今日(弘仁6年4月5日)は大師が徳一に「秘密の法門」を書写することの協力を求められた日です。
高野雑筆集に
「陸州徳一宛
摩騰(中国に仏教を伝えたとされる迦葉摩騰)遊バズンバ振旦久シク聾シ、康会(呉の時代にインドからきて仏教を広めた康僧会)至ラズンバ呉人長ク瞽ナラン。
聞クナラク、徳一菩薩ハ戒珠氷玉ノ如ク、智海泓澄タリ。
斗藪シテ京ヲ離レ、錫ヲ振ヒテ東ニ往ク。
始メテ法幢ヲ建テテ、衆生ノ耳目ヲ開示 . . . 本文を読む
華厳経巻第三十、佛不思議品第二八ノ一
「・・諸仏は念念のうちに於いて、悉く能く十の無尽智を出生したまふ。
何等をか十とす、
一念の中に於いて悉く一切の世界に兜率天より命終することを現ず。
一念の中に於いて悉く菩薩の出生を現ず。
一念のうちに於いて悉く菩薩の出家を現ず。
一念の中に於いて悉く一切の世界の道場に往詣し、菩提樹下に等正覚を成ずることを現ず。
一念の中に於いて悉く一切の世界に浄法輪を転ずる . . . 本文を読む
4月23日から29日まで永平寺 報恩授戒会です。
道元禅師報恩のために在家信者等を対象に1週間の授戒修行を行うものです。体験記を読むとなかなか素晴らしいもののようです。私も参加してみたくなります。僧侶も参加しているようです。
. . . 本文を読む
貧者の一灯の基になったお経です。貧母が乞食で得たお金で油を買い燈を燃やして仏を供養したところその燈か消えることなく輝き続けた。貧母は仏様から将来「須彌燈光如來」となると授記された・・というものです。
阿闍世王授決經
西晋沙門釋法炬譯
聞如是。一時佛羅閲祇國耆闍崛山中にあり。時に阿闍世王、佛を請う。飯食已に訖り祇洹に帰らんとす。王、祇婆と議して曰く。「今日佛を請す。佛、飯已に竟る。更に復た所宜」 . . . 本文を読む
今日4月3日(木)は石清水八幡宮の 御鎮座奉祝祭です。
貞観2年(860)4月3日、最初の社殿である「六宇の宝殿」が建立され八幡大神様が御鎮座された縁日を寿ぎ、御鎮座奉祝祭が斎行されます。
清和天皇の貞観元(859)年、南都大安寺の僧・行教和尚は宇佐八幡宮で八幡大神様の「吾れ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との御託宣を蒙り、亦、京・山崎の地に着いた8月25日に、再度八幡神の託宣があり、「 . . . 本文を読む
「 ああ弘誓の強縁、多生にももうあいがたく、
真実の浄信、億劫にも獲がたし、
たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。」(教行信証)
一体、自分は、どれくらい生まれ変わり死に変わり
流転しつづけてきたのでしょうか。
この世でお大師様の仏縁に出あうまで、長い長い間、暗闇の中をのたうちまわっていたのです。
しかし、お大師様の衆生済度の誓願の糸にいまやっと出遇いつかまろうとして . . . 本文を読む
今日は成田のみろく踊りです。以下成田市観光協会のホームページです。
「成田では毎年4月3日に、旧成田町を形成していた東町・本町・仲町・上町・幸町・花崎町・田町の7ヵ町でおどり花見が行われています。このおどり花見は、元禄年間頃から伝承されているといわれ、1964年に千葉県無形民俗文化財に指定されました。各町内には女人講と呼ばれる女性たちの集まりがあり、おどり花見は女人講によって行われています。7年に . . . 本文を読む
きょうは日光の強飯式です。これは「日光責め」ともいわれ、山伏が三升入りの大椀を持って「喰え喰え」と責め増田。寺のホームページには「この儀式を頂戴すれば七難即滅・七福即生、運が開けるといわれます。
期間:4月2日(火) 午前11時、午後2時
場所:大護摩堂」とあります。 . . . 本文を読む
桑名大福田寺で4月1日、2日は桑名聖天大祭が行われます。
1日:稚児行列・火渡り神事・福餅投げ
2日:伊勢大神楽(重要無形民俗文化財)・火渡り神事・福餅投げ。
桑名の聖天様は日本三大聖天(待乳山聖天・生駒聖天・妻沼聖天・弘明寺聖天等諸説あり)の一体といわれます。私も大昔にここの先住様に大変おせわになったことがありいまだに御恩返しをしてないことを恥じています。
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