○ドヴォルジャーク レクイエム クロウボヴァー(S)、スィーロコヴァー(A)、プジェズィナ(T)、ヴォシェル(Bs)、トゥルノフスキー/群馬交響楽団、合唱団 2008年10月26日(ライヴ)
群響449回定期のFM放送をエアチェックしたもの。
この定期は、群馬テレビでも放送されました。群馬テレビでは、全曲を放送するつもりだったのでしょう、放送枠を1時間半に拡大していましたが、なぜか演奏時間が1時間半を超えてしまったため、第5曲をカットしての放送になりました。
私はドヴォルジャークが好きと言っていますが、実は声楽曲はあまり聴いたことがないのです。
レクイエムも、聴いたのはこの演奏会が初めてでした。
ということで比較することはできませんが、この日の演奏は大変素晴らしかったと思います。
出だしのレクイエム、合唱のあとホルンが主要な動機を吹きますが、まるで訃報のような悲痛な響きです。曲自体は活発な部分もありますが、全体的にはしめやかな気分で、思わず涙が出るようです。
ソプラノのクロウボヴァーさんの声はとても澄んでいて、この美しい曲を際立たせていました。
第10曲「主よ、賛美のいけにえと」では、池田さんのヴィオラ・ソロがあり、思わず感激しました。