2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

The Bar 林檎亭

2010年06月17日 | ひとりごと

The Bar 林檎亭が6月10日より営業を始める。

少し古風な名称のこの店のオーナーとは40年近い付き合いとなる。
最初に仕事として関わったのは敷島公園にあった「コーヒーショップアップル」の店装工事のときであった。
続いて本町の「スコッチハウスアップル」の増床工事、「旧林檎亭」、そして「スタンディングバー・アップル」を自分が開業して初めての仕事として任されることになる。その間、お店の一来店者として経営者、また営業のプロとしての生きざまを身近で見つめてきた。

60歳のときに店を譲り隠居生活と思われたが気力を回復し、また店を始めたいと春先に相談を受ける。
実際高齢者にはきつい仕事ではあるが今は生き生きとして現役時代以上に張り切っている。
店のつくりは「旧林檎亭」時代にもどしつつ、スコッチハウスのイメージを再現しながらさらに現代的な雰囲気を作ることにする。

郊外には目新しい店となったようで付近の大学生ら新規のお客様も早速来店いただいているようだ。
喧騒に包まれた居酒屋に飽きた層にはきっと好まれる店となると思う。

自分も60歳のひとつの区切りに近づきつつあるが、人生の最後をどのように締めくくるか。
人生の先輩の生きざまを見守りたい。


渋峠 天を駆ける

2010年06月06日 | ひとりごと

天候が安定していそうなので渋峠を目指す。
赤城も榛名も激坂ではあるが山頂までは登れない。渋峠はほぼ山頂に近い峠で国道最高点なのだそうだ。
早朝の吾妻線で万座鹿沢口まで輪行し草津へと向かう。天狗山を9時30分に出発しいよいよ渋峠を目指す。ひたすらペダルを踏む。
視界が開けていくと眼には空の青さが印象的に映る。万座の第一リフト降り口付近からは北アルプスをはじめまだ残雪を頂いた峰々がくっきりと望むことが出来る。やっと渋峠に到着し渋峠ホテルで昼食をとり長野県側に下る。横手山以外すべて眼下に見える。空を走っているような気分だ。

大好きな白樺と小さな湖沼群が目と楽しませてくれる。旧志賀高原ホテルで一休みし、熱くなったブレーキとホイールをかばいながら湯田中、中野、小布施、須坂そして15時50分に長野駅に到着しふたたび輪行前橋に帰着する。

30km近く登り続ける体力がいつまで維持できるかわからないがこの快感を又味わいたいものだと思う。


ルートの記録