○モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番「狩」
○ピアソラ 4 for タンゴ
○フランセ 弦楽四重奏曲
○ドビュッシー 弦楽四重奏曲
○ドビュッシー 「小組曲」からワルツ(アンコール)
伊藤文乃、山本はづき(Vn)、池田美代子(Va)、レオニード・グルチン(Vc)
群響首席奏者による弦楽四重奏。昨年に続き2回目の演奏会になります。
今日は、後半がとても素晴らしかったです。
フランセは、とてもシンプルな曲で、明快で見通し良い演奏でした。1楽章途中での哀愁あるヴィオラ、2楽章で第2ヴァイオリンが同じフレーズを何回も奏するところが印象的でした。
ドビュッシーは、聴き始めて少ししたら、ドビュッシーの異次元の世界に引き込まれました。特に3楽章の美しい音楽に金縛り状態になってしまいました。
とても充実した演奏であったと思います。
モーツァルトは穏やか、またピアソラは血が沸き立つような熱い曲でした。
(高崎市文化会館)
素敵なお花もありがとうございました。
フランセとピアソラはあまりやらない曲なので、
本番もスリル満点でしたが、アクシデントもなく無事に終わってホッとしました。
モーツァルトとピアソラの曲調のギャップのせいか、
ピアソラの後のお客様の反応が「呆気にとられている」という風に感じましたが・・・。
ドビュッシーも気に入って頂けてよかったです。
3楽章はかなりシビアなので、緊張しましたが、何とか切り抜けられました。
来年も群響ともども宜しくお願い致します。
この間のドビュッシーも初めて聴く曲でしたが、とても気に入りました。
あとはR.シュトラウスを好きになれればよいですかねぇ。