山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

大日杉登山口⇒眼洗清水☆飯豊山9月中旬@日本百名山№54

2021-12-19 | 54飯豊山(秋)
飯豊の星と呼ばれるイイデリンドウは
咲き終わり、尾根道の紅葉にはまだ早い
9月中旬に飯豊本山を目指し
1泊2日の山旅に出かけました。
新型コロナの感染は未だ治まらず
県外に出かけることは躊躇され
新潟県と山形県・福島県の境にあること
夏の暑さと秋の寒さを避け
快適な山旅となることを第一目的とした
選択でした。
深田久弥さんの
日本百名山より
飯豊という個性的な山名で、私は古くからこの山に心を惹かれていた。
しかしそれは大へん不便で、普通ではちょっと行けないように印象された。
もちろんここに言うのは、神社のある飯豊本峰だけでなく、
その背後に連なる厖大な山塊のことである。
事実そこには道がなく、幾晩も露営の覚悟が必要であった。
現在は
迷うこともない登山道が整備され、
飯豊山頂付近では携帯電話もつながり
秘境感は薄らぎましたが
どの登山口からも日帰りが困難で
布団の用意された山小屋もなく
それなりの準備が必要であることに
変わりはありません。
今回の山旅に先立ち、3つの登山口から
日帰りで様子見をさせてもらい
上り下りが最も楽だった
大日杉登山口から出発します。
眼洗い清水までは、以前のブログ
飯豊連峰・地蔵岳編にありますので
早回しにいたします。
まず、登山者の中で2人がとても印象に残り
後で、登場しますので
名前を付けておきたいと思います。
ゆっくりと着実に進む年配の登山者
ザックが黄色だったので、イエローさんとします。
歩くスピードが速く、休みが多い
のこぎりタイプの若年登山者
ザックが青色だったので、ブルーさんとします。
この3人で地蔵岳までの急登を
眼で応援しながら登りました。
計画時点での予想通り
前回の真夏と比べて
ペースが速いのに、水の消費が少ない
快適な上り坂になりました。

スターート

気温は18℃
大日杉の案内板

前回は暗くてブレたため再掲
ざんげ坂

長之助清水

御田の杉

滝切合より
右が地蔵岳・中央が飯豊本山

切合小屋までの道

おおむねアルファベットのCを右下から
時計回りに進む
地蔵岳(標高1539m)

ここで3人目が登場し
ザックが大きかったのでビッグさん。
飯豊本峰で折り返し
切合小屋まで戻り泊まるとのこと
タフで元気な人でした。
飯豊山(東向きのお顔)

かたらいの丘

看板のみ撮影
眼洗い清水(標高1440m前後)

地蔵岳より約100m下る鞍部にある。

気温は21℃
ここまで登山口より3:20と
前回より大幅に時間短縮し
予想通りです。

気の早い紅葉
つづく


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