2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

【る】 ループで名高い清水トンネルと「特急はくたか号」

2015年02月01日 | ひとりごと


雪見をしようと上越線に乗る。新幹線でわずか20分程度のところ1時間50分かける。普段見える景色が別物のように見える。利根川の河岸の木々が降り続く雪に包まれる。

3月14日、北陸新幹線が運行を始めると越後湯沢発ほくほく線経由の「はくたか」が廃止になる。
長岡経由時代から数度金沢方面に乗ったり、直江津から輪行したりと思いで深い列車なのでちょっとさびしい。

湘南色の115系電車から水上で新潟色の長岡行き115系電車に乗り換え、清水峠越え。
後閑までは雪景色が楽しめたが、次第に窓ガラスは結露を始める。水上を過ぎると先頭車両が巻き上げる雪煙が窓を覆う。
まったく外が見えない。雪見にならない。ループトンネルを過ぎ清水トンネルを抜けるまでもなく雪国。

越後湯沢に着くと隣のホームに「はくたか10号(681系)」が入線していた。
渋いえんじのラインが落ち着いた表情で、新幹線にはない魅力がある。
再び雪を舞い上げながら長岡行き普通列車が出発して行った。



湯川さん、後藤さん、殺害される。
西欧的価値観の通じない世界があることを再認識。
憎しみの連鎖は願い下げだ。