山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

弥彦山 2013-10① アサギマダラ・ノコンギク・シオガマギク・ナンブアザミ・サラシナショウマ・センブリ・オヤマボクチ・ホトトギス

2013-10-11 | 弥彦山の足跡 9・10月
今年は10月だというのに
夏日もある暑い秋です。
弥彦山でも時々見かけるのですが
この日は
ゆっくり遊んでくれました。
人懐っこいアサギマダラです。

アサギマダラの名前は
福島県の西吾妻山のふもと
グランデコスキー場で知りました。
アサギ=浅葱色(新撰組の羽織の色)
マダラ=胴体の斑点
ゴンドラ山頂駅近くに
まとまった生息地があるようです。

日本で生息する唯一の<渡り>をする蝶で
2000kmほどの長い距離を渡るものも
いるそうです。
日本では
主に夏に見られるようですが
10月まで新潟にいて大丈夫なんでしょうか?
風をうまく使って
ホバリングするように飛ぶのを
見上げると
青空と浅葱色が溶け合って
黒っぽい模様が強く印象に残ります。
とても美しい蝶でした。
ノコンギク
キク科の多年草
日本各地の山野に生じる

ヨメナとの区別が難しく
ヨメナは湿気を好むので山の上には少なく
冠毛が多いのがノコンギクだそうです。
たくさん咲いていたので
花のあとも確認してから
花名を最終確定させたいと思います。
シオガマギク
ゴマノハグサ科の多年草
アジア東部の温帯に広く分布する
山地の日当たりのよい草地に生える
 
花は終わりかけでした。
輪のように咲いていると
トモエシオガマと区別がつきにくい
ナンブアザミ
キク科の多年草
本州の山地や草原に生える
岩手県南部地方に因んで名づけられた

アザミとしては花が小さく色も地味です。
サラシナショウマ
キンポウゲ科の多年草
アジア東部の冷温帯に広く分布する
日本全土の山地の樹下や草原に生える
若い葉は茹でて水にさらし味をつけて食べられる

(再掲載)
センブリ
リンドウ科の多年草

道路わきの草刈りで
危ない場所に咲いていました。
来年も咲いてくれるでしょうか。
オヤマボクチ(開花)
キク科の多年草

葉は蕎麦のつなぎになるようです。
(おまけ)
ホトトギス
ユリ科の多年草
日本各地の山地に広く分布する
紫色の斑点をホトトギスの胸の斑点に
なぞらえて名づけられた。

野生ではなく植えられたもののようなので
おまけとしました。
end


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