山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

7月の花・白馬大池まで☆小蓮華山@新潟百名山№16

2014-07-20 | 〇新潟100名山(上越)
今回の山旅では
名前がわからない花を含めると
50種以上になりました。
登山口との高低差が大きく
目的地の高度が高いからでしょう。
歩みが遅いわけです。
初めての花との出会いは
天候に左右されない山の楽しみの一つです。
蓮華温泉から白馬大池と
白馬大池から小蓮華山という
2つに分けて報告します。
それでは森林の中をご案内いたします。
他の山でもよく見る花は
名前だけのご紹介とします。
ベニバナイチゴ(赤)
イワカガミ(ピンク-赤)
シラネアオイ(紫)
ハクサンコザクラ(紫)
エンレイソウ(他)
ネバリノギラン(他)
モミジカラマツ(白)
ゴゼンタチバナ(白)
ツマトリソウ(白)
シロバナニガナ(白)
ミツバオウレン(白)
ツボスミレ(白)
ギンリョウソウ(白)
サンカヨウ(白)
ミヤマカタバミ(白)
ユキザサ(白)
ウラジロナナカマド(白)
コケモモ(白)
タカネバラ(赤)
バラ科の落葉低木
本州中部以北や四国の高山に生える

登山道のすぐ脇に咲いていました。
至仏山で見て以来ですが
初めて写真がきれいに撮れました。
イブキジャコウソウ(赤)
シソ科の小低木で草のように見える
高山や日当たりのよい岩地、
時には海岸にも生える

植物全体に香油を含んで芳香があり
和名はその香りに由来する
タカネナデシコ
ナデシコ科の多年草
本州中部以北の高山の岩の間に生える
カワラナデシコに似るが
背丈がやや低く
花は大型で花弁の周縁は著しく細く避けている

終わりかけの花とつぼみがついた1株が
天狗の庭にありました
ミヤマムラサキ(青)
ムラサキ科の多年草
本州中部以北の高山の砂礫に生える

雪国植物園で見たエチゴルリソウの仲間です。
薄いブルーも上品でいいですね。
ムシトリスミレ(青)
タヌキモ科の多年草
北半球の寒帯に広く分布し
日本では高山植物として有名である
葉面から粘液を出して小昆虫を捕える
食虫植物である
花の形がスミレに似ているのでこの名がある

何枚も撮ったのに1枚も
花にピントが合っていません。
オオバミゾホオズキ(黄)
ゴマノハグサ科の多年草
本州中部以北の日本海側・北海道・南千島・サハリンに分布し
細長い地下茎を伸ばして
山間の湿地に群落をつくる

黄色の花が少なかったのですが
この花はたくさん咲いていました。
タカネスミレ(黄)
スミレ科の多年草
タカネキスミレとも呼ばれる
本州中部以北・北海道・サハリンなど
東アジアの寒帯に分布する
高山の日当たりのよい砂礫地に生える
キバナノコマノツメに似るが
全体が強壮で赤みを帯び
葉はずっと大きく厚みがあって光沢がある


スミレは種類が多いのでわかりにくいですね。
ズダヤクシュ(白)
ユキノシタ科の多年草
日本各地をはじめ中国やヒマラヤにかけて
温帯の針葉樹林中に広く分布する
喘息のことをズダという地方があり
この植物が喘息にきくのでこの名がついた

キヌガサソウ(白)
ユリ科の多年草
本州中部の深山に自生する
輪生した葉の形を
昔、貴婦人が用いた衣笠に見立てたことから
この名がある

花の色は黄白色か薄紅色だが
ここではほとんどが白でした
この縁の色を薄紅色というのでしょうか。
調査中の花の内
名前が一番知りたいもの

花の形が変わっているけど
オオバギボウシ
でしょうか?
初めての北アルプスなので
名前を間違えているものも
あるかもしれません。
もし間違えていましたら
遠慮なくご指摘ください。
ありがたく訂正いたします。
花編part2につづく


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