みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

ウォーレン・バフェット氏、米経営者への高額報酬を厳しく批判 -「非合理な慣習」と

2007-03-27 | CSR(企業の社会的責任)関連
「アメリカは○○○だ」と単細胞に断定する論者が日本にも多いですが、
(例えば『国家の品格』の著者が典型です)
それは知性の劣化を自ら証明することと表裏一体でもあります。

米投資家バフェット氏、HF投資と経営者の高額報酬に苦言(ロイター)
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200703020074.html

” 氏は、株主らに対し、企業幹部の報酬の改革を要求するよう呼び掛けた。
 同氏は、現在の「非合理な」慣習により、並みの最高経営責任者(CEO)
 に「天文学的な」報酬を支払っている、と批判した。
 同氏は、手数料の高い運用会社で投資して高いリターンを得ようとする
 投資家が増えている、との見方を示した。そのうえで、むしろ手数料の
 安いインデックス・ファンドに投資したほうがよい、などと述べた。”

アメリカの経営者の高額報酬は余りにも有名ですが、
報酬と功績、或いは社会貢献度は比例しません。
当然、その社会の構成員が監視して「最適化」すべきなのです。

このバフェット氏の「行動的な意志」「社会意識」は、
日本の投資家も学ぶところが多いと私は考えます。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ヘッジファンド投資への批判に関しては、
資産配分や運用戦略での賢愚巧拙が個々によって違うはずですから、
一概に同意はしませんが、有力な視点であるのは間違いないです。

間歇的に報道されるヘッジファンド破綻を概観する限り、
或いはヘッジファンドというものは、

「実は全然ヘッジできてないファンド」
の略称なのかもしれませんから。
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