○バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番 ヴァルガ(Vn)、フリッチャイ/ベルリン・フィル 1950年1月5~15日
曲は、バルトークらしからぬ出だし、ロマンチックなハープの和音の歩みにのってヴァイオリンが抒情溢れる主題を奏します。映画音楽にも使えるのではと思います。しかし、曲が進んでいくうちにやはりバルトークの個性が前面に出てきます。
演奏は、フリッチャイ/ベルリン・フィルによる最強力なオーケストラが圧倒的です。この頃のベルリン・フィルはどの録音もすごいパワーがあります。ウァルガのヴァイオリンもこの圧倒的なオーケストラのパワーに負けることなく自己主張しています。
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