このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、5年8ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。
なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。
■前号:http://www.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=567
<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。
<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。
<3.現在の運用割合>
普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。
商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。
株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。
海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は約1/4くらいです。
また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。
それ以外には、REIT(不動産投信)も少し投資しています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・インフレなんて先進国には永遠に来ないんですかね?
<4.運用実績>
まずは運用実績の前月との比較です。今月は久しぶりに少し上昇していますね!前月比で約3万円上昇しました。上昇額はほんのわずかですけれど・・・。
日経平均も年初来安値水準まで落ち込み、NYダウも上がったり下がったりを繰り返す状況でしたので、てっきり今月も成績はマイナスかと思っていましたが、意外にそうではないようですね。
今月上昇した理由はといえば上記グラフの通り、中国株式とアジア株式が上昇したからです。なぜでしょう?と言うことで、中国(香港)の主要株式指数であるハンセンのチャートをチェックするとこういうことになっております。
■中国(香港)株式指数:HANG SENGチャート(期間1年)
回復している!という感じでもないですね・・・。確かに10月の落ち込みからは回復していますが、チャート全体を見ればしっかり右肩下がりです。現状を解説するなら、「下がりすぎた反動で少し上昇したが、引き続き下落基調」というような感じになるのでしょうか?
いずれにせよ回復にはほど遠く、本格的に運用成績が向上するのはまだまだ先、ということになりそうです。
さて、市場を混乱させている要因はと言えばやはり「欧州の債務問題」ですね。ついに債務危機が、ギリシャからイタリアへと波及しつつあります。ご存知の通りイタリアといえばG7に名を連ねる経済大国でありまして、その影響力はギリシャの比ではありません。どのようにこの危機を着地させるのか・・・世界が固唾を呑んで見守っているところです。
しかしソフトランディングにせよ、ハードランディングにせよ、今回の債務危機は、先進国の「成長を前提にした国債発行」がついに曲がり角に来たことを指し示している・・・のかもしれません。
金融危機の後の国債危機というのは歴史の必然のようですし、確かにリーマンショック後の金融危機は「100年に一度」のレベルでしたから、世界経済がメルトダウンしないように、各国が大幅に財政出動をし、世界経済を底支えする必要があった点は理解できます。
そういう意味では、その市場が、自分たちを助けてくれた歳出の裏づけである国債を攻撃するのは何とも皮肉な話ですが、とは言え国債の償還に関しては、その可能性について、誰もが目をつぶってきたのも事実です。正直、誰も本気で償還しようとは思っていませんよね。
カードローンの借入枠のように、「とりあえず借りれるだけ借りておく」というのが各国の共通スタンスでありまして、「借金をこれ以上増えないようにしよう」と考えている人は多くても、「借金を少しでも減らそう」と考えている人はいません。
ある意味この「国債を全額償還するあてはない」というのは、「不都合な真実」なわけです。
それが今回、ついに一石が投じられた、ということになりますね。もちろん日本にとっても無縁ではありませんし、むしろ日本の方が深刻な状況にあるのは皆さん、ご存知の通りです。
ちなみに、直接的な原因ではないにせよ、今回の「債務危機」の背景には先進国の成長の鈍化という問題もあります。戦後、技術革新や冷戦終了といったビッグイベントを通じて、世界経済は順調に成長してきましたが、そろそろ成長の源泉となる「フロンティア」が先進国にはなくなりつつあります。
頼みの綱の新興国も徐々に力をつけ、競合先に成長しつつあります。そうなれば、ますます先進国の成長余地が少なくなってしまいますね。
そうした状況下で、数少ない先進国の新たなフロンティアとして拡大したのが「金融市場」なわけですが、いくら金融市場といえども、実体経済から大きく乖離して成長することは不可能です。
まさに今回、100年に一度の金融危機により、金融市場の成長の限界が露呈したわけで、そうなると短期的にも中長期的にも先進国の信用力・成長力に疑問符がつきますね。
今回の債務危機を契機に、ついに先進国各国が「借りれるだけ借りる」というスタンスから、「少しでも返済していく」というスタンスに変わるのでしょうか?
ただ「借りれるだけ借りる」という生活は甘く楽しく、このスタイルを変更するには大きな痛みが生じます。「人気商売」である民主主義が本当に今のライフスタイルを変換できるのでしょうか?かなり疑問ですね。
我が日本の状況を見ても分かるとおり、やはり、危機が本当に起こらないと、なかなか生活を悔い改めるのは難しいのでしょうねぇ。
と、いつものように取りとめがなく恐縮ですが、では今回の金融危機→債務危機が本当に資本主義・民主主義のターニングポイントになるのでしょうか?
これを機会に各国の財政スタンスが大きく変わるのでしょうか?
・・・何となくそこまで大げさな話にはならない気もしますね。希望的観測も混じっておりますが(笑)。
中長期的にはもちろん、今までの資本主義はどこかで悔い改める必要があるのでしょうけれど、それでも今回の債務危機は騙し騙し乗り切ってしまう可能性が高いような気もします。ま、いつも危機はそのように乗り切っていくものですけれどね。
筆者も、以前の楽観的な見方からかなり悲観的に変わっていますが、それでもどちらかといえばまだ楽観的であります。なので投資ももうしばらくこのまま継続であります。ま、これだけ含み損を抱えるとなかなか抜け出せない、という面もあります、ハイ(苦笑)。
今回の債務問題はうまく着地できるでしょうか?いつものように期待せず、期待したいと思います・・・。
通算成績としては、残念ながらまだ中国株のみ黒字を維持しているという状態です・・・。
しかし満を持して投資したブラジルとインドは早速、赤字を積み上げておりますね。ウーン、投資センスのなさを恥じ入るばかりです・・・。
損益は上記の通り、今月は久しぶりに上昇しましたね・・・。しかし水準は引き続き低いです。実体経済はともかく、損益推移上は完全に「二番底」ですね。
目標としては毎年25万円の利益。6年目となる来年の4月にこそ、今までのツケを返済すべく150万円の黒字を達成したいものですが・・・まずは黒字化ですね。黒字化の道のりは長いです。「失われた10年」とならないことを祈りたいと思います。
<5.今月の追加投資/売却>
今のところ追加の投資や売却は考えていません。
<6.他ファンドとの比較>
筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。
・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)
そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。
今月はまたいつものように最下位ですね。しかし3分法ファンドとの差は約36万円と先月に比べれば少~し縮まっております。このまま追いつけ追い越せと行きたいところですが・・・こちらも先は長いです。
安全資産の代表格であるはずのグロソブの成績も低迷しておりますね。こちらもなかなか苦しい戦いになっております。グロソブはやはり為替相場がカギですね。今のようなドルもダメ、ユーロもダメという円高基調だとなかなか成績をあげるのは難しいと思います。
では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字復活にご期待ください・・・いつのことやら・・・。
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<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、今や全額投資状態になっていますのでポートフォリオ重視になりました。どちらかというと「上がったら売り」ですかね。
5.投資比率は、リスクが低めの債券を少なくとも1/3くらいは維持しようと思います。
<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。
<3.現在の運用割合>
普通預金もわずかとなり、全額投資=フルインベストメントに到達しています。今後は必要があればリバランスを中心に資産を組み替えていこうと思います。ただ、全体のバランスとしてはほぼ申し分ないかなぁと思いますので、今のところ積極的に何かを変更する気はありません。
商品別の投資方針ですが、ある程度の安全性を確保する観点から上記の通り債券ものは一定の割合を維持しようと考えています。
株ものについては、日本株は高配当株と新興市場株に投資しています。日本株についてはそれほど強気ではないものの、長期的には日本債券よりはましなパフォーマンスを期待できることから、現状2割くらいのシェアで保有しています。今のところ、その期待は裏切られていますが・・・。
海外株は中国(香港)、アジア、ロシア・東欧などの新興国を中心に投資してきたことに加え、投資の機会を逸してきたインドとブラジルも追加してみました。金額はわずかですけれど。現状、新興国は約1/4くらいです。
また海外株の方でも高配当株に投資しています。新興国に偏っているポートフォリオを調整するのが狙いです。
それ以外には、REIT(不動産投信)も少し投資しています。インフレに強い資産のはず、です。今のところガタガタですが・・・インフレなんて先進国には永遠に来ないんですかね?
<4.運用実績>
まずは運用実績の前月との比較です。今月は久しぶりに少し上昇していますね!前月比で約3万円上昇しました。上昇額はほんのわずかですけれど・・・。
日経平均も年初来安値水準まで落ち込み、NYダウも上がったり下がったりを繰り返す状況でしたので、てっきり今月も成績はマイナスかと思っていましたが、意外にそうではないようですね。
今月上昇した理由はといえば上記グラフの通り、中国株式とアジア株式が上昇したからです。なぜでしょう?と言うことで、中国(香港)の主要株式指数であるハンセンのチャートをチェックするとこういうことになっております。
■中国(香港)株式指数:HANG SENGチャート(期間1年)
回復している!という感じでもないですね・・・。確かに10月の落ち込みからは回復していますが、チャート全体を見ればしっかり右肩下がりです。現状を解説するなら、「下がりすぎた反動で少し上昇したが、引き続き下落基調」というような感じになるのでしょうか?
いずれにせよ回復にはほど遠く、本格的に運用成績が向上するのはまだまだ先、ということになりそうです。
さて、市場を混乱させている要因はと言えばやはり「欧州の債務問題」ですね。ついに債務危機が、ギリシャからイタリアへと波及しつつあります。ご存知の通りイタリアといえばG7に名を連ねる経済大国でありまして、その影響力はギリシャの比ではありません。どのようにこの危機を着地させるのか・・・世界が固唾を呑んで見守っているところです。
しかしソフトランディングにせよ、ハードランディングにせよ、今回の債務危機は、先進国の「成長を前提にした国債発行」がついに曲がり角に来たことを指し示している・・・のかもしれません。
金融危機の後の国債危機というのは歴史の必然のようですし、確かにリーマンショック後の金融危機は「100年に一度」のレベルでしたから、世界経済がメルトダウンしないように、各国が大幅に財政出動をし、世界経済を底支えする必要があった点は理解できます。
そういう意味では、その市場が、自分たちを助けてくれた歳出の裏づけである国債を攻撃するのは何とも皮肉な話ですが、とは言え国債の償還に関しては、その可能性について、誰もが目をつぶってきたのも事実です。正直、誰も本気で償還しようとは思っていませんよね。
カードローンの借入枠のように、「とりあえず借りれるだけ借りておく」というのが各国の共通スタンスでありまして、「借金をこれ以上増えないようにしよう」と考えている人は多くても、「借金を少しでも減らそう」と考えている人はいません。
ある意味この「国債を全額償還するあてはない」というのは、「不都合な真実」なわけです。
それが今回、ついに一石が投じられた、ということになりますね。もちろん日本にとっても無縁ではありませんし、むしろ日本の方が深刻な状況にあるのは皆さん、ご存知の通りです。
ちなみに、直接的な原因ではないにせよ、今回の「債務危機」の背景には先進国の成長の鈍化という問題もあります。戦後、技術革新や冷戦終了といったビッグイベントを通じて、世界経済は順調に成長してきましたが、そろそろ成長の源泉となる「フロンティア」が先進国にはなくなりつつあります。
頼みの綱の新興国も徐々に力をつけ、競合先に成長しつつあります。そうなれば、ますます先進国の成長余地が少なくなってしまいますね。
そうした状況下で、数少ない先進国の新たなフロンティアとして拡大したのが「金融市場」なわけですが、いくら金融市場といえども、実体経済から大きく乖離して成長することは不可能です。
まさに今回、100年に一度の金融危機により、金融市場の成長の限界が露呈したわけで、そうなると短期的にも中長期的にも先進国の信用力・成長力に疑問符がつきますね。
今回の債務危機を契機に、ついに先進国各国が「借りれるだけ借りる」というスタンスから、「少しでも返済していく」というスタンスに変わるのでしょうか?
ただ「借りれるだけ借りる」という生活は甘く楽しく、このスタイルを変更するには大きな痛みが生じます。「人気商売」である民主主義が本当に今のライフスタイルを変換できるのでしょうか?かなり疑問ですね。
我が日本の状況を見ても分かるとおり、やはり、危機が本当に起こらないと、なかなか生活を悔い改めるのは難しいのでしょうねぇ。
と、いつものように取りとめがなく恐縮ですが、では今回の金融危機→債務危機が本当に資本主義・民主主義のターニングポイントになるのでしょうか?
これを機会に各国の財政スタンスが大きく変わるのでしょうか?
・・・何となくそこまで大げさな話にはならない気もしますね。希望的観測も混じっておりますが(笑)。
中長期的にはもちろん、今までの資本主義はどこかで悔い改める必要があるのでしょうけれど、それでも今回の債務危機は騙し騙し乗り切ってしまう可能性が高いような気もします。ま、いつも危機はそのように乗り切っていくものですけれどね。
筆者も、以前の楽観的な見方からかなり悲観的に変わっていますが、それでもどちらかといえばまだ楽観的であります。なので投資ももうしばらくこのまま継続であります。ま、これだけ含み損を抱えるとなかなか抜け出せない、という面もあります、ハイ(苦笑)。
今回の債務問題はうまく着地できるでしょうか?いつものように期待せず、期待したいと思います・・・。
通算成績としては、残念ながらまだ中国株のみ黒字を維持しているという状態です・・・。
しかし満を持して投資したブラジルとインドは早速、赤字を積み上げておりますね。ウーン、投資センスのなさを恥じ入るばかりです・・・。
損益は上記の通り、今月は久しぶりに上昇しましたね・・・。しかし水準は引き続き低いです。実体経済はともかく、損益推移上は完全に「二番底」ですね。
目標としては毎年25万円の利益。6年目となる来年の4月にこそ、今までのツケを返済すべく150万円の黒字を達成したいものですが・・・まずは黒字化ですね。黒字化の道のりは長いです。「失われた10年」とならないことを祈りたいと思います。
<5.今月の追加投資/売却>
今のところ追加の投資や売却は考えていません。
<6.他ファンドとの比較>
筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。
・3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
・グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)
そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが緑、グロソブがピンクです。
今月はまたいつものように最下位ですね。しかし3分法ファンドとの差は約36万円と先月に比べれば少~し縮まっております。このまま追いつけ追い越せと行きたいところですが・・・こちらも先は長いです。
安全資産の代表格であるはずのグロソブの成績も低迷しておりますね。こちらもなかなか苦しい戦いになっております。グロソブはやはり為替相場がカギですね。今のようなドルもダメ、ユーロもダメという円高基調だとなかなか成績をあげるのは難しいと思います。
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