2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

結城屋三俣支店の鰊蕎麦

2007年02月27日 | ひとりごと
寒い日には鰊蕎麦
しばらくはこれで行こう

今日2月26日は1936年安藤輝三大尉らがクーデターを起こした日
今話題の六本木美術館は歩兵第三聯隊の兵舎跡である。
部分保存されているが、ここから反乱軍が出動したのだ。
昭和維新という歌がある。現在の状況に妙に符合するのが気にかかる。


汨羅の渕に波騒ぎ
巫山の雲は乱れ飛ぶ
混濁の世に我れ立てば
義憤に燃えて血潮湧く

権門上に傲れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷を思う心なし

ああ人栄え国亡ぶ
盲たる民世に踊る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり

昭和維新の春の空
正義に結ぶ丈夫が
胸裡百万兵足りて
散るや万朶の桜花



歩兵第拾五聯隊御用達 一二三食堂

2007年02月24日 | ひとりごと
歩兵第拾五聯隊御用達の看板が店内に掛かる一二三食堂でお昼。高碕城のお堀端近く旧兵営近くなのだ。
ソースひれカツどんをたのむ。桐生の志多美屋の倍はあろうかという量。やっと食べる。(ぱくぱく食べつくしたという説も流布されているらしいが)
他のメニューもすごい。
JIA群馬クラブの第14回建築祭が始まる。
高崎市桧物町の会場でこども建築教室を開催する。
展示用ハニカムボードを使用しての手作り家具教室だ。
地元のこぎり屋さんを交えての企画。鋸を数本購入する。
同じ群馬でも前橋とは違う空気の街。3月4日の音楽センターでの行事が楽しみだ。

高麗亭のキムチ炒飯

2007年02月23日 | ひとりごと
夕飯は高麗亭のキムチ炒飯。
かずおさんにご馳走になる。
今もっぱら黒川紀章の都知事出馬が食卓の話題。

ずっと以前黒川事務所の設計マニュアルを見たことがある。
一番初めに「社長コンセプト」とあった。
ボスを所長という習慣はあるが社長という呼び方は初めて知った。
所長と社長の違いは微妙。
所長は建築士事務所の技術上の責任者。
社長は企業の経営者。ともにトップでありながら背負っているものはかなり違う。
もっとも両方背負っているが。

社長コンセプトは形になる以前の方針を表わしたものとするとデザインは社長はやらないことになる。
事務所に来るひとで建設業界の人は所長と読んでくれるが、一般の営業の人、経理事務所の担当者まで社長と呼ぶ。街の呼び込みも「社長さん」と呼ぶ。

自分の意識の中では「所長」であり続けたい。

山猫軒のカレーを食べ損ねる。

2007年02月18日 | ひとりごと


JIA保存問題東京大会に参加、お昼に萩原さんがおいしいといっていた山猫軒のカレーに挑戦しようと楽しみにしていたら休みでがっかり。近くに蕎麦屋さんで鰊蕎麦を食べる。鰊蕎麦が熱いそばのときは定番なのだが意外とどこにでもあるわけではない。あるとつい頼む。

会場は本郷の東大キャンパス。江戸時代からの建築が立ち並ぶ建築博物館のような地区だ。画像は法文1号館のアーケードだが日本ではないような印象の空間だ。茶褐色のタイル壁と石張りのエントランスを持つ構内の建築はコンドルを始祖とする日本の近代建築が対西欧の対抗手段として文明の同化する表現に傾注したことに他ならない。徳川幕府が結んだ不平等条約解消のために明治政府が欧風化政策をとった流れを継承するものだ。したがって欧風であるが欧州ではない空間でもある。その中にあって赤門と伊藤忠太の正門が異彩を放っている。

欧米追従の他の政策ともに日本を指導してきた層を輩出してきた東大の建築に現代の建築様式の混乱を見るようだ。住宅メーカーあたりも世界中から表層のみをパクッた奇妙な住宅を作り続けているのもこの流れの延長線上にあるような気がする。しかしわが日本民族は相当頑固でもある。日本中探しても玄関で下足を脱がない家庭はないのでは。田んぼの泥水に浸かっていたDNAは相当かたくなだ。

個人的にではこれら東大の建築が嫌いかといえば西欧への憧憬をがむしゃらに形にしてきた戦前の建築家のエネルギーには圧倒されるものがあるのも事実だ。幸いというか不幸というか地方育ちの身としては直接的な影響はほとんどないので呪縛にはまることはなさそうだ。

夕方シンポジュームが終わってから近所に住む娘を呼び出し、雨の中ふらふら御徒町までくだり夕飯を取る。就職活動中でいろいろ大変なようだが、それはそれで新しい体験を楽しんでいるようだ。体調も良いらしく結構パクパク食べていたので一安心。月曜日は母親と一緒にネズミーランドに行くらしい。時間を使い切っているようでまあ頼もしい。


冬の夜長

2007年02月13日 | ひとりごと
秋の夜長とは言うが冬の夜長とはあまり聞かない。
仕事を区切りをつけて一息。MIDIでナツメロを聞きながら残務整理。こんな曲を聴いているのかと若い連中に知られたくないから貴重な時間。
連休の最終日、もっとも今日も仕事なのだが明日からは世の中全部忙しく動き出す。二月も早くも中盤、一月より短く感じる。

週末はJIAの保存問題大会が東京であるので仕事はお休み。会場の東大は日本の建築アカデミズムの中心だから歴代の建築が残っている近代化遺産の宝庫でもあるのだ。昨年五月に初めて奥まで入ったのだが確かに不思議な建築がたくさんある。取り壊さないで現代建築を組み込みながら使い続けるのがこのキャンパスの流儀だ。おいそれと壊せない歴史を背負っているということか。

本郷界隈は江戸の面影の残る地域でもある。夜はちょっと飲みに出ようと思う。

法務局の地下の食堂

2007年02月09日 | ひとりごと
以前から気になっている食堂、法務局地下の食堂、入り口まで行く。
定食360円。とってもお値打ち(名古屋風表現、失礼しますのかわりにご無礼しますとか表現するらしい。) しかしどうもよそのお宅の台所に突入するような風情で挫折。今度は仲間を誘って突入しよう。

今日は設計の打ち合わせが3つの重なり出たり入ったりの状態。
夕飯を食べそびるといったところだが焼きたらこおにぎり、サンドイッチ、かつ入りおにぎりセット4個入り、肉まん、あんまんを午後7時から10時の間にだらだらと食べてしまった。
反省。

誕生日

2007年02月05日 | ひとりごと
2月4日は55回目の誕生日。
あっけなく過ぎる。
ぞろ目だといろいろこだわりがあるものだが四捨五入すると60歳かい・・・
銀行に就職した同期はもう定年だそうだ。
こちらはといえば仕事に忙殺されておちおち風邪なんぞ引いていられない。
先週は体調不良だったので今週は取り返せねば。


久しぶりの関越道で東京行き

2007年02月03日 | ひとりごと

遅れていた富士見台眼科の一年点検に関越道をしずしずとSAABをお供に向かう。設計の仕事が忙しいのと体調が悪いのとで東京方面へ長距離を運転するのは久しぶり。

工事のときに使っていたコインパーキングがマンションのショールームになっていて一瞬ドキリ。すぐ近くに駐車場を見つけ一安心。富士見台の駅前は駐車はおろか停車も出来ない狭い道路だ。しかし東京郊外の私鉄の駅前の風景は好きだ。小さいころ見た映画の残像か。なにかしゃれていてきれいなおねいさんが出てきそう。実際はむかしきれいだった人ばかり目立つのだが。

それはともかく点検は無事大した支障もなく終わる。この次はいつと訪ねられ2年点検ですと答えたらそれで終わりですかと問われ、いやいやぜひ大きな医院を建ててくださいとお願いした。しかし自分が携った建築はいつまでも気になるものだ。

とんぼ返りで渋川の住宅の基礎の配筋検査。ベタ基礎にもすっかり慣れてはきたが結構細かいところまで改善してきたものだと思う。いい基礎が出来ますよ。