テングの頭付近にて、バイカオウレンが
咲き競っていました。
もっと下でも見かけましたが、これが
この日一番の咲きっぷりでした。
バイカオウレン
キンポウゲ科の多年草
葉の形がウコギに似て
ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)ともいう
日本原産で、本州・四国に分布する
山地から亜高山帯にかけて林の下に生える
*
上りでは
意識しなかったので見落としましたが
帰り道にテングの頭付近にて
テングナギがのぞける場所がありました。
高低差はあるものの、広さがないので
驚きも今一つでしょうか。
∨
恵那山を見上げ
緩やかな笹原の道を進むと
次第に傾斜がきつくなり
登山道のすぐ脇の残雪を見て
シラビソの若木の林の中の道を
ゆっくり登れば
前宮ルートとの分岐に着きました。
テングの頭から約1時間です。
∨
この先は
長い山頂部につけられた平坦な道を
枯れ木が林立するところや
二乃宮社から
祠を順番にたどり
途中、
恵那山最高点の標高2191mに
立ち寄り、
恵那山山頂2190mを
1mほど見下ろし
前宮ルート分岐から20分で
避難小屋が立つ山頂手前の広場です。
ここで休むと
しばらく動けなさそうなので、そのまま
立派なトイレ脇から木道を歩き
*
恵那山奥宮本社が見えるとすぐ
恵那山山頂です。
前宮ルート分岐から30分でした。
先客は4名ほどで
展望台に上がっても、展望はありません。
∨
混んではいないけれど狭いので
避難小屋まで戻り、昼食休憩にしました。
*
建物に奥の岩場からの展望がよいと
書いてあったので、上がってみましたが、
遠くの山々は雲に隠れ
残念ながら何も見えませんでした。
天候次第ですが
ほとんど展望がなかったことで
コース全体に地味な印象です。
∨
この日、最後の最後の下りの
富士見台パノラマコースの最高点にて
やはり
遠くの山々は雲に隠れていました。
富士見台に足を延ばすのは取りやめです。
∨
深田久弥さんの
日本百名山より
*
その山頂を辞して、高低のある長い頂稜を辿り、神坂峠へ続く尾根を下った。
その夜は峠の近くの小屋に泊り、翌朝そこからすぐ近くの富士見台を散歩した。
広々とした高原で、夏は牧場になる。その原から幾度も私は恵那山を眺め返した。
雪を点綴した頂の長い恵那山は、まるで長城のように悠然とそびえ立っていた。
∨
∨
車を止めさせてもらったお礼に
山小屋で、ノンアルコール飲料と
ピンバッチを購入しました。
恵那山のバッチは売り切れで
富士見台のバッチは人気がないのか
たくさん残っていたので、
購入したら
ご主人に大変喜ばれました。
∨
上り:神坂峠⇒鳥越峠⇒大判山⇒テングの頭⇒分岐⇒山頂
0:40⇒ 0:40⇒ 1:00⇒ 1:00 ⇒0:30
下り:山頂⇒分岐⇒大判山⇒鳥越峠⇒神坂峠
0:30⇒1:30⇒0:40⇒0:40
上り合計:3:50 下り合計:3:20
萬岳荘のご主人には
早いねえと褒められました。
*
この日の歩数:38,826歩
高低差は少ないし、歩き易い道だったので
あまり疲れはなかったけれど
距離が長かったため
歩数を見て驚きました。
∨
この後の寄り道は
山頂を極めたことよりも
感動!あり
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます