ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoが綴るブログ。バリ島旅行記とスペイン旅行記だったのですが、最近は色々増えました。

22年GW奄美大島02_古民家に泊まる。アダンと海みる宿

2022-05-22 14:30:28 | 沖縄・奄美

Fukunosukeです。

 

今回は現地4泊、3か所に泊まりました。空港についてレンタカーを借りだしたのが3時半を過ぎていたので、すぐに宿に向かいました。最初の宿は伝泊というブランドが運営する古民家民泊。チェックインは赤木名という場所にある「まーぐん広場」というコミュニティ施設で行います。

ここがまーぐん広場。廃業したスーパーの建物を改装した施設です(泊まるところはここじゃありません)。

 

施設の中はお土産や物産品売り場があったり、ちょっとした食堂があったり。観光客、地元の人のコミュニティスペースになっています。

 

 

チェックインが済むと、スタッフが先導する車で宿まで案内してくれます。実際に泊まる宿は佐仁集落というところにあり、まーぐん広場から車で15分くらい。奄美大島の北の突端、グレーの丸印の所です。

 

車を停めたら先導車のスタッフさんが荷物を運んでくれます。力持ちだなあ。ところでここですか? 何もないですけど。。。

 

伝泊ののぼりを発見。この奥か。すごいな

 

ありました。ここが今日の宿です。伝泊は古民家を改装し宿泊施設としています。ここはその一つで「アダンと海みる宿」という名前がついています。いい名前だー。

 

「伝泊」というくらいなので、奄美の伝統的な家屋の造りはそのままにしています。例えば石の上に建てた柱はそのまま梁まで達し強度を確保する方式で、これはバリ等の建築様式とも似ているんだそうです。また高床にすることで湿気やハブ(!)、害虫の被害を防ぐとともに、台風の風を床下へも逃がす効果も考えられているそうです。泊まりながら奄美を学ぶ。これはすごい。

早速お邪魔しまーす。今日一日、ここが我が家となります。

 

中は結構広い。88平米あるそうです。最大8人まで泊まれるので合宿気分で利用したら楽しそう。

 

寝具は布団が用意されています。そういえば畳は琉球畳じゃないですね。なるほど沖縄じゃないんだ。

 

確かに馴染みのある懐かしい感じ。

 

廊下の突き当りには「読み処」という事務スペースがあります。Wi-Fiもあるので、ワーケーションならここでできそうです。

 

ダイニングキッチン。いよいよ合宿所みたい。明るい雰囲気でいい感じです。

 

キッチン設備は充実。十分な火力のIHのヒーターもあるし、

 

ひと通り調理家電は揃っています。

 

食器、カトラリーもたっぷり8人分。2人で泊まっても食器はたくさん使うのでありがたい。

 

こんな風にさり気なく野の花を活けてあるのも生活の場という感じでいいです。

 

洗面台。こういう所はちゃんとホテルライクにきれいになっている。

 

お風呂はまた懐かしい浴槽。でも床やカランは今時風でうまくバランスをとっています。

 

建物の裏には、洗濯をしたり濡れた水着を干したりするスペースが設けられています。洗濯機まである。

 

タイトルになっている「アダンと海みる宿」の由縁ですが、庭に部屋からそのままアクセスできるデッキが設けられていて、

 

デッキ側から建物を見るとこんな。右の樹がアダンという植物です。田中一村の絵で有名。僕にとっては沖縄というより奄美のイメージの植物です。

 

デッキの先はこの様に海岸につながっています。

 

晴れていればこの方角に夕日が見えたんですよねー。今日は残念。

 

貝や珊瑚を拾ってきてランプの周りに置いてみました。

 

おや。ヤドカリさんでしたか。失礼しました。

 

 

古い家をそのまま使うところと、快適に滞在できるように手を入れるところのさじ加減がよくて快適です。沖縄によくある古民家カフェにそのまま泊まっちゃう感じ。事前に予約すればデッキでバーベキューもできるそうです。

このままで十分住めます。奄美移住を考える人はこういう所でお試しするのもいいかも。人生変わるかも。