Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

最大の難敵は目に見えない

2022-07-19 | 走る若人が好き
世界陸上ですが連休中お出掛けしていたので
あまりリアルタイムで見てません。
見たのは男子20km競歩終盤と男子3000mSC
予選と男女のマラソンくらいですかね。
今年スマホを手に入れたので、後で宿泊先で
WiFi繋いでTBSの配信動画で追っかけてた。
ホクレン千歳も全然見なかったです。
後で結果見たら石原選手完全復活してた!
3障好きとしては故障してた滋野選手も
走れるようになって嬉しい。
(←いや3障好きならお出掛けせずに見ろよ)

男子20km競歩の終盤と男子3000mSC予選は
お出掛け先で例によって快活入って観戦。
他を見逃そうとも流石に3障だけは見逃せん。
テレビつけたら山西選手と池田選手の
一騎討ちになりかけてたところで、
最後山西選手が本当にこれ歩きなのかって
スピードで突き放して日本人ワンツー。
山西選手が3位の選手にお姫様抱っこ
されとった。軽量だからね!
住所選手も8位入賞だし日本勢強すぎ。
もうすっかりお家芸ですね。
日本でもそんなに競技人口は多くないと
思いますが結果を出し続けてるという
ことは指導陣も優秀なんだろうし、
メダルが獲れる種目ということで
サポート体制も力入ってるんでしょうね。
最初何で日本人選手4人いるのかなと
思ったらディフェンディングチャンピオンで
山西選手が出られるからだったんですね。
ということは次回大会も4枠か!

3障1組目は山口選手。パパいい笑顔。
山口選手はTwitterで選手村の様子などを
レポしてくれるので、毎日ありがたく
思いながらチェックしてます。
温かい保護者目線好き。
いやレース中にCM入れるなよ!
組と組の合間でいいだろよ!
3組目の青木選手の時もレース中にCM
入れられて、今回の快活では叫べない
部屋(完全個室でない個室)だったのに
キレて叫びそうになりました。
「顔に出ない」と織田さんにも言われる
三浦選手は2組目に登場。
上位の方では走ってましたが、敵なしの
国内とは違って世界の選手達は簡単には
勝たせてもらえず5着。着順突破できず
3組目待ちでしたが残念ながら敗退。
三浦選手予選突破の前提で決勝の日
仕事休み取っちゃったどうしよう。

三浦選手の敗因ですが、2週間前に
ストックホルムのダイヤモンドリーグ
出た後に一度帰国したことで調整に
失敗したんじゃないかなと推測してます。
そのままオレゴンに直行してたら
まだましだったかもしれませんが、
ただでさえ海外渡航に慣れてないのに、
7時間時差のあるストックホルムに
行った後にまた帰ってきて
16時間時差のあるオレゴンに出発
してるので、短期間で3回時差ボケ
起こすことになって体には相当負担だと
思います。また、機内では走れず
トレーニングもできないため
移動時間は体がなまっている状態で、
それがレース直前の大事な期間に
ざっくり10時間くらい×3回あると
なると、時差ボケ3回と併せて
デリケートなアスリートの体調には
かなり悪影響があるんじゃないかと。
いくら三浦選手といえどもキツい。
もっとも、オレゴンに早く直行したら
したでコロナに晒される確率が
上がりそうではありますが…。

そんなわけで100mサニブラウン選手の
快挙もリアルタイムで見てないです。
かつて日本人には不可能とも言われた
初の決勝進出で、織田さんも涙するほど
日本の陸上史に残る偉業というのに。
予選で9秒台っていうのも凄いですね。
次回は7位以上の順位を期待しちゃうし
本人もこれで満足せずそのつもりみたい。
短距離勢は他の選手も予選突破続出で
みんな調子がよさそうでした。
今回あまり話題になってないリレーも
期待できる?これ以上コロナが選手に
蔓延しなければという前提ですが…。
リレー練習してたら感染しそうで怖い。

そして今回も東京五輪に続いて
1500m田中選手と10000m廣中選手は
積極的に前を走ってました。
かっこいいわ。たぶん日本の陸上少女達の
憧れになってると思う。(少年も?)
海外の関係者にも「よく前を走ってる選手」
みたいに認知されてそう。
10000mは男女とも時間帯が悪くて
リアルタイム観戦はできなかったです。
男子10000mの方は、田澤選手は選考会の
日本選手権でよくなかったですし、
伊藤選手も直前に招待されたため
準備ができてなかった可能性もあり、
元々今回は経験を積む機会という
位置づけで、結果を求めるのは酷かなと
いう感じではありました。
3障トリオに紛れて行動してる達彦好き。
2位はヤクルトのワイザカ選手ですか。
そんな凄い選手日本に来てくれてるのか。
と同時に実業団の外国人選手は物差しに
なるというか、世界と戦うには彼らと
張り合える必要があるのが分かるね…。

男女のマラソンはコロナ感染続出で
鈴木選手・一山選手の夫妻と新谷選手が
出場できず。解説は日本の誰よりも
オレゴンを知る大迫選手、現役復帰前に
オファー決まってたのかな?
日曜に男子、西山選手愛妻家発覚(笑)。
星選手みたいに中学まで別の部活と
いうのは長距離ではそんな異色じゃない。
アメリカでMLBの試合見たかったか…。
星選手は出場者中最年少らしい。
遠方でも応援に行くというお母さんも
渡米、そして中野監督も渡米。
大八木さんと中野さんのツーショット
inオレゴンには笑った。
スタートしたら黄色い変なマスコットも
最後尾から走りやがった(笑)。
序盤は2人とも前方にいました。
星選手が遅れだすタイミングで
コニカの野口コーチのインタビュー。
選手時代思い出した。懐かしい!
3障トリオが給水のお手伝いと聞き注目。
しかしなかなか映らんし、映っても
ピント合ってなかったり後ろ姿だったり。
三浦選手の時だけ映って紹介された。
もし三浦選手決勝進出してたら誰が
借り出されたんだろう。競歩勢?
その西山選手はラップ選手のランニング
ストーカー(褒め言葉)と思いきや
抜いた。意識して後ろを走ってたそうで
ラップ選手は憧れでありヒーローだと。
涼しくて耐久戦にならないからか
上位の脱落や棄権がなく、優勝は5分台。
西山選手は13位、マラソン2戦目で
初世界陸上でペース変動食らって8分台は
健闘かなと思います。星選手は38位。
大迫選手より「日本の選手は海外経験を
増やした方がよい」とのお言葉。
鈴木選手出てたらどのくらいだったんだろ。
女子は翌日、日本勢は松田選手一人だけ。
逆に松田選手よく無事だったな…。
5kmあたりから見始めたら先頭集団が
ハイペースだったようですでに後方、
しかし諦めずにそこから一人で追い上げて
脱落した選手を粘り強く拾っていき、
入賞まであと一歩の9位でした。
走り終わった直後のインタビューで泣いて
謝ってたけど、まともな人格の人間なら
責めないと思うけどなー。
唯一の出場となって、のしかかる重圧は
相当なものだったかと思います。

日本選手団でコロナクラスターが発生して
しまいました。選手だけでなく監督コーチも
多く感染していて、一山選手と新谷選手は
たぶん別々に練習してると思うので、
不明だけど選手間というより指導者や
裏方のスタッフ達がウイルスを媒介して
しまった可能性も否定できないかなと。
同じ経路か他の経路か知りませんが
短距離選手にも広がってリレーもピンチ。
完全別行動だからか競歩は現時点でゼロ。
しっかりマスクしていたそうですが、
食事する時は外しますし(長距離男女で
仲良く食事する写真が上がってたように
選手あるいはコーチの複数人で食事する
ことも普通にあったと思われます)
目からもウイルスは入るというので…。
3障みたいに3人部屋だと1人感染したら
残り2人もほぼ確実に感染するよね。
もう競技終わった選手は早く帰れるなら
早く日本に逃げ帰った方が安全そう。
これ以上感染者を増やさないように
一緒に食事しないとか連絡をオンラインで
行うとか(選手団で緊急ミーティング
やったらしいけど、集まったんだとしたら
これでまた潜伏中の感染者から他の人に
広がったりしない?)しないと…。
また、陸連は「残念」だけで済まさず、
何故感染が広がったのか選手以外も含め
行動歴を洗い出して調査検証し、
今後の大会で同じ失敗を繰り返さないよう
検証結果を活かしてほしいです。
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