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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2010-12-15 19:07:55 | 他の音楽

○モーツァルト 交響曲第40番 セル/クリーヴランド管弦楽団 1967年8月25日

○モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」 セル/クリーヴランド管弦楽団 1963年10月11、25日


40番は均整のとれた大変素晴らしい演奏と思います。

フリッチャイの40番が「哀しみ過ぎたシンフォニー」であったの対し、セルの40番はまさに「哀しみのシンフォニー」と言えるのではないかと思います。

1楽章で第1主題を提示し全合奏の後、また第1主題が出るところで、少しテンポと音量を落としていて、一粒落ちた涙にそっとハンカチを添える様子を思い浮かびます。3楽章の中間部の終わりでもテンポを落としていて、どちらも絶妙です。


「ジュピター」は、打って変ってトランペット協奏曲?と思わせるほどトランペットが目立っています。1楽章第1主題を2回提示した後の全合奏や終楽章の終わりなど目立ちきっています。


このジャケットの写真は1970年大阪万博の際の来日公演のもので、オリジナルは39、40番のカップリングでしたが、没後20周年に発売されたこのCDは40、41番のカツプリングでした。

Szellmozart4041

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3 コメント

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お久しぶりです。 (WFFKBK)
2010-12-18 02:34:06
お久しぶりです。
覚えていらっしゃいますか?フリッチャイ氏が好きな高校生です。

先日、フルトヴェングラー氏に詳しい方にお話しする機会があったので、その時にフリッチャイ氏とのことについて聞いてみました。
そしたら、フルトヴェングラー氏の生前に、ベートーヴェンの「運命」の演奏の仕方について尋ねたそうなんです。そしたら、フルトヴェングラー氏も、「そうすればいいのですよ。」と対話した、とおっしゃっていました。病気前の「運命」の演奏の録音が残っていないので、実際、どういう演奏だったのか、わからないのが非常に残念ですが、フリッチャイ氏がフルトヴェングラー氏にそのような相談をしていたことに、驚きました。

モーツァルトの40番ですが、自分はセル氏の演奏は聴いたのことがないので、いつか聴こうと思うのですが、私としては、最近チェリビダッケ氏のを聴き、感動しました。大変素晴らしく、テンポも、チェリビダッケ氏にしては珍しく、比較的早め(氏にしては、ですが。)で、しかし氏らしい演奏になっていて、非常に良かったです。
ぜひ、機会がありましたら、聴いてみてもらいたいです。

長々とすいません。これからも宜しくお願いします。
返信する
WFFKBKさま。お久しぶりです。 (信越線住民)
2010-12-18 18:29:41
WFFKBKさま。お久しぶりです。
貴重な情報をありがとうございます。フルトヴェングラーとは同じベルリンで活動していたことから親交もありましたが、そのような相談をしていたという話は初耳でした。
フリッチャイの「運命」の指揮は、判明している範囲で1949年6月ベルリンでのRIAS響の演奏会、1955年10月RIAS響との演奏旅行、それと1961年9月ベルリン芸術週間でのベルリン放響との演奏会とベルリン・フィルとのスタジオ録音がありますが、1949年と1955年の演奏の録音は残っているとの情報はありません。
おそらくトスカニーニのような早いテンポであったと推察されますが、フリッチャイが若い頃のモーツァルトの40番が予想に反して遅いテンポであったこともありますので、なんともわかりません。
返信する
そうですね。 (WFFKBK)
2010-12-22 00:50:25
そうですね。
やはり、病気前と後では違いがある曲とないのとありますから、なかなか推測できないですね。
しかし、フリッチャイ氏がフルトヴェングラー氏に演奏法を相談したのは、いつだったのでしょうかね。
その4つの中では、49年のがフルトヴェングラー氏の生前に行われた演奏ですが。
もしかしたら、全然別な時に相談したかも知れませんが。
いつか病気前の演奏会の録音が見つかるといいのですが・・・。
いろいろと教えてくださり、ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
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