前回の「キャンペーンを斬る」では、大和證券のVISTA5を取り上げました。
巷で人気の「BRICS」ファンド。それに続く「ポストBRICS」ファンドが何になるのか非常に興味をもって見ていたわけですが、ついに!出てきましたね。大和證券の「JPM・VISTA5・ファンド」です。大和證券という大手が出してきたのがポイントです。いろいろな言葉が生まれましたが、これで「VISTA=ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン」がBRICSの二匹目のドジョウとして一歩抜け出すことになりそうです。
投資配分としては以下の通りです。
「VISTA」という割には、ベトナム・アルゼンチンのシェアが低いですが、市場規模を考えるとこんなものなのかもしれません。そもそも大和證券としても、あんまり売れすぎても「VISTA」の市場規模が小さいのですぐに販売中止になりそう、ということでインターネット専用にしたのでしょう。募集上限は550億円ですしね。
「ポストBRICS」として「VISTA」がブームになるのかどうか、大変気になるところですが、注目したいと思います。
さて気になる投票結果ですが5つ★満点で(今回から評価基準を変更しました)、「3.1」。まずまずの評価ですね。また投信にしては投票数もまずまずでした。結構注目されていると考えて良さそうです。投票がまだの方はお願いします。4月24日まで。
投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=255
前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=169
さて今回は、マネックス証券の資産設計ファンドを取り上げたいと思います。
同じく最近気になっている投信をもう一つ。マネックス証券が販売している「マネックス資産設計ファンド」です。そう、何ともつまらなさそうなファンドですね(苦笑)。「儲かるニオイ」がしません。そういう意味では「BRICS」や「VISTA」の方が興味を惹きます。
なんですが。
マネックスの投信ランキングを見ると1位なんですよね。、これがまた。先週のランキングでは順位が一つ落ちたようですが、それでも2位です。販売好調と考えていいですよね。
マネックス証券/週間売れ筋ベストテン
2007年3月19日~2007年3月23日のランキング
1位 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン ↑
2位 マネックス資産設計ファンド<育成型> ↓
3位 三井住友ニューチャイナファンド ↓
4位 HSBCインドオープン ↓
5位 トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド ↓
6位 日経225ノーロードオープン ↓
7位 HSBC チャイナ オープン →
8位 マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス →
9位 欧州新成長国株式ファンド ↑
10位 インデックスファンドTSP ↑
ファンドの特徴としては、以下の通りです。面倒なのでマネックスのページからコピペします。スミマセン
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm
1.世界の6資産に分散投資
日本国内と外国の、それぞれ「株式」・「債券」・「リート(不動産投資信託)」に投資。はじめの一歩にふさわしい、世界の代表的な指数に分散投資を行い、信託財産の成長と、安定した収益を目指します。
2.しっかりとした理論で資産配分
各資産の配分は、資産配分のプロフェッショナル、「イボットソン・アソシエイツ・ジャパン」の助言を受け、興銀第一ライフ・アセットマネジメントにより、決定されます。配分比率は、確立された投資の理論に基づいて決定されるほか、取り巻く環境の変化に応じて、年1回見直されるのがポイント。
3.コストが低い!
販売手数料、換金手数料が無料のノーロードファンドです。信託報酬も年0.9975%(税抜き0.95%)と、グッと低めに設定しました。自信を持ってお薦めしたいファンドだから、コストは業界最低水準で。マネックスのこだわりです。
なんだそうです。6資産に分散するファンド自体は今や珍しくありませんが、それが手数料無料で購入できること、何より「初心者のためのファンド」というコンセプトを全面に打ち出したことが、成功している要因なのかもしれません。ということはマネックス証券には、運用の初心者が多いということなのでしょうか。
・・・証券会社ですよね、マネックス証券。証券会社に運用の初心者が多いのでしょうか・・・ちょっと疑問ですね。やはり銀行こそ、こういうファンドを売るべきなのかもしれませんね。
ちなみに個人的に気になるのが「しっかりとした理論で資産配分」という点。現状のポートフォリオ(投資割合)を見るとこんな感じです。
随分、「日本もの」の割合が多いですね。日本株、日本債券、日本REIT。筆者の運用方針とはかけ離れています(苦笑)。理論的にはこれが正しいのでしょうか?ムムム・・・このファンドの成績は上回りたいですね。
さて、読者のみなさまの評価をお聞かせください。なお前回から、評価を★~★★★★★の5段階評価にしています。4月30日まで。
初心者向けのコンセプトと低い手数料で人気のマネックス証券の資産設計ファンド。あなたの評価は?(4月30日まで) >>>投票はこちら
マネックス証券の資産設計ファンドについて、ご意見・ご感想はこちら >>>ご意見・ご感想
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巷で人気の「BRICS」ファンド。それに続く「ポストBRICS」ファンドが何になるのか非常に興味をもって見ていたわけですが、ついに!出てきましたね。大和證券の「JPM・VISTA5・ファンド」です。大和證券という大手が出してきたのがポイントです。いろいろな言葉が生まれましたが、これで「VISTA=ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン」がBRICSの二匹目のドジョウとして一歩抜け出すことになりそうです。
投資配分としては以下の通りです。
「VISTA」という割には、ベトナム・アルゼンチンのシェアが低いですが、市場規模を考えるとこんなものなのかもしれません。そもそも大和證券としても、あんまり売れすぎても「VISTA」の市場規模が小さいのですぐに販売中止になりそう、ということでインターネット専用にしたのでしょう。募集上限は550億円ですしね。
「ポストBRICS」として「VISTA」がブームになるのかどうか、大変気になるところですが、注目したいと思います。
さて気になる投票結果ですが5つ★満点で(今回から評価基準を変更しました)、「3.1」。まずまずの評価ですね。また投信にしては投票数もまずまずでした。結構注目されていると考えて良さそうです。投票がまだの方はお願いします。4月24日まで。
投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=255
前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=169
さて今回は、マネックス証券の資産設計ファンドを取り上げたいと思います。
同じく最近気になっている投信をもう一つ。マネックス証券が販売している「マネックス資産設計ファンド」です。そう、何ともつまらなさそうなファンドですね(苦笑)。「儲かるニオイ」がしません。そういう意味では「BRICS」や「VISTA」の方が興味を惹きます。
なんですが。
マネックスの投信ランキングを見ると1位なんですよね。、これがまた。先週のランキングでは順位が一つ落ちたようですが、それでも2位です。販売好調と考えていいですよね。
マネックス証券/週間売れ筋ベストテン
2007年3月19日~2007年3月23日のランキング
1位 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン ↑
2位 マネックス資産設計ファンド<育成型> ↓
3位 三井住友ニューチャイナファンド ↓
4位 HSBCインドオープン ↓
5位 トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド ↓
6位 日経225ノーロードオープン ↓
7位 HSBC チャイナ オープン →
8位 マネックス・フルトン・チャイナ・フォーカス →
9位 欧州新成長国株式ファンド ↑
10位 インデックスファンドTSP ↑
ファンドの特徴としては、以下の通りです。面倒なのでマネックスのページからコピペします。スミマセン
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1.世界の6資産に分散投資
日本国内と外国の、それぞれ「株式」・「債券」・「リート(不動産投資信託)」に投資。はじめの一歩にふさわしい、世界の代表的な指数に分散投資を行い、信託財産の成長と、安定した収益を目指します。
2.しっかりとした理論で資産配分
各資産の配分は、資産配分のプロフェッショナル、「イボットソン・アソシエイツ・ジャパン」の助言を受け、興銀第一ライフ・アセットマネジメントにより、決定されます。配分比率は、確立された投資の理論に基づいて決定されるほか、取り巻く環境の変化に応じて、年1回見直されるのがポイント。
3.コストが低い!
販売手数料、換金手数料が無料のノーロードファンドです。信託報酬も年0.9975%(税抜き0.95%)と、グッと低めに設定しました。自信を持ってお薦めしたいファンドだから、コストは業界最低水準で。マネックスのこだわりです。
なんだそうです。6資産に分散するファンド自体は今や珍しくありませんが、それが手数料無料で購入できること、何より「初心者のためのファンド」というコンセプトを全面に打ち出したことが、成功している要因なのかもしれません。ということはマネックス証券には、運用の初心者が多いということなのでしょうか。
・・・証券会社ですよね、マネックス証券。証券会社に運用の初心者が多いのでしょうか・・・ちょっと疑問ですね。やはり銀行こそ、こういうファンドを売るべきなのかもしれませんね。
ちなみに個人的に気になるのが「しっかりとした理論で資産配分」という点。現状のポートフォリオ(投資割合)を見るとこんな感じです。
随分、「日本もの」の割合が多いですね。日本株、日本債券、日本REIT。筆者の運用方針とはかけ離れています(苦笑)。理論的にはこれが正しいのでしょうか?ムムム・・・このファンドの成績は上回りたいですね。
さて、読者のみなさまの評価をお聞かせください。なお前回から、評価を★~★★★★★の5段階評価にしています。4月30日まで。
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