少年野球の練習グランドを取りに隣町まで。
いつもの小学校が使えなければ、
母親たちが奔走してグランドを確保する。
手続きをする体育館の前がこんなふうに田んぼで
さっそく覗き込む。なかなか姿を見せなかったくせに
やっぱり雨の日になると出て来るね。
田んぼには小エビや小ザリやオタマがいっぱい。
小雨の具合がとても良いので、一旦家に戻って
竿を下げて出直したけれど、もうすっかり雨が
上がって陽まで差して来たので釣りは早々に止め。
岸辺の杭の倒れたやつに”かめひろ”くらいの
ミドリガメの子。池で産まれたのか子ガメが放された
のか分からないが、かめひろに対してのような気持ちは
生まれない。
会社勤めだった頃、日々、整頓され清潔な建物の中で
胸や胃をいためていた頃に頭の中に描いていたのは
こんな田んぼの景色。今はすぐにでも逃げ込める。
甘ったれてるよなぁ、と思えるが
でも、その空気を電車1時間乗ってみんなのいる場所に
持って行くのもいいかな、とも考える。
そうそう、雨で水量が増えた川の杭に
誰かがしかけた大きなウナギとりのかご。
持ち上げてみたら、大きなウナギが2匹も入っていた。
今日仕事があったら、さっそく誰かに報告していただろう。