるというような良いことばかりではなく、日本の会社や日本のサービス、日本の土地が安く買い叩かれるという、つまり日本人そのものが安く買い叩かれるわけです。それはやはり屈辱ですよね。たとえば・・・と、屈辱的なことを書くのも精神衛生上よろしくないのでやめておきます(笑)。


 とまぁ、話がそれてしまいましたが、われわれ日本人が少なくとも子供の代くらいまで安寧に暮らそうと思えば、早く財政を立て直し、経済を成長させることが必要ですね。そのためには大きな痛みを被ることでしょうけれど、それを受け入れないともっと混乱が起きます。バブルは一旦破裂すると早いですからねー。


 また庶民ができる自衛手段はやはり、日本がメチャメチャになっても困らないように海外に自分の資産を振り向けていくということでしょうね。そしてできれば自分の人生も少し海外に振り向けておけばより安全だと思います。やはり必要なのは分散投資だということで・・・。


 さて話を元に戻して上記のアメリカの銀行に対する規制案。今回のサブプライムショック/リーマンショックで筆者が学んだことは「アメリカの影響はデカイ」ということです。この規制法案も場合によっては大きな影響が出てくるかもしれませんね。とは言いつつ誰かがこの「レバレッジ金融」に一定のメスを入れないといけませんからね。動機が支持率回復だとすると少し不純ですが、方向性としては仕方ないことなのではないですかね。「オカネの魔力」はどうしようもなく強いですから、やはり一定のルールは必要なのではないでしょうか。





 先月に引き続き、通算成績はまだ悲惨な状態を維持しています。海外株式/中国(香港)株以外、全部赤字ですね。アジア株あたり、そろそろ黒字になっても良さそうなものですが・・・もうしばらく時間がかかりそうです。






 こちらは損益推移です。2008年の9月→11月でガツン×ガツン×ガツンと3連発で大損となりましたが、ようやく半値くらいまで戻してきましたね。


 目標としては毎年25万円の利益。ということで5年目を迎える今年の4月には100万円の黒字を目指すということにしておりますが、先はまだまだ長いですね・・・。


 とは言いつつ、そもそも長期投資ですから「10年間くらいは目をつぶって運用する」くらいでいいのかもしれませんけれど。



<5.今月の追加投資/売却>


 今月は普通預金もありませんし、追加の投資も売却もありません。


<6.他ファンドとの比較>


 筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。


 ・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
 ・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)


 そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。





 筆者のポートフォリオは今月は若干上昇しましたが、3分法ファンドも少々したようで、その差は残り8万円。なかなか差が縮まらないですね。本当はブラジルとかインドをポートフォリオに入れておいたほうがよかったのですかね??ウーム・・・


 では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら!?


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三菱東京UFJ銀行:メインバンク金利優遇

2010-01-23 08:59:47 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行の円定期預金特別企画を取り上げました。

■ソニー銀行の円定期預金 特別金利

 ・6ヵ月:0.424%
 ・1年 :0.700%


 引き続き高金利であるのは間違いありませんが、先月のキャンペーン開始時点では1年ものは0.8%でしたよね。月初でも0.8%だったと思います。日経新聞の顧客満足度1位発表にあわせたかのような金利引き下げ・・・商売上手なのか商売下手なのか、どちらなのでしょう?(笑)

 定期預金の人気ぶりを確認すると、先月のソニー銀行の預金残高を見てみるとこんな感じですね。

 11月末:1兆3,242億円 → 12月末:1兆4,427億円

1ヶ月で何と1,185億円も残高が増えていますね。率にして9%・・・1ヶ月で約1割も預金が増えたことになります。これはすごいですね。

 そして今回のこの利下げ。やはり「想像以上に預金が集まったから」ということなのでしょうね。市場金利を見てみると、先月から大きな変動はありません。市場金利の影響で利下げした、ということは無さそうです。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「2.3」・・・やっぱり大きく下がりましたね。1年0.7%という金利水準自体は決してそこまで低くないというか、むしろ高金利の部類なわけですが、やはり「利下げ」ということが余計に悪印象につながったのでしょうね。

 もしかすると、この0.8%の定期預金を利用しようと思って口座開設したけれど間に合わなかったというような人もいるのかもしれませんね。

 ちなみにキャンペーン始めの時点での評価は「3.9」の好評価でございました・・・。

 では、まだの方は投票をお願いします。2月16日まで。


投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=553

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=379


 今回は三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーンを取り上げたいと思います。



 ついに三菱東京UFJ銀行の新しい顧客優遇制度「メインバンク プラス」が始まりましたね。今までの顧客優遇制度「メインバンク」に加えて、

・他行ATM利用手数料 月3回無料
・他行あて振込手数料 月3回無料


など、無料サービスを充実させたことがポイントですね。新生銀行住信SBIネット銀行など、人気の銀行ははるか前から提供していますので「今さら」感がないわけではありませんが、とはいえ最大のメガバンクである三菱東京UFJ銀行が、こういうサービス強化に取り組みはじめたことに意義がありますね。

 この「手数料無料化」の流れはスピードはともかくとして、着実に進んでいくのでしょう。

 ただし。

 この「メインバンク プラス」の場合、上記の「他行ATM利用手数料3回無料」「他行あて振込手数料3回無料」のサービスを受けるためには残高が500万円以上必要ですね・・・かなり敷居が高いです。まだまだ新生銀行や住信SBIネット銀行などの「元祖・無料銀行」とのサービスには大きな隔たりがありますね。がんばってほしいものです。

■「メインバンク プラス」サービス詳細
 http://www.bk.mufg.jp/kouza/yugu/mb/yugu_naiyo/index.html

 さて、その「メインバンク プラス」サービス導入を記念して、円定期金利優遇キャンペーンが実施されています。内容としてはこんな感じですね。

■三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーン

 ・ホワイトステージ(残高10万円以上) :+0.1%
 ・シルバーステージ(残高50万円以上) :+0.2%
 ・プラチナステージ(残高500万円以上):+0.3%


で、肝心の店頭表示金利ですが、

・1年:0.07%
・5年:0.15%


となっています。つまり出来上がり金利はこんな感じですね。

■1年もの円定期

 ・ホワイトステージ(残高10万円以上) :0.17%
 ・シルバーステージ(残高50万円以上) :0.27%
 ・プラチナステージ(残高500万円以上):0.37%

■5年もの円定期

 ・ホワイトステージ(残高10万円以上) :0.25%
 ・シルバーステージ(残高50万円以上) :0.35%
 ・プラチナステージ(残高500万円以上):0.45%


ウーン、ぶっちゃけ大したことないですね・・・。市場金利が下がっているのでやむをえないといえばやむをえないのかもしれませんが、三菱東京UFJ銀行が去年提供していた円定期キャンペーンより金利が低いとなると、誰も利用しようという気になれないのではないですかね・・・。

 
 それではここで主要銀行の5年もの円定期の金利と比較しておきましょう。

■5年もの円定期預金・金利比較(300万円~)
 ・オリックス信託銀行      1.20%
 ・住信SBIネット銀行     1.00%
 ・泉州銀行           0.80%
 ・ソニー銀行          0.61%
 ・三菱東京UFJ銀行/プラチナ 0.45%
 ・イーバンク銀行        0.45%
 ・ジャパンネット銀行      0.43%
 ・三菱東京UFJ銀行/シルバー 0.35%
 ・三菱東京UFJ銀行/ホワイト 0.25%
 ・新生銀行           1.00%→1.70%(最短3年→最長10年)


 やはり大したことないですね。メガバンクの金利が魅力的になることは永遠にないのかもしれませんね・・・。


 では、1年もの円定期が0.17%~0.37%になる、三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーン。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★」としておきます。投票は2月23日まで。


>>>「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーンについて詳しくはこちら


1年もの円定期が0.17%~0.37%になる、三菱東京UFJ銀行の「メインバンク プラス」ステージ別 円定期金利優遇キャンペーン。あなたの評価は?(投票は2月23日まで) >>>投票はこちら


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今年の日経平均はいくらまで上昇する?

2010-01-21 07:36:00 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「【2010年】あなたが、サービス・商品トータルで最も良いと思う銀行は?」では・・・


 1位:住信SBIネット銀行 48%
 2位:新生銀行 23%
 3位:みずほ銀行 4%
  〃:ソニー銀行 4%
 5位:ジャパンネット銀行 3%


ということになっています。6位以降も続いていますが、得票数としてはわずかになってきますので割愛しております。


 1位はもうダントツで住信SBIネット銀行ですね。ほぼ半分の得票になっています。手数料も安いし金利も高いし、インターネットバンキングもまずまず使いやすいですから、当然の結果だと思います。住宅ローンも低金利ですしね。


 2位はこれまたかなりの得票を得ている新生銀行ですね。2割を超える支持を得ています。元祖「手数料無料」といえば新生銀行ですし、預金金利も1年ものなどではなく、あえて2週間預金などのニッチ戦略に注力している点などもそれなりに成功しているような気がします。


 また、やはりネット専業ではなく、店舗のサービスも受けたい、相談したい、というニーズを持っている方はいるわけで、そういう方には少ないながら全国に店舗展開している新生銀行は有力な選択肢となるのかもしれません。実際、新生銀行の店舗はホテルのロビーみたいにおしゃれですもんね。筆者は販売員と話すのは苦手なので、中に入ったことはほとんどありませんが・・・。


 この住信SBIネット銀行と新生銀行の得票を足せば7割を超えてしまうわけで、今年もこの2つの人気銀行を中心に回りそうですね。特に住信SBIネット銀行が勢いがあります。どこまで得票を伸ばすのか楽しみです。


 とは言いつつ、判官びいきなのかもしれませんが、ダントツのNo,1銀行ができるのもちょっとつまらないですね。例えばネット証券業界は完全に勢力図が決まってしまってちょっとつまらないですよね?銀行業界はああいう風にはなってほしくないですね。


 そういう意味ではまさに日経の顧客満足度で1位になったソニー銀行や、かつて人気銀行だったイーバンク銀行にはがんばってほしいものです。それからイオン銀行じぶん銀行などの「新規参入銀行2.0」組にも期待ですね。


 加えて今後、新生銀行とあおぞら銀行の合併や、住友信託銀行と中央三井信託銀行の合併などが予定されているわけで、そこから出来る新銀行のサービスにも注目です。


 いずれにせよ今年も適切な競争がおこり、商品やサービスが向上し、ユーザーにメリットが還元されることを期待していきたいと思います。では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=541


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=392


 また、それ以外のランキングも投票を募集していますのでぜひよろしくお願いします。


■2010年版読者ランキングの全カテゴリー投票はこちらから
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16



 さて今回は、今年の日経平均の予想について。


            --- Ginkou ---


トークセッション「2010年の株価予想」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news912n.htm


企業業績が反映されれば日経平均は14,000円
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news912n_2.htm


主要国の生産と株価の関係 日本だけ株価が生産についていけない


村上氏:今週になって上がっていますが、日経平均が9,000円にタッチしたときは8,000円まで行くのではないかという懸念が出てきたと思いますが、それはおそらく行き過ぎとしても、今の経済状況とか巷で言われている業績予想から比較するとどのような位置づけですか。今は安すぎると考えてよいのでしょうか。


北野氏:そうですね。トップダウンのアプローチ、ボトムアップのアプローチ、色々ありますが、トップダウン、マクロ経済の動向を考えて株価の位置を考えてみましょう。例えば、リーマンショック前の水準に対して鉱工業生産、あるいは、株価がどのくらい各国でもどっているのかというと、だいたい、生産の戻り方と同じような幅で株価も戻っている。具体的には、韓国では生産が、リーマン前2008年8月を100とすると 115、株価も115。中国もそうです、115、115。欧米はどうかというとそれぞれ90、90。
それに対して日本は今どうなっているかというと、生産が8ヶ月連続で上昇、したがってリーマン前の86%くらい、株はどうかというと、ついていけなくなってしまって3ヶ月連続で足元下がってきていて66%くらい。
これは11月末現在です。そうすると日本の株というのは、生産のレベルに比べても20%くらい下にきているという意味で、今現在、だいたい11000円くらいに戻っても全然不思議ではないといえると思います。


業績予想から割り出される日経平均株価の予想は14,000円


村上氏:今後の2010年3月、あるいは、2011年3月は結構な増益が見込まれていると思いますが、これまで上がってこなかったのはそういった業績予想からしても安すぎるということでしょうか。


北野氏:そうですね、東洋経済が集計している業績予想を見ますと、東証一部(除く金融)で、今09年度がだいたいマイナス6%くらいの減益、10年度が40%台の増益、という感じだと思います。だいたいこういう増減益率に、日経平均はおおむねパラレルに動いているとすると、08年度の平均値が10,860円だったのでそこから6%引いて40%足し上げると14,000円くらいになる。
それに比べると、今、多くの人たちが予想しているのは、年度末10,000円あるいは10,000円を割れるなどかなり低い。要するに、業績予想は全く信用していないというのが今の株価形成だと思います。
業績予想を全く信用していないというのは、日ごろ新聞を見ていてもわかると思いますが、やたらめったら「二番底」という言葉が出てきている。主要日刊紙にでてくる「二番底」という言葉の数を集計すると、93年、日本のバブル崩壊の底をつけたときとか、2002年、ITバブルの底をつけた年以上に、今のほうが二番底を心配している。
これだけ二番底を心配しているということは、業績予想は全く信用していないということで、日本人はかなり弱気になっているというのはあると思います。


海外投資家は、さほど二番底懸念は強くない?


村上氏:逆に言うと、海外の投資家はさほど二番底は懸念していないということですか?


北野氏:私はそうではないかとは思っています。というのは、二番底を心配するひとつの理由が日本人特有の記憶にあるのではないかと思っています。二番底の定義は難しいですが、株価の話で言うと、失われた10年の間に、日本株がどんな動きをしたか、ざっくり言うと、1年上がって2年下がる1年上がって2年下がる1年上がって2年下がるを3セットやっている、ということは、1年上がればもうその後は下しかない。で、日経225がザラ場で安値をつけたのが、去年の10月28日6,994円ですからもう1年たった。これからあとは下がるしかない、そういう相場観を持ちやすいというのがあるかと思います。


〔 出典:マネックス 〕


            --- Ginkou ---


 株価予想と専門家の意見は当たらないもの、というのが良識ある人の常識であり、かつ筆者の偽らざる気持ちですが、それでもそれなりに信用しているものが2つあって、


・企業の利益予想に基づく株価予想
・北野一氏


です(笑)。箇条書きにするほど大した話ではありませんが。


 前者の企業の利益予想に基づく株価予想というのは、株価=究極的には企業の利益にリンクしてくるわけですから当然といえば当然です。


 たとえば1,000円の株があるとして、その一株あたりの利益は今まで100円だったとします。投資リターンは10%ということですね。株価収益率(収益/株価)で考えれば10倍です。つまり投資した資金が10年で回収できる計算になります。


 この会社の業績が好調で一株あたりの利益がいきなり200円に跳ね上がったとします。そうなれば、株価が1,000円で変わらないとすれば投資リターンは20%に上昇することになります。でもそんな株を誰も放っておかないですよね?人気が上昇し、株価が上昇し、最終的には株価が2,000円になって投資リターンがもとの10%(2,000円の株価に対して200円の利益)に落ち着くことになります。


 もちろん、そこまで単純に株価が動くわけではありませんし、一株あたりの利益が少なくとも向こう10年間は200円が続くと投資家が信じないと、株価2,000円というのは実現されないわけですが、とはいえ株価が企業の利益にリンクする仕組みはご理解いただけたかと思います。


 で、4月から始まる「2010年度」の各社の業績予想は、上記セッションから引用させていただくと、3月までの「2009年度」の業績と比較して40%くらいの増益を予想しているようですね。この業績予想がどこまで正しいのかは分かりませんが、各社が公式に発表しているものですから、かなり正確~やや弱気の間のどこかと思います。そう考えれば、それなりに信頼していい数字のような気がしますね。


 もちろん急に円高になったり、新たな金融危機が起こったり、どこかで戦争が起こったり、夏の参院選で民主党が惨敗したりと、各社が読めない・読んでいない突発的なリスクというのはあるわけですが、まぁ、それは投資をする以上、受け入れないといけないリスクですね。もちろんその反対のサプライズも起こりうるわけですから、お互いさまです。


 で、仮に40%ここから増益するとすると、上記のように株価と企業の利益はリンクするわけですから、現状の株価が、日経平均で言うと10,000円から14,000円に上昇するというシナリオは充分ありえます


 一方で。


 日本株というのはすでに相当割高になっています。現状だと日本株の株価収益率は40倍になっていますが、世界的には高くてもせいぜい20倍がいいところです。


 http://www.ginkou.info/modules/per/


 簡単に言えば、「日本の株価は世界の株価に比べて2倍くらい高い」ということです。


 今の株価が適正という立場から始めれば、「40%利益が増えるのだから、株価も40%上昇して当然」と言えますが、今の株価が世界的に見れば2倍くらい割高になっているという立場から始めれば「利益が倍にならないと、今の株価は説明できない」という事になります。


 企業の利益が倍になってはじめて「今の株価が維持される」ということですから、今の株価が如何に割高か分かりますね。


 ただもちろん、各国では金利が異なってきますし、金利が3-4%の国と、日本みたいにゼロ金利の国とでは、株に求められるリターンも変わってきますので一概には言えないところはあるわけですが、とはいえやはり「利益が40%増加するから、株価も40%上昇する」とは素直には思えませんね。


 むしろこの「40%増益」はすでに株価に織り込まれていて、40%増益ではなく50%増益になりました、となれば株価が10%増加し、40%増益ではなく30%増益に留まりました、となれば株価が10%下落する、というのが筆者の感覚ですかねー。


 ではこの企業利益は40%増益より増えるのでしょうか?それとも減るのでしょうか?筆者は上記のとおりこういう業績予想は「かなり正確~やや弱気の間のどこか」だと思いますし、世界経済は明らかに回復しています。40%増益より増える可能性は充分にあります


 また本当に40%増益すれば、その次も40%増益することを期待してしまうのが人情というものですよね。そういう期待感も株価には織り込まれてきますので、上振れする可能性はこれまた充分にあります。


 ということで結論としては株価は「50%増益」を前提に期待感も織り込んで20%-40%程度の上昇というのはありえる気がしますね。ということで間をとって「株価は今年30%上昇」というのを筆者の予想ということにしておきます。


 果たして当たるでしょうか?基本的には筆者の予想は当たりませんので、まぁ、あまり当てにしないでください。 



 さて、今回の読者アンケートは、「2010年末、日経平均はいくらになる?」でいきましょう。2月20日まで。
 
■2010年末、日経平均はいくらになる?(2月20日まで)■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=554





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1月の金利比較、更新しました(その2)。

2010-01-19 06:11:46 | Weblog
先週に引き続き、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティのサービス一覧を更新しました。

5.外貨預金・外貨定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=20


 今月の新しいキャンペーンは、イーバンク銀行の「資産運用でお年玉プレゼントキャンペーン」、三菱東京UFJ銀行の「ネットdeはじめてキャンペーン」ですね。

 さて評価ですが、いつものようにイーバンク銀行ソニー銀行住友信託銀行住信SBIネット銀行に加えて、手数料0円のキャンペーンを実施している新生銀行を★★★としています。


 米ドル/円は、一時の円高状態が少し落ち着きましたね。このまま円安傾向になるかどうかは分かりませんが、一方で個人的にはアメリカの景気回復が進めば、数年以内にはまた日本との金利差が開くでしょうから、「米ドル高・円安」になる可能性は十分あります。外貨投資を考えるにはいいタイミングかもしれませんね。

 <ドル円為替チャート(1年)>
  


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■外貨預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#4


6.投資信託比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17


 今月の新しいキャンペーンは、りそな銀行の「アジソブ・グロソブフェア」とイーバンク銀行の「HSBCブラジル株式ファンド(3ヶ月決算型)お申込手数料割引キャンペーン」、そして三菱東京UFJ銀行の「ネットdeはじめてキャンペーン」の3つですね。


 さて、評価ですが★★★は、積極的なキャンペーンを実施しているみずほ銀行としています。


 また、投資信託のラインナップについては、メガバンクの一角であるみずほ銀行がノーロード(手数料無料)ファンドを販売し始めたこともあり、「ノーロードファンド」の観点から評価しました。結果、イーバンク銀行ジャパンネット銀行が★★★です。

 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■投資信託ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#5


 ※投資信託リターン率(1年)ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=17#4


 投資信託のリターン率ランキングの方は、今月もブラジルがきていますね。1位、2位、5位、7位、8位と、何と5つのブラジルファンドがランクインしています。すごいですね。またパフォーマンスも140%~180%と、つまり1年で2.4倍~2.8倍になっています。リーマンショックでの落ち込みがすごかったとは言え、順調に回復していますね。

 次に注目なのがロシアですね。こちらは3位、6位、9位、10位と4つのファンドがランクインしています。ロシアはもう永遠に来ないかと思いましたがそうでもなかったですね(笑)。これからはBRICsではなくBICsだ、という論調も多いですが、1年のリターンだけを見ると互角以上のパフォーマンスを上げていることになります。やはり専門家の意見は参考にならないということで・・・。

 しかし先月も書いていますが、BRICsバブル・・・そこまで来ていそうですね。のるかそるかはあなた次第です(笑)。


7.カードローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=30


 まず銀行のカードローンを比較してみます。★★★は、最低金利の5.0%-5.1%になっているみずほ銀行の「みずほ銀行カードローン」と三菱東京UFJ銀行の「三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック」としました。

 次に銀行グループ傘下のローン会社のカードローンですが、やはり銀行本体のカードローンと比べると金利は全般的に高いですね。銀行本体のカードローンの審査に落ちた場合などに利用すればよいと思います。

 この中では、一旦返済すれば何度も1週間無利息になる、新生銀行グループのシンキを★★★としました。


 なお、2009年の当サイトのカード人気ランキングは現在、投票募集中です。。。

 ■カードローンランキング(投票募集中)
  http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=533


8.セキュリティ比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=18


 今月は特にセキュリティに関するニュースはないようですね。

 さて、先月と同じですが、評価のポイントは以下の6つです。まだ全てが○の銀行はありません。

 <評価のポイント>
 1.生体認証カード
 2.ICカード
 3.乱数表
 4.ワンタイム・パスワード
 5.出金メール通知
 6.不正利用保険


 ★★★はみずほ銀行三井住友銀行イーバンク銀行シティバンク銀行の4行としました。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、りそな銀行が1位となっています。

 ■セキュリティランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#7


各銀行のサービスを調べたら、ぜひ「2010年版」ユーザーランキング投票にもご参加ください。あなたの1票が、結構、重要です。

投票開始!みんなで選ぶ「2010年版」ユーザー人気投票■
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16






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ソニー銀行:1年定期0.7%

2010-01-16 08:34:12 | Weblog
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行の定期預金キャンペーンを取り上げました。気になる金利はと言えば・・・

■イオン銀行の定期預金キャンペーン(1月1日~1月31日)

 ・1年もの:0.4%
 ・2年もの:0.4%


ありゃまー、下がってしまったのですね・・・。

 確かに、現状の1年ものの市場金利は0.47%なわけで、それより下回る金利で集めないと、手間隙のコストを考えれば「コスト割れ」してしまいますね。なので0.4%という水準が銀行から見れば適正な水準であることは分かります。

 一方で、競合の銀行は1年ものであれば0.8%台の金利を出しているわけで、ユーザーから見れば「納得のいかない金利」ということになるでしょうね。


 さて、気になる投票結果ですが、5つ★満点で、「1.5」!あじゃぱー・・・低いですね・・・。まぁ、この金利なら仕方ないですかね・・・。

 ただこの前の日経の顧客満足度調査によれば、イオン銀行の人気は高そうでしたね。何と3位にランクインしていました。正直、意外な面もありましたが、でもイオン銀行の店舗を利用している人は、営業時間も長いし週末も開いているし、確かに便利でしょうね。

 特に地方では、イオンのショッピングモールってお城みたいというか、都心で言えば「駅前」みたいな感じですよね。そういう意味では案外、イオン銀行の店舗というのは「一等地にある」ようなイメージもあるのかもしれません。

 いずれにせよ早期に黒字化を果たし、顧客サービスをさらに向上していただけるよう祈っております。

 では、まだの方は投票をお願いします。2月9日まで。


投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=552

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=377


 今回はソニー銀行の円定期預金特別企画を取り上げたいと思います。



 上記の通り、日経の顧客満足度で3位だったのはイオン銀行だったわけですが、1位はどこかと言うとソニー銀行ですね(ちなみに2位は住信SBIネット銀行)。個人的にはこの調査の順位については「大してあてにならない」と思っているのは別のコラムにも書いたとおりですが(笑)、とはいえ全く人気がないと1位になれないのも事実ですので、順位はともかく、高得点をとったこと自体はすばらしいと思います。

 高得点の理由は商品ラインナップの充実や、低い手数料、低い住宅ローン金利など、やはり「実利」ということですよね。そして今なら高金利の定期預金もあるし・・・と思ったら、何か金利が下がっていませんか!?

■ソニー銀行の円定期預金 特別金利

 ・6ヵ月:0.424%
 ・1年 :0.700%


 いやもちろん、引き続き高金利であるのは間違いありませんが、先月のキャンペーン開始時点では1年ものは0.8%でしたよね。月初でも0.8%だったと思います。この顧客満足度1位発表にあわせたかのような金利引き下げ・・・商売上手なのか商売下手なのか、どちらなのでしょう?(笑)

 定期預金の人気ぶりを確認すると、先月のソニー銀行の預金残高を見てみるとこんな感じですね。

 11月末:1兆3,242億円 → 12月末:1兆4,427億円

1ヶ月で何と1,185億円も残高が増えていますね。率にして9%・・・1ヶ月で約1割も預金が増えたことになります。これはすごいですね。ちなみにその前の冬はどんな感じかと言うと

 2008年11月末:1兆3,182億円 → 2008年12月末:1兆3,392億円

210億円しか増えていません。そもそも2009年1月→2009年11月までで86億円しか預金が増えていませんからね。最後の1ヶ月でその14倍も預金を集めたことになります。

 タイミングも良かったのでしょうけれど、出した金利も競争力があったということでしょう。

 そして今回のこの利下げ。やはり「想像以上に預金が集まったから」ということなのでしょうね。市場金利を見てみると、先月から大きな変動はありません。市場金利の影響で利下げした、ということは無さそうです。

■市場金利(1年もの)


 
 それではここで主要銀行の1年もの円定期の金利と比較しておきましょう。

■1年もの円定期預金・金利比較(300万円~)
 ・住信SBIネット銀行   0.83%
 ・オリックス信託銀行    0.80%
 ・ソニー銀行        0.70%
 ・泉州銀行         0.65%
 ・イーバンク銀行      0.44%
 ・ジャパンネット銀行    0.41%
 ・新生銀行         0.40%(2週間預金)
 ・三菱東京UFJ銀行    0.07%


 やはり少し順位が下がってしまいましたね。しかし、最初に0.8%を打ち出したソニー銀行が利下げすることで、他の銀行も利下げしてくる可能性は充分ありますね。みなさんはもうボーナス資金の運用先は決まったかもしれませんが、まだの方は早めに預け入れした方が良さそうです。気がつけば利下げされていた・・・なんてことがないようにしてください。

 では、1年もの円定期が0.7%になる、ソニー銀行の円定期預金特別企画。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」としておきます。投票は2月16日まで。


>>>ソニー銀行の円定期預金特別企画について詳しくはこちら


1年もの円定期が0.7%になる、ソニー銀行の円定期預金特別企画。あなたの評価は?(投票は2月16日まで) >>>投票はこちら


ソニー銀行について、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想



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日経の顧客満足度調査。今回の1位は?

2010-01-14 06:36:27 | Weblog

まずは、前回の読者アンケートを振りかえってみます。「鳩山政権の、日本経済の成長戦略について評価する?評価しない?」では・・・


 1位:評価しない 87%
 2位:評価する 13%


となりました。やはり圧倒的に「評価しない」の方が多いですね。ほぼ9割の人が評価しないと答えています。


 ただ、この後、一応年末ギリギリになって成長戦略について発表していましたね。今、調べたら発表は12月30日でした(苦笑)。何とか年内に間に合わせた、という感じでしょうか。骨子はこんな感じになっています。


■新成長戦略の基本方針骨子


・政治のリーダーシップで新成長戦略を実行


・2020年度までの平均で国内総生産(GDP)名目3%、実質2%を上回る成長。20年度の名目GDPは650兆円程度


・4年間で失業率3%台に引き下げ


・戦略分野は環境・エネルギー、健康、アジア、観光・地域活性化、科学・技術、雇用・人材の6項目


・100兆円超の需要創出、476万人の新規雇用


・日本の技術で世界の温室効果ガスを13億トン以上削減


・連休取得を地域で分散化



 なかなか意欲的な目標ですね。世界経済は今年は3-4%成長する見通しですし、今回の金融危機の震源だったアメリカにしても2-3%は成長する見通しです。そう考えれば世界経済並に成長すれば上記目標は容易に達成できることになりますが、実際にはなかなか難しいですね。


 なぜなら世界経済もアメリカも人口が増え続けていますからね。ある意味、自動的に需要が増える構造が出来上がっているともいえます。


 一方で日本は少子化と高齢化のWパンチですから、自動的に需要が減っていく構造が出来上がってしまっています。移民でも受け入れて国内に「需要の成長」を取り込んでいく、という手もありますが、その政治決断に至るには10年も20年もかかるでしょうから、現実的には日本から需要が増えていく地域に進出するしか他ありません。


 アジアの成長を取り込んでいく戦略ですね。


 とは言いつつ、それって進出される国からすれば国富が流出するし、国内企業が育たないことになるので、いい顔されるわけがありません。感情的な反応につながるかもしれません。どこの国でもナショナリズムはあるでしょうし。


 けれど成長しようと思えばそれしか方法はありませんからね。時間がかかってもやるしかありません。需要をそういう風に増やして初めて失業率の削減や新規雇用が実現できますね。需要がないのに供給が増えるはずがありませんから。



 個人的にはもう1つ、「金融」が戦略分野になってもいいと思いますけれどね。アジア諸国も、外資系企業がどんどん国内需要を奪っていくのは複雑でしょうけれど、国内企業への投資なら歓迎のはずです。成長国や成長企業は恒常的にカネが不足していますからね。


 一方で日本には世界が誇る(?)、眠り続けている個人の金融資産があります。この個人の金融資産をどんどんアジアに投資させれば、日本がアジアの「大家」だったり「オーナー」になることも夢ではありませんし、それによって投資先の経済が成長すれば感謝され、尊敬されるはずです。


 もちろん、相応のリターンも得られるわけで、一挙両得です。まさに「家計の中にアジアの成長を取り込む」戦略ですね。それを後押しするために政治がすべきことはたくさんあると思います。ぜひ、「金融」も戦略分野として取り組んでほしいものですね。


 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。1月23日まで。


〔投票〕http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=539


〔前回のコラム〕http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=388


 さて今回は、日経の顧客満足度調査について。


            --- Ginkou ---


日経金融機関ランキング、ソニー銀が首位
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100110AT2C0800809012010.html


 日本経済新聞社が3大都市圏の個人を対象に実施した第6回日経金融機関ランキングは、顧客満足度でインターネット専業銀行のソニー銀行が3年連続で首位になった。低水準の住宅ローン金利や投資信託の品ぞろえなどが評価された。


 2位は住信SBIネット銀行、3位はイオン銀行。新規参入銀行に加え、地方銀行や信用金庫などの地域金融機関が上位を占めた。大手では三菱東京UFJ銀行が9位、三井住友銀行が10位、みずほ銀行は15位だった。


 調査は首都圏、近畿圏、中京圏の男女6210人を対象に10月下旬~11月上旬にかけて実施。主に利用する金融機関について満足度を聞き、3566人から回答を得た。


〔 出典:日経ネット 〕


            --- Ginkou ---


 1年に1回発表される日経の金融機関ランキングが今年も発表になりました。今回の上位はこんな風になっています。


1位:ソニー銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:イオン銀行
4位:セブン銀行
5位:新生銀行
6位:十六銀行
7位:大垣共立銀行
8位:岡崎信用金庫
9位:三菱東京UFJ銀行
10位:三井住友銀行


一方、当サイトの昨年のランキングは
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15


1位:住信SBIネット銀行
2位:新生銀行
3位:りそな銀行
 ・
7位:ソニー銀行


ということになっていて、結果的にはソニー銀行の評価が対照的になっていますね。当サイトのランキングでも、ソニー銀行は2008年までは3位と人気銀行だったわけですが、昨年はメガバンクに押し出されるように7位と地盤沈下が進んでいる印象でしたので、日経のランキングでは1位を維持した、というのは違和感があります。


 一方で住信SBIネット銀行が前回の6位から2位に躍進したのは順当だと思いますね。名前が覚えにくい以外は(笑)、手数料が安くて金利も高いわけですから、早晩、1位になるのではないでしょうか。


 さて、筆者のこの日経のランキングへの評価は一貫していまして「大してあてにならない」というものです。読者にシンプルに「あなたの満足度が最も高い銀行は?」と聞いた結果ならとても参考になりますが、点数をつけて集計する時点で恣意的になりますので、正直あまり意味がありません。


 たとえば「資産運用やローンの提案力」でのランキングは


1位:東京スター銀行
2位:ソニー銀行
3位:新生銀行


になっていて、「信頼できる」のランキングでは


1位:岡崎信用金庫
2位:城南信用金庫
3位:三井住友銀行


になっているようですが、東京スター銀行も城南信用金庫もベスト10に入っていません。それはつまり全体のランキングの中で「資産運用やローンの提案力」や「信頼できる」のポイント部分が低いからだと思いますが、もし日経の気が変わって、次回からこれら2つのポイントをもっと評価しようとなると、いきなり東京スター銀行や城南信用金庫が上位に躍進することになるでしょう。


 読者の投票結果が何一つ変わらなくても



 また、1位になったソニー銀行ですが、昨年の口座開設数は5万8千口座となっていて、2008年の12万3千口座から半減しています。このあたりもやはり、1位がソニー銀行!と言われても違和感を覚える点ですかね。



 とまぁ、日経批判はそれくらいにしておきまして(笑)、ネットでは出ていないそれ以外の結果もご案内しますと世代別にはこんなランキングですね。


20代/ 1位:新生銀行 2位:三井住友銀行 3位:三菱東京UFJ銀行
30代/ 1位:ソニー銀行 2位:三井住友銀行 3位:新生銀行
40代/ 1位:ソニー銀行 2位:住信SBIネット銀行 3位:新生銀行
50代/ 1位:新生銀行 2位:三菱東京UFJ銀行 3位:りそな銀行
60代/ 1位:三菱東京UFJ銀行 2位:三井住友銀行 3位:りそな銀行


絶対的な順位に関してはあまり意味がないとしても、傾向としてネット専業銀行は30代-40代に食い込んでいることが分かりますね。30代-40代といえば・・・資産を運用するというよりは、ローンを借りたい世代・・・ですよね、多分。しばらくはネット専業銀行はローンが中心のビジネスになるのですかね。


 このネット専業銀行に親しんだ30代-40代が50代-60代になるとどうなるのでしょうね?
恐らく銀行ビジネスでおいしくなってくるのはそういう世代でしょうから、ネット専業銀行が本当に成長するのは実は10年後とか20年後なのかもしれませんね。楽しみです。



 それから地域別ランキングはこんな感じですね。


首都圏/ 1位:ソニー銀行 2位:住信SBIネット銀行 3位:新生銀行
近畿圏/ 1位:三菱東京UFJ銀行 2位:三井住友銀行 3位:りそな銀行
中京圏/ 1位:大垣共立銀行 2位:十六銀行 3位:岡崎信用金庫


こちらも傾向が全然違うのが面白いですね!首都圏はネット専業、近畿圏はメガバンク、中京圏は地域金融機関と全く傾向が違います。恐らくATM網の充実具合がそのまま傾向になって現れているのではないですかね。


 首都圏ならコンビニATM、近畿圏ならメガバンクのATM、中京圏なら地域金融機関のATMが充実しているということではないですかね?都心に住んでいるとメガバンクはメガ!って感じがしますけれど、首都圏と関西以外ではメガバンクの存在感ってほとんどないですよね。その点はゆうちょと異なる点です。逆にゆうちょは首都圏と関西で存在感があまりないですけれど。



 さて、今回の読者アンケートは、早速、開始している2010年版の読者ランキングのご紹介です。まだ投票されていない方はぜひお願いします。
 
■【2010年】あなたが、サービス・商品トータルで最も良いと思う銀行は?■
http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=541


 また、それ以外のランキングも投票を募集していますので、こちらもぜひよろしくお願いします!!


■2010年版読者ランキングの全カテゴリー投票はこちらから
http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=16


 





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1月の金利比較、更新しました(その1)。

2010-01-12 06:24:26 | Weblog
1月になりました。まずは、口座サービスと円定期預金金利比較、FX比較、住宅ローン金利比較を更新しております。

1.インターネットバンキング・ATMサービス比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=7


 今月から三菱東京UFJ銀行の顧客優遇サービス「メインバンク プラス」が始まっていますね。残高500万円以上の場合は他行宛ての振込手数料も3回まで無料になります。メガバンクのサービスも徐々に良くなってきましたね。


 さて評価ですが、ポイントとなるのは、

 1.口座管理手数料があるかないか(あったとしても手軽に回避できるか)
 2.コンビニのATMを24時間無料で使えるか
 3.振込が安くできるか


の3つです。コンビニATMが平日無料になる銀行は増えてきましたので条件を「24時間」としました。

 その点では、新生銀行住信SBIネット銀行の2行がいいですね。この2行を★★★とします。口座管理手数料がなく、ゆうちょやコンビニのATMが24時間無料で利用できて、また、他行宛て振込が毎月一定回数無料となっています。

 ちなみに、他行宛て振込無料化の条件はこんな感じですね。

■他行あて振込手数料無料化条件(月)

 ・住信SBIネット銀行
   3回 /無条件

 ・新生銀行
   1回 /無条件
   5回 /残高200万円or普通預金100万円or仕組預金・投信・外貨預金30万円
   10回/残高2,000万円or投信・外貨預金300万円or住宅ローン

 ・みずほ銀行
   3回 /残高50万円

 ・住友信託銀行
   5回 /残高100万円

 ・三菱東京UFJ銀行
   3回 /残高500万円


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、住信SBIネット銀行が1位となっています。

 ■口座サービスランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#2


2.円預金・円定期預金比較
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


 今月の新しいキャンペーンは、住信SBIネット銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」ですね。1年もので0.83%と魅力的な金利水準になっています!


 さて評価ですが、前月同様、オリックス信託銀行の金利を基準にしたいと思います。ですから基準としては

 ・「1年もの」で0.8%
 ・「5年もの」で1.2%


と同等か、超えることが評価のポイントとなってきます。その基準から★★★はオリックス信託銀行と、1年ものが最大0.7%-0.8%台のソニー銀行、住信SBIネット銀行と泉州銀行にしています。


 また新生銀行の「2週間満期預金」は満期がわずか2週間ながら0.4%と高金利であること、また「パワーステップアップ預金」は期間が最長10年ながらかなりの高金利であることを評価して、こちらも★★★としています。

 ちなみに新生銀行の「パワーステップアップ預金」は「仕組預金」となりますので、上記の通り30万円預け入れると「ゴールド会員」となり、振込手数料が毎月5回無料になりますね。「最長10年間振込手数料が5回無料」と考えれば、また別の魅力が出てくるかもしれませんね。


 市場金利は上がったり下がったりですが、今のところ1.3%台と超低金利の状態ですね。残念ながら、まだまだ金利上昇を期待する局面ではないと思います。

 <長期金利(10年国債)チャート>



 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■円預金ランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#3


3.FX比較
  http://www.ginkou.info/modules/fx/index.php


 今月は特に新しいキャンペーンはないようですね。


 さてキャンペーン評価ですが、★★★は引き続きマネーパートナーズのキャンペーンです。口座開設し、ログインするだけで3,000円獲得できるのがうれしいですね。10万円入金するとさらに2,000円もらえて、合計5,000円もらえることになります。


 FXサービス比較では、★★★は手数料が無料で、スプレッドと呼ばれる為替レートの差(コスト)が特に安いEMCOM証券クリック証券にしています。他社と大きく差が開きましたので、圧倒的な一番ですね。分かりやすい結果になっています。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、マネーパートナーズが1位となっています。

 ■FXユーザーランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#8


4.住宅ローン比較
  http://www.ginkou.info/modules/hl/


 今月は住信SBIネット銀行が変動金利を少し引き下げましたね!ついに1%割れという条件になっています。


 さて評価ですが、以下の基準で考えています。

 1.全般的に金利が上がりそうにない感じでもあり、 基準となる期間を「変動金利」と「10年」、それから「20年」にしました。当初、金利が低いうちに返済を進めれば、その後金利が上がっても結構、ラクになります。
 2.保証料や2%程度の手数料を取る銀行が多いですが、りそな銀行の比較表などを参考にすると、どうやらこの手の手数料は「1年あたり0.2%くらいの金利に相当」するようですので、それも加味します。


 その結果、★★★はソニー銀行新生銀行住信SBIネット銀行となりました。

 また、それ以外にも金利引き下げ条件として、給与振込などの条件がついてくるかどうかでハードルも変わってきますので、そのあたりも参考にしてください。

 加えて、無理のない返済計画を立てると、実際には逆に資金が余りやすく、繰上返済するチャンスも多いと思います。その場合には繰上返済コストも大切になってきますね。「実質コスト」+「繰上返済コスト」のトータルで銀行を選ぶと良いと思います。


 なお、2009年の当サイトのユーザー人気ランキングでは、新生銀行が1位となっています。

 ■住宅ローンランキング
  http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=15#6


残る、外貨預金・投資信託・カードローン・セキュリティの各一覧は順次更新予定です。




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