○ドヴォルジャーク 弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」 スメタナ四重奏団 1987年9月13、15~17日
○ドヴォルジャーク 弦楽六重奏曲 スメタナ四重奏団 スーク(Va)、フッフロ(Vc) 1988年1月22~24日
スメタナ・カルテットのアメリカのレコードを聴いたのは、もう何十年も前のことです。おそらく旧録音の方と思いますが、当時、1楽章のヴィオラによる第1主題のアクセントが強すぎて、ちょっとどぎつく感じたものですが、今になって、それがオーソドックスと思えるようになりました。
六重奏曲は、ドヴォルジャークがブラームスの六重奏曲に刺激を受けて作曲したものと推測されています。
1楽章の主題は、とても人懐っこいメロティです。終楽章は変奏曲で、色々な表情を見せ、不思議な魅力を感じます。いつになったら終わるのかなと思ってしまうところがあります。