10時から、グンゼ集蔵での《有道佐一回顧展》オープニングに出席。
有道佐一氏は、明治29年、志賀郷の篠田町に生まれ、その後38年に山家の東山町に移り住む。
19歳の時、写生旅行で山家を訪れた鹿子木孟郎に見出され師範学校を中退。門下生となり、ひたすらデッサンに努める。
40歳渡仏、パリを中心に創作活動中にパリ画壇の気鋭であっ
たジャコメッティに才能を認められ、ピカソ、マチス等の巨匠が会員だった美術サロンの一員となり、日本人で初めで絵を納めた。
帰国後は、あらゆる画壇や団体の誘いを
断り続け、山家の自宅にこもって、比類のない画作を続け、昭和58年、87歳で永眠する。
11月6日(日)まで、グンゼ集蔵(綾部市青野町)で開催されています。(入館料:500円)
『山家村』という作品は、山家城跡から上林川に少し下ったところから見た、山家の美しい自然とあたたかい光が生き生きと描かれています。