山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

弥彦山 2014-6☆ミヤマヨメナ・エビネ・ケキツネノボタン・クロバナエンジュ・オオキンケイギク

2014-06-12 | 弥彦山の足跡 6月
新潟は梅雨入りしてから
天気予報は曇りや雨なのに
けっこう晴れ間もあって
割と快適な気候です。
畑のサヤエンドウの白い花が終わり
きゅうりの花が咲き始め
ほうれん草は食べられるほど
大きくなりました。
弥彦山の水辺に
1年前の今頃にも咲いていた
ミヤマヨメナ
キク科の多年草
日本固有種であり
本州から九州に分布し
山地の林の中に生える
ミヤコワスレの原種とされる

淡い紫色の花が水辺によく合います。
花が全開していると
もっと早く
ヨメナの仲間と判ったでしょう。
1年間のお蔵入りでした。

エビネ
ラン科の多年草
各地の山林などにごく普通に生じる

環境がよかったのか
すくすく育って
30cm以上の大株でした。
花は複雑な形をしていますが
終わりかけで
うまく花のアップが撮れませんでした。
ケキツネノボタン
キンポウゲ科の多年草
路傍や溝の脇などの湿地に生える
痩果は金平糖の形になる
野原に生えて
葉がボタンににていることから
この名がある

茎に毛が見られたので
ケキツネノボタンにしました。
クロバナエンジュ
別名:イタチハギ
北米原産のマメ科の落葉低木
日本へは大正時代に渡来し
砂防用に植栽された

スカイラインのすぐ脇に
たくさん咲いていました。
電波塔のメンテナンスの時
作業用の車が止まるところです。
色が濃いので目立ちます。
オオキンケイギク
北米原産のキク科の多年草
繁殖力が旺盛で
在来種に悪影響を与えるため
特定外来生物に指定され
除去活動を実施した自治体もある

弥彦山へは
クロバナエンジュと一緒に
侵略してきたようです。
ガマズミ
スイカズラ科の落葉低木
材は堅いが小さいので
つまようじなどをつくる

以前の写真より
きれいに撮れたので
インデックスの写真を差し替えます。
弥彦山の花インデックスが
とうとう
200種を超えました。
end


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