Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

飛騨一人旅 3日目

2018-08-04 | 旅に出た
飛騨の旅3日目です。
午後に大倉滝に行こうとタクシーを朝予約しようとしたら
またも断られました。一応「その時間は出払ってるんで」との
回答でしたが、雰囲気からして遠くてイヤというのありあり。
バスがないとタクシーですら観光できないのか…。
というか岐阜県で山間部に住んでる人って、自家用車が使えない
ような時(運転できる大人が全員仕事で出掛けてるとか)に
遠くに移動したい場合ってどうしてるんだろう?
タクシー来てくれないわけでしょ?近所の人に乗せてもらうの?

下呂駅前からバスでまずは禅昌寺へ。
開門8:30となってるけど入れるまでには少し時間が掛かった。
450年前の池泉庭、萬歳洞庭園があります。
水が出る部分の石に黄色い花、左側は白いツツジやシャガで
真っ白。池は心字池です。「もし鳥になったら左側にある
平らな石に飛び乗って池を見下ろしたいなあ…」と思いながら
見てました。草がないともっと石組があるのかな?
境内には天然記念物の樹齢1300年の大きな杉もあります。
小雨が降ってきてバスに乗ったら本降りに。
道路見てたら高山観光に行くのか他県ナンバーの車が多かった。

この日のメインは小坂の滝めぐりです。
巌立公園入口バス停から巌立公園まで約15分歩きます。
ママチャリの集団いたけどレンタサイクルでもあんのかな。
下車時に止んでた雨が公園に着くとまた降りだした。
この後も晴れたり降ったり晴れてるのに降ったりの連続。
巌立の大岩壁も迫力あるけど、橋の下流側の小さい岩壁も
削れた模様が面白い。御嶽山の溶岩が柱状節理になったもの。
公園以外でも柱状節理の岩肌や渓谷が見られます。
滝見遊歩道に入り巌立峡の散策スタート。
木道から金属階段を上っていき三ツ滝。その名のとおり三段に
なってていい滝です。滝はスタート5分で見え始め上段が
見えるのも10分掛からないかな。ここでカロリーメイト(笑)。
スタート20分過ぎで行者橋から歩きやすそうな車道に出ました。
サル目撃。20分くらい歩くと途中川に下りられる場所も。
ちょうど晴れてたので川面がエメラルド色してました。
止まってると寒いくらい気温が低いのでカーディガン脱がずに
歩いてた(案内所で薪ストーブ焚くほど)。
あかがねとよ、からたに滝(両脇が柱状節理)はほぼ同じ場所。
スタートから1時間くらいで着いたかな。山ツツジも咲いてた。
帰り道は溶岩台地の散策路に行くか迷ったけど、バスの時間を
考えるとそこまで余裕がない(しかもそのバス最終)ので
帰りも確実な車道に。三ツ滝は車道からだとちょっとしか
見られないですね。35分くらい歩いて再び巌立公園に。
バス停に戻る際、「牛の鼻づら」と呼ばれる洞穴を一周して
お地蔵さんに祈願してみました。バス停は巌立公園入口じゃ
なくてひめしゃがの湯まで行ってみました。無料飲泉を試す。
炭酸泉で鉄の味、体によくてもたくさんは飲みたくない…。

バスが1~2分遅れていて小坂駅前でのJR乗り換えが
厳しかったので、小坂町バス停で高山行きのバスに乗り換え。
目の前のお店でえごまの五平餅買い食い。うめえ。
バスでうとうとしてたら高山市内で渋滞に巻き込まれてた。
どのみち大倉滝方面のバスには乗れなかったかも?
夕方近くで時刻表調べてない郊外に行くのは無謀だったので
高山の古い町並を歩きました。以前高山に来た時は高山陣屋や
町家建築やお寺を回ってたので寄ってないですね。
日本人も外国人も凄い人出。獅子舞が現れて各店を回ってた。
旧高山町役場の高山市政記念館、飛騨高山まちの博物館に寄り、
ホテルに着いたら目の前の道で祭り。「春まつり」というらしく
タイヤ付きの神輿に、不思議な音のする鐘をカランカラン叩く
子供たち。衣装もみんな昔風。

夕食難民にならぬよう開店すぐに郷土料理みかどに入り
飛騨牛炭火焼きと朴葉みそ焼き定食2000円。
ご飯、汁物、野菜の小鉢付き。飛騨牛は10切100gが出てきた。
最初は普通に炭火焼、その後朴葉の上に牛肉を載せ味噌と
混ぜて炭火の網の上へ。牛肉に火が通るのに時間が掛かる。
食べてみると焚き火のような焼けた葉と味噌の香りが広がる。

アルファーワンは三次以来2回目。やっと普通のホテル(笑)。
浴室はいまいちでした。温度調節が難しく、カーテンに何か
問題があるのか2日連続で外を濡らしてしまったので。
コインランドリーは洗濯洗剤なし200円、乾燥30分100円。
前日買った洗剤が役に立った(苦笑)。4泊全て洗剤なしか。
早く使い始めたので他に使用者はいなかったです。


《写真ブログ記事》
岐阜県・下呂 禅昌寺
岐阜県・下呂 巌立峡
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