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人類学のススメ

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文化人類学の本13.文化人類学の考え方

2013年01月23日 | H4.世界の人類学者[Anthropologist of

Yoneyama1968

文化人類学の考え方 (講談社現代新書 152)
価格:¥ 663(税込)
発売日:1968-06

 この本は、元京都大学の文化人類学者・米山俊直[1930-2006]さんが書いた文化人類学の入門書です。1968年に、講談社現代新書152として、講談社から出版されました。

 本書の内容は、以下のように、全6章からなります。

  1. 文化人類学とは
  2. フィールドワークの話
  3. 人間関係の幾何学:親族名称と親族組織
  4. 文化のしくみ
  5. 文化の進化
  6. 現代の研究

 なお、巻末には附録として、「読書ガイド」が掲載されています。

 著者の米山俊直さんは、1930年9月29日に奈良県で生まれ、1954年に三重大学農学部農学科を卒業し、1956年に京都大学大学院農学研究科修士課程を修了します。京都大学大学院では、農林経済学を専攻しました。1956年には、イリノイ大学社会人類学部助手に就任し、1960年には京都大学に復学して1961年に京都大学大学院農学研究科博士課程を修了しました。

 1961年に京都大学農学部助手・1965年に甲南大学文学部助教授と移籍しますが、1971年に母校・京都大学教養学部助教授に就任し、1981年には京都大学教養部教授・1992年に京都大学総合人間学部教授に就任しますが、1994年に京都大学を定年退官します。

 その後、1997年に大手前女子大学学長・2000年に大手前大学学長に就任しますが、2004年に退職しました。2006年3月9日に死去しています。


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