ForexTVジャパンの浅野です。
昨年は大変お世話になりました。本年も一層のご支援を頂戴できますよう、頑張ってまいります。
さて、本日はご挨拶までということに致したいのですが、本年もユーロがテーマになりそうです。ただ、対ドル相場は今後、広めのレンジを繰り返しながら上値が重いような展開となる中で、基本的にはあまり視界に入ってこない例えば、ユーロオージー、ユーロニュージー、ユーロカナダなどのマイナークロスでユーロ売りが進みそうです。
チャートを見ても、下落相場開始以降、2011年は大きく揉み合いながら市場最安値を伺う展開でした。しかし、2011年の揉み合いを下に放れたように見えるものがあり、油断は禁物です。あまりお勧めできるペアではありませんが、ミソは、ドル高でもドル安でも、ユーロと各通貨の変動割合が常にユーロが安く展開すればトレンドを伸ばすことができます。個人的にもまだイメージは取れていませんが、今日の流れでドル安を想定した場合、ユーロの上昇率よりオージー等の上昇率が高ければ、ユーロオージーは下落し、ドル高を想定した場合、ユーロの下落率がオージー等の下落率を上回っていれば、これまたユーロオージーは下落することになります。
僅かな金利差を求めつつ、ユーロよりは安全な資源国通貨がターゲットになりそうな、これまでの印象です。
ForexTVジャパン
浅野