「一切衆生心想異なるがゆえに業を作ることもまた異なる。むかしからよくいう、『心同じからざることその面の如し』という如く顔つきは十人十色、百人は百人、たとえ兄弟といえども傍らへよせてみるとちごうておる。それは心が違うからその貌も違う。一切衆生の心想すなわち心得ようが違うから十善十悪の業がみな違っておる。同じ善をしても百通り千通りちがう。同じ悪をしても百通り千通りちがう。一口にいえば悪の事業をなせば地 . . . 本文を読む
・仁王の国を治むるに封賞差あり。法帝の世を御するに摂引一に非ず。差あるは能治の不平にあらず、不一は還ってこれ所化の機の別れなればなり。(「真言付法伝」お陰が不平等なのは仏様のせいではない、受ける方の機根が相違するからである)
・人に愚と智とあり。器にまた頓と漸とあり。頓機は能く信ず、漸人はなんぞ得ん。(「真言付法伝」智がすぐれており深い信仰を持てる者はすぐにお陰を受ける。)
・洪鐘の響き 機に従っ . . . 本文を読む
「霊界通信」(スエデンボルグ)にでてくる霊界の叔父の証言
「供養をしてくれたことは霊界で生前のあらゆる行為が眼前に映し出され身の置き所もないほど悩みぬいていた自分を一条の光と共に救うこととなった。自分の前に供養している人々のぎっしり集う寺院があらわれ自分を悩ませていた夢魔幻影が消えた」
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