goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

奥多摩ドライブ(後編:兜家でお昼ご飯)

2008-10-23 07:17:28 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


奥多摩は開発が遅れていると書きましたが、それでもいくつか
気の利いたお店はあります。ざっとあげると、

  黒茶屋(炭焼き料理)
  橙々庵(和食)
  茶房むべ(喫茶)
  雙柿庵(蕎麦)
     、、、等々は、それぞれ個性があっていいお店です。


今回の兜家は、“気の利いた”という感じではないですが、
わらぶき屋根の大きな母屋と山菜料理が魅力の旅館。泊まった
ことはないのですが、何度もここでお昼ご飯を食べました。
今回も日帰りなのでランチ利用です。





どうやらこの辺が“兜”らしいですよ。





玄関の横には蔵がある。やっぱり庄屋さんかな。




    立派な玄関。
    




昼食は、大広間でいただきます(法事なんかに使い勝手良さそう)。




    窓の外は随分いい眺めです。これでも東京都なん
    ですよねー。
    




    これがその山菜料理(一部)。本当に、山村の田舎
    料理なんですが、味付けが優しく柔らかで美味しい
    んです。
    




    我々の父親世代に「こんなもの食べた」と言えば、
    「そんなもの、金を取って食べさせる料理か!」と
    怒られそう(笑)。でも美味しいと思うんだけどな。
    



    “みず”という山菜で、この辺では珍しいそうです。
    そのありがたみは分かりませんでしたが、あくが
    なく、食べやすくて美味しかったです。
    



    ヤマメは脂が乗って美味しい時期。うまかった!
    



hiyokoもゴキゲン。体の中からきれいになった感じがするよね。


hiyokoより:ここ、確かに滋味あふれていていいんですけど、これに
      トロロ芋・じゃが芋炒め煮・お味噌汁・麦飯が付いて1人
      3300円なんです。それを高いと思うか、妥当と思うか。
      難しいところです。値段が少し上がっているし。でも、
      1年分の山菜をまとめて採って保存しているそうなので、
      仕方ないのかなー。         





    昨年改装したと言うので、食事の後、部屋を見せて
    もらいました。ここはデラックスタイプの居室。
    ふーん。ま、普通か。
    



    デラックスタイプの食事部屋。囲炉裏付き! 
    おぉ! これはいい!! ここでドテラとか着て、
    一晩中“だら呑み”してみたい!!!
    



    もっと驚いたのが部屋付きのバスルーム!
    これは快適そう!! さっきの囲炉裏と同じ部屋の
    設備とは思えない! ギャップが面白いです。
    



うーん。泊まってみたい。でも惜しいかな料金設定がチト高い。
↑この部屋で約3万円から。囲炉裏で炭火を使った料理のコース
にすると3.5万円~になってしまいます。
2.5万円くらいなら一度は試すのだけどなー。


でもやってみたい! 囲炉裏端での“だら呑み!”
都心から2時間で味わえる里山の一泊、かなり魅力的。


hiyokoさん連れてってよー。 囲炉裏端で昔話ごっこをしようよ!





奥多摩ドライブ(前編:予想外の“大きな旅”)

2008-10-21 12:40:53 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


10月19日(日曜日)、天気予報は「晴れのち曇り」。
オープンカーを満喫できる日は年にそう何度もないので、早起きして
奥多摩ドライブに出かけました。


ブログで奥多摩を紹介するのは初めてですが、実は結構“奥多摩
フリーク”なんです(数年ぶりなんだけど)。



中央道も久しぶり。予報通りいい天気です。



いつもは八王子ICから下道を行くのですが、今回は初めて
上野原IC経由(八王子より更に先のIC)で行く事にしました。



    ところがこれが大誤算。下道が土砂崩れ通行止めに
    なっていて、奥多摩湖の更に奥から迂回するコースを
    取ることになってしまいました。

    「小さな旅(by NHK)」のつもりが「予想外に大きな旅」
    になってしまいました。


    おいおいちょっとココどこよ!? すごい山の中。
    



、、、なんだけど、スゴーイいい感じ! 




我が家から2時間(法定速度遵守)で、こんな所まで来てしまいました。




ほう、今どきの案山子は、家族で農作物を守るのか。微笑ましい。
しかし、お父さんだけ伝統的案山子装束というのも、意味ありげ。




やっとこさ奥多摩湖まで辿り着きました。



    芦ノ湖の“海賊船”の様な無粋なものは浮いてません。
    

    というか、なんにもありません。



ウチのドライブの楽しみは、「直売所荒らし」 、、、やはり食べ物か。



まず一軒目では、新じゃがの味噌炒め煮とか、水菜とか徴収。




街道沿いに饅頭屋を発見。

ところがこれが評判の店らしくて、大福は予約で売り切れ。
仕方なく饅頭を物色。


    hiyoko:「これとこれとあれとそれと、いっぱいください」
    


    いっぱい買いすぎです。今週の朝食は、毎朝饅頭です。



直売所二軒目。



    hiyoko:「それとあっちとこっちと、いっぱいください」
    


    いっぱい買いすぎです。冷蔵庫がキノコだらけです。




奥多摩のいいところは、伊豆箱根や富士方面に比べ『開発度合いが
遅れている』こと。家から同じ時間で、“里山のど真ん中”を体感
できるので、僕は大好きです。




この日は、お昼ご飯を「兜家」で食べて、混む前に東京に向かい
ました(「兜家」は後編で紹介します)。
朝8時半に家を出発して、午後3時には都心まで帰ってきた。



急いで帰ったのは訳がありました。元部下の子が趣味の写真で仲間と
展覧会をやっていたので、渋谷の会場まで応援にやってきたのです。



    おー、なかなか立派。盛況です。僕の水墨画より
    断然才能ありそうだ。
    




ふぅ。なんだか忙しい1日の終わりは、お庭で豚しゃぶ。

神奈川県某所で手に入る「ハーブポーク」は、ニュー○イックの
黒豚より安いのに味は格上。ちょっとしたお気に入り。




    そうそう、山道で「通行止めの表示」に途方にくれて
    いた時、居合わせた地元のおじさんに道を尋ねたので
    すが、別れ際「これ持って行きなよ」と柿と柚子を
    貰ってしまいました。
    



    こういう人情に触れたの、久しぶりだなぁ。


    なんともいい1日でした。






後編は兜家を紹介します。

柴又帝釈天(後編)

2008-02-12 22:05:17 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


さて後半は食べ物編。


といっても、柴又でどこがおいしいなんて知りません。参道の
中ほどに、ごま油の香りが漂うお店があって、もう吸い寄せら
れる様に入ってしまいました。天ぷら屋の大和家。



いい雰囲気の店内です。そのまま寅さんの撮影に使えそう。



天ぷらは店頭で揚げています。これをやられちゃ、なかなか
素通りできませんよ。でも、雨の日は雨粒が鍋に入ったり
しないのだろうか。



揚げた天ぷらは、おばちゃんがつゆにつけて丼に乗っけて
いきます。



手前が上で奥が並。味は想像通り濃い目でしっかり。
浅草の大黒屋と似ているんじゃないかな。いかにも東京下町の
天丼という感じ。これはこれでとても美味しい。






食後のデザート。草だんご一気食い。


まずは亀家本舗。観光バス用の駐車場を設けていたり、
結構な大店です。



亀家の草だんご。お餅はコシがあっていい歯ごたえ。
あんこは甘め。ちょっと甘すぎるかなー。




高木屋老舗。僕がテレビで見た時は、このお店をとらやの
モデルと放送していました。




高木屋の草だんご。亀家よりあんこは小豆の味がしっかり。
甘さはやや控えめでちょうどいい。でも、お餅は亀家より
柔らかくて、フヤフヤした食感。



とらや。“とらや”ですが、映画のとらやとは関係ないようです。
映画の団子屋の名前を真似して「とらや」と店の名前を変えた
らしい。その後、映画では店の名前を「くるまや」に変えてし
まったという話も。ちょっとした攻防。



とらやの草だんご。んー。ちょうど亀家と高木屋の中間の味。
お団子に草の味が一番感じられました。でも、だからと言っ
てこれが一番美味しいわけでもない。微妙。



結局、個人的には、亀家のだんごにとらやの草の味を少し足し、
高木屋のあんこを組み合わせるのがベストのような気がします。
困ったな(笑)。


それにしても、寅さんの恩恵大とはいえ、どのお店も結構繁盛
してる。帝釈天の偉い坊様(笠智衆)といい、参道沿いで大儲け
する団子屋といい、「男はつらいよ」は意外に裕福な人々の
ドラマなんですね。なんか、寅さん世界の実像には、ちょっと
裏切られた感あり。あの映画で本当に庶民なのは、タコ社長の
印刷屋で働くヒロシ(前田吟)くらいじゃないのかな。


がんばれヒロシ。団子屋の跡取り(寅)はあの始末だし、
義兄の居ぬ間に婿養子に入って店を継ぐ方が将来あるぞ!

微妙なドラマになりそうですね。

柴又帝釈天(前編)

2008-02-11 15:36:21 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


日曜日。叔父の病気快癒祈願のお札をもらいに、柴又帝釈天に
やってきた。予想以上の賑わいにビックリ。



あ、あの鐘、映画で見たな。夕焼けのシーンで映っていた。



帝釈天に来たのは初めてですが、ずいぶん立派なお寺です。
笠智衆はこの寺の住職なんですよね。箒で庭を掃くシーンばかり
思い出すけど、とても偉い坊さん役じゃないですか。



参道には団子屋をはじめお店が並んでいますが、どこも繁盛
しているようです。これは飴屋さん。



棒状に練り伸ばした飴を、はさみでチョキチョキやってます。



こっちは煎餅屋さん。



この煎餅は何の形だろうと思ったら、寅さんの四角い顔なんだ
そうです。すごく硬い煎餅ですが美味しかったですよ。



こういうのは何屋っていうのかな。みやげ物屋? 
商売がいまだに成り立っているってすごい。



寅さんゆかりの地ですからね。だんご屋が何軒かあるのですが、
それぞれの店が“自分の店がモデルです”とか、“ウチの店で
撮影しました”とか自慢しています。


結局、どれが本当の「とらや(シリーズ後半ではくるまや)」の
モデルかわかりませんでした。



寅さん記念館というのがあります。あ、ここに入れば謎が
解けたかも知れなかったなー。




僕は、どちらかと言うと「男はつらいよ」は結構好きです(笑)。
テーマソングは二番まで歌えます。テレビ放送ではカットされて
しまう「冒頭の初夢シーン」を観たくて、映画館にも行きました。

でも、hiyokoは嫌いなんだそう。「人の善意や好意に乗じて
(甘えて)だらしなく生きている男」というのが許せないんだ
そうです。


寅さんも憎まれたものです。




帝釈天の裏側は、すぐ江戸川の河川敷。



そうそう。「矢切の渡し」ですよ。ボートピープル状態ですが。



後半では柴又グルメ、お団子屋もレビューします。

鎌倉散策の収穫

2008-01-16 00:24:16 | 日帰りドライブ
Fukunosukeです。


鎌倉散策後半。


お昼を食べて、小町通をブラブラ歩いた後、鎌倉山にある
噂のケーキ屋さんへ。

ちょっと変わった小さな建物が、目指すケーキ屋さんです。
「ホルトハウス房子の店 ハウス オブ フレーバーズ」といいます。



店内は壁が一面ガラスになっていて、鎌倉山を望めます。ほとんど
山しか見えません。「いったいここはどこ?」というロケーション。

鎌倉山の上には富裕層の立派な家が多いですが、この眺望を
求めたんでしょうね。納得。客席は3組でいっぱいになります。


カウンターの上にケーキが並んでいます。でもこれ、好きなものを
注文して食べられるわけではないのです。ここは持ち帰りか通販が
主体で、喫茶はその日のお決まりのケーキセットしか食べられない
のです。



これが噂のチーズケーキ。ホール(小)で5250円もします。
大サイズになると、なんと12600円、ケーキの値段じゃないです。

ちょっと買えないなー。


本日のケーキセットは、プチシューとコーヒー(又は紅茶)。

このセットで、なんと2650円。ちょっとどう評価していいか
わかりません。セット2つと、持ち帰りにレモンケーキを買っ
たら、8000円以上もかかってしまいました。

素材など厳選されているようで、それなりに美味しいとは思うん
ですけど、うーん。どうなんだろう。
どうなんでしょう、hiyokoさん。


hiyokoより:ここでいただくケーキは、販売はしていないので、
わざわざ行く価値はあると思いますよ。確かに抜群に美味しかったし、
量もたっぷりだし、それに飲み物もお替りできるし、ロケーションも
バッチリだし、、、と、とても満足できたと自分を納得させてます。。。
季節で変わるケーキと、あの景色を見にまた行きたくなるかも!



大町通りに面する魚屋さんへ。

普通の魚屋さんですが、美味しそうな地魚が沢山あったので、
夕飯の食材を調達することにしました。
葉山(佐島)産のタコ、黒鯛、かんぱち、カレイ、赤イカ
なんかを買ってみました。全部湘南で揚がったもの。


道を挟んで向かいにある市場で、生産業者直売の野菜を調達。

菜の花、里芋、サラダ用ミックスリーフ、ブロッコリーなど調達。


調達した食材で今夜の夕食。


お刺身類。魚体はすべて小振りですが、どれも鮮度がよく
美味しい。

鎌倉に住むと、こんな風に美味しいお魚が毎日食べられるんですね。
うらやましい。


タコは、オリーブオイル、少量のにんにく、パプリカ、胡椒で
マリネしてカルパッチョサラダ風に。

あ、ブロッコリーは自宅にあったもの。市場で買ったのは茎の色が
もっと濃かった。


でびらカレイ。要するにアタリメですが、美味しい。
天然のアミノ酸たっぷりの味がします。



ふきのとうとたらの芽の天ぷら。

※これは信濃屋で普通に売っていた野菜。味も普通でした。


ホルトハウス房子のレモンケーキ

出来たてはまだちょっとレモンの酸味ですっぱいです。でも、
この後1日、2日と経るうちに、味が馴染んで美味しくなって
きます。


うーん、鎌倉。見直した。

hiyokoより:もう少し暖かくなったら、のんびり鎌倉山あたりを
歩いてみるのもいいな。