唐の禅僧、洞山良介（注）にある時僧がきたりて問ふ、「寒暑到来、如何か廻避せん（酷い暑さ寒さが来たとするとどうしのぐか）」。これは因果に対する不落・不昧の問答とおなじことです。廻避するのは不落の義です（つまり環境と自分とを分けて考えているのは迷いである）。・・洞山は之に答へていふ「何ぞ無寒暑の処に向かって去らざる。（暑さ寒さのない所へ行けばよい）」。僧の再質問は「如何なるか是れ無寒暑の処（暑さ寒さの . . . 本文を読む
日蓮上人（貞応元年（1222年）2月16日生まれ）は 弘安5年（1282年）10月13日)に没しています。
『立正安国論』です。よく国難に関する諸経を抜き書きしています。
「・・・
金光明経に云はく「其の国土に於て此の経有りと雖も未だ嘗て流布せしめず。捨離の心を生じて聴聞せんことを楽はず、亦供養し尊重し讃歎せず。四部の衆(比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷）、持経の人を見るも、亦復尊重し乃至供養するこ . . . 本文を読む
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