四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

張り子のちょうちん

2011年11月30日 | 論評・研究

 朝7時半から京都で、毎月の若手政治家の皆さんとの朝食勉強会に参加する。
 他の方々は京都市内および周辺市からなのだが、僕だけ一人北部なので、家を6時に出て参加している。

 ただ、多少無理はしても、京都府の府庁所在地が京都市であって、京都市を中心に回っている以上、京都市内の議員さんとのパイプも構築していかなければならない。

 先日、選挙のあった大阪の話題にもなった。

 《大阪都構想》は、いまだ観念的構想の域を出ない。具体論にすると賛否が出てくるので、あえて詳細は作られていないのだと思う。

 いわば、“張り子のちょうちん”のようなものだが、この“ちょうちん”は灯りを入れると、“大阪都”ではなく、“首相公選”という文字が浮かび上がる。

 橋下氏は国政に足をかける際には、このキーワードを掲げるだろう。

 日本の議会内閣制首相は足元がぐらつきやすく、任期も短い。これでは決定や決断ができない。橋下氏はもう少し強力な権限を持つ“首相”を目指しているのだと思う。

 日本の場合は、衆議院議員でなければ首相になるチャンスはない。(参議院議員でも憲法上問題はないが、なった例はない)

 一方、アメリカの大統領には、上院議員、下院議員に加えて、首長(州知事や大都市の市長)からの道もある。

 知事や大都市の市長はその地域では“大統領”のようなものだ。「国政はなぜこんなにも決まらないのか」という不満から、首相公選への期待が膨らんでいってもおかしくない。

 日本の国を骨組みから変えるような改革が求められているのだろう。

 綾部に戻り、午後は横山巌先生の葬儀に参列。たくさんの方と一緒に最後のお別れをさせていただいた。

 夜は、12月10日の自民党政治経済懇談会の料理や席、進行の打ち合わせのため、梅原事務局長、熊谷会計とホテル綾部で協議。
 参加人数が予想以上に伸びており、どうしたら良いか、ホテルの皆さんと共に頭を悩ませた。

 その後、市長選の際に事務所に毎日詰めてもらった上原はるかちゃんの結婚を祝う会に出席した。


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