飯豊の星と呼ばれるイイデリンドウは
咲き終わり、尾根道の紅葉にはまだ早い
9月中旬に飯豊本山を目指し
1泊2日の山旅に出かけました。
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新型コロナの感染は未だ治まらず
県外に出かけることは躊躇され
新潟県と山形県・福島県の境にあること
夏の暑さと秋の寒さを避け
快適な山旅となることを第一目的とした
選択でした。
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深田久弥さんの
日本百名山より
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飯豊という個性的な山名で、私は古くからこの山に心を惹かれていた。
しかしそれは大へん不便で、普通ではちょっと行けないように印象された。
もちろんここに言うのは、神社のある飯豊本峰だけでなく、
その背後に連なる厖大な山塊のことである。
事実そこには道がなく、幾晩も露営の覚悟が必要であった。
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現在は
迷うこともない登山道が整備され、
飯豊山頂付近では携帯電話もつながり
秘境感は薄らぎましたが
どの登山口からも日帰りが困難で
布団の用意された山小屋もなく
それなりの準備が必要であることに
変わりはありません。
今回の山旅に先立ち、3つの登山口から
日帰りで様子見をさせてもらい
上り下りが最も楽だった
大日杉登山口から出発します。
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眼洗い清水までは、以前のブログ
飯豊連峰・地蔵岳編にありますので
早回しにいたします。
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まず、登山者の中で2人がとても印象に残り
後で、登場しますので
名前を付けておきたいと思います。
ゆっくりと着実に進む年配の登山者
ザックが黄色だったので、イエローさんとします。
歩くスピードが速く、休みが多い
のこぎりタイプの若年登山者
ザックが青色だったので、ブルーさんとします。
この3人で地蔵岳までの急登を
眼で応援しながら登りました。
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計画時点での予想通り
前回の真夏と比べて
ペースが速いのに、水の消費が少ない
快適な上り坂になりました。
スターート
気温は18℃
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大日杉の案内板
前回は暗くてブレたため再掲
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ざんげ坂
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長之助清水
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御田の杉
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滝切合より
右が地蔵岳・中央が飯豊本山
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切合小屋までの道
おおむねアルファベットのCを右下から
時計回りに進む
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地蔵岳(標高1539m)
ここで3人目が登場し
ザックが大きかったのでビッグさん。
飯豊本峰で折り返し
切合小屋まで戻り泊まるとのこと
タフで元気な人でした。
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飯豊山(東向きのお顔)
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かたらいの丘
看板のみ撮影
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眼洗い清水(標高1440m前後)
地蔵岳より約100m下る鞍部にある。
気温は21℃
ここまで登山口より3:20と
前回より大幅に時間短縮し
予想通りです。
気の早い紅葉
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つづく
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