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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日見たビデオ

2024-05-29 17:43:36 | 映画/テレビ
○オーケストラの少女(One Hundred Men and a Girl) ディアナ・タービン、レオポルド・ストコフスキーほか 1937年公開

以前、VHSビデオを持っていましたが、再生装置が壊れているので、DVDで買いなおしました。

失業トロンボーン奏者を父に持つ少女が、同じ境遇の100人の失業音楽家とオーケストラを結成、ユーモア、冗談、嘘と紆余曲折を経てストコフスキーが指揮するに至る物語です。
私たちの世代にはまだ現役指揮者でしたが、当時すでに55歳であったストコフスキーの指揮姿が見れるのは大変貴重なものです。格好いいです。
劇中で演奏されている曲(本番やリハーサル風景など)は次のとおりです。
・チャイコフスキー 交響曲第5番第4楽章
・ベルリオーズ ハンガリー行進曲
・ワグナー ローエングリーン第3幕前奏曲
・モーツァルト ハレルヤ リハーサル
・バッハ トッカータとフーガ(ピアノ独奏)
・リスト ハンガリー狂詩曲第2番
・ヴェルディ 椿姫から「乾杯の歌」
この中でも、ハンガリー行進曲やローエングリーンの前奏曲はとても迫力があります。それにも増して迫力があるのが「トッカータとフーガ」をストコフスキーが自宅でピアノで弾く場面で、鬼気迫るものがあります。
1937年と80年以上前の映像ですが、とても鮮明です。

なお、この映画をリメイクした映画「ザビーネと100人の男たち」(Sabine und die 100 Männer)が1960年12月ドイツで公開されていますが、このときの音楽をメニューインと出演こそしていませんがフリッチャイ/ベルリン・フィルが担当しています。
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