山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

南国ムードも自粛ぎみ 天城山 日本百名山№13

2013-01-01 | 13天城山(春)
2011年5月
丹沢山の疲労が残る翌日は
電車とバスを乗り継いで
伊豆の天城山まで遠征です。
天城山とは
伊豆半島の中央部に連なる山脈の総称です。
最高峰:万三郎岳
標高1406m
深田久弥さんの
日本百名山より
天城のいいところの1つは見晴らしである。
煙を吐く大島を始め伊豆七島がそれぞれの個性のある
形で浮かんでいる海を眺められるし
いつも真正面に富士山が大きく立っている。
山の好きな人だったら富士山の左に遠く
南アルプスの山々が連なっているのを見落さないだろう。
ネットで時刻表を調べて
横浜から長い電車の旅は
その地域の老若男女を
乗せては降ろし
海岸沿いを走ります。
やはり
富士山が大きく見えてくると
旅の喜びが膨らみます。
伊東からはバスで
登山口のある天城高原ゴルフ場まで
行く予定でしたが
9時発のバスがなくなっていました。
バス会社の伊豆急の窓口で
東日本大震災のためかと聞くと
そうではなくて
もともと決まっていた減便だそうです。
次のバスは10時発ですから
少し遅すぎる気がして
タクシーの運賃を聞くと
レンタカーを借りれるくらいの値段でした。
せっかく来たので
少しでも長く山にいたいと
しかたなく
タクシーでゴルフ場まで行くことに
運転手さんにはたいへん喜ばれ
バス乗り場の場所や
帰りのバス時間の確認
トイレの場所まで案内してくれて
登山口の真ん前で降ろしてくれました。
天城縦走路入口の
登山口出発は9時半過ぎ
植林された林をしばらく行くと
少し下る道となり分岐点があります。
直進すると万三郎岳
左に曲がると万二郎岳
ガイドブックの通り左へ曲がると
徐々に坂が急に
林も南国ムードとなり
1時間ほどで
万二郎岳に到着です。
林に囲まれ展望はありません。
つづく