○ショスタコーヴィチ 交響曲第５番 ムラヴィンスキー／レニングラード・フィル １９７３年５月２６日（ライヴ）
この演奏は、私がこの曲を最初に聴いた演奏です。確か、ＮＨＫのテレビ放送でした。非常に緊張感に満ちた雰囲気が、見ている自分にも伝わってきて、かたずを飲んで聴いていたのを覚えています。
戦闘的な１楽章と４楽章、一方で３楽章のロシア、ソビエトの厳しい風土を思わせ、初めて聴く曲でありながら、惹きつけられました。
その後、コンドラシン、アンチェル、バーンスタイン、ハイティンクとＬＰ、ＣＤを買っていきましたが、２０００年になってこの盤が発売され、当時の感激をまた味あうことができました。
