Fukunosukeです。
大都会 by Cristal King。
の、ど真ん中にある日枝神社。初めて来た。とってもきれいな神社でした。
で、その日枝神社の裏というか麓に「山の茶屋」というお店があります。hiyokoが前から来たいと思っていたのだそうです。
いやすごい。東京の真ん中に、時代も場所もずれまくりのこんなお店があるなんて全然知りませんでした。
席は全て個室。政治家の先生が集いそうな匂いがプンプン。
で、何を食べるのかというと、鰻料理なんだそうです。この日はお昼の鰻ランチを食べました。
まずは胡麻豆腐から。
続いて鰻の肝焼き。脂がのっているのが分かります。おいしい。
鰻の白焼きは、串に鰻を巻きつけるように刺して焼くこの形が倶利伽羅に似ていることから倶利伽羅焼きというのだそうです。倶利伽羅もんもんのくりからです。
おお。超おいしい。
お食事はうな重ではなくて、鰻のかば焼きとご飯が別々に出てきます。お酒好きの政治家大先生(誰?)への配慮か。
超おいしいです。そんなにあちこちで鰻を食べたことは無いですが、これまでで一番好きかも。脂のよく乗った鰻はサイズが大き過ぎずちょうどよい量。ふわっとしてとろっとした焼き方も完璧。どこまでも角のないまろやかなたれはどこまでも上品。
ご飯はおひつでくるのでお替り自由。結局ご飯に乗せてしまった。
ご飯は固めに炊いてあり、たれをかけた時にべちゃべちゃにならない様になっています。鰻とご飯を口に含むと鰻はさっと溶けてなくなり、口の中に鰻の味と白飯だけが残ります。ご飯が固いのでよく噛んでいると、最後にご飯の甘みと鰻の味が相まって何とも言えない美味しさになります。
水菓子は梨でした。
食ったー!
鰻というのは、慣れ親しんだ味、焼き方、食べ方というのがあって好みは人それぞれ。どこが一番というのは決められないものですが、僕はここ一番かも知れない。美味しかったー。この日の午後中ずっと鰻の旨味が口の中に残り、何とも言えない口福感がありました。