山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

5月下旬の花@浅間山☆日本百名山№30

2014-06-10 | ◇日本百名山 花のまとめ +道具
浅間山の
湯ノ平はすり鉢状なので
鳥の声が響きます。
数少ない判るもののひとつ
カッコウが鳴いていました。
花の季節にはまだ早かったのか
もう遅いのか
草すべりまで
花は見られませんでした。
草すべりにて
ハクサンイチゲ
キンポウゲ科の多年草
日本の代表的な高山植物
北半球の山地高原に広く分布する
花弁はなく
ガクが5片あって花弁状に見える
 
数は少なかったのですが
咲いてる花はみんな元気でした。
キジムシロ
バラ科の多年草
東南アジアに広く分布し
日本各地の山野に普通に見られる

普通にたくさん咲いていました。
イワカガミ
イワウメ科の常緑多年草
亜高山帯以下の岩場などに生え
短い根茎は横にはう

1ヶ所だけでしたが
色が濃いのに驚きました。
ショウジョウバカマ
ユリ科の多年草
山地の湿ったところに生える

終わる寸前の花がいくつか
見られました。
湯ノ平にて
ヒメイチゲ
キンポウゲ科の多年草
低地から高山帯に生え
高さは5~15cm
直径1cmほどの白い花を1個つける
花弁状のものはガクである

あまり日の当たらない道の脇に
一株だけひっそりと咲いていました。
カラマツの新芽

遠くから見ると微妙な緑で
この色を見れたので
この時期で良かったかなと
自己満足です。
浅間山の
岩にしがみいついて咲く2種
ミネズオウ
ツツジ科の常緑小低木
北半球の寒帯に広く分布し
本州中部以北の高山帯に生える
茎は細く地上をはうように伸び
多数に分岐する

樹林帯の切れ目の辺りから
まとまって咲いていました。

コメバツガザクラ
ツツジ科の常緑小低木
生育場所はミネズオウとほぼ同じ

形状も葉も似ているので
近寄って花を見ないと区別しにくい
米のような葉の形がかわいらしい。
最後に
浅間山の現在到達可能な最高点
トーミの頭から望む前掛山

最後までご覧いただき
ありがとうございました。
end


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