Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

先手必勝コース

2024-01-01 | 走る若人が好き
本年もよろしくお願いいたします。
今年もニューイヤー駅伝見てました。

1区で大塚製薬清水選手が最初
飛び出したのは作戦どおりらしい。
結果論だけど旭化成長嶋選手は
本人が望むように飛び出させてあげた
方が集団で転倒しなくて済んだかも。
転倒しても13位は根性半端ない!
何と大石選手35歳ラストラン。
インターナショナル区間以外全区間
経験したとのこと。決して弱ったから
引退するというわけではなく、
しっかりラスト勝負まで残って4位。
まだまだやれるのに勿体ないな…。
前回優勝した頃のメンバーで、
当時のトヨタ好きな選手が多くて
味方の大石選手ほど頼もしい
存在はなかったですね。
これから本格的に指導者の道
でしょうか。お疲れ様です。
区間賞はヤクルト太田選手、
兄のトヨタ太田選手が待つ
中継所に一番でやってきた。

2区はその太田選手がトップに
躍り出るも、Kao池田選手が
追いついて並走。池田選手も強いし
太田選手日本選手権10000m走った
ばかりだからこのまま並んで行く
のかなと思ってたら、後続映してる
間に太田選手が抜け出してた。
そして兄弟揃って区間賞、太田家
正月からめでたいな!Hondaは
中山選手を起用して3位一人旅。
2区が日本人最長区間になったので
中電菊地選手24人とか安川古賀選手
22人とかSGH近藤選手18人とか
黒崎細谷選手17人とかごぼう抜きの
人数がみんな多いような。
もしかしたらロジスティードは
集団感染あったのかな?と憶測。
四釜選手が直前の体調不良で
不出場だったらしいし、
遅れたの1区だけじゃなかったし。

大差で田澤選手に襷が渡るとか
トヨタ以外の他チーム絶望だね…。
走り終わった後腰を痛そうにしてた
けど、後ろとの差は1分近くに。
塩尻選手登場でワクワク。
でもNTT西日本小林選手に抜かれた。
激走の後だしまだ回復してない感じ。
その小林選手が16人抜きで区間賞、
インタビューで自身のYouTubeを
宣伝。急上昇中の選手だけど
田澤選手・相澤選手・塩尻選手と
有名選手もいた区間だし、お年玉
クイズ当てた人少なかったのでは。
太田選手や小林選手みたいに元気な
選手もいるけど、10000m出場組は
回復具合が人によって違うね。

そして相澤選手が前方の伊藤選手に
追いついた。伊藤選手があまり
調子よくない状況で追いつかれてる
から並走できんか…と思ったら、
ライバルなだけに意地を見せ
並走開始。もし相手が相澤選手じゃ
なかったら、あっさり抜かされて
たんじゃなかろうか。
後ろから来るのを待っていたかの
ように、最初元気なかったのが
何だったのかってくらい、
相澤選手に追いつかれてから
メンタル切り替わりましたね…。
相澤選手も早く振り落とそうとは
しないというか、一緒に前を
追おうとしてる感じでした。
相澤選手の方が余力あるように
見えたけど、何と伊藤選手が
最後に相澤選手ちぎった!
(まあ相澤選手も激走後の
回復途上だったかもしれんが)
さらにKaoも抜いて2位に!
ところで実況で当たり前のように
ランニングデートとかランデブー
とか表現するのな。
本人公認どころか相澤選手
「久しぶりのランニングデートは
きつかったな笑」
と本人使用
してるくらいだからいいけど。
でもデートと呼ぶには今日は
達彦の表情が最初から歪んでたが。

4区はHondaヴィンセント選手が
上州路デビュー、トヨタに対して
約20秒差を詰めました。
向かい風が強い区間になったから
実績のある外国人選手でも
苦戦していることがありましたね。
逆に旭化成の井川選手そこまで
順位落とさなかったです。
富士山の銘水の外国人選手って
山梨学院OBじゃないのか。

5区でいよいよHondaが青木選手で
追撃かと思いきや、今でも向かい風
区間ではトヨタ田中選手強いですね!
逆に4区終了時点から50秒近く
突き放してここで勝負が決まった。
新コースに変わって各チーム作戦
練りづらかったと思うけど、
外国人選手で予想以上にタイム
稼げなくなったし、先手取らないと
ダメになりましたね。
Hondaは2区と6区逆にしたかった
けど、たぶん小山選手が2区置ける
ほどの調子じゃなかったんだろうな。
中電岡本選手はまだ健在!
今回今井選手も出てないし最年長。
ニューイヤー駅伝よりもむしろ
都道府県駅伝を続けてほしい。

トヨタ6区は西山選手、層厚いね。
ここに今度駒澤の鈴木選手と
中央の吉居選手湯浅選手が加入
するんだっけ。大石選手引退しても
穴埋められるし、埋めるどころか
チーム内の駅伝出場枠争奪戦が
熾烈になりそう。今後は駒澤と
中央卒の選手が増えるのかな?
出身校が多様なのがトヨタの
いいところではあったけど。
ここでGMO契約の大迫選手登場。
近くを走ってたNTT西日本松崎選手の
紹介文を実況がすらすら読み上げてた
ところからすると、箱根駅伝みたいに
選手全員の分用意してるのかな?
大迫選手抜け出して順位を上げて
4位浮上。でも黒崎の田村選手(末弟)
が食らいつき、同時にタスキリレー。
8位入賞争いは中電・富士通・
三菱重工で混沌。あれ伊豫田選手が
被ってた白い帽子どこ行った?

トヨタは服部選手に優勝の
フィニッシュテープを切らせるため
アンカー7区に配置しました。
最後にサングラスを外した。
久しぶりの優勝となりました!
服部選手と監督だけじゃなくて
ラストレースの大石選手も胴上げ。
最高の花道になりましたね!
2位争いは風で苦しむHonda
木村選手に旭化成の市田選手
(区間賞とのこと)が迫るが
Hondaが逃げ切りました。
黒崎播磨が4位と躍進!
入賞争いについては三菱重工が
すぐ抜け出してNTT西日本と
Kaoの6位集団に割り込み
9位以降とは距離ができたので、
あっさり決着しました。
向かい風で選手の脚がなかなか
前に進まない場面もあったけど、
5位GMOを捕らえる。
ラスト勝負は1500mランナーの
三菱重工的野選手が勝って5位。
6位Kao、7位NTT西日本、
8位GMOまでが入賞。

9位で入賞を逃した富士通は
距離の短い東日本駅伝だと
強いけど、トラック組中心な
だけに本戦のように1区間
10km超えると辛くなる気がする。
九電工20位でコウメ動画の
「20位でした~」を思い出す。
去年と同じ順位じゃん、
次回も動画使い回せるじゃん!
(もう白塗り晒したくないか…)
その九電工、TBSのサイト見たら
「個性が強すぎて、一つに
まとまらないのが特徴です。
ニューイヤー駅伝くらいは
まとまって欲しいと願っています」
と監督?スタッフ?に言われとった。
他のチームは真面目なのに(笑)。
今年MGC特例でチーム数多いけど
来年の地区枠増減はどうなるんだろ。
まあ誰かマニアが調べてくれるはず
(←自分で調べるの面倒な奴)。

伊藤選手と相澤選手の並走も
しっかり見られたし、これで
今夜はぐっすり寝られるね!
…とはいかないのが1/1の夜。
翌日の箱根が気になって
なかなか寝付けないものです。
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