福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は元三大師(慈恵大師)良源の出生の日

2024-09-03 | 法話

今日は元三大師(慈恵大師)良源の出生の日
元三大師(慈恵大師)良源上人は、第18世天台座主・天台宗中興の祖。
良源は延喜十二年912九月三日、近江国浅井郡虎姫(現在の滋賀県長浜市)に、地元の豪族・木津氏の子として出生。幼名は観音丸(日吉丸とも)。12歳で比叡山の理仙に師事、928年延長6年17歳で出家。尊意・覚慧・喜慶・相応・雲晴等に顕密二教を学ぶ。康保三年(966年)には天台宗最高の地位である天台座主になる。応永十六年(1409年)の『山家要記浅略』では、僧兵の創始者とされている。良源は、比叡山の伽藍の復興、天台教学の興隆、山内の規律の維持など、様々な功績から、延暦寺中興の祖として尊ばれている。弟子も多く、中でも『往生要集』の著者・源信(恵心僧都)は著名。朝廷からの諡号は「慈恵」であるが、命日が正月の3日であることから、「元三大師」の通称で親しまれている。「おみくじ」の創始者は良源だと言われている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日は天文変異があり朝廷・... | トップ | 今日は盤珪禅師示寂の日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事