四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

谷垣総裁

2011年11月12日 | 政治活動

 朝7時半に家を出て、京都に向かう。
 綾部鉄工組合の60周年記念誌に掲載する対談の日程調整をお手伝いさせていただき、数ヶ月かかったが、なんとかうまく完了させることができた。
Photo Dscf3007 Dscf3011  最初は写真撮影とちょっとしたコメントだけで仕方がないかと思っていたが、中身のある素晴らしい対談となり、同席させていただいていて、大変勉強になった。

 12時から、自民党府連青年局の役員会に出席。13時半から、《京都自民党青年セミナー》を聴講した。

 谷垣禎一総裁にもお越しいただいた。野田総理のTPP参加表明を受けて、公式の場での総裁の“初コメント”であったため、マスコミが多数押しかけていた。

Dscf3023  総裁は、今の時点でのTPP参加には慎重であるべきだと野田総理の参加表明を批判された。

 「TPPは実質的には日米FTAに過ぎない。日本の参加は日米同盟をアピールすることにはなるが、今後の日本の成長にはアジアの取り込みが欠かせない。中国、韓国、東南アジア諸国、インドなどの動きを見ながら、今は片方に寄らず、国内の意見をしっかりまとめ、自由化によって出てくる影響を見極める時期ではないか」と述べられた。

 「交渉参加だけなら良いのでは…」と言われることについても、過去の歴史を振り返り、こうおっしゃった。

 細川政権がウルグアイラウンドに参加した後、羽田内閣が二ヶ月で崩壊し、村山自社さ政権となった。与党になった自民党は約6兆円のウルグアイラウンド対策費を予算化したが、細川政権は全く無策だった。

 細川政権が交わした条約を批准する際、自民党は「国際的に署名したものをひっくり返せない」と考え、いろんな意見はあったが批准した。

 交渉参加するということは一定の妥結をしていくということであって、政府が国際的に妥結した結果を国会で批准する際に否定するのは、日本の国際的信用から考えて、相当難しいという感じを持っておられるようだった。
Dscf3030  18時からは舞鶴市内で、《谷垣禎一推薦議員連盟》の総会が開催され、出席させていただいた。

 役員改選では、高橋秀策舞鶴市議が会長に再選され、綾部からは木下芳信議長が副会長に、高倉武夫副議長が事務局長にそれぞれ新任されることが決まった。

 府北部の首長さん方にもお越しいただき、山崎市長にもご出席いただいた。
Dscf3044Dscf30761  地元に帰って、マスコミも入っていないという気楽さからか、いつになく、谷垣総裁が力の入った踏み込んだ発言をされた。
 議員連盟の皆さんとも、改めて団結を誓い合うことができた。


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