ポンドの上げ足が速いのは意外です。ポジションカバーが先行している状態では、理由も何もあったものではない場合もあり、9連騰目の本日も底堅い展開です。
すっかり一目均衡表の日足雲に入りこんだ相場は、本日も躊躇なく陽線を伸ばしています。
めぼしいレジスタンスといえば、雲の上限である1.5785前後を除くと、遅行スパンの上に控える当時の雲の下限となる1.5734程度しか目先にはありません。
こうなった以上は押し目買いしかできない状況ですが、雲の下限となる1.5620前後でポンドを買い、1.5550割れで一旦はストップというイメージです。今日一気に雲の上限に届くとは思えませんが、1.5780ではポンド売りを置き、1.5830を越えるようなら一旦はストップです。まだ下落トレンドが潜在的に残っているなら、しばらく雲の中での推移を想定します。
さて、ドルのインデックスが79.50水準に差し掛かり、ここを割り込むとドル売りに拍車がかかりそうです。個人的にはこの水準を下限にもう少し揉み合う方が、今後の動きの中で方向性が出そうな印象を持っています。
浅野