○グリンカ 幻想的ワルツ
○チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
○ミルシティン パガニーニアーナ(アンコール)
○ラフマニノフ 交響的舞曲
山根一仁(Vn)、ニコライ・アレクセエフ/群馬交響楽団
とても感激的な演奏会でした。
チャイコフスキーは、淀みのない音色で終始堂々とした演奏でした。さらにアンコールでは、舌を巻くような圧倒的な技巧を披露し、あっけにとられるようでした。
もうこれで満足と思っていたのですが、ラフマニノフも良かったです。
初めて聴く曲だったので、あまり期待していなかったのですが、大音量で迫るところもあれば、1楽章の中間部での木管、続いて弦の合奏での哀愁味、そしてロシアくささを感じる曲想、聴き入ってしまいました。
満足、満足!
(群馬音楽センター)