山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

初めてのウラシマソウ@弥彦山№331

2017-05-13 | 弥彦山の足跡 5月
最近の弥彦山はトレーニング中心で
新しい花や珍しい花もあまり見当たらず
地元の山野草を楽しむことを
忘れかけていました。
久しぶりに追加する植物は
ウラシマソウ
サトイモ科の多年草

日本固有種で
本州・四国を中心に北海道や九州にも分布する
日陰地に生え、高さは40~50cm
葉は多数に裂けていて長い柄をもつ
雌雄異株
苞の中で伸びた付属体の先端が細く糸状に伸び
その姿を、浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて
この名がある

以下は
弥彦山の花図鑑に既に掲載済みのもの
ツクバネウツギ
スイカズラ科の落葉低木

オオイワカガミ
イワウメ科の多年草

ガクウラジロヨウラク
ツツジ科の落葉低木

ヒロハテンナンショウ
サトイモ科の多年草

最後に
数年前から不明だった
実のようなものの正体がわかりました。
楢芽林檎五倍子(ナラメリンゴフシ)

ナラリンゴタマバチの虫えい(虫コブ)でした。
コナラなどの枝の先端にある
リンゴのような実の形をした虫こぶのこと

スッキリ

この日の弥彦山は
山頂部だけに雲がかかっていましたが
花の種類が多く大満足でした。
end


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