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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その94

2024-09-11 08:00:26 | フリッチャイ
○モーツァルト 「ドン・ジョバンニ」から「ぶってよマゼット」、「あなたがそんな敬虔な人なら」
セッション録音2種と放送録音、ライヴ録音各1種の4種があります。
(1) シュターダー(S)、ベルリン放送交響楽団 1957年1月18~22日(セッション録音、DG)(M)

(2) ゼーフリート(S)、ベルリン放送交響楽団 1958年9月15~26日、10月9日(セッション録音、DG)(S)

(3) ケート(S)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 1961年9月23日(SFB放送録音、ARTHAUS)(M)

(4) ケート(S)、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 1961年9月24日(ライヴ録音、Golden Melodram)(M)


演奏時間
 (1) 3’26+3’08
 (2) 3’38+3’10
 (3) 3’46+3’41
 (4) 3’46+3’48

演奏について
全曲についてはその15で触れましたが、今回はその全曲からのアリア(2)、(3)、(4)と別のセッション録音のアリア(1)との比較です。(1)はフリッチャイ、シュターダーともに几帳面で清楚な演奏と思います。(2)はより細やかな表現になっているように思います。ゼーフリートは(1)よりやわらかく包み込むような感じがします。(3)、(4)はベルリン・ドイツ・オペラの杮落し公演のゲネプロ及び初日の演奏で、(1)、(2)と比べ情感がこもっているように感じます。特に2曲目はテンポを遅めにとっていいます。ケートの歌声はかわいらしさの中に艶っぽさの秘めています。
コメント
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