Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

竹茹温胆湯という漢方を知る

2019-02-16 | 日常or掲載計画
↑正式には茹は竹かんむりらしいけど変換されないので。

1月にたぶんインフルエンザに罹りました。
たぶんというのは病院行ったのが早すぎて陰性だったため。
39度近くまで熱出たし、寒気と頭痛もしたし、
逆に普通の風邪でよくある鼻水などは少なかったし、
周囲がみんなインフルだったのでたぶんインフルです。

学生ランナーが次々にインフル発症というニュースを聞いて
「箱根終わってほっとして罹っちゃったのかねえ~」なんて
他人事っぽく呟いてたら自分も罹った(笑)。
予防接種受けたけど普通に発症したしそんな軽くもなかった。
周りの予防接種受けた人達も次々にダウンしてまして、
今年に関しては私の周りでは予防接種に発症拡大防止の効果は
全然なかったです。型の予想外れたんでしょうかねえ?

2009年?あたりに新型インフルエンザが流行しましたが
インフルエンザになったのはあの時以来です
(あれも新型だから予防接種意味なかったですね)。
あの時は確か1日で熱下がりましたが今回は3日寝込みました。
病院でも陰性判定だったので解熱剤と咳止めしか貰わなかった。
実家で寝てましたが親だけは全然罹らなかったです。
昔流行した型で親は免疫持ってたとかなのかな?

病院の普通の咳止めの西洋薬がなくなった後も
しつこい痰とそれによる咳が残っていて夜目が覚める状態、
体が弱って油っこい食事を胃が受け付けない状態で、
漢方薬で何かいい薬がないかなと探してみました。
自宅にあるのは葛根湯、麦門冬湯、小青竜湯、五虎湯。
葛根湯は寒気が出る頃の発症初期に飲む薬だから違うし、
空咳じゃなくて痰が多いので麦門冬湯も違う、
水っぽい痰や鼻水でもないので小青竜湯も違う、
五虎湯ってほど激しい咳でもないし何か違う気がする…。

調べてみたら「竹茹温胆湯」という漢方がクラシエから
販売されていることを知りました。初めて聞く漢方でしたが、
インフルエンザ、風邪、肺炎などの回復期に熱が長びいたり、
また平熱になっても、気分がさっぱりせず、せきや痰が多くて
安眠が出来ないもの。
まさにこれじゃん!
消化を助ける作用のある生薬も入ってるらしいしこれで!
名前覚えづらいな…ちくじょうんたんとう?
とりあえずお店で濃いピンクの箱を探せばいっか。

さてドラッグストアに買いに行きましたが…ない。
3軒回ったけどありませんでした。
クラシエの風邪漢方薬シリーズは大抵のドラッグストアで
置いてあるので油断してましたが、葛根湯などメジャーな
ものしか揃えてなくて竹茹温胆湯はなかった。
3軒目で薬剤師に声を掛けられ竹茹温胆湯がないか聞いて
みましたがないとの回答。麦門冬湯なら置いてある
(竹茹温胆湯も麦門冬を配合している)と言われましたが
「痰が多いから違う」と薬剤師に口答え(笑)。
結局4軒目のセイムスで見つけました。期待しないで
行ったらあった。8包入りで1300円くらいだったかな。
ちょっと高いから本当は病院で処方してもらいたいけど
ただでさえ漢方薬出してくれる病院が少ないところ
竹茹温胆湯の知識がある医者が近所にいるとは思えん。

寝る前に飲んでみたら咳で目が覚めることなく
安眠できました!やるじゃん竹茹温胆湯!
薬のおかげか分かりませんが食欲も戻りました。
特にインフルや風邪の流行時期にはもっと多くの
ドラッグストアで置いてくれるようになると嬉しいですね。
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