Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

世界の国からコニャニャチワ

2015-12-11 | 旅に出た
梅雨時の話ですが、大阪に用があって行ってきました。
観光シーズンじゃなかったのに意外に混んでた新幹線。

京都駅乗換で千里丘駅で下車して昼食。
ちょっと道に迷いかけてオランダ料理のアウデ・カースへ。
メジャーな国だけど意外と少ないオランダ料理店。
こちらではパンネンクックを食べることができます。
クレープみたいに薄いパンケーキですね。
ランチではトッピングにゴーダチーズ、オランダシロップ、
ハム、ベーコンを選べます(ランチ以外だと他にもある)。
ゴーダチーズとベーコンを選びました。同額1,000円で
パンネンクックをミニサイズ(といっても直径20cmくらい
あるので満腹になる)にしてサラダとスープが付く
ランチセットにしました。この日のスープはマッシュルーム。
サラダ塩辛かったけど現地もそうなのかな?

腹も膨れたところで万博記念公園に行きました。
千里丘駅からですとモノレールを使うより、茨木駅まで1駅JRで
移動して、近鉄バスで日本庭園前まで行く方が効率的です。
バス停から少し歩いてまずは公園内の日本庭園に。
当然新しい庭園で、メインは築山のある大きめの池泉庭。
これは江戸期大名庭園っぽい雰囲気ですが、他にも平安期庭園を
イメージした泉と滝、中世庭園をイメージした洲浜が設けられて
います。泉は池から岩が突き出す感じで一番好きかも。
洲浜庭園は洲浜に石が点在してて枯山水の石庭みたいになってる。
いずれも「単独の本格派庭園を何か所か作ったぜ」ではなく、
公園に自然を模した水辺・水路がまずあって、水辺・水路または
その脇を利用して庭園要素を混ぜたって感じがしました。
逆に自然的風景と日本庭園の近い関係を考えさせられるというか。
はす池の蓮の花は数えるほどでした。花しょうぶ田は見頃。

実は日本庭園より楽しみにしていた国立民族学博物館にも入館。
重い荷物は無料ロッカーに放り込みます。展示は2階、写真撮影可。
世界の文化大好きなので気づいたら300枚近く撮ってた(笑)。
いきなりオセアニア展示の星を目印にした航海術や離島への人間の
広がり方に食いついてしまい時間が掛かってしまった(笑)。
装飾品や衣装なんかはどのエリアもあるから見比べると面白いです。
アメリカ(勿論トーテムポールが)、ヨーロッパ、アフリカ、
イスラム(メッカのアラビア文字絨毯?がド迫力)、音楽(オーボエの
ようなダブルリード楽器って世界中にあるんですね)、言語、企画展示
(アムール川流域のナナイの文化)、南アジア(人気なのか新展示
増やしたからか人多い)、東南アジア(お寺再現が煌びやか)、朝鮮と
興味のある地域・時代や展示物もあるけど閉館までの時間もあるので
なるべく時間が掛からないよう注意して見学。
中国の少数民族の衣装可愛い!そしてお目当て本命の中央・北アジア。
衣装や飾りに大興奮!天幕はトルコ系もモンゴルも両方展示。
おお、ウズベキスタンにもこたつあるのか!
北アジアから自然にアイヌに移ってラストは日本という流れ。
時間があったのでもう一度中央アジアに戻るも、足が疲れて痛くなって
しまいました。しかし中央アジアコーナーには椅子がないという…
(ゲルに入って休みたかったぜ…)。展示エリア外に映像コーナーが
あったので、足を休ませながら北アジアの音楽とか聞いてた。
ミュージアムショップも世界各地の小物にワクワクでしたが、
高かった(可愛いスプーン1,000円以上)ので何も買ってないです。

自然文化園のあじさい園や森林は歩いてる暇なかったですが、
折角なので太陽の塔を真下から見上げてきました。
梅雨時もこの日は晴れ。やっぱり晴れの日に見た方がいいですね。
夏の花の花壇やルピナスガーデンを通っておしまい。
ちょうどJリーグのガンバ大阪の試合の日だったようで、近くの
スタジアムがサポーターでいっぱい、鳴り物も響いてました。
ずーっと太鼓叩き続けられるってめっちゃ体力あるなあ。

帰りの京都駅でドクターイエロー目撃して鉄ちゃんでもないのに
興奮(笑)。進行方向左側に座ってたら、滋賀県内で夕日の左右
外側に虹色の雲が現れて幻想的でした…が、後ろの席の人が
靴脱いでて足の臭いが漂ってきて雰囲気ブチ壊し(笑)。
足の臭いって前の座席まで結構届くもんです。皆様もご注意を。
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