-写真の部屋-

奥野和彦

お礼参り2

2023-12-14 21:00:59 | 光の籠


私はコロナ禍にあった時
仕事が出来ないのが
相当きつかった。外出制限のある中で
カメラをぶら下げて写真を撮りに行けるような所は
近隣の寺社仏閣が多く
その都度、情け無い顔をして
神様仏様に手を合わせていた事と思う。

やっと普通の生活が戻って来て
新年を迎える。
今、年賀状の為に回っている
神社はコロナの中で訪れたり
イベント仕事で訪れたりした場所であるが
手を合わせれば自然と
その節はお世話になりました、と
何とか元のようになりありがとうございました、と
念じているのものだ。

さて、昨日はゆず一個でそれはそれで素敵なお話だったが
今日は一個どころでは無い。
こちらの龍神様は両サイドに抱えていらっしゃる。
昨日といい、今日といい
「光の籠」のタイトルに相応しい光が写っている。
そしてそもそも、これが龍神様の姿なのかどうか、分からない。

お礼参り1

2023-12-14 01:15:09 | 光の籠


年賀状が大分来なくなったし
仕事関係はメールでは来るにせよ
ハガキはとうとう今年はゼロになった。
むしろ、出しても相手に気を遣わせるだけかと思い
もうハガキはウチも卒業しようかと
奥さんに相談したが、
いや、まだ出すと言う。

それでは、と思って
近所の神社の手水舎で
水を吹いている龍神様を写真に撮っていたところ
他所のご夫婦が来て
これを置きますよ、どうぞ撮って下さい といって
柚子を龍のそばに置いた。
神主の奥さんに今貰ったとかで
私の狙う写真では無かったが折角なので
それも撮らせてもらって
辰年なので龍を撮ってるんです。年賀状用に
と言ったら、
なるほど良いですね、ウチもそうしよう
と言って撮り始めた。